2015年12月24日 (木)

ハイチの食料品購入事情

 ハイチで暮らす人々は、どこで生活用品や食料品を買うのでしょうか。

 まず、ハイチの人は、地元の市場で生活用品や食料品を購入します。事業地レオガンにも市場があり、品数は限られますが、野菜や肉など生活に必要なものを購入することができます。ただ、大抵の市場は、衛生環境が悪い場所で食料品を販売しているので、購入する際はしっかりと判断する必要があります。

【ゴミや泥水の横で野菜や果物が販売されている(地元の市場にて)】
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 次に、多くの外国人は、首都近郊にあるスーパーマーケットで、生活用品を購入します。ほとんどの生活物資は、アメリカやドミニカ共和国などから輸入されるので、とにかく価格が高いのが特徴です。特に乳製品は高く、牛乳は1パック約120グルド(250円)~、卵は1ダース12個で250グルド(約530円)~します。また、ハイチで取れる野菜は安いのですが、輸入される野菜は日本より高いのが印象です。

【スーパーマーケットで購入した白菜、209グルド(約440円)】
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【スーパーマーケットで購入した人参、113グルド(約240円)】
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 ハイチでは電気や水道などインフラ関係が十分に整っていません。家、電気、インターネット、水など、日本と同じ生活水準で生活をしようとなると、日本以上にお金がかかるのが特徴です。



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12月 24, 2015 ハイチ, 文化、生活、習慣 |

2015年12月10日 (木)

天皇誕生日レセプション

 12月2日、在ハイチ日本大使館主催の天皇誕生日レセプションに参加してきました。ハイチの政府関係者や援助機関、在留邦人など総勢で300名以上が参加し、立食パーティーが行われました。

 セレモニーが始まると、日本大使のスピーチ、ハイチ政府代表の方のスピーチがフランス語で行われました。

 参加者には、和食をはじめとする食事や、ビール、シャンパン、日本酒などの飲み物も振る舞われました。和食には寿司や天ぷらが含まれ、これらはハイチで唯一の日本食レストラン「Haiku」に注文したそうです。
 以前、個人的にこのレストランに行った際に、サーモン丼を20ドルほどで食べましたが、味は良かった記憶があります。
 ハイチには、生の魚を食べる文化がないので、こういった寿司に使えるようなネタを購入することはできません。値段が総じて高めである理由は、刺身や寿司に使われるネタはマイアミの市場から船便で取り寄せているためだそうです。

【レセプションの壇上、ハイチと日本の国旗】
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【日本文化についても紹介】
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【ハイチで唯一の日本食レストラン「Haiku」のサーモン丼】
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12月 10, 2015 ハイチ, 文化、生活、習慣 |

2015年11月19日 (木)

コレラ感染者大量発生のその後

 ハイチでは、2010年の大震災以後、各地でコレラ患者が大量に発生しました。ハイチ政府の統計では、2010年10月から2014年1月までの間で、コレラ感染者が698,304人を記録しました。

 2013年に限ると、58,505人になり、2012年の100,000人から大幅に減少しました(注1)。2014年はさらに半減し、約26,000人になりました(注2)。
ここまで見ると、コレラ感染数は震災直後と比べると大幅に減り、成功したように見えます。

 しかし、2015年1月から8月の感染者数は21,666人に上り、2014年の同じ期間と比べて147%も増えました(注3)。このデータを見る限り、各機関のコレラ対策の限界が見えてきました。

 コレラは患者の糞便や吐瀉物に汚染された水や食べ物を口にすることによって感染します。ハイチでは、特に貧困層の人びとが安全な水、衛生施設や保健所へアクセスするのが困難であり、コレラ感染が止まらない状況につながっています。

 また、資金不足も理由のひとつに挙げられます。国連が必要と掲げる2014年から2015年の資金は、まだ目標額の46%しか集まっていません。資金が集まらなければ、安全な水を提供する施設などの衛生施設を建設することができません。

 これらの問題が解決されない限り、コレラを完全に消滅させることは困難かもしれません。

 JENは一人でも多くの方に安全な水を提供できるように、引き続きサポートしていきます。

【首都中心街を流れる川。ゴミなどが捨てられている】
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(注1)UN fact sheet: Combatting cholera in Haiti. (United Nations, 2014)
(注2)Haiti: 5 things you need to know. (UNOCHA, 2015)
(注3)Haiti: Cholera figures as of August 2015. (UNOCHA, 2015)


