2012年2月10日 (金)

【心のケア】【コミュニティ再建】 みんなでお花、植えませんか?

 去年の10月から11月にかけて、石巻市内の数か所の仮設住宅で、プランターに「ビオラの花苗」と「チューリップの球根」を植えました。

 今回の花植えは、資材となるプランター・土・花苗などは支援者の皆様と(株)フェリシモ様からのご協力を得て実現しました。

 仮設住宅で活動をする場合、一番大切なのが「事前の周知活動」です。1週間前には、各戸を廻って「みんなでお花植えっぺす(植えましょう)」というチラシを配布し、参加の呼びかけを行いました。

 苗や球根の調達にご協力をくださった地元種苗店の店長さんが、当日、JENスタッフへ苗の植え方や球根の管理の仕方などを教えてくれました。

【JENスタッフへ花植えの説明】
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 さて、開催時間が近づくと入居者の皆さんは続々と集まってこられ、JENスタッフが、花の植え方の説明をしました。


「チューリップは、寒さにあたらないと、目を覚まさないんです」
「今回はプランターが浅いので、地植えより浅めに植えます。そうしないと、じゅうぶんに根を張ることが出来ません」
「へー、知らなかった!」

【説明を聞き入る入居者の方々】
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さあ、いよいよ作業開始です。


「どの色にするか迷っちゃうわ」
 ビオラは好きな花の色を選べますが、チューリップは球根なので何色が咲くのかは、あとからのお楽しみです。
 和気あいあいと作業が進むにつれ、皆さんはどんどんと夢中になっていきました。

【もくもくと作業に没頭中】
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 残念ながら用事で参加できなかったご家庭のプランターにも、他の入居者さんが代わりに植えてくださり、ご本人にはプランターの設置とチラシの投函にてお知らせしました。
 全戸ぶんの花植えも終了し、集会所の周りにも置きました。

 そして、たくさんのプランターには、冬の間はビオラが、春になればチューリップが団地に彩りを添えてくれるでしょう。

【楽しそうに会話も弾みます】

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 花を植えた後は、集会所にてみんなで恒例の”お茶っこ飲み”。
「半年ぶりに土に触ったわ」
「なんだか、ここちよい疲れだね」
 みなさん、いいリフレッシュになったようです。おつかれさまでした!

【お茶っこ飲みで談笑】
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後日、入居者のかたから、お礼のお電話をいただきました。

「帰ったらプランターが置いてあって驚きました。

自分は一人暮らしなので、心が温かくなりました。ありがとうございます」


「JENが送ってくれたプランターを受けとりました。ちょうど、なにかお花を飾りたいと思っていたところでした。ありがとうございました」

 このような声をいただくと、私たちJENスタッフもうれしくなります。


 色とりどりのチューリップが咲く頃には、また皆さんの素敵な笑顔にも会えることでしょう。

JENは、皆さんと一緒に楽しさの輪をつなげるべく、心のケアとコミュニティ活動の支援を今後も行っていきます。

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2月 10, 2012 東日本大震災心のケア仮設住宅復興支援 |

2011年10月25日 (火)

【生計回復】おとなり女川町に土を届けました。畑ができます!


去る10月23日(日)、隣町、女川町の農地に肥沃な土を運ぶお手伝いをしました。視力に障がいのある持ち主さんが、近くの仮設住宅に暮らす人のために、と農地を開放してくださったのです。この仮設住宅建設地は、この方の所有です。ご好意により、31世帯が入居できる仮設住宅の建設が実現していました。

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美里町の社会福祉協議会(以下、社協)が農家と交渉し、肥沃な土を譲り受けることになりました。これを受けて、トラックの支援を受けている業者さんの車輛5台がその農家に向かいました。到着後、この農家が所有していたショベルカーで、一気に5台のトラックに土を積み込もうとしましたが、前日の大雨の影響で道路がぬかるみ、悪戦苦闘し、やっとのことで1台分の土を積み込むことができました。 社協の方と共に、皆が待つ石巻の隣町、女川町の小乗浜まで運搬しました。

