2007年の学校再建事業
6月に赴任したプログラム・オフィサーの山形です。 日本政府と個人や団体支援者の皆さまからのご支援を受け、2007年の学校再建事業が始まりました。
チャリカ郊外の学校、コブラとチュバシラバットでは20年以上続いた戦渦によって校舎が著しく破壊され、子どもたちはテントもしくは半壊した校舎での勉強を余儀なくされています。
まずはプロジェクト開始前の準備として、地方政府や住民との調整、事業計画の構築などをおこないます。同時に、地域住民や学校関係者、教育省の関係者で構成される学校運営委員会を設立しました。学校運営委員会の会議では、今回の学校再建事業の目的と計画を共有し、工事の着工に向けて一丸となって準備を進めています。
アフガニスタンに着いてまだ3週間ですが、長い戦闘の影響による破壊が、建物だけでなく人びとの心まで深く浸透しているようにも感じています。
この国の厳しい生活環境や異なる文化、そして事業参加者である住民からのリクエストなど、まだ新しい環境に慣れることで一生懸命ですが、戦争の記憶しかない子どもたちの無邪気な笑顔が力を与えてくれます。
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