2015年11月12日 (木)

また会いましょう

 こんにちは、ナマステ・チームです。

 今週はネパールではティハールのお祭りがあり、町はとても賑やかです。お祭りで、ネパールの人たちは仕事を休み、家族と過ごしているのですが、JENのスタッフは、シンドゥーパルチョーク郡のビンタール村にモニタリングに出かけました。

 そして、モニタリングの結果、私たちが配布した生活必需品・寝具・学用品が、とても大切に村の人たち・子どもたちに利用されていることが分かりました。

 JENが寝具を配布する前は、仮シェルターの床の上にビニールシートを1枚だけ敷いて寝ていた方もいました。JENが提供したマットで子どもと親が3人一緒に寝ているようですが、それでも、ビニールシートの上で寝ていたときより、ずっとよく眠れるようになったと、嬉しそうに話してくれました。

 生活必需品も毎日使う一方で、特別な行事にも利用できるようにと、とてもきれいに保管している方が多いようでした。

 JENは、今回1570世帯の方たちに生活必需品と寝具を配布し、154世帯の方たちにトタン板を配布しました。学用品は2600名の生徒に提供しました。それでも、まだネパールでは多くの方たちが住居や生活用品がない中で生活されています。

 JENのネパール現地での活動は11月の半ばで終了しますが、今後もネパールの協力団体から情報をいただき、ネパールの様子をフォローしていきます。来週はJEN東京本部の職員がネパールに出張し、村人とお話しした際の様子をより詳しくご報告します。

【寝具を受け取り家に運びます】
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【学用品を大切に使う子どもたち】
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11月 12, 2015 緊急支援支援物資配布ネパール |

2015年10月29日 (木)

女性・女の子たちの声

 こんにちは、ナマステ・チームです。
 
 本日、10月29日にネパールで初の女性大統領が就任しました。女性が大統領となり、今後、社会・政治面で女性の参画がより増えていくことが期待されます。

 残念ながら、4月の大震災後は、女性や女の子たちは、より多くの困難を抱えています。
 国連の調査によると、4月の大震災以降に、7割の女性がより多くの時間を子どもや家族の世話、水汲みなどに使うようになりました。また、7割の女性が休息や睡眠時間が減少した、という結果が出ています。女の子が人身売買の被害にあう件数は、震災後は平常時よりも2倍以上に増加した、という報告もあります。

 このように、ネパールでは、まだまだ女性にとって多くの困難があります。でも、JENが学用品を配布した女子学生は「勉強して学校の先生や看護師になりたい」と将来に向かってとても前向きに進んでいることが、彼らの言葉からよく分かりました。
 
 今回、JENが学用品を提供したことで、女子の教育機会の向上や励ましになったと信じています。JENは、11月の半ばまでモニタリングなどを行いながら、今後もネパールの支援を継続します。

【ネパールの女性は働き者です】
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【女の子も男の子も学校に行きます】
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10月 29, 2015 緊急支援政治、経済、治安支援物資配布ネパール |

2015年10月22日 (木)

本当に来てくれてありがとう

 こんにちは、ナマステ・チームです。

 今週はトタン板の配布の様子をご報告します。

 今週、カヴル郡ナヤゴン村にて、被災した155世帯の方たちの仮の住まいを補強するためのトタン板を配布しました。
 配布の対象となったのは、震災前から経済的に困難な立場にあった方たち、カーストが低いために土地を所有していないダリットの方たちです。かれらは、ネパール政府からの給付金は食糧の購入に使わざるを得ず、家の補強材を購入できませんでした。そのため、竹や木などの弱い材料で仮屋を作り、屋根に穴があって雨漏りする中で生活していました。

 そこでJENは、屋根を補強することができるように、トタン板を配布することにしました。
 トタン板の配布の後、村の人たちは「やっとまともな屋根の下で眠れる。これまで雨漏りがあったが、このトタン板のおかげで、冬も無事に過ごせるだろう」と、笑顔で話してくれました。
「他の支援団体から、トタン板を配布するということは聞いたが、実際の配布はなかった。JENは本当にきてくれた。どうもありがとう」という言葉もいただきました。

 JENは6月からネパールに駐在員を派遣し、被災者の生活の復興を支えるために、これまでに、生活用品・寝具を1,568世帯に配布し、トタン板を155世帯に配布しました。また、学用品を2,600名以上の生徒に提供しました。

 しかし、まだネパールでは50万人以上の方たちが、シェルター、教育、食糧、医療など、基本的なニーズを満たすための支援を必要としています。JENは、今月末まで現地に拠点をおき活動を継続します。その後は、出張や現地の協力団体からの情報収集によって、ネパールの様子をフォローしていく予定です。
 
【トタン板を運ぶのも道が険しいので注意が必要です】
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【女性や子どもたちが配布を待っています】
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【トタン板を村人が確認しています】
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10月 22, 2015 緊急支援支援物資配布ネパール |

2015年10月15日 (木)

ネパールの人たちとともに

 ネパールの震災からすでに半年近くがたちます。残念ながら、未だに50万人以上の方たちがシェルターや生活必需品などの支援を必要としており、十分な食糧が得られない中で日々を過ごしています。

 今週は、これまで雨季のために配布ができなかったヌワコット郡のタナパティ村で生活用品と寝具を約260世帯に提供しました。これからの寒さに備え、毛布やマットを配布することで、村人がなんとか冬を乗り越えることができます。


【生活用品を受け取った女性】
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 なお、JENは今回ネパールでの活動は現地NGOのラルパテのスタッフ、村の行政機関である村開発委員会、学校の先生たち、PTAの方たちと、配布内容の選定から配布の実施、モニタリングにおいても、協力して実施しました。

 事業の計画からモニタリングの段階まで、現地NGOや村の関係者とJENが一緒に実施したので、現地NGOスタッフや村の関係者にとっては、新しい作業を経験する機会になったようです。

 ラルパテのスタッフが、今後も、JENのスタッフと一緒に仕事した時の注意事項を思い出し、配布物資を計画的に業者から購入し、決まった日程で配布するなど、効率的な活動が実施できるようになることが期待されています。

 JENが被災地で自然災害後の対応をする際には、必ず、現地の人たちと一緒に業務を行い、彼らの能力を伸ばすように努めています。今後、自然災害後の対応や防災活動を現地の人たちが自分たちでできるようになることを目指しているからです。JENは現地の人たちの能力の育成を通じて自立につながる支援を行っています。

【学校の子どもたち】
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10月 15, 2015 緊急支援支援物資配布ネパール |

2015年10月 8日 (木)

ガソリン不足がもたらす影響

 こんにちは、ナマステチームです。

 ネパールでは9月20日に新憲法が制定されました。その憲法に対する反対派の運動のために、インドとネパールを結ぶ道路が封鎖されています。そのため、燃料などの物資のインドからの輸入が十分でなくなり、その結果ガソリン不足となって、一般の乗用車が運転できない他、NGOや国際機関の物資配布活動も停滞しています。

 JENはネパール人の事業責任者がいろいろな関係者に連絡をとり、なんとかガソリンを入手して、現在も配布活動を継続しています。今回は、政治状況が大変深刻に活動に影響を及ぼしており、今後どのような国で活動する際にも、ある程度の燃料の備蓄が必要であると痛感しました。

 村の人たちもガソリンが不足していることはよく知っているので、JENのスタッフが今週も配布に行ったときは本当に驚いていました。そして、いつものようにとてもやさしい笑顔でJENのスタッフを迎えてくれました。

 これまでにJENは、シンドゥーパルチョーク郡とカヴレ郡での、生活用品・寝具の800世帯への配布、そして学用品の2,600名の生徒への配布を完了しました。今週もガソリンの調達に力を入れ、支援を必要としている被災者の方たち全員に、1日でも早く物資を届けるように、精一杯努力していきます。

【1年生の女の子】
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【学校帰り】
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【お母さんが、JENが提供した生活用品が役立っていることを教えてくれました】
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10月 8, 2015 緊急支援政治、経済、治安支援物資配布ネパール |

2015年10月 1日 (木)

生活用品の提供と子どもの人権

 こんにちは、ナマステ・チームです。今日はシンドゥーパルチョーク郡ビンタール村での食器・調理具などの生活用品と寝具の配布の様子をお伝えします。

 食器や調理具などは、毎日の生活で絶対に必要なものですが、日々のやりくりに困っている被災者の方たちにとっては、それらを購入する余裕はありません。家庭によっては、政府から受けたほんのわずかな支援金でさえ、食糧の購入に使い切ってしまうほど、困窮しています。

