カーペットセンターの女性からのメッセージ
昨年8月からカブールのカーペットセンターで実施してきた女性自立支援事業の参加者女性から届いた、喜びの声と日本の皆さんへのメッセージをご紹介します。彼女たちは、でじゅうたん織りの職業訓練と識字教育、マネジメント研修を終了し、4月下旬にはその成果の集大成としてバザールも開催しました。
10代の女の子から家族を抱えたお母さんまで、じゅうたんセンターではたくさんの、熱意にあふれた女性たちが今日もがんばっています。技術を身につけ、読み書きもできるようになった彼女たちが、さらに明るい未来を歩んでいけるよう、これからも応援してください!
じゅうたん織りの学習者 アルゾさん(17歳)
『この事業のおかげで、今はほとんど指導者がいなくても絨毯を織れるようになりました。またこの6ヶ月間で、私は字の読み書きができるようになりました。半年前に初めて識字クラスに参加した時は、私は何もわからなかったのです。これも全て日本の皆様のご支援のおかげです。』
じゅうたん織りの指導者 ラジアさん(15歳)
『私はこの事業でじゅうたん織りの技術者を育てるだけではなく、そうする事によって収入を得ることもできました。また、私は技術を持ってはいても字の読み書きはできませんでした。しかしこの事業では、技術者の私にも識字教育の機会が与えられて、勉強する事ができました。
この日本の皆様のご支援を、本当にありがたいと思っています。』
マネジメント研修を受けた女性リーダー ライラさん(25歳)
『JEN、そして日本の皆さま、アフガニスタン女性の自立のためのご協力どうもありがとうございます。アフガニスタンの女性は他の国の女性たちと同様たくさんの才能をもっているのですが、私たちには今までそれを試す機会がありませんでした。しかしJENと日本の皆さまのおかげで、私たちもできるということを世界に証明することができたと思っています。この研修に参加できて、ビジネスやマネジメントについて勉強することができました。私たちが学んだ知識や技術は本当に役立つことばかりで、これからじゅうたんセンターや女性のために貢献することができます。』
5月 13, 2004 女性自立支援 | Permalink
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