孤児院修復開始
長野県の千曲国際交流協会様のご支援により、パルワン州チャリカ市にある孤児院内の一部教室修復を開始しました。
この孤児院には約140人の子どもたちが生活し、施設内の教室で勉強しています。 しかし、6つある教室のうち、2教室の破損が激しくて使用できず、一部の生徒は屋外の木陰や宿泊施設の廊下で勉強しなければいけない状態です。従って、この2つの教室を取り壊して新たに3教室を建設し、同時に破損の激しい2つのトイレの修復を行う事になりました。この事業により、子どもたち全員が安全で快適な教室で勉強できるようになります。
この修復工事は、地元行政との手続きや資材の見積もり取得などの作業を終えた後、8月後半から本格的に始まり、現在までに壁の高さまでレンガが積み上がりました。子ども達も新しい教室ができるのが待ち遠しいようで、授業が終わった後も工事の様子を見学したり、セメントに水をかけるなど簡単な作業を手伝っている子などもいます。今後、天井の施設、ドアと窓の設置、トイレの修復などを行ない、今月中には完成する予定です。
9月 9, 2005 | Permalink
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