 そのため、JENが食器・調理具などの生活必需品、これからやってくる冬に備えた毛布などの寝具を提供することで、被災者の方たちの家計の圧迫を緩和することができます。

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 震災後、被災者の方たちが経済的に困難な中で、子どもたち、特に女の子の人権がおびやかされる危険もあります。ネパールの合法的な結婚の年齢は18歳ですが、経済的な困窮から、まだ幼い、14歳などの女の子を結婚させてしまう家庭もあります。

 そのため、JENが少しでも家計の困窮を緩和するように、支援活動を継続することは、子どもたちの人権を守るためにも大切です。

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10月 1, 2015 緊急支援支援物資配布ネパール |

2015年9月24日 (木)

心の痛みをいやす薬

 こんにちは。ナマステチームです。

 今週も雨による地崩れのために、支援物資の配布を進めるにあたってたくさんのチャレンジがありました。
それでも、村の人たちに手伝っていただき、計画通りに、カヴル郡ナヤゴン村とシンドゥーパルチョーク郡のビンタール村にある12の公立学校に通学する、2,600名の生徒への学用品の配布活動が完了しました。

【雨で通るのが大変です】
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【山道でも一生懸命白板を運びます】
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【中身を確認する子どもたち】
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【配布後の片づけもみんなで】
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【うれしそうな子どもたち】
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 学用品を配布した際に、校長先生、保護者の方や、生徒からとてもうれしい言葉をいただきました。

 例えば、校長先生は、子どもたちが学校カバンを背負う様子をみて、こうおっしゃいました。
「こうして、子どもたちみんなが同じものを使うことで、自然にみんながまとまってひとつになれると思います。そして、村人みんなも一緒にがんばっていける気がします」

 保護者の方からは、
「地震の1時間後に、村の学校を見て回った時は、学校が崩れてしまっていたので、教育の村としてカヴル郡1位を目指して今まで努力してきたのに、本当にどうしようと途方にくれていました。少しでも、自分たちで努力をして、カヴル郡1位の教育の村を立て直そうと村落開発委員会の人と話していたら、ジェンのみなさんに出会い、そして学用品のご支援をいただきました。子どもたちが、学用品を受け取って喜んでいる顔を見て、心の痛みをいやす薬をもらった気がしました」。

 そして、5年生のシターちゃんは、「勉強を続けて、看護師さんになるの」と、夢を語ってくれました。

 これらのお言葉をいただき、今回私たちが配布した学用品の支援が、子どもと村の人たちの復興の支えになったと感じています。

 今後も、台所用品、食器、寝具、トタン板の配布も行い、ネパールの人たちの生活の復興を引き続き支えていきます。

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9月 24, 2015 緊急支援支援物資配布ネパール |

2015年9月17日 (木)

ネパールの人びとと自立

 こんにちは、ナマステチームのラジーブです。
 今日はネパールの人びとと自立についてお伝えします。

【ラジーブと子どもたち】
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 ネパールでは、4月の大震災からすでに5ケ月近くが経ちますが、いまだに280万人が支援を必要としています。雨季やデモの影響による通行止めがあり、支援活動の実施には時間がかかっています。雨季でアクセスが難しかった地域では、10月の乾季に入ってからやっと物資が配送できるようになる所もあります。

 このように大震災の被害は甚大で困難がたくさんありますが、それでも、コミュニティーの人びとが協力して、お互いを助けあったという話もよく聞きます。そういった相互扶助の話を聞くと、強く心が打たれました。

 たとえば、JENの事務所の裏にある民家は、震災で破損し倒壊の危険がありましたが、地元の人たちが協力して、手持ちの大工用具で建物を安全に解体しました。農村でも皆が協力して瓦礫の整理をしたり、道路を通りやすく整備したり、体の弱い人たちお年寄りに代わって若者や子どもたちが支援物資や水を運んであげたりなど、助け合っています。

【村で道路を整備する人びと】
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 JENはネパールの人たちが相互扶助や自立への想いが強いということをよく理解した上で、カヴル郡、シンドパルチョーク郡、ヌワコット郡のそれぞれの村で村人と話し合って、自立を促すことができるように支援物資の内容を決めました。
 そして、支援物資の一つである学用品をJENが提供することで、子どもたちの教育が中断されずにすみ、今後ネパールがより災害に強い国になるような国づくりに貢献できる人材の育成にもつながるのではないか、と考えています。

【学用品を緊張して受け取る男の子】
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9月 17, 2015 緊急支援支援物資配布ネパール |

2015年9月10日 (木)

子どもたちの想い

 こんにちは、ナマステチームです。

 今週はカヴル郡ナヤゴン村で、スクールバッグ・教科書・ノートなどの学用品の配布を行いました。6校の1,250名の子どもたちに支援をすることができました。

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 みんな、山道を歩いて毎日学校に通っています。私たちは配布のために、数日間山道を歩きましたが、大人にとっても体力を使う道です。子どもたちは、学用品を受け取ったときは、喜んで、本当に元気そうに歩いていました。

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 地震の後、ネパールでは多くの家庭が困窮しています。家庭の経済的な困窮のために、子どもたちが、児童労働・人身売買・早期結婚といった危険にあうケースが多く起きてしまっています。そのため、学校に通学できるようにJENが支援することで、子どもの安全と人権をまもることに貢献できます。

 震災後、5月・6月にユニセフと国際NGO数団体が協力し1,838人の子どもを対象に調査をしました。その調査報告書には子どもたちが今回の地震で感じたこと、今後の復興に向けての子どもからの提案が載っていました。
多くの子どもたちは、耐震性のある学校と家の再建を希望しています。そして、地震の後に学校に継続して通えることが、子どもたちにとって、本当に大切とのことでした。

 JENも、学用品の配布と同時に、子どもたち・先生・親御さんの声を聞いて、どのように現状の困難を乗り越え、自然災害に強い学校と地域社会を将来作っていけるか、みんなで相談していきます。地元の人たちの主体性を大切に、復興に向けて一緒に進めていきたいと考えています。

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9月 10, 2015 緊急支援支援物資配布ネパール |

2015年9月 3日 (木)

子どもたちが学校に戻れるように

 こんにちは、ナマステチームです。

 JENは震災のために教科書、制服、文房具をなくしてしまった子どもたち2,600人に学用品を提供します。
 今週はカヴル郡ナヤゴン村の小中学校で配布する学用品の最終確認をしています。

 学用品を提供することで、子どもたちの復学を促すことができます。子どもたちは学校で友達に会えることで気分が明るくなり、震災でうけたショックを乗り越えやすくなります。

 悲しいことに、震災の後、ネパールでは何百名もの子どもたちが人身売買の被害にあいました。震災により家庭が困窮していることにつけこみ、人身売買組織がご両親をだまして子どもを連れ去ってしまったケースが多くあるためです。震災から4か月が経ちますが、人身売買の被害にあい保護施設に保護された子どもは既に331名にもなります。

 JENは子どもたちの復学を支援することで、子どもが人身売買などのリスクから守られ、安全に過ごせる場も確保したいと考えています。そして、困窮する世帯に対して、生活必需品、寝具、トタン板も提供することで、困窮から少しでも早く回復できるよう支えていきます。

【低学年も勉強熱心】
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【みんなで一緒に帰ろうね】
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【学校帰りは楽しいな】
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9月 3, 2015 緊急支援支援物資配布ネパール |

2015年8月27日 (木)

笑顔や感謝の気持ちを忘れずに

 こんにちは。ナマステチームです。

 ナマステチームの配布の準備は順調に進んでいます。来週はカヴル郡ナヤゴン村で学用品の配布を行います。

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(↑ 配布するバッグを縫っています)

 制服が瓦礫にうもれて取り出せない子どもたちは、私服で通学しています。教科書がなくなった子どもは、同級生に見せてもらうなど、なんとかやりくりをしていますが、早急な教科書や学用品の提供が求められています。

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 多くの家族が雨漏りや生活用品の不足といった問題も抱えていますので、トタン板や生活用品も1日でも早く配布できるように村の人たちと調整をしています。しかし、雨期のため土砂崩れで通行できない道路もあり、生活用品やトタン板の配布には少し時間がかかりそうです。

 天候の問題に加え、今、ネパールでは新憲法の制定に反対するデモなども頻繁に起きているため、デモと警官の衝突が発生したり、道路が閉鎖されることもあります。そのため、JENの活動も現地の状況や安全に配慮して、慎重に行っています。

 被災者の人たちの状況は、とても困窮していますが、それでも村を訪問するといつも優しく村の人たちが接してくれ、子どもたちも嬉しそうに笑って話しかけてくれます。土砂崩れやデモで思うように活動が進みませんが、私たちも笑顔や感謝の気持ちを忘れずに活動を進めたいと思います。

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(↑友達の分まで、飲み水を汲みに行った優しい2人。学校には、安全な飲み水がないので、生徒がボトル持参で来ます。)

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(↑仮設テントの窓からナイスショット!)