小乗浜では、大崎地方の小牛田農業高校の学生2人と仙台育英学園の学生が1人、そして現地ボランティア10人ほどが土の到着を待っていました。 積み下ろした土を皆でならし、うねを作り、早速種を植えました。全盲という障がいを持つ持ち主さんの夢がひとつ、皆の暖かい支援により結実しました。 この支援は、JENのパートナー団体でもある、ジャパン・プラットフォームのスタッフが、女川町を訪れた際に知ったことがきっかけでした。農地を作るにはトラックや土が必要で、それらの入手に四苦八苦していた際、そうだJENに聞いてみよう、ということになったのです。

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一方、JEN側でも、そんなことなら、ぜひとも実現のお手伝いをしよう、となりました。早速、トラック支援を受けている業 者さんに声を掛け、美里町の社協、JPF、農地を提供してくださった方、それを利用する方、そしてJENなど、支援に携わる多くの人たちの協働によって実 現しました。 ご協力くださったすべての皆様に感謝を申し上げます。


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10月 25, 2011 緊急支援文化、生活、習慣支援物資配布東日本大震災心のケアコミュニティ再建仮設住宅生計回復・収入創出 |

2011年10月 3日 (月)

【仮設住宅】お茶っこのみ 大規模な仮設住宅にて、その1

10月1日(土)、仮設住宅の集会所にて、「お茶っこ飲み」を開催しました。今回の対象は、この大規模な仮設住宅の第3団地と第4団地の入居者です。今回が初めての開催でしたが、年齢を問わず多くの方にお集まりくださいました。

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 <写真:第3集会所の外観>
 
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 <写真:お茶っこ飲みのチラシ。開催1週間前には掲示します。>

 近辺には、スーパーや小売店がないため、地域の人たちは買物の際には市街地に出かけるか、週2回の移動販売を利用しています。

 お茶っこ飲みでは、初めは参加しようかどうか迷っていた人たちもいました。お互い見知らぬ者どうしでも、一緒にテーブルを囲めば自然と会話が生まれるようで、談笑する姿が多く見られました。ごく自然に、自己紹介や連絡先の交換、生活情報を教え合う様子も見られました。

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<写真:お茶っこ飲みの様子>

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話が盛り上がっている最中ではありましたが、お茶っこ飲みは閉会しなければなりません。
すると、住民の皆さんが、JENのボランティアスタッフと一緒に、後片付けを手伝ってくださいました。

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快晴に恵まれたこの日、まずは、とても楽しい第一回お茶っこ飲みとなりました。
ここでのお茶っ飲みは、まだまだ続きます。

お茶っこ飲みは、8カ所で開催中です。今後、状況に応じて、その数、頻度を調整してゆきます。

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10月 3, 2011 緊急支援文化、生活、習慣東日本大震災心のケア仮設住宅 |

2011年9月13日 (火)

【仮設住宅】仮設住宅に入居する。

「狭くて、物に埋まった感じがする」
「暑い」
「殺風景だ」
「安いビジネスホテルの風呂のよう」
「床がぼこぼこしてきた」
「隣の人が歩くと分かる」
「ずっと換気扇をつけていないといけない」
「冬はひどく寒いだろう」
・・・・

入居された方の、建物そのものに対する思いというか、不満や不安は絶えません。

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そのような仮設住宅でも「我が家だね、マイホームだね」と口ぐちに言うのは、
言い換えれば、長くて半年に及んだ避難生活が、大変だったからなのでしょうか。
ようやく落ち着き、ひと息ついたあと、今後のことを考えられる状況になったのからなので
しょうか。

今後を考え始める人々を、JENは「お茶っこ飲み」を通して支えてゆきます。

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9月 13, 2011 緊急支援東日本大震災心のケア仮設住宅 |

2011年9月 8日 (木)

【仮設住宅】 入居者へ、ニーズ調査を行いました

 石巻市では、7500世帯全ての仮設住宅が完成間近です。JENは、これら全てに対し、生活用品の配布を行っていますが、とうとう終わりを迎えようとしています。

 配布が終われば支援が終了?ではありません。実際の活動はこれからです。

 JENでは、ようやく入居された方に対して、新しい家での生活が安心できるように、長期的なサポートを行ってゆきます。そのためには、入居者とお話をして、不安や期待、知りたいことやいやなこと、困っていることなど、ニーズをくまなければなりません。そこで、ニーズ調査を行いました。