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11月 19, 2015 ハイチ, 文化、生活、習慣, 水衛生改善 |

2015年10月22日 (木)

森林破壊が進むハイチ

 ハイチから隣のドミニカ共和国に入ると、緑や木が増えることに気づきます。
 カリフォルニア大学ロサンゼルス校の教授で生物地理学者のジャレド・ダイアモンド(Jared Diamond)は、著書「Collapse」の中で、「ドミニカ共和国の28%の国土は森林で覆われている一方、ハイチにある森林は国土の1%」と述べています。同じイスパニョーラ島にある国なのに、なぜこのような差が生まれるのでしょうか。

 その理由は、人々の生活にあります。ドミニカ共和国では、料理を作る際にガスが使われていますが、ハイチでは炭を利用して火をおこし料理を作っています。
 農村に住んでいるハイチの人びとの収入源は限られます。木を切り倒し、炭を作ることが、貴重な収入源となります。また、貧困層が多いハイチでは、ガスを買う金銭的な余裕はありません。負のサイクルに陥っているのです。

 森林がなくなれば、水を蓄えること、やがては私たちの住む場所も失われます。負のサイクルから抜け出し、少しでも森林破壊を抑制できるように、考えていかなければいけません。

【炭を作る住民】
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【市場に販売しに行く前の炭】
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10月 22, 2015 ハイチ, 政治、経済、治安, 文化、生活、習慣 |

2015年8月20日 (木)

村の人たちのやさしさはネパールの文化

 皆さん こんにちは ナマステ・チームのルカです。

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(写真左が、ルカさん)

 私はJENのネパールの活動が始まってから、アシスタントとして働いています。これまで活動を進める中で、一番心に残っているのは、被災した方々を訪問して生活を見させてもらうことで、ネパールの人たちのよいところを再確認できたことです。

 私が訪問したのは、ヌワコット郡のタナパティ村でした。車で移動した後、目的地に向かって30分以上も歩いていると、お年寄りや若い女性などいろいろな人たちが、水田で働いているのが見えました。女性たちは「一緒に手伝わない?」と、誘ってくれました。

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 村の人たちはいつも明るく話しかけてきて、都市から来たJENのスタッフが村になじめるようにあたたかい雰囲気を作ってくれます。

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 村の人たちは仮の建物か、崩れた自宅を補強して暮らしています。家族を亡くしたり、家畜を失ったり、家具や物がすべて壊れたり、状況はとても深刻です。子どもたちは大切にしていた教科書やカバンが使えなくなって、がっかりしていました。

 それでも、活動の準備でやって来た私たちにトウモロコシや果物を出してくれ、本当ににこやかに受け入れてくれました。

 家が崩れてしまい、物がなくなっても、残った農具を使って熱心に農業に取り組んでいる女性たちを見て、しなやかさも感じました。やさしさや謙虚さといったゆたかな心が、ネパールの人たちの大切な文化のひとつなのではないかと、今回の村の訪問を経て感じています。

 帰りは大雨のため5時間以上かかりましたが、被災した村の人たちを訪問できたことは、私にとってとてもよい経験になっています。

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8月 20, 2015 ネパール, 文化、生活、習慣, 緊急支援 |

2015年8月13日 (木)

ハイチの公共交通機関

 ハイチの住民は通勤や町を移動する際、どんな交通手段を使うのでしょうか?

 まず、都市間の移動には、タプタプと呼ばれる路線バスや、ミニバンタイプのバスがあります。 タプタプは値段が手ごろなので利用しやすいですが、各駅に止まるので、移動するのには時間がかかります。ミニバンタイプのバスは停車する回数は少ないですが、タプタプよりは値段が高くなります。

 次に、街中での移動で活躍するのは、バイクタクシーです。渋滞もあまり影響なく進むことができるので、とても便利です。首都ポルトープランスのような大規模な都市になると、タプタプが各地区を走っています。また、数は少ないですが、タクシーもあります。

 JENのオフィスがあるレオガンからポルトープランスの片道あたりの値段の比較をすると、次のようになります。(2都市間の距離は約35キロ)

 ‐ミニバン型のバス(50グルド=約110円)乗り換えなしで行ける。
 ‐タプタプ(35グルド=約75円)途中で1回乗り換えをしないといけないが、値段は安い。
 ‐バイクタクシー(300グルド=約660円)行きたい場所に行けるが、値段が高い。

