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2006年12月21日 (木)

素顔のアフガニスタン、その2

首都カブールでも、破壊された建物の残骸や銃弾の跡の残る建物を数多く目にします。

1_50  労働者市場のような場所では、凍てつく寒さの中、仕事を求め毎日早朝から100人以上の老若男性が集っています。また、道路の真ん中で所在無げにしゃがみこみ、物乞いをするブルカをまとった女性たちの姿を目にすることもあります。そして、羊飼いとともにカブールにやってきた羊たちは、ごみ置き場に群がり餌を漁っています。

 こんな、何気ないカブールの日常に、「どこから手を付けようか?」という思いでいっぱいになります。しかし、私たちJENにできることは、本当に限られています。だからこそ、大海の一滴でも良いので、いま与えられているこの立場でできることを前に進めたいと思います。そして、JENと関わりを持つことになった人たちが、少しでも明日への希望を持てるよう、ひとつひとつ着実に仕事をしていきたいと思っています。Photo_20

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12月 21, 2006 事務所・スタッフ文化、生活、習慣 |

2006年12月 7日 (木)

素顔のアフガニスタン、その1

カブール事務所長の柴田哲子です。Photo_19

 赴任してひと月半が過ぎましたが、幸いにも今のところ想像していたような「身に迫る危険」を感じたことはありません。

 しかしながら、やはり数十年にわたって戦争し続けてきた国だけあって、あらゆるものが破壊されているか、または存在しません。たとえば、先日視察したチャリカの学校では、天井と敷地にロケット弾を被弾した大きな穴が空いていました。

 私自身これまでに中央アジア、コーカサス、中東、東南アジア、南西アジア、南米等々を訪れてきましたが、鉄道が無い国は、ここアフガニスタンが初めて、日々新しい経験を積んでいます。1_51

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