2011年12月13日 (火)

chabo!著者の勝間和代さん、石巻を訪問

 12月7日、8日の二日間にわたり、chabo!著者の勝間和代さん、推進委員の干場弓子さんらが石巻を訪れました。

 chabo!(チャボ)とは、Charity Book Program(チャリティ・ブック・プログラム)のことをいい、著者たちの厚意により実現したJENの寄付プログラムです。

 7日(水)、勝間さんたちはまず石巻市湊地区を訪れました。

 湊地区は、津波の被害を大きく受け、多くの家屋で1階部分が水に浸かり、その後住めなくなってしまいました。勝間さんたちは、震災前までこの地域に住んでいたJENスタッフの説明に熱心に耳を傾けていました。

【湊地区:背景にはうず高く積もるがれきの山が見えます】
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【移動途中にて(魚町地区):タンクが横たわったままです】
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 次に勝間さんたちは、牡鹿半島・福貴浦を訪れました。

 津波により漁網やスカイタンクなどの漁具を流されてしまった牡鹿地域の漁業再開に向けて、JENは支援を続けています。

 勝間さんたちは、地元の漁師さんたちに教わって実際に漁網編みを体験しました。漁網を編める後継者が少ないため、技術の伝承のためにもベテランの漁師さんたちによる指導はとても重要です。

【勝間さんも漁網編みに挑戦!】
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 その後、漁師さんたちと海に出て、かご揚げの様子を間近で見ることができました。

【どこまでも青い海が広がります】
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【アナゴ、蟹やウニが獲れました!】
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 牡鹿半島を出発し、次に向かったのは鹿妻地区にオープンしたHANA荘です。

 HANA荘は地域のコミュニティカフェとして先月29日にオープンしたばかりですが、お茶を飲みながら語らうお母さんたちや、子どもたちが学校からまっすぐ帰って集まる場所となっていました。子どもたちの「ただいま!」の声に、みんなが「おかえり!」と答えます。

【HANA荘におじゃましました】
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【元気に電車ごっこで遊ぶ子どもたち】
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 その後、日和山公園を訪れた勝間さんたち。日和山から望む石巻市内の景色は言葉を失うほどに変わってしまいました。石巻の復興に向けて勝間さんたちの視察は翌日も続きます。

【(写真左から)JEN 木山事務局長、勝間さんたち、JENスタッフ】
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【日和山から望む風景】
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====== ご報告 =============

  平成23年度 外務大臣表彰受賞しました。



 これまで、JENの活動を温かくご支援くださいました、


 支援者の皆様に、深く感謝申し上げます。

 詳しくは、こちらへ



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 口座名 JEN


 

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 その他、銀行へのお振り込みに関しては、恐れ入りますが、

 ジェン東京本部(03-5225-9352 担当:富田、浅川)までお問い合わせください。

12月 13, 2011 東日本大震災住宅再建生計回復・収入創出復興支援 |

2011年12月12日 (月)

chabo!勝間和代さんの石巻視察~二日目

 12月8日(木)、chabo!著者である勝間和代さんたちの石巻視察は二日目を迎えました。
 当日は、光文社の森岡純一編集長もご参加くださり、勝間さんやJENスタッフとともに朝早くから行動を開始しました。

 二日目はまず、東松島市にある野蒜小学校やJR仙石線の野蒜駅を訪れました。
 津波が押し寄せたJR野蒜駅は今もまだ復旧されておらず、仙台-石巻間は他の駅を経由し代行バスを併用して、ようやく運行が再開したばかりです。

【JR野蒜駅のホーム:津波が駅名標の高さまで押し寄せました】
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 野蒜駅を後にし、次に向かったのは石巻市河南地区にある仮設住宅の集会所です。

 この地域では市内を循環するバスの本数が少なく、近くにはすぐ買い物に行けるような場所があまりありません。
 JENがこの集会所では初めてのお茶っこ(お茶飲み)会を開催したこの日、入居後初めて顔を合わせる方たちが多く見受けられました。さまざまな地域から集まって仮設住宅に暮らす方たちのコミュニティ形成は、これからなのです。

【集会所にて:勝間さんたちはすぐ輪の中に溶け込みました】

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 集会所で地域の方たちとお茶を囲んで話に花を咲かせ、一行はさまざまな人たちが体験した被災時の様子に耳を傾けていました。

 その後、石巻市河北地区にある大川小学校や今も家屋が浸水したままの長面(ながつら)地域、雄勝町や女川町などを回りました。

【およそ7割の児童が亡くなった大川小学校】
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【今も家屋が浸水したままの長面地域】
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 長距離の移動にも関わらず、車窓から見える景色に見入る皆さん。長面地域から石巻市街地に戻ってくる頃にはすっかり夕暮れに差しかかっていました。

