ラグマニ女子学校建設、間もなく完成!
外務省や皆さまのご支援のもと、パルワン州チャリカ地区にて再建中のラグマニ女子学校がまもなく完成します。
当建設は2008年5月に始まりましたが、教育省建設局の突然の規定変更、遠隔管理体制の中での実施、急激な治安の悪化等々、様々な困難に遭遇しながらも、ようやく完成の時を迎えようとしています。前回の事業(ハジジャタル・コブラ女子学校、チュバシ・ラバット校再建事業)の時と比べると、現地スタッフの成長、遠隔管理体制での管理システムの改善などもあり、今回はプロジェクト管理においては、特に大きな問題もなく、事業が無事終わりそうです。
建設中は、近くの男子校の一部を借りて勉強に励んでいる女子生徒たちも、完成はいつになるのかと楽しみでならないようです。
着工前は戦車の残骸、塹壕、弾痕などがいたるところに残っており、不発弾が地中から発見されるなど、戦争の深い傷跡が残っていた場所でした。しかし、今、女子生徒が笑顔でそんな場所を横切る姿を見ると、この学校が未来に向かって一生懸命生きていくための希望を彼女たちに与えているのを実感します。