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2006年8月17日 (木)

裁縫教室が始まりました!

1_16  今年の2月より始まったカブール第3地区での識字教室は、7月の中旬より、授業の一環として裁縫教室を始めました。週に6日間の識字授業のうち、1日2時間週に2日間、裁縫を学びます。

 この裁縫教室で身につけた技術を活かしてホームテーラーとして仕事を持ちたいと希望する女性や、今までお金を払って、家族のために服を注文していたために、それを自分で作ることができるようになりたいと思うなど、女性たちはさまざまな思いで参加しています。女性が家の外で就労することが限られているために、家で仕事ができるようになりたいと思う、強い願いがどの参加者からも感じられます。

 識字教室と同じ教室に、5台のミシンと机のセットを置き、経験のある先生が指導にあたります。8月の第2週には、初めて布の配布を行いました。各参加者が40cm四方の布を使って、練習用の小さな服を作ります。この事業が終了する10月末には参加者全員が裁縫の技術を習得し、服を作ることができるようになっているでしょう。

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8月 17, 2006 |

2006年8月 3日 (木)

川で水を飲む子どもたち

1_39  アフガニスタンで人々の生活を見ていると、非常に素朴な光景に驚くことがあります。

 例えば、街角の側溝の水で顔を洗う大人や川の水を飲む子どもたちです。なぜ、日本では川の水を飲まなくなったのでしょう?いいえ、実際には川の水を飲んでいます。2_26
 
  ただ、本来なら飲んでよい川を汚してしまい、そして手間隙かけて浄化するという無駄のことを循環と呼んでいるだけのような気がします。
 
  見過ごしそうになるアフガニスタンの素朴な生き方の中に、我々が気づかなければならない本来の生き方があるような気がしてなりません。

 アフガニスタンもそして日本も変わって行かねばならない中で、生活の根幹ともいえるアフガニスタンの水問題とどう関わるべきなのか考えさせられる毎日です。

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8月 3, 2006 文化、生活、習慣 |