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8月 27, 2015 支援物資配布衛生教育ネパール |

2015年8月 6日 (木)

生活必需品・学用品の配布の準備をしています

 皆さん、こんにちは。ナマステ・チームです!

 ナマステ・チームは、今、7月に実施したニーズ調査の結果を基に、物資の調達、配布の準備を行っています。

 雨期に家を補強するために欠かせないトタン板、食器・調理具・水容器、毛布など冬に備えるための寝具を1,650世帯に配布するための準備をしています。

 その他、13の小中学校に通う2,600名の子どもたちに学用品を配布できるよう準備を進めています。

【配布予定のバッグ】
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 上のような支援物資の内容を検討する上で、被災者の方たちのニーズをきちんと理解できるように、ネパール人の調査モビライザーと一緒に、ヌワコット郡タナパティ村とカヴル郡ナヤガン村に居住する510世帯の方たちを個別に訪問して、彼らが抱える問題やニーズについてお話を伺いました。

 調査を通じて、いくつか大切なことが分かりました。例えば、全世帯が、ネパール政府より15,000ルピー(18,000円程度)を震災給付金として受領しています。しかしカーストが低い民族などで農地を所有していない世帯では、政府からの給付金は、食糧に使わざるを得ず、崩壊した家屋の補強には使えません。

 そのため、JENはそういった少数民族が多い村でトタン板を配布し、雨期に耐えられるように支援をしていきます。
家が全壊してしまったことから、寝具や食器もすべてだめになってしまったことも深刻です。食器がないので、最初に2人食べ、食べ終わったら、次の2人が食べるといったリレー式で調整しているようです。

 その他、震災前は、山の湧き水の飲料水がスムーズにパイプで給水されていましたが、震災後は、水源の水量が激減してしまったため、水を汲むのに時間がかかったり、他の水源を探さなくてはならず、以前よりも水汲みにとても時間がかかるようになったそうです。
そのため、JENは村人が汲んだ水を家庭に貯水できるように、水容器を各世帯に配布し、少しでも、水汲みの労力を減らせるように支援をします。

 今後もJENは被災者の方たちと一緒に、生活の復興に向けて活動を進めていきます。

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8月 6, 2015 緊急支援支援物資配布ネパール |

2011年11月28日 (月)

厳冬にそなえて~みなし仮設住宅への暖房器具配布

 JENは震災後からこれまでに、石巻市内の仮設住宅6、890世帯に対し、生活に必要な約70品目から成る日用品の配布を行ってきました。

【9月末:JENチームによる仮設住宅への配布の様子】
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【各戸に分けて配布しました】
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 季節は移ろい、宮城県の北東部に位置する石巻市では、11月の朝晩の気温はぐっと冷え込みます。12月ともなると氷点下になることもあります。
 これからますます厳しくなる石巻での冬にそなえ、民間賃貸(借り上げ)住宅(以下、みなし仮設住宅)への暖房器具の配布は大きな意味を持ちます。

 厳冬がすぐそこまで迫った11月28日(月)、JENは、支援者の皆さまからのご寄付そして、ジャパン・プラットフォーム(JPF)の協力を得て、みなし仮設住宅へ入居されている方たち6,400世帯を対象とした暖房器具配布を開始し、石油ファンヒーターと電気カーペットの2点を、この日は約200世帯へお届しました。

 【配送用トラックに積まれた石油ファンヒーターと電気カーペット】
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 【配送業者さんも大忙しです】
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 みなし仮設住宅への暖房器具配布の取り組みは、社会の関心も非常に高く、配布初日となったこの日、宮城県内のテレビ局がJENの活動について取材に訪れました。

 【TV局のインタビューを受けるJENスタッフ】
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 そして、嬉しいことに、暖房器具が届いた方たちからさっそく、感謝の声を頂戴しました。たくさんのお手紙やおハガキ、お電話をいただきました。その一部を抜粋して以下にご紹介いたします。

●初めての支援に心まで暖かくなりました。仮設住宅と違い、被災者としての数からもれ、忘れられているのかな?と少し淋しく感じていました。支援をいただいたことで勇気をいただいた、真心をいただいたように感じています。ありがとうございました。心から感謝しています。(石巻市、女性)

●支援物資を受け取ることがなかったため、この支援により、何か「心のもやもや」といったものが払拭されたような気がします。本当にありがとうございました。(石巻市、女性)

●ちょうど寒さが身にしみた時にJENからホットカーペットとファンヒーターを頂き、本当に助かりました。震災で夫を亡くし、新築の家もメチャメチャ、これから家を直しての復活の道はまだまだですが、支えてくれる人から元気をもらい、頑張って行きたいと思います。(石巻市、女性)
 
 JENは12月7日現在、5,900世帯への暖房器具の配布を完了しました。そして年末までに全世帯への配布を予定しています。

日ごとに寒さが厳しくなってきた石巻。風が冷たく、夜ともなると気温は心底冷え込みます。少しでもあたたかさを届けられるよう、沢山の希望に満ちた春を迎えることができるよう、JENの取り組みはこれからも続きます。

===== ご報告 =============

平成23年度 外務大臣表彰受賞しました。
これまで、JENの活動を温かくご支援くださいました、
支援者の皆様に、深く感謝申し上げます。
詳しくは、こちら

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緊急募金を受け付けています。

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その他、銀行へのお振り込みに関しては、恐れ入りますが、
ジェン東京本部(03-5225-9352 担当:富田、浅川)までお問い合わせください。

11月 28, 2011 支援物資配布東日本大震災心のケアコミュニティ再建復興支援 |

2011年10月25日 (火)

【生計回復】おとなり女川町に土を届けました。畑ができます!


去る10月23日(日)、隣町、女川町の農地に肥沃な土を運ぶお手伝いをしました。視力に障がいのある持ち主さんが、近くの仮設住宅に暮らす人のために、と農地を開放してくださったのです。この仮設住宅建設地は、この方の所有です。ご好意により、31世帯が入居できる仮設住宅の建設が実現していました。

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美里町の社会福祉協議会(以下、社協)が農家と交渉し、肥沃な土を譲り受けることになりました。これを受けて、トラックの支援を受けている業者さんの車輛5台がその農家に向かいました。到着後、この農家が所有していたショベルカーで、一気に5台のトラックに土を積み込もうとしましたが、前日の大雨の影響で道路がぬかるみ、悪戦苦闘し、やっとのことで1台分の土を積み込むことができました。 社協の方と共に、皆が待つ石巻の隣町、女川町の小乗浜まで運搬しました。

小乗浜では、大崎地方の小牛田農業高校の学生2人と仙台育英学園の学生が1人、そして現地ボランティア10人ほどが土の到着を待っていました。 積み下ろした土を皆でならし、うねを作り、早速種を植えました。全盲という障がいを持つ持ち主さんの夢がひとつ、皆の暖かい支援により結実しました。 この支援は、JENのパートナー団体でもある、ジャパン・プラットフォームのスタッフが、女川町を訪れた際に知ったことがきっかけでした。農地を作るにはトラックや土が必要で、それらの入手に四苦八苦していた際、そうだJENに聞いてみよう、ということになったのです。

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一方、JEN側でも、そんなことなら、ぜひとも実現のお手伝いをしよう、となりました。早速、トラック支援を受けている業 者さんに声を掛け、美里町の社協、JPF、農地を提供してくださった方、それを利用する方、そしてJENなど、支援に携わる多くの人たちの協働によって実 現しました。 ご協力くださったすべての皆様に感謝を申し上げます。


====== ご報告 =============



平成23年度 外務大臣表彰受賞しました。


これまで、JENの活動を温かくご支援くださいました、

支援者の皆様に、深く感謝申し上げます。

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10月 25, 2011 緊急支援文化、生活、習慣支援物資配布東日本大震災心のケアコミュニティ再建仮設住宅生計回復・収入創出 |

2011年10月18日 (火)

【生計回復】 牡鹿半島、東浜災害対策本部の解散、新しいスタート

JENは7月より、東浜において野菜支援活動を行ってきました。野菜のほか、果物、お米などを東浜の全世帯分搬入し、それを地域の人たちが協力して手際よく振り分けていました。