【タプタプ ポルトープランス市内にて】
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8月 13, 2015 ハイチ, 文化、生活、習慣 |

2015年7月23日 (木)

【速報】「水なし米」と「水あり米」

 皆さんこんにちは、ナマステ・チームの原口です!
 今日は、山の中の村の被災の状況についてお伝えします。

世界一高い山のあるエベレストを持つネパールは、山々に覆われた国です。都市も町も、山の合間にでき、ほとんどの村人は、山の斜面・山頂に住んでいます。いまだに支援が届いていない人たちのニーズを調査していると、いろいろな山の暮らしが見えてきました。

  今、ネパールは雨季(7~8月)に入り、どこも田植えの真っ最中です。ネパールでは、米の二期作を行っていて、一期目は雨期の前に収穫されました。 これを、「水なし米」と呼んでいます。現在植えている米は、「水あり米」と言って、「水なし米」より美味しいのだそうです。何となく、わかる気がします。

 ヌワコット郡タナパティ村(首都カトマンズから、車で2時間半)を調査中、山のような食器を抱えた一人の女性とすれ違いました。ドゥルガさん、妊娠8か月の女性です。

 家族総出で、田植えをしており、お昼ご飯を持って行った帰りにお会いしました。

【食器をもった女性が向こうから歩いてくる。このお腹。恐る恐る聞くと、やはり妊娠8か月。家族総出の田植えに昼食を持って行った帰り】
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 日本の昔も、こんな様子だったのかなあと思っていると、妊娠8か月なのに、不安定な田んぼの畦道を、稲の苗を両手に持って、ドゥルガさんが運んでいます。

 私が、

 「妊婦さんなのに、よく働くなぁ~」 と言うと、

 現地スタッフが

 「【おしん】って知ってる?こっちでは、【おしん】が有名で、この名前をつけている人もいるのよ」

 とのことでした。 


ネパールの女性は明るくて、働き者です。皆、震災で悲しい経験をしていても、前に進むために、明るく働いているのだと思います。JENはこのような元気な女性たちと一緒に、震災からの復興に向けて、支援活動を進めていきます。

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7月 23, 2015 ネパール, 文化、生活、習慣, 緊急支援 |

2015年7月16日 (木)

ハイチの観光事情

「ハイチってどこにあるの?」「そんな国あったっけ?」と思う方も多いかもしれません。ご存知の方も「西半球で一番貧しい国」として知っているのではないでしょうか。

 ハイチはカリブ海の島国ということもあり、観光産業としての潜在能力を持っている国です。今回はそんなハイチの旅行事情を紹介します。

 世界銀行の統計によると、2012年に外国からハイチに訪れる観光客は295,000人でした。隣国であるドミニカ共和国は約15倍の4,563,000人でした(注1)。
ハイチに訪れる観光客が少ない理由は、治安悪化や政情不安のため、各国政府が渡航を勧めていないことが挙げられます。日本の外務省の海外安全情報によると、首都ポルトープランスは、「渡航の延期をお勧めします」と定められています。ハイチに来る際は、情報を確認し、安全を確保した上で、来られるのが望ましいでしょう。

 では、ハイチに来る観光客はどこを訪れるのでしょうか?

 まずハイチ北部にある世界遺産のシタデル・ラフェリエールはハイチ観光の目玉です。巨大な石造建造物は、フランスの侵攻を防ぐために1805から1817年の間に建てられたと言われています。また駐車場から建造物までは急な坂道なので、馬に乗って上ることができます。

 次に世界遺産の候補に挙がっているジャックメルの町には、フランス植民地時代の建造物が残っており、18世紀にタイムスリップしたかのような雰囲気を楽しめます。また海に面していることもあり、キレイなビーチを見ながら、過ごすこともできます。

 これら二つの都市は、比較的治安が安定しているハイチ北部と南部にあり、観光客が訪れやすい場所でもあります。

【シタデル・ラフェリエール】
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【観光客は馬に乗って建造物があるところまで上ります】
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【ジャックメルの海】
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(注1) International tourism, number of arrivals. (The World Bank).

