JEN現地スタッフ、サイード・イナヤトゥラ・ハシミの言葉
私は1976年にアフガニスタンのパルワン県で生まれました。まだ幼いころにロシアとの戦争が始まり、8歳のときに父、母、3人の兄弟と共に、難民として国境を越えパキスタンのペシャワールへと避難しました。小さかったころアフガニスタンで聞いた砲撃や銃撃戦の音は、今もなお、はっきりと耳に残っています。
避難先で大学を卒業し、2003年にアフガニスタンに帰還できた時は本当にうれしかったです。長い戦争がやっと終わり、人々が仕事を持つことができるようになったからです。また、たくさんの支援団体が、それぞれの活動を通じて私たちの国の復興と発展に貢献して下さったことには感謝しています。
私には子どもがいます。質の高い教育を受けて、将来アフガニスタンと国民のために働いてほしいと願っています。