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<写真:野菜、果物の搬入>


この野菜支援を、10月をもって終了しました。事業に参加していた東浜災害対策本部長・豊島さんは、次のように振り返りました。

「いつまでも支援を受けるのではなく、これからは自助努力しなくてはならない」

この力強い言葉には、自立に向けた決意が伝わってきました。

「まだ時間はかかるが、復旧と復興に向かって頑張りたい」と話す地区長さんもいました。


  10月14日(金)、結成から7カ月目を迎えたこの日、
東浜災害対策本部は解散式を行いました。


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<写真:災害対策
本部長、副本部長、各地区長


 東浜は、震災の影響により道路が寸断され、陸路の支援から孤立してしまった地域です。東浜災害対策本部は、そのような状況下で3月14日に結成されました。自衛隊による陸路の救援が始まってからは、東浜災害対策本部が5つの地区ごとに日々住民からの声をまとめ、必要な救援物資を一覧表に書き出して自衛隊からの物資を待ちました。


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<写真:
その日必要な食料を書き出したメモ】

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<写真:
地区ごとや年齢ごとに必要な物資を書き出したメモ


 JENによる野菜支援は終了しましたが、今後は、「はやく仕事を再開したい」という住民の声に基づき、漁具支援を始めることになりました。

復旧から復興へ向けて新しいスタートをきった東浜に暮らす人々が、一日でも早く元の生活に戻る日を願い、JENはサポートしてゆきます。


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<写真:
東浜災害対策本部の外観


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10月 18, 2011 文化、生活、習慣支援物資配布東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか)心のケア生計回復・収入創出 |

2011年8月 4日 (木)

仮設住宅への支援物資配布、着々と進んでいます。

 仮設住宅への入居が、着々と進んでおります。

 石巻市の建設予定数7900戸のうち、7月末の段階でJENが行っている仮設住宅への生活用品支援物資配布は、約4500戸となりました。


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<写真:この日は、一気に292戸へ物資を配布する大変な一日でした>


 JENでは、地域の雇用促進につながるよう、この事業に係わる配布要員を、仕事として、石巻に住む方にお願いしています。

 今回この事業に携わっている尾形さんは、

 「自分たちの住む地域の復興にかかわる仕事が出来る。その実感が、何よりもうれしい。仮設住宅に入居した方が喜んでくれたらさらにうれしい」

と話してくれました。

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仮設住宅全戸完成までもう少し。まだまだ、作業は続きます。

人々の生活再建のための本事業は、支援者の皆さまと、ジャパン・プラットフォームのご協力により実施しています。




=====  ご報告 =====

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8月 4, 2011 支援物資配布東日本大震災心のケア仮設住宅生計回復・収入創出 |

2011年5月16日 (月)

仮設住宅への物資配布が着々と進んでいます

石巻市に仮設住宅が出来始めました。

JENでは、石巻各所で建設が進んでいる仮設住宅へ物資の搬入を進めています。

ゴールデンウィーク中には、全国から集まってくださったボランティアの方々にお手伝いいただき、4/29には向陽町5丁目(第一次仮設住宅)137世帯、大橋1丁目(第二次仮設住宅)104世帯へ台所用品や生活用具の搬入を行いました。

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<写真>大橋1丁目に搬入する物資を積んだトラック

石巻市によると、市内には、被災した人のうち9,500人が今も市内108箇所の避難所で暮らしています。また、その一方で、2か月にわたる避難所でのストレスから、家に戻って生活している人が、その同数いるとみられています。そのような自宅で避難されている方々は、津波の被害を免れた2階での暮らしを続けており、多くが水や水道、ガスにアクセスできません。

そのような方々に、当面の安心した生活を提供し、避難生活のストレスを少しでも軽減するために、仮設住宅は緊急に必要です。

JENが調達&搬入している物資は、以下のような生活物資です。
団体ごとに違う物資を搬入しています。

<写真 下>JENが調達&搬入した物資(茶碗4、汁椀4、スポンジ2、やかん1、ふろおけ1)

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<写真下>市が調達した物資も合わせて配布します。

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<写真 下>ボランティアの皆さんと一緒に物資の積み下ろし。

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<写真 下>たくさんの物資 をバケツリレーで。

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<写真 下2つ>雨が降る前にせっせと物資の仕分けを行います。

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<写真 下>住宅一戸いっこに物資(写真はまくら)を搬入。

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こんな感じで進んでいます。

JENでは、被災された方々が元の生活に戻るためのサポートをさせていただくために、
今後も石巻市内で建設が計画されている仮設住宅に、順次、物資を搬入していきます。

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5月 16, 2011 支援物資配布東日本大震災 |

2011年5月15日 (日)

【大工道具の募集】本日をもって無事に終了いたしました。

道具をお送りくださった皆様、ご協力ありがとうございます!

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(写真:牡鹿半島、鮎川の公民館前、5月末の様子)

地震・津波から2か月たった現在も、石巻ではがれきの撤去、汚泥の除去作業が続いています。

石巻の牡鹿半島では、2か月以上たった現在でも大型の重機が入りにくい危険な場所がたくさんあり、人の手を使っての細かな作業はまだまだ困難な状況です。

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それとは別に、建築制限区域に指定されている場所、今後の復興計画の見通しがつかない中、津波の被害にあった家屋の修復作業が着々と進んでいる地域もあるのが現状です。

そこで、住宅再建や修復の作業にあたられる方々のために、大工道具の募集を呼び掛けさせていただきました。その結果、計33名の支援者のみなさまが応じてくださいました。

ざっと280品目もの大工道具などの工具類・釘・ネジが集まりました!

以下、道具を配布させていただいた場所です。

・小網倉浜
・給分浜
・小渕浜
・牧浜
・竹浜
・福貴浦
・荻浜
・大原浜
・狐崎浜
・鹿立浜

こちらの大工道具を使わせていただき、被災地の復興は進みます!

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5月 15, 2011 緊急支援支援物資配布東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか)住宅再建 |

2011年5月 8日 (日)

【支援物資の募集!第5弾】大工用具のご協力をお願いいたします!

◆◆◆募集は終了いたしました。ご協力、ありがとうございました。

 集まった物資についての報告は、こちら!◆◆◆

現在、多くのボランティアの皆さまのご協力を得て、石巻市では各家庭の瓦礫や汚泥の除去が進んでいます。
ゴールデンウィーク期間中には、たくさんのボランティアの方々にご参加いただき、ありがとうございました。

さて、ジェンでは、この度、次のステップとして、石巻市の社会福祉協議会や石巻で活動する他団体様とご協力しながら、以下の大工道具を皆さまから募集いたします。

津波で流された膨大な量の瓦礫や泥を除去するためには、まだまだ時間が必要ですが、現地の被災された方々は、それにも負けじと、家の修復を始められています。

今回、募集させていただく道具は、被災された方々が、ご自身の手で、家屋を修理されたり、瓦礫を使ってプレハブを建てたりするために使わせて頂きます。

ご家庭に眠っている不要な道具などがございましたら、ぜひご協力を頂けますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

<募集概要>

1.募集期間
募集は終了いたしました。

2.募集道具
◆剪定(せんてい)ノコギリ
◆バール(35センチ以上)
◆玄翁(げんのう)
◆石頭(せっとう)ハンマー
◆ドライバー(マイナス)
◆ドライバー(プラス)
◆ペンチ
◆ナタ
◆マキ割オノ
◆釘(1寸、1寸5分、2寸、2寸5分)
◆充電式インパクトドライバー
◆丸ノコ(AC100V)
◆サンダー(AC100V)

※新品・中古品ともに可。一個から受け付けております。

3.宅配便の送付先
〒986-0031
石巻市南境鶴巻3
南境生活センター内
ボランティア支援ベース
家屋再生プロジェクト係

4.留意点
①ダンボールでお送りいただく際には、物品別に分けて梱包願います。その際は、ダンボールの外側に、物品の内容と個数をお書きください。
②必要なアイテムを厳選して募集致しております。恐れ入りますが、上記以外の物品はご遠慮ください。

皆さまのご協力に心からの感謝を申し上げます!

5月 8, 2011 支援物資配布東日本大震災住宅再建 |

2011年4月20日 (水)

石巻市で4回目のユニクロさん衣料&全国の皆さまからの物資を配布しました!