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7月 16, 2015 ハイチ, 文化、生活、習慣 |

2015年5月 7日 (木)

統計で見るハイチのコメ事情

 ハイチの人に「代表的な食べ物と言えば、何ですか?」と質問すると、ほとんどの方は「コメ」だと答えるでしょう。その理由は、町の食堂で食事をすると、コメが必ずと言っていいほどメインコースの一部として、出てくるからです。
 しかし、ほんの数十年前までは、コメは代表的な食べ物ではありませんでした。

【典型的なハイチの食事】
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 データを見ると、1980年のハイチでの精米消費量は63,000トンでしたが、2014年には約8倍の490,000トンの消費量を記録しました(注1)。

 一方で、年間の国内精米生産量は統計を見てもほとんど変化はなく、1980年の生産量が62,000トンに対し、2014年は69,000トンでした(注2)。

 消費量が増えた要因として、政府の政策の影響が挙げられるでしょう。
 以前、ハイチの人びとは自分たちが消費するコメは自国で生産していましたが、1990年代半ばに、国際通貨基金が推進する貿易自由化政策のもと、政府はコメの輸入税率を35%から3%に引き下げました。まもなく、アメリカ政府からの助成で、価格が安いアメリカ産のコメが国内の市場に流入した結果、国内のコメの価格は下落し、アメリカと競争することが難しくなりました(注3)。

 今日では、ハイチは世界の中で5番目に多いアメリカ米の輸入国です(注4)。
 また、コメ消費量の80%近くを輸入に頼っています(注5)。

 消費量が増えた要因は他にもあると思いますが、コメが代表的な食事になったのは、少なくとも政府の政策が影響しているでしょう。

【町の市場で売られているアメリカ産の米】
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(注1)Haiti Milled Rice Domestic Consumption by Year (index mundi, 2015)

(注2)Haiti Milled Rice Production by Year (index mundi, 2015)

(注3)Country profile – Haiti(New Agriculturist, 2007)

(注4)Beyond Aid: The Flood of Rice in Haiti(Poverty cure, 2013)

(注5)Haiti no longer grows much of its own rice (Oxfam America, 2008)



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5月 7, 2015 ハイチ, 文化、生活、習慣 |

2015年4月23日 (木)

「ララ祭」の様子を紹介します

 去る4月5日、JENはレオガン地区のララ祭に参加し、手洗い促進活動を行いました。

 ララ祭は、ハイチでカーニバルに次ぐ2番目に大きな宗教的・文化的行事で、各地で祭りが催されます。
 ララは1日限定のイベントではなく、主に四旬節(復活祭前の準備期間)に行われ、ミュージシャンがドラム、トランペットや竹のホーンを演奏し、グループメンバーと踊り、町の至る所で小さなパレードが行われます。

 レオガンのララ祭は、国内で最も知られており、今年は祭りが4月5日に行われました。

【レオガンの中心部で行われているララ祭のパレードの様子】
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【パレードでダンスをしている女性ダンサー】
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 パレードは夕方の6時から始まり、翌朝まで行われました。今回は深夜に大雨が降ったので、見物客の多くが祭りの会場を後にしましたが、夜の8時ごろには多くの見物客が大通りに押し寄せ、パレードを楽しんでいました。

『「ララは私の文化」と「浄化された水+手洗いは私の健康のために」』をテーマに、JENはスタンドを1つ借り、手洗い促進活動を行いました。見物客を対象に手洗いの重要性を伝え、子どもたちには水・衛生に関するクイズを出し、正解した子には、水の浄化剤をプレゼントしました。また、実際に石鹸を使い、手洗いの実践も行いました。

 ハイチ文化と水衛生をキーワードにした今回の活動は、JENにとっても、多くの人たちとの交流や、水衛生の重要性を共有できる良い機会となりました。 

【JENのバナー『「ララは私の文化」と「浄化された水+手洗いは私の健康のために」』】
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【手洗いを実践している子どもをサポートしているJENスタッフ】
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【衛生促進活動をしているJENスタッフ】
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4月 23, 2015 ハイチ, 文化、生活、習慣, 衛生教育 |

2014年10月30日 (木)

クレオール語でこんにちは

 ハイチには公用語が2つあります。フランス語とクレオール語です。
 クレオール語は、ハイチの人々が日常的に使っている言葉で、フランス語は書面や公式な場で使われることが多いです。