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 阪神大震災の際には、仮設住宅での生活に様々な社会問題が起こりました。たとえば、避難所から生活の場を移したことで、被災者の細かな状況把握が難しくなり、一人暮らしのお年寄りの孤独死が相次ぎました。また、支援対象にされにくい50~60代男性のアルコール依存や自殺などの深刻な問題もありました。

 石巻市でも同様の問題を不安視する声があがっております。また、他には、

・元の住んでいる場所から仮設住宅が遠くては、通勤、通学が困難になる
・市街地から遠いと、車を持っていない人の買い物、通院が不便になる
・様々な地域の方が集まって住む大規模な仮設住宅群では、隣に住んでいる人がわからないため、安心して子どもを外に出せない(セキュリティ面の問題)。
・仮設住宅内のルールが定まっていないので、今後起こる問題に対してどのように対応していけばいいのか不安だ。
等々、

沢山の不安を抱えていました。

 ニーズ調査を行い感じたことは、130以上ある石巻市の仮設住宅群に起きている問題は、住んでいる場所や個人の状況によって多種多様であるということです。

 そこで、JENはこのような問題を住民の皆さんと一緒に考えていくために、現地の行政と相談の上選定した仮設住宅へ、「コミュニティ形成事業」を開始します。

 この事業では、仮設住宅に設置されている集会所や談話室の場を利用します。まずは、住民たち同士が集まり、語り合う場を提供します。その後、徐々に自治組織化に向けて住民が主体的に参加することをサポートしてゆきます。

 ニーズ調査は始まったばかり。引き続きご支援をどうぞよろしくお願いします。

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9月 8, 2011 緊急支援文化、生活、習慣東日本大震災心のケア仮設住宅 |

2011年8月28日 (日)

仮設住宅への物資配布:チームワーク

仮設住宅への日用品配布が佳境を迎えています。

当初、10,000世帯を建設予定だった住宅は、震災後5ヶ月の間に、その必要数が7,500世帯分にまで減りました。理由は様々です。

JENは、5月3日に最初の104世帯へ70品目の日用品を配布して以来、継続して全世帯への配布を行っています。その配布は、9月中にとうとう終了する予定です。

物資調達〜配布場所調整〜調達品配達〜配布準備(アッセンブリー)〜配布〜モニタリング

これが、物資配布の一連の流れです。

7,500世帯への配布には、配布場所の規模によって、20人から30人のアルバイトの皆さんが活躍しています。くわしくは、こちら

この日は、400世帯の住宅のうち、のこり100世帯への配布を行う、ということで、約20名が集まっていました。

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「集合!」
「はい!」

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「スタート!」
「わたし、1番いきます」
「わたし、2番いきます」
。。。

作業には、配布要員として活躍するアルバイトさんのみならず、物資を調達した業者さんも活躍。アイテムに不具合があれば、その場で修正、調整できます。

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物資を運んでくださった運送会社の運転手さんもまた、大活躍。「重いものを運ぶなら任せとけ!」と。そして、配布終了後は、遠いところから手前に向かって、順番に空の段ボール箱をトラックに積んでゆきます。

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100世帯への配布は、ものの1時間弱で終了しました。

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この後、アルバイトさん達は、次の配布準備のために倉庫に戻ります。そして、スタッフは、市への鍵の返却とモニタリングに立ち会います。

この段階では、まだ入居者にお会いする事はできません。新しい生活を始める入居者の引っ越しが落ち着いた頃、再び訪れてあらたなニーズの調査を行います。これも、配布のアルバイトさんの大切なお仕事です。被災を経験した者どおしのニーズ調査はとても辛いと、アルバイトさんは言います。だけど、やりたい、次は、いつやるの?と質問攻めにあいます。スタッフにとって辛いなと感じるときです。

スタッフとアルバイトさん、二人三脚がもたらす効果は数倍にもなります。

人々の生活再建のための本事業は、支援者の皆さまと、ジャパン・プラットフォームのご協力により実施しています。

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8月 28, 2011 緊急支援東日本大震災心のケア仮設住宅生計回復・収入創出 |

2011年8月26日 (金)