 その後、中屋敷にあるコミュニティ・スペース「なかやしきっさ」にて、はた織り機を使った手作り教室を見学した勝間さんたちは、最後にJEN石巻事務所に立ち寄ってくださいました。

 そこでは、二日間にわたる石巻視察の感想をお伺いしました。そして、これからの石巻の必要課題などについてもスタッフと意見交換をしました。勝間さんたちがJENスタッフとともに真剣に石巻の復興について考えていらっしゃることがとても印象的で、私たちにとっても、大変有意義な時間となりました。

【JEN石巻スタッフと意見交換】
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12月 12, 2011 事務所・スタッフ東日本大震災住宅再建心のケア生計回復・収入創出復興支援 |

2011年5月15日 (日)

【大工道具の募集】本日をもって無事に終了いたしました。

道具をお送りくださった皆様、ご協力ありがとうございます!

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(写真:牡鹿半島、鮎川の公民館前、5月末の様子)

地震・津波から2か月たった現在も、石巻ではがれきの撤去、汚泥の除去作業が続いています。

石巻の牡鹿半島では、2か月以上たった現在でも大型の重機が入りにくい危険な場所がたくさんあり、人の手を使っての細かな作業はまだまだ困難な状況です。

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それとは別に、建築制限区域に指定されている場所、今後の復興計画の見通しがつかない中、津波の被害にあった家屋の修復作業が着々と進んでいる地域もあるのが現状です。

そこで、住宅再建や修復の作業にあたられる方々のために、大工道具の募集を呼び掛けさせていただきました。その結果、計33名の支援者のみなさまが応じてくださいました。

ざっと280品目もの大工道具などの工具類・釘・ネジが集まりました!

以下、道具を配布させていただいた場所です。

・小網倉浜
・給分浜
・小渕浜
・牧浜
・竹浜
・福貴浦
・荻浜
・大原浜
・狐崎浜
・鹿立浜

こちらの大工道具を使わせていただき、被災地の復興は進みます!

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皆様のご協力をよろしくお願いします。
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5月 15, 2011 緊急支援支援物資配布東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか)住宅再建 |

2011年5月 8日 (日)

【支援物資の募集!第5弾】大工用具のご協力をお願いいたします!

◆◆◆募集は終了いたしました。ご協力、ありがとうございました。

 集まった物資についての報告は、こちら!◆◆◆

現在、多くのボランティアの皆さまのご協力を得て、石巻市では各家庭の瓦礫や汚泥の除去が進んでいます。
ゴールデンウィーク期間中には、たくさんのボランティアの方々にご参加いただき、ありがとうございました。

さて、ジェンでは、この度、次のステップとして、石巻市の社会福祉協議会や石巻で活動する他団体様とご協力しながら、以下の大工道具を皆さまから募集いたします。

津波で流された膨大な量の瓦礫や泥を除去するためには、まだまだ時間が必要ですが、現地の被災された方々は、それにも負けじと、家の修復を始められています。

今回、募集させていただく道具は、被災された方々が、ご自身の手で、家屋を修理されたり、瓦礫を使ってプレハブを建てたりするために使わせて頂きます。

ご家庭に眠っている不要な道具などがございましたら、ぜひご協力を頂けますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

<募集概要>

1.募集期間
募集は終了いたしました。

2.募集道具
◆剪定(せんてい)ノコギリ
◆バール(35センチ以上)
◆玄翁(げんのう)
◆石頭(せっとう)ハンマー
◆ドライバー(マイナス)
◆ドライバー(プラス)
◆ペンチ
◆ナタ
◆マキ割オノ
◆釘(1寸、1寸5分、2寸、2寸5分)
◆充電式インパクトドライバー
◆丸ノコ(AC100V)
◆サンダー(AC100V)

※新品・中古品ともに可。一個から受け付けております。

3.宅配便の送付先
〒986-0031
石巻市南境鶴巻3
南境生活センター内
ボランティア支援ベース
家屋再生プロジェクト係

4.留意点
①ダンボールでお送りいただく際には、物品別に分けて梱包願います。その際は、ダンボールの外側に、物品の内容と個数をお書きください。
②必要なアイテムを厳選して募集致しております。恐れ入りますが、上記以外の物品はご遠慮ください。

皆さまのご協力に心からの感謝を申し上げます!

5月 8, 2011 支援物資配布東日本大震災住宅再建 |