 JENハイチ事務所でも、事務所長およびハイチ人スタッフは通常クレオール語で会話をしています。
 
 いくつかクレオール語の言葉をご紹介したいと思います。

 こんにちは Bonju (ボンジュ)
 ありがとう Mèsi(メシ)
 どうもありがとう! Mèsi anpil(メシ、アンピール!)
 問題ありません Pa gen pwoblèm(パゲン プウォブレム)
 えぇ!?本当に? Sa’wm dim la(ソームディムラー)

 お気づきのかたもおられるかと思いますが、フランス語の表現と似ている言葉もあります。
ハイチに来られる機会があれば、ぜひクレオール語であいさつをしてみてください。

(筆者:JENハイチ事務所の日本人スタッフにもクレオール語を教えています)

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 オフィス・アシスタント
 クローデル・ブルジェ

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10月 30, 2014 ハイチ, 文化、生活、習慣 |

2014年9月 4日 (木)

ハイチの料理

 カリブ海に浮かぶ国、ハイチの料理について紹介したいと思います。ハイチの主食はお米です。しかし、日本の白米と違って、お米を炊く際には水に加えて塩と油も入れるのが一般的です。ハイチ料理は、全般的に油を多用します。

 また、以下の写真に見られるように、多くの場合ご飯には豆が入っています。ご飯が赤く見えるのは、豆が赤いためです。見た目は日本の赤飯のようにも見えますが、豆の香りと味は赤飯とは全く異なります。この赤いご飯は典型的なハイチ料理と言えます。また、この豆を煮てソースを作り、ご飯にかけて食べることもあります。レモンなどの柑橘類で仕込みをした肉類を、トマトと一緒に煮込むことも多いです(写真の肉が赤く見えるのはそのためです)。
 

【ハイチの豆ごはん 】
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  【赤い豆のソース 】
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【鶏肉のトマト煮込み】
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 お米に加えて、主食としてはバナナを揚げたものや、野菜をゆでて丸め揚げたドーナツのような食べ物もあります。ドーナツの味は、サツマイモを少し薄味にした感じです。

【ドーナツ】
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 熱帯気候のハイチでは、バナナ、マンゴー、黄色いザクロなどのフルーツも豊富です。特に、ハイチでは一年中マンゴーが食べられます。ジェン・ハイチ事務所の周りにも、たくさんマンゴーの木があり、もうしばらくすると食べごろです。




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9月 4, 2014 ハイチ, 文化、生活、習慣 |

2014年5月 1日 (木)

ララ祭

 ララ祭は、ハイチで2番目に大きな文化行事です。私のハイチ滞在は1年になりますが、昨年は参加することができませんでした。しかし、今年は見逃すわけにはいきません!

 もちろんこの国で1番大きな行事はカーニバルですが、私にとってララ祭は、よりハイチの文化を反映したもののように思われました。カーニバルは、カリブ地域の他の国々でも体験できることもその理由かもしれません。

 初めは、ララ祭の意味がよく分かりませんでした。

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 イースターの週末は4月20日ですが、その1か月前から、毎晩のように楽器(トランペットや手作りのチューバなど)を持ったバンドが通りを歩き、そのバンドに続いて群れをなす人々と大騒ぎをします。また、その行列には、飲み物がいっぱいに入ったクーラーを積んだ手押し車を持った人もいます。道を練り歩くこのご一行の中には、ライトのためのバッテリーを積んだ手押し車を押している人もいます。
時々、その音楽団は道端で止まり、一人の男性が進み出て、情熱的にそして時折激しくムチをたたきます。そして、またその集団は音楽を演奏しながら道を進んでいくのです。大通りのそばに住んでいる人にとって、毎年3月と4月は悪夢かもしれません。

 また、道でこの音楽団に出くわすのも厄介です。運が良くても数分、運が悪ければ時には1時間も足止めを食らってしまいます。大通りの真ん中で、何百人もの人々の集団が歌い、踊り、演奏し、そしてお酒を飲んでいるのを想像してみてください― 私たちにできることといったら、音楽を楽しむためにひたすら忍耐強く待ち、静かにしていることしかないのです。

 話をもとに戻しましょう。この、(私にとっては)異文化の行事について、その起源を知ろうと地元の人々に聞きまわりました。しかし、いろいろ聞いてみても、ヴードゥー教に由来するものだ、という以上の説明がありません。

