アフガニスタンの建設事情
アフガニスタンは30年以上もの間、戦闘によって国が疲弊してきました。犠牲者は300万人にのぼるといわれ、政府や私営の建設物が数多く破壊され、国民は避難生活や不自由な生活を余儀なくされました。病院、学校、農業用の設備の破壊により、病人や子どもたちはテントで治療を受けたり、机も椅子もないモスクで勉強をしなければなりませんでした。
こうした状況に対して、アフガニスタン政府は解決に向けての取り組みを徐々に始めています。家々や市場の建設が人々の努力によって進み、国内避難民の人びとの家や仮設住宅も建設が始まっています。病院、学校などの建物、農業用の設備などは、NGOや国際機関によって、次々と建設が進んでいます。
私たちの願いは、人びとが学校や病院に容易にアクセスできるようになることです。