4月16、17日、石巻市内と雄勝(おがつ)町にて、衣料の配布を行いました。

今回は、石巻市内の老人ホームと三陸海岸を北上した地域、石巻市内からは陸路2時間ほどの地域を配布の対象とさせていただきました。

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石巻市内の恵仁ホームでは、入居者、職員、隣接する病院の入院患者の皆さまに配布させていただきました。

一方、雄勝町では、唯一の大型の避難所で500人もの被災者と子ども17人が住まわれている大須小学校と、大須から30分ほど車で更に北上した荒集落にひっそりとたたずむ避難所「憩いの家」に住まわれている被災者のみなさんに(高齢者を中心に、子どもたちも10人滞在しています)配布させていただきました。

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雄勝町の中心部は壊滅的な被害を受けてしまいました。地域の人々の多くが大須小学校に避難されています。半島の「船越」地域では、全員が避難、大須小学校と荒の避難所に分かれて滞在中とのことです。

一日でも早く、安心して暮らせる環境が整うことを、そして再び元の生活に戻れる日が来るまで、
石巻の人々と共に活動してゆきます。

引き続きよろしくお願いいたします。

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皆様のご協力をよろしくお願いします。
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4月 20, 2011 企業の皆さまからのご支援支援物資配布東日本大震災 |

2011年4月13日 (水)

支援物資募集は一旦終了。ご協力ありがとうございました。

週変わりでアイテム更新にもかかわらず、全国いや、全世界の皆様に緊急支援にご協力いただいた支援物資募集を一旦終了いたしました。

週ごとに全く違うアイテムが登場したり、せっかく入手できたアイテムが締め切りに間に合わなかったりと、皆様には本当に本当に深いご理解を賜りましたこと、また柔軟にご対応いただきましたことに、この場をお借りして深く御礼申し上げます。

物資配布という支援を通して、緊急時のニーズの変化、生活状況の変化、被災者の皆様の変化がどうあるのか、そのスピードを少しでも肌で感じていただけたならば幸いです。

Img_0947この写真は、石巻事務所でのひとコマです。しばらくは、ボランティアセンターに設置されたWFP(国連世界食糧計画)の大型倉庫に搬入していましたが、あっという間に物資で溢れるため、時には事務所の片隅に収納することもありました。届けられた物資をひとつずつチェックし、アイテム毎に置き場所を振り分け、必要なときにすぐに持ち出せるようにすることもまた、駆けつけてくださったボランティアの皆さんのお仕事でもありました。

支援が始まった時に募集したカイロは春の訪れとともに必要がなくなり、ウエットタオルは、避難所への出張お風呂の登場によりその出番が減ってきました。ただ、物ではない、別の支援が必要になってきています。

Img_0948ジェンでは、引き続き、必要なところに必要とされる支援を届けてゆきます。引き続き、応援、ご支援をどうぞよろしくお願いします。(写真:テントは寒い、と車で寝泊まりされていたボランティアさんたち)

ジェンスタッフ一同

泥だしボランティア大募集中!
くわしくは、こちら

炊き出しボランティア大募集中!
くわしくは、こちら

4月 13, 2011 企業の皆さまからのご支援支援物資配布東日本大震災 |

2011年4月 9日 (土)

終了しました!【支援物資募集!第4弾】

支援物資の募集は終了致しました。

週替わりで募集している緊急支援アイテムですが、
今週は、以下の救援物資を募集いたします。

また、今週は、4月13日(水)到着指定でお願いいたします!

地震からもうすぐ1ヶ月を迎えます。
現地では汚泥除去チームと炊き出しチームが、
ボランティアの方のご協力のもと活動を続けています。

今週募集するアイテムは、
特に汚泥除去に必要なアイテムです。
(汚泥除去については3/31のブログをご覧下さい)

皆様のご協力に、心から感謝を申し上げます!

★荷物送付日
支援物資の募集は終了致しました。

★必要な物品
1 大人用長ぐつ(津波の汚泥の撤去作業で履きます)
2 厚手のゴム手袋(津波の汚泥撤去用です)
3 防塵マスク(汚泥撤去作業時に粉塵を避けるために使います)

★送付先
支援物資の募集は終了致しました。

★送付上の注意事項
①上記3つの物品別に分けて梱包願います。
②必ずダンボールに梱包願います。ダンボール箱以外は受取できません。
③ダンボールの外側に、物品の内容と個数をお書きください。
④募集期間を過ぎた物品、上記以外の物品はお受取できません。着払いで返送させていただきます。申し訳ございません。

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<写真>4月8日夜、足立倉庫を出発するトラックへの積荷作業。ドライバーは、ボランティアをお申し出くださった佐藤さん。ありがとうございます!

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<写真>足立倉庫前で。荷物の上げ下ろしを手伝ってくださっているボランティアの皆さんと一緒に。

4月 9, 2011 支援物資配布東日本大震災 |

2011年4月 5日 (火)

石巻市で3回目のユニクロさん衣料&全国の皆さまからの物資を配布しました!

4月2日と3日、宮城県石巻市の3箇所で、地元の住民の方1,256人に、ユニクロさんからご提供いただいた衣料と全国からJENにお寄せ頂いた物資を配布することができました。

これで、石巻市では3回の物資配布で、合計2,015人の方々に物資をお届けすることができました。

物資のご提供と配布のボランティアにご協力をいただいた皆さま、本当にありがとうございます!

皆さまからお寄せいただいた物資の中では、予想通り長靴に要望が集中。
津波の泥を掃除するために、片づけ関連グッズが必要とされています。

日が暮れると大いに寒くなるので、使い捨てカイロやマフラータイプのタオルも大好評でした。

ジェンでは4月7日まで支援物資を募集中です。

募集している物資とお願いしたい注意事項はコチラです。

地震から3週間が経過しましたが、皆さまには、引き続き、たくさんのご支援を頂き、心から感謝を申し上げます。

これからもどうぞよろしくお願い申し上げます!

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<写真>大曲小学校で配布用に準備したユニクロさん物資

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<写真>お集まりくださった住民の方に物資をお渡しするジェンスタッフ

<これまでに石巻市で配布した物資>

◆生活雑貨(大人用紙オムツ、子ども用紙オムツ、女性用生理用品、レトルト食品、缶詰、ウェットタオル、尿取りパッド、掃除用具、長靴、使い捨てカイロなど)
(配布先)石巻市松波、黄金浜、大街道、渡波地区の住民の方々2,015名
※足立倉庫に全国からお届け頂いた物資です!

◆衣料(ユニクロ衣料各種、マフラータイプのタオルなど) 約7000着
(配布先)石巻市松波、黄金浜、大街道、渡波地区の住民の方々2,015名

◆灯油 1900リットル
(配布先)鮎川、相川、小室、十三浜、宇田川町、渡波、大門町、湊町などの各家庭

4月 5, 2011 企業の皆さまからのご支援支援物資配布東日本大震災 |

2011年3月26日 (土)

JEN足立倉庫: 皆さまからの物資、こんなに集まりました。 第一陣のご報告

このたび、足立倉庫へ物資7アイテムを届けてくださった皆様、
どうもありがとうございました!
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まずは、無事に出発したということのご報告をさせていただきます。上の写真は、このたびの皆様からの物資を運んでくださっているKさんとSさんです。ありがとうございます!

「届きました」のご報告は、目下、スペシャルなツールを開発中ですので、
完成したら、別途ご報告いたします。

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様々な得意技をご支援いただいて、この物資配布が実現しています。
倉庫担当のKさんチーム、ありがとうございます!

今週のアイテムはこちら


皆様のご協力をよろしくお願いします。
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3月 26, 2011 支援物資配布東日本大震災 |

2011年3月25日 (金)

物資の受け付け期間、延長します

足立倉庫からのリクエストにより、27日締め切りではなく、31日締め切りといたします。

今回集める物資は、こちらでご確認ください。

3月 25, 2011 支援物資配布東日本大震災 |

フィールドチーム:3月25日

今日、われわれは3班に分かれています。灯油(配布に向けて)の物資の受け取りと配布準備、山下小学校で炊き出し、湊(みなと)小学校(石巻)調査です。

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(写真:石巻、沿岸近くの様子)
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口座名 JEN

 
通信欄に「東北地方太平洋沖地震」と記載ください。


○クレジットカード:http://bit.ly/c7R8iA

 
プルダウンメニューから「東北地方太平洋沖地震」をお選びください。

○三菱東京UFJ銀行 大久保支店
(普)1081322 「特定非営利活動法人JEN」

皆様のご協力をよろしくお願いします。
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3月 25, 2011 支援物資配布東日本大震災 |

フォトアーカイブ: 荷物の運搬も手伝いあう

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(普)1081322 「特定非営利活動法人JEN」

皆様のご協力をよろしくお願いします。
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3月 25, 2011 支援物資配布東日本大震災 |

2011年3月24日 (木)

本日より3月31日(必着)まで、以下の物資を緊急募集します!

先週から週替わりで募集しているアイテムですが、
本日より3月31日(必着)まで
以下の救援物資を募集いたします。

以下の注意事項を必ずお守りいただき、
下記の住所まで直接お送りください。

注意事項をお守りいただけないと、物資の仕分けに時間がかかり、現地にお届けするのに遅れが生じます。
一刻でも早く物資が被災者のもとに届くよう、ご理解とご協力をお願いたします!