秋はすぐそこ:牡鹿半島

もうすぐ震災・津波から6ヶ月が経とうとしています。

ジェンでは、8月21日から、牡鹿半島の仮設住宅の集会所を利用して、「おちゃっこのみ」を開催しています。

新しい家に引っ越してきたばかりの人々へ交流の場をもうけ、やがて笑い声の絶えないコミュニティが生まれることを願っています。

この小さな新しい集落が、石巻市内の住宅街で既にスタートしている「コミュニティ・スペース」のように活気づくには、どうすれば良いか?毎日牡鹿半島に通い、住民の声に耳を傾ける日々です。

さて、牡鹿半島へは、本土から橋を渡り、リアス式の美しい海岸沿いを目的地までひたすら走ります。

半島にわたると、直後に見晴らしの良いポイントがあります。
そこから本土側を見渡すと、この時間は干潮。にもかかわらず、海辺の水位はいまにもあふれんばかり。

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海岸沿いの道という道のほとんどが、こんな状況です。道は牡鹿半島に暮らす人々にとって、まさに「ライフライン」です。わたしたちにとってもライフライン。万が一の急な天候の変化と土砂崩れ、そしてなによりも余震に備え、向かわなければなりません。震災後5ヶ月後の今もです。

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満潮をむかえた小さな浜。

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秋は、すぐそこ。

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8月 26, 2011 緊急支援文化、生活、習慣東日本大震災心のケアコミュニティ再建仮設住宅 |

2011年8月23日 (火)

【仮設住宅】 初「お茶っこ飲み」を報告します @牡鹿半島

 仮設住宅への物資搬入が、9月いっぱいで終わりをむかえようとしています。

 JENでは、今後も仮設住宅入居者に対して長期的な支援を続けていくため、きめ細やかなニーズ調査を行い、住民の声にもとづいた活動を展開していきます。

 この日は、その第一回目。

 

牡鹿半島にある仮設住宅で顔合わせの「お茶(ぢゃ)っこのみ」です。

 

石巻で言う「お茶っこのみ」とは、近所のお家にお邪魔して、お茶と茶菓子や漬物をいただきながら、おしゃべりを楽しむことです。

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<写真:仮設住宅にある談話室>

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<写真:みんなで丸くなってお茶っこのみ>

 この仮設住宅には、周辺の異なる浜(地域)から入居者が集まっています。みな、出身地が違うのです。「お茶っこのみ」には、住民の約半分の人々が来てくださいました。

 

「こうやって、みんなで集まるのは初めて」と、久しぶりに唄や踊りも、少し照れながらも披露するおばぁちゃんたち。

 入居して1か月、少しづつ落ち着きも見えてきましたが、まだまだ震災発生時、避難生活の記憶が生々しく残り、当時の話しもぽつりぽつりと出てきます。にもかかわらず、今回、こうして集まったことで、住民のみなさまからは、

「自治組織を作っていきたい」、
「生活するうえでのルール作りをしていきたい」、
「みんなで裁縫などの手作業をしたい」

という意見がでました。

 帰り際には、「次回はいつくるの?みんなで何をしようかね~」と、私たちの訪問を楽しみにしてくれる声をいただきました。

 

私たちもこのつながりを大切に、サポートを続けていきます。

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8月 23, 2011 緊急支援文化、生活、習慣東日本大震災心のケア仮設住宅 |

2011年8月 4日 (木)

仮設住宅への支援物資配布、着々と進んでいます。

 仮設住宅への入居が、着々と進んでおります。

 石巻市の建設予定数7900戸のうち、7月末の段階でJENが行っている仮設住宅への生活用品支援物資配布は、約4500戸となりました。


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<写真:この日は、一気に292戸へ物資を配布する大変な一日でした>


 JENでは、地域の雇用促進につながるよう、この事業に係わる配布要員を、仕事として、石巻に住む方にお願いしています。

 今回この事業に携わっている尾形さんは、

 「自分たちの住む地域の復興にかかわる仕事が出来る。その実感が、何よりもうれしい。仮設住宅に入居した方が喜んでくれたらさらにうれしい」

と話してくれました。

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仮設住宅全戸完成までもう少し。まだまだ、作業は続きます。

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8月 4, 2011 支援物資配布東日本大震災心のケア仮設住宅生計回復・収入創出 |