オープニング・セレモニー開催
現地の伝統産業である絨毯織りの職業訓練と識字教育で、アフガニスタン女性の自立を支援する事業の開始にともない、去る10月7日(火)、この事業が行われるカブール市・第6区のカライ・シャザダ地区にある絨毯センターでオープニング・セレモニーが行われました。このセンターは現地NGO、Community of Afghan Women Handicraft(以下CAWH)と協力して実施されます。
セレモニーには、JENカブール事務所長の青島あすかのほか、宮原信孝駐アフガニスタン公使や、女性省副大臣などアフガニスタン政府要人、カライ・シャザダ地区の代表者、CAWH代表、国際機関関係者、各報道機関、地域住民など約500人が出席しました。 アフガン絨毯が敷かれ、数多くのソファーと椅子が用意された会場のカラフルで大きなテントの壁には、日本の国旗、JENのサイン、日本からのメッセージ(今年6月の『世界難民の日』のイベントで来場者の方々から集められたもの)が飾られ、さらに『JEN』と『From the People of Japan』のステッカーが貼られた各資機材(シェイキング・マシーンなど)や絨毯織り機も置かれました。
センターの女性代表によるコーランの朗読で幕を開けたセレモニーは、民族衣装を着た地域の少女たちによるアフガニスタンの国家の斉唱、続いて日本大使館の宮原公使を始め、6名がスピーチを行い、日本政府の支援、当事業の説明、女性の社会的役割、アフガニスタンに対する期待などについて話されました。その後、シェイキング・マシーンの前でのリボンカットと、『From the People of Japan』のメッセージの入ったケーキカットへと続き、絨毯織り、シェイビング、シェイキングなどのデモンストレーションも交えたセンター内のツアーも行われました。この日は、メディアの関係者も多く来場され、このニュースは10月8日の共同通信のウェブ・ニュースでも配信されました。
10月 16, 2003 女性自立支援 | Permalink
この記事へのコメントは終了しました。
コメント