また、募集の内容は毎週(水曜更新)変わりますので、
必ずこのブログをご確認ください。

皆様のご理解とご協力に、心から感謝を申し上げます!

★募集期間
3月24日(木)~3月31日(木)必着

★必要な物品
1 缶詰(肉や魚などタンパク質系食品。缶切り不要なもの)
2 レトルト食品(温めて食べられるもの)
3  介護用ウェットタオル
(大きめのもの。お風呂に入れない方々が体を拭くためのものです!)
4 尿取りパッド(お風呂に入れない方の下着代わりです)
5 パンティライナー(お風呂に入れない方の下着代わりです)
6 トイレ掃除用柄つきブラシ
7 避難所掃除用のほうき
8 大人用長ぐつ(津波の汚泥の撤去作業で履きます)

★送付先
支援物資の募集は終了致しました。

★送付上の注意事項
①上記7つの物品別に分けて梱包願います。
②必ずダンボールに梱包願います。ダンボール箱以外は受取できません。
ダンボールの外側に、物品の内容と個数をお書きください。
④募集期間を過ぎた物品、上記以外の物品はお受取できません。着払いで返送させていただきます。 

3月 24, 2011 支援物資配布東日本大震災 |

2011年3月22日 (火)

【速報】 物資の集まり状況~不足しているもの

JEN足立倉庫です。


介護用のウエットタオルが足りません。

是非とも、ご協力をお願いします。

送付先など、詳細はこちらまで

3月 22, 2011 支援物資配布東日本大震災 |

2011年3月20日 (日)

本日より3月24日(必着)まで、以下の物資を緊急募集します!

地震発生以来、ジェンには、皆さまからのご支援依頼をたくさんいただいております。あらためまして皆さまに心からの感謝を申し上げます。

さて、本日より3月24日(必着)まで
以下の救援物資を募集いたします。

以下の注意事項を必ずお守りいただき
下記の住所まで直接お送りください。

注意事項をお守りいただけないと、物資の仕分けに時間がかかり、
現地にお届けするのに遅れが生じます。

物資支援は時間との戦いです。
一刻でも早く物資が被災者のもとに届くよう、ご協力をお願いたします

また、ジェンでは、今後、刻一刻と変わる
現地のニーズに対応するために
必要な物資を週替わりで募集いたします。

これまでにジェンは、日本では新潟中越地震、中越沖地震、海外では多くの甚大な災害への緊急支援で物資を含む様々な支援を届けてきました。そこで学んだ事は、ニーズは分刻みで変わるということです。
国が違っても、紛争であっても、自然災害であっても、このスピードと事実は変わりません。どうか、ご理解いただきたいです。

募集の内容は毎週(水曜更新)変わりますので、
必ずこのブログをご確認ください!

皆様のご理解とご協力を、重ねてお願い申し上げます!

★募集期間
3月20日(日)~3月24日(木)午前中必着

★必要な物品(上から順番に必要です!)
1 レトルト食品(パックごとお湯で暖めて食べられるもの)
2 缶詰(肉や魚など、タンパク質系の食品。缶切りが不要なもの)

3  介護用ウェットタオル(大きくて体が拭けるもの:お風呂に入れない方々が体をふくためのものです!)
4 大人用オムツ(使い捨て)
5 子ども用オムツ(使い捨て)
6 ホカロン(使い捨て)
7 女性用生理用品(使い捨て)

★送付先
支援物資の募集は終了致しました。

★直接JEN足立倉庫にお持ち込み頂く場合
倉庫は六木小学校近くの諏訪神社隣りにあります。
受付は11:00~18:00(3月24日は12:00まで)です。


★送付上の注意事項
①上記7つの物品別に分けて梱包願います。
②必ずダンボールに梱包願います。ダンボール箱以外は受取できません。
③ダンボールの外側に、物品の内容と個数をお書きください。
募集期間を過ぎた物品、上記以外の物品はお受取できません着払いで返送させていただきます。 

    
                   

3月 20, 2011 支援物資配布東日本大震災 |

2011年3月16日 (水)

【プレスリリース】 本日、炊き出しを行います!(写真つき)

JENは本日、高砂中学校で緊急支援物資配布として炊き出しを行います!!

Dscf2815 2011年3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震に際し、14日、JENの調整員3名が仙台に到着いたしました。

早速、緊急支援物資配布の準備と、刻一刻と変わるニーズの中で最も必要とされているものの調査を始めました。

被災地に入り活動をしている職員の一人、浜津裕香(はまつ・ゆか)は、
15日の現地の状況をこう語りました。

「本日は、東京からの支援物資が届くやいなや、炊き出しをしようと考えていました。
なぜなら、4日目となる避難生活で、小さな子どもたちから元気がなくなってきています。顔色が変わり、弱りだしてきたので、『いま避難所にいる1200名全員分でなくても、なんとか子どもたちの分だけでも炊き出しで温かい食事を出したい』、調整員やボランティアだけではなく、避難所にいる多くの人がそう感じていました。

物資の到着は明日に延期になってしまいました。でも、ボランティアを申し出てくれた仙台市内の料理店シェフ、ここに避難している大学生や中学生ボランティアのお陰で、なんとか600人分のカレーとスパゲティを被災者の方々にお渡しすることができました。
これは、被災してから初めての温かい食事となりました。

被災を経験された方々を少しでも勇気付けられるよう、明日は届いた食料で炊き出しを行います。

電気・ガス・水道が使える避難所もあり、避難所によって、環境にバラつきがあります。電気のないところでは、日が暮れると、暗闇の中でひしめきあうように過ごさなければいけません。避難所生活が4日も続くと、大人も子どもも顔色が悪くなり、疲労感が濃くなってきます。加えて、今日から急に寒くなったこともあって、高齢の方々の中には体の不調を訴える方が増えています。

そんな中で、唯一明るいニュースは、若者ボランティアたちのパワーです。中学生から大学生までが自主的にボランティアに参加し周囲にも参加を呼び掛けることで、避難所に、日に日にボランティアの数が増えています。食べ盛りの若者たちが、『自分は食べなくてもいい』、と言って食糧配布を手伝う姿は、周りの人たちにも元気や勇気、明るいパワーを分けてくれます」

明日3月16日水曜日、JENは、高砂中学校で緊急支援物資配布として炊き出しを行います。

====
緊急募金を受け付けています。

↓↓↓↓↓↓↓

○郵便振替口座 00170-2-538657
 
口座名 JEN

 
通信欄に「東北地方太平洋沖地震」と記載ください。


○クレジットカード:http://bit.ly/c7R8iA

 
プルダウンメニューから「東北地方太平洋沖地震」をお選びください。

○三菱東京FJ銀行 大久保支店
(普)1081322 「特定非営利活動法人JEN」


皆様のご協力をよろしくお願いします。
====


このリリースに関するお問い合わせは、広報担当:濱坂・池田 (Tel:03-5225-9352)まで。

3月 16, 2011 支援物資配布東日本大震災 |

2011年3月15日 (火)

【プレスリリース】 炊き出し決定!

Dscf2809 炊き出しがはじまります
    
今朝、炊き出しのための物資一式および、女性用衛生用品を積んだ第2陣が、
東京本部事務局(東京都新宿区)から仙台市宮城野区に向け出発しました。

<第2陣のトラック2台に搭載した物資>
ポリタンク、女性用衛生用品(生理用品)、野菜、缶詰、米

 避難所での生活5日目を迎え、被災者の方々の体調は極限状態に達しようとしています。
炊き出しを行う予定である高砂中学校の校庭には一面に泥が堆積しており、
1200名の被災者に対し、たった5か所の仮設トイレしかありません。

3月16日水曜日、JENは、被災者1000名強が身を寄せる高砂小学校で
緊急支援物資配布として炊き出しを行います。

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緊急募金を受け付けています。

↓↓↓↓↓↓↓

○郵便振替口座 00170-2-538657
 
口座名 JEN

 
通信欄に「東北地方太平洋沖地震」と記載ください。


○クレジットカード:http://bit.ly/c7R8iA

 
プルダウンメニューから「東北地方太平洋沖地震」をお選びください。

○三菱東京FJ銀行 大久保支店
(普)1081322 「特定非営利活動法人JEN」


皆様のご協力をよろしくお願いします。
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3月 15, 2011 支援物資配布東日本大震災 |

2010年5月11日 (火)

ゴトン・ロヨンの精神

Img_6991_low_2パダン市街から2時間、山に向かい、1本道をひたすら西に進んでゆくとリマ・コト・ティモール郡に到着します。山間いはバリよりもスケールの大きいライステラス、平地には熱帯地域特有の10Mは軽く越すほどの背丈のあるココナツが道を囲むのどかな農村地帯です。JENが最初に緊急支援物資配布を行った村、クドウ・ガンタン村の村長さんにお話をうかがいました。

