« 家の中は色とりどり | トップページ | ロバは宝物 »

2006年2月16日 (木)

識字教育支援が始まりました!

1  カブールの市内にはいくつもの小高い丘があり、その丘の急斜面にも土壁で作られた家々が密接に立ち並んでいます。

  その斜面に住む人々は井戸水を汲むため、またモスクで祈るため、1日に何往復も急斜面を上り下りしなければなりません。カブール市第3地区のCarte Sakhi(カルテ・サヒ)と呼ばれる地域は、この急斜面の丘の一角にあり、居住者の多くは、ハザラ系アフガニスタンの人々です。戦争中に避難生活を送り、この地区に戻ってきたために、教育の機会を奪われた人が多数います。

2_9  そこでJENは、1月からこの地区で識字教育事業を開始しました。2月13日に行われた開校式には総勢100名以上が参加し、中にははるばる丘の向こうからやって来たという人もいました。2教室に入りきらないほどの参加者から、識字クラスへの高い関心と生活を支える力をつけたいという意欲が感じられます。

アサヒコム「国際支援の現場から」 好評連載中!

眠っている本が、学校に! BOOK MAGIC(ブック・マジック)

2月 16, 2006 女性自立支援 |