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2009年9月10日 (木)

継続性のある支援のために

 アフガニスタンで支援活動を行うなかで、大切にしたいことがあります。それは、中央政府や地方政府の担当者と話合いを重ね、現在のキャパシティの最大を知り、今後の可能性を探って、現在ある能力をどう生かせるかを、支援を受けとる人びとと考えていくことです。

 住民へ聞き取り調査を進める中で、同国では学校の水・衛生事業を進める際、プロジェクトで配布された石鹸は、事業終了後は補充されないことが多いと聞きました。そうした場合には、正しい衛生教育の知識を学んでも、半年後に子どもたちは手洗いを忘れてしまう可能性があります。

 プロジェクトの後もその効果を発揮するためには、事業終了後に政府が石鹸を配布するのか、その予算枠があるか、もしくはコミュニティで配布するのか、その場合の料金はどうするのかなどを地元住民代表も含めて政府と話合いをしていくことが必要です。ジェンとユニセフはこの継続性について、アフガニスタンの教育省と話し合いを進めています。

 水質の検査も同様で、井戸を掘削し清潔な水を提供した後の水質管理も重要です。どの役所が水質検査用のラボを備えている、あるいは機能しているのか、また、公共サービスがあるのかなどを政府と地元住民とで話し合って、事業後のフォロー体制の構築までを考えることが大切だと考えています。

9月 10, 2009 衛生教育 |