「地震で村の家は100%破壊されました。被害の大きさはさまざまでしたが、皆、初めて体験する地震という恐ろしい災害によって大きなショックを受けました。

地震後、すぐにJENがやってきました。そして、私に住民のリストを作ってください、と言いました。村長として、村の住民リストを管理していましたので、即座にリストを手渡しました。Img_7005_low

JENは、優先順位の高い家族から、がれきを取り除くキット、5世帯に1つ一輪車などの什器のセットを配布する準備をしてくれました。私たちには、『ゴトン・ロヨン(共に働く)』という隣人を支え合う習慣がありました。たちまち、村人は、互いの家のがれき撤去を始めました。今は一段落ついたので、自分たちで家の再建を行っています。これらツールは、あのときJENが配布してくれたものです。Img_7007_low

村人の間では、時折り小競り合いがありますが、自分が中に入って解決してきました。しかし、地震直後の状態は、自分ではどうにもできない事態でした。そんなときに受け取ったツールは、すべてを失った私たちに希望、そして私たちが本来もつパワーの半分を与えてくれました。あとの半分のパワーは自分たちでなんとかしなければならないものです。

この地震では、(1)困っている人を助けること、(2)食糧を貯蓄すること、(3)そして、村人、教師、行政がひとつになって支え合うことの大切さを身をもって学びました」Img_7008_low

5月 11, 2010 文化、生活、習慣支援物資配布インドネシア スマトラ沖緊急支援 |

2009年11月12日 (木)

インドネシア 緊急支援活動報告会 開催!

 2009年10月7日に3名のスタッフがインドネシアのスマトラ島の被災地パダンへ、緊急支援のために現地入りしました。JENが支援を始めた地域は、パダン市街から100キロほど北にあるパリアマン地区です。10の村の約1,500世帯に対して、瓦礫(がれき)の撤去やシェルター建設に役立つ大工用具19点とユニセフの衛生キットの配布をしました。

 大地震が発生して約1カ月。被災地の人々の生活の立て直しは、これからが本番です。JENは、今後、現地の人々のニーズに合う支援を実施するために、支援の届いていない地域に暮らすより多くの人々へ緊急支援物資を配布するプロジェクトと併せて、被災したコミュニティの人々の心のケアを含む、学校での防災教育も実施する予定です。

 報告会では、震災直後より現地で緊急支援活動に携わった渡邊千紗・浜津裕香より、現地で撮影した地域や被災地の写真・映像を交え、現地の状況、人々の声、ならびに進行中のプロジェクトについて、報告させていただきます。

■報告者: 渡邊千紗 (海外事業部 プログラムオフィサー)
 浜津裕香 (国内事業部 リレーションシップ開発担当)
■日時: 11月13日(金) 18:30~20:30
(受付:18:00~)
■会場: JEN東京本部事務局
 東京都新宿区揚場町2-16第二東文堂ビル7F
(JR、地下鉄 飯田橋駅徒歩4分)
■参加費: JEN&JSC会員(無料)、非会員(500円)
■定員: 25名
■お問い合わせ・お申込み:
電話またはE-mailで、東京本部事務局(担当:池田・濱坂)まで、氏名、ご所属、ご連絡先を
お知らせください。(Tel: 03-5225-9352 / E-mail:
info@jen-npo.org

JENのインドネシアでの活動をもっと知りたい?
くわしくは、こちらを

http://jenhp.cocolog-nifty.com/emergency/cat21582655/index.html

11月 12, 2009 事務所・スタッフ企業の皆さまからのご支援支援物資配布インドネシア スマトラ沖緊急支援 |

2008年11月20日 (木)

シェルターの配布について

20nov08_img_2782s_low   今回は、シェルターキットがどのようにして住民の手に渡っているかをご説明します。

 まず、シェルターキットを最も必要とする地域を調査し、配布する村を決定します。

 決定後、対象となった村で、シェルターキットを受け取るための委員会を立ち上げてもらいます。

 委員会には、受け取る家族の世帯主のリストを作成してもらいます。20nov08_dsc02469s_low_2

 委員会のメンバーは、キットが村に到着する度に数を確認します。

 そしてキットがすべて村に到着した後、キットを受け取る村人全員を集めて、拇印を押してもらいます。

20nov08_dsc09141_low  拇印を押すときの村人の表情は様々です。寄付者への感謝を最大限に表わす人や、家族を失ってうつろな表情のままの人。他の村人との会話に盛り上がる人や、初めての捺印で緊張する人など。中でも一番多い、うつろな表情の人びとのことがいつもとても気になります。

 いま行なっている支援を効率的に行うことで、最も支援を必要とする人びとに支援が届くよう心がけつつ、うつろな表情の人びとに必要な支援は何なのかを毎回考えながら、村を後にしています。20nov08_165s_low

11月 20, 2008 支援物資配布 |

2008年10月16日 (木)

通称 日本村

15_oct_08_low  現在、着々とシェルターの建設が進んでいますが、多いところでは、ジェンの配布したキットによる家が200軒近く建てられています。そのような村は、通称「日本村」と呼ばれています。彼らは、家をもたらした日本人に感謝し、自分たちの村を「日本村」と呼び始めたそうです。村人は、日々の食事にも苦労しているにもかかわらず、「感謝の気持ち」として、もち米やココナッツを私たちに差し出します。「何にもないけど、気もちだけは伝えたい」と。

 貴重な食べものをいただくのは大変心苦しいのですが、彼らの気もちを尊重して受け取るようにしています。我々にとって、心のこもったプレゼントは、一生忘れることのできない宝物です。事業の実施に伴う疲れや苦労も吹き飛びます。15_oct_08_2_low_3

 JENのスタッフは、支援するという一方向ではなく、支援される側からも多くのことを学び、元気をもらいながら活動しているのです。

□■□■□■□■ミャンマー緊急支援事業 活動報告会■□■□■□■□
★報告者: 木山啓子(JEN事務局長)、
      三上泰(海外事業部 ミャンマー担当プログラムオフィサー)
☆日時: 10月16日(木)18:30~20:30(受付18:00~)
★場所: JEN東京本部事務局
☆定員: 25名 ※定員になり次第締め切らせていただきます
★参加費:JEN&JSC会員無料、非会員500円
☆お申込・お問合: JEN東京本部事務局(担当:坂本、濱坂)
TEL:03-5225-9352 FAX:03-5225-9357 

      ★☆★詳細はこちら★☆★

★☆☆★★☆☆   オンライン寄付のご案内   ☆★★☆☆★☆

~これからは オンラインで かんたんに ご寄付 いただけます~

キャンペーン実施中!2008年11月30日まで

くわしくは
こちら



皆さんのお気持ちを、その温かさそのままに、
      JENが確実にお届けします。

★☆☆★★☆☆★☆☆★★☆☆★☆☆★★☆☆★☆☆★★☆☆★

10月 16, 2008 緊急支援ミャンマー支援物資配布 |

2008年8月 7日 (木)

32km以上流されて生き延びた村の人の話

Dscn0652__low  ラプタのダンジーゴン村で100世帯の長をしているヤエムさんの体験です。

 彼は、サイクロンで高波に襲われ、32km以上も流されました。

しかし丸太を両脇に抱えていたので、奇跡的に生き延びることができました。

残念ながら、奥さんと二人の子どもを目の前で失ってしまいました。

Dscn0780__lowサイクロン発生から3週間後、唯一生き残った一人の子どもに再会することができました。

彼は、村の責任ある立場を担っています。

今は村の再建のために、子どもと一緒に過ごせる時間をほとんどつくれません。

彼も子どもも、風や雨が吹くたびに思い出し恐怖を感じていると言います。Dscn0775__low_3

 今回のサイクロンでは、何キロも流されながら生き残った人が多くいます。彼らの多くは、目の前で家族が流されてしまった状況を鮮明に記憶しています。家族を救えなかったことを、彼らは本当に悔やんでいます。

 ジェンは、シェルター配布を行う中で、被災者に今後どのような支援をすべきかを考えながら活動しています。

JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

郵便振替口座番号:00170−2−538657  口座名義:JEN
※通信欄に「ミャンマー」とご明記ください。

8月 7, 2008 緊急支援ミャンマー支援物資配布 |

2008年7月31日 (木)

ラプタでのシェルター配布

Dscn0650s_low  サイクロンが直撃した地域の中でも、特に被害が大きかったラプタでシェルターの配布を開始しました。

 現在、ジェンが支援するラプタの村々では、サイクロンによって家屋の全てが崩壊しました。その後、流されてきた廃材で仮の掘っ立て小屋を建てたり、それができない人は、親戚や他人の小屋に居候している状況です。Dscn0732s_low

