学校修復、第2弾
JENの学校修復プロジェクト第2弾、カブール市内第15地区(ハリハナ地区)の「第16小学校」で学校修復工事が始まりました!
この学校は小中学校で、生徒数は2,200名(男子1,560名、女子640名)、教員数は39名(男性教師23名、女性教師16名)です。現在8つの教室で、毎日3交代で授業が行われています。過去の戦闘の間、多くの避難民がこの学校を占拠して一時的居住場所として使用していたため、学校施設としての機能を失った状態にあります。修復の内容としては校舎の屋根の修繕、校舎内の塗装、ドアや窓の修繕、教室内の塗装、1教室の新設、トイレ、校門の修繕などを行う予定です。6月22日(土)には、この学校で着工式が行われました。
午前9時半の開会の挨拶からJENのスピーチと続きました。今回は簡単なJENの紹介を私が行った後、JENカブール・越川芳枝のスピーチと続きました。壇上から乗り出てのアクティブなスピーチはとても印象深く、出席していた生徒、先生からは多くの拍手を浴びていました。とても感動ものです!その後、地域代表、学校長の挨拶とおよそ30分間続きました。
とてもユニークで印象深いことは、来賓の挨拶が終了した後の、生徒による各種パフォーマンスでした。演劇では、出席者から多くの笑いを取るほどに生徒の演劇は面白かったです。年少生徒によるアフガン民謡披露では、彼の良く通る声に感動しました。さらには、飛び入り生徒によるダンス披露などもあり、とても見ごたえのある出し物ばかりでした。
着工式ということは忘れて、まるでアフガニスタンで文化祭を楽しんでいるようでした。
どんなに辛く厳しい状況に直面しながらも、活気を忘れない生徒の精神力に驚かされ、そして、笑い喜びを共有できる彼らの強さに感動しました
6月 27, 2002 学校修復・建設教育支援 | Permalink
この記事へのコメントは終了しました。
コメント