 家族以外の人と狭い家に同居することは、被災のショックに加え心的なストレスの原因にもつながります。たとえば、本来5、6人で住む家に、15人で住んでいる小屋もあるのです。「家族だけの元の生活に戻りたい。家さえあれば何とかなる」と人々は口をそろえて言います。

Dscn0827s_low  ジェンは、過剰な支援は行いません。被災者が元の生活を取り戻すために、本当に必要な支援のみを行います。人々の自立を促すために必要な支援とは何かを考え活動する中で、シェルターを配布している村々では、ようやく人々に笑顔が戻り始めました。

JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

郵便振替口座番号:00170−2−538657  口座名義:JEN
※通信欄に「ミャンマー」とご明記ください。

7月 31, 2008 緊急支援ミャンマー支援物資配布 |

2008年7月24日 (木)

日本から、トタンが到着

24th_july_cgi  ジェンは、シェルター・キットの配布に加え、イオングループ様ご提供によるトタンの配布事業を実施しています。

 サイクロンによって多くの建物の屋根が吹き飛ばされた結果、家の資材となるトタンの需要が高くなっています。しかし、物資が現地で調達できないため、緊急支援物資として日本で調達、現地へ輸送し配布することになりました。

 写真にある約1万枚のトタンは、被害にあった公共施設などの建物の屋根を修復するために使用されます。24th_julycgi 

 7月1日、トタンを載せた輸送船は横浜港を出発、22日に無事ヤンゴン港に到着しました。現在、ヤンゴン事務所では、ミャンマー商工会議所連盟とともに屋根修復が必要な場所の選定を急いでいます。特に支援が届き難い地域での配布を予定しています。

JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

郵便振替口座番号:00170−2−538657  口座名義:JEN
※通信欄に「ミャンマー」とご明記ください。

7月 24, 2008 ミャンマー企業の皆さまからのご支援支援物資配布 |

2008年7月17日 (木)

さあ、家を作るぞ

15th_july_low  7月11日、いよいよシェルター・キットの配布をデダエのレイチョン村で開始しました。配布当日は、村人たちが総出で私たちを出迎えてくれました。これまで親戚の家や流れてきた材料で建てた仮の小屋に住んでいた人びとが、ようやく家を作れる段階まで来たのです。

 ジェンの配布するシェルター・キットは、家一軒分の資材からなります。資材配布後に、建設会社の指導のもと、住民みずから家を建てます。

 写真は、建設の様子です。7、8人なら一日で完成します。このシェルターは、2、3年はそのまま使えます。メンテナンスをすれば、さらに長く住み続けることができます。ジェンは、現地の風土に合わせたキットを配布するため、建設会社と相談の上、サイズや材料を決めました。「大変馴染みのある材料で、安心して住める」と村びとから喜びの声が聞こえてきます。

 他の地域や村でも、資材の調達が進み、配布にむけて準備が進んでいます。

JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

郵便振替口座番号:00170−2−538657  口座名義:JEN
※通信欄に「ミャンマー」とご明記ください。

7月 17, 2008 緊急支援ミャンマー支援物資配布 |

2008年7月 3日 (木)

まだまだ必要なシェルター・キット

080701_low  住宅の被害の大きかったデダエおよびボーガレにおいてニーズ調査を実施しました。そして、デダエの約380世帯、ボーガレの約460世帯にシェルター・キットを配布することを決定しました。

 家を失った人びとは、仮の小屋を作ったり、被害を免れた家に数家族が共同で住んだりしている状態です。仮の小屋は雨風に弱く、村人は「早く安心して住める家に住みたい」と言います。また、他の家に身を寄せている人も、「家族だけの生活をしたい。家主にあまり迷惑をかけたくない」と、シェルター・キットの配布を心待ちにしています。

 ラプタでは、配布が決定した約千世帯に加え、引き続きニーズ調査を行っています。海岸近くの村は特に被害が大きく、調査をすればするほど、シェルター・キットに対する必要性が見出せます。

 さらにラプタでは、シェルター・キットの資材の調達が進んでいます。支援先の村は、サイクロンによって竹も木もヤシも全て流されてしまったため、調達が困難になっています。ジェンとミャンマー商工会議所は、被害の少なかった地域から資材を集めて支援先の村に搬送し、村人にシェルター・キットとして配布する予定です。

JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

郵便振替口座番号:00170−2−538657  口座名義:JEN
※通信欄に「ミャンマー」とご明記ください。

7月 3, 2008 緊急支援ミャンマー支援物資配布 |

2008年6月26日 (木)

人々の気持ち

123_low  国連の発表によると、今回のサイクロンで10万人以上の人びとが亡くなったといわれています。

 被災地では、家族の中でただ一人だけが生き残ったというケースが多くあります。

 彼らは希望を失い、混乱しています。

 そのような人びとに何ができるのか、深刻に考えさせられます。

350_low  家族を失った悲しみは、何ものにも耐えがたいものです。

 シェルター・キットの配布により、少しでも人々に希望を抱いてもらえたらと思います。

 しかし、悲しいことだけではありません。

 ヤンゴン市内では、到るところに募金箱が設置されています。

373_low  そして、多くのミャンマーの人びとが、被災地を訪れて物を配布したり、寄付をしたりしています。

 ボランティア精神というよりは、本当に素直な感情として、

 「自分にできるかたちで被災者のために何かをしたい」

 という温かい空気がヤンゴン中を包み込んでいます。

JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

郵便振替口座番号:00170−2−538657  口座名義:JEN
※通信欄に「ミャンマー」とご明記ください。

6月 26, 2008 ミャンマー文化、生活、習慣支援物資配布 |

2008年6月19日 (木)

シェルター・キットについて

_low  シェルター・キットの内容ですが、当初は、通常の緊急支援物資としてのブルーシートや工具類を予定していました。

 しかしながら、被災者のニーズを詳細に調査していく中で、ブルーシートがあまり現地の気候風土にあわないこと、被災者がブルーシートの扱いに慣れていないことがわかりました。

 ジェンとUMFCCIは、ニーズにあわせて住宅の材料になる竹やヤシの葉などの配布を行うことにしました。

 緊急支援において、ニーズは日々変化します。地域の風土や人々にあった支援を行うことで、被災者の気もちや要望を尊重することができます。また、慣れ親しんだ材料であれば、自身で家を修繕することも作ることも可能となります。

 調査した村で、風土にあったシェルター・キットの配布の計画を話すと、被災者は安堵の表情になりました。ただ単にモノを配布するだけではなく、前向きに生きようとするためのサポートをしていければと考えています。

JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

郵便振替口座番号:00170−2−538657  口座名義:JEN
※通信欄に「ミャンマー」とご明記ください。

6月 19, 2008 ミャンマー事務所・スタッフ文化、生活、習慣支援物資配布 |

2008年6月12日 (木)

ラプタでの支援決定

_low_2  ジェンは、被害の大きかったエヤワディ管区のラプタで、家を失った約1000世帯にシェルター・キットを配布することに決定しました。

 ラプタは、ヤンゴンから車で10時間ほど南下したとことにある、最も被害が深刻だといわれている沿岸のデルタ地帯です。

 ジェンの支援する村々は、ラプタの中心街からさらに舟で2~3時間の場所にあります。大きな川に面した村には支援が届いていますが、川の支流沿いにはまだまだ支援の行き届いていない村があります。

_low_3  ジェンは、支援の手が届いていない村で、支援を待ち続けている人びとに対してシェルター・キットを配布してゆきます。

JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

郵便振替口座番号:00170−2−538657  口座名義:JEN
※通信欄に「ミャンマー」とご明記ください。

6月 12, 2008 ミャンマー事務所・スタッフ文化、生活、習慣支援物資配布 |

2008年6月 1日 (日)

ヤンゴン事務所開設

Img_3335_low  6月1日、サイクロン「ナルギス」の被災者支援を行うため、ミャンマーのヤンゴンにジャパン・プラットフォーム加盟のNGO3団体(ピースウィンズ・ジャパン、社団法人日本国際民間協力会、ジェン)が合同事務所を開設しました。

 現在、ニーズ調査を行い、支援の必要な村を検討しています。ヤンゴン市内では、既に倒木などは撤去され、平静を保っています。

 写真は、事務所からヤンゴン市内を撮影したものです。

JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

郵便振替口座番号:00170−2−538657  口座名義:JEN
※通信欄に「ミャンマー」とご明記ください。

6月 1, 2008 緊急支援ミャンマー事務所・スタッフ支援物資配布 |