 これでは納得がいかなかったので、さらに詳しく調べてみたところ、ついに妥当な答えに行きつきました。どうやらこれは、黒人奴隷の故地、西アフリカの風習です。大まかに説明すると、ちょうど雨季に入る前、農家の人々が近隣の人々に農作業を手伝ってもらうよう頼んで回っていたのですが、その際、夜に農地から農地へと呼びかけて回ったのです。なぜ夜かというと、昼間はもちろん皆働いているからです。

 これは、カーニバル終了から約1か月間行われます。イースターの週末には多くのグループがパレードのために市内に集まります。パレードは夕方6時頃始まり、翌日の朝まで、時には10時頃まで続きます。今年は、このイベント中に事件や事故はなかったようです。

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 この行事への参加は、ハイチの人々の文化を理解するために大変重要でした。また、JENが参加することで、「手洗いは感染症のリスクを減らす効果があります」という基本的な衛生促進メッセージをより多くの人々に、特に子どもたちに伝えるよい機会になりました。

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5月 1, 2014 ハイチ, 文化、生活、習慣, 衛生教育 |

2014年1月30日 (木)

ハイチで日本の文化紹介

 皆さん、こんにちは。
 私は、ジミー・ピエールと申します。JENハイチに総務経理アシスタントとして採用され、2年ほど勤務しています。同僚と仕事をするのを心地良く感じており、毎日刺激的です。

 平日はJENで勤務し、週末の土曜日はボランティアとして日本語を教えています。私は、日本の文化を振興する日本ハイチ協会の一員です。この協会は、2010年1月12日にハイチを襲った大震災後に設立されました。

 生徒は20名ほどで、日本語・日本の文化を学んでいます。ハイチ人は言語を学ぶことに興味を持っています。それぞれのセッションは4ヶ月間ですが、生徒数は増加しています。現在、セッションの終わりに近づいており、以下は生徒が日本語の試験を受けている様子です。

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 当初、先生はハイチで勤務する日本人駐在員のみで、出張で来られる人が時々見に来たりしました。日本の音楽や表現方法を彼らから学びました。また、日本大使館の大使が訪問される機会もありました。日本大使館はこの活動に協力的で、それぞれの等級で3名の生徒に対してプレゼントを提供してくださいました。現在6つの等級がありますが、今後拡大予定です。

 毎年、日本大使館は文化的な催しを開いてくださいます。

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【クリスマス前の催し】
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【日本大使館による映像上映】
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【字幕付き日本の映画鑑賞】

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【剣道をやっている様子】
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【盆踊りの様子】
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 私のJENとしての業務も、生徒の皆さんに伝えています。ハイチから日本は遠いですが、ハイチ人は日本語や日本の文化を学んでいます。地震の多い島に住んでいる同士として、私たちはもっと日本のことを学びたいと思っています。

 JENはハイチと日本を繋いでいるのです。

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1月 30, 2014 ハイチ, 事務所・スタッフ, 文化、生活、習慣 |

2013年10月 3日 (木)

2013年ハリケーンシーズン終盤に入る・・・

 6月1日に本格的にハリケーンシーズンが始まってから、18の熱帯性波動がハイチに近づき、その内の8個は名前が付けられるような熱帯性低気圧、つまり恐ろしく破壊的なハリケーンになるだろうと予測されましたが、幸運にも今までのところそのような嵐は来ていません。

 前号の記事ですでにお話ししたように、7月初めに“Chantal”と“Dorian”という2つの熱帯性低気圧がハイチに近づきましたが、沿岸部に到達する直前に勢力が衰えました。その後も多くの熱帯性波動や熱帯性低気圧が発生し、つい最近も、熱帯性低気圧 “Gabrielle” がハイチに近づきましたが、何と直前でコースを変えたので、直撃をまぬがれました!
 通常、コースを変えてハイチを直撃する熱帯低気圧やハリケーンがとても多いのですが、今回、母なる自然は西半球で一番貧しい国を見逃してくれたのです。

 でもまだ安心はできません。ハリケーンシーズンは11月末まで続きます。ハイチの人々は2010年11月の“Thomas”や、昨年10月の“Sandy” のことを忘れていません。

 今年のハリケーンシーズンは、上記のような幸運なハリケーン進路の変更の他に、雨が少ないことが特徴です。それはコレラの大発生を防ぐことにはなりますが、農業のことを考えると深刻な問題です。

 今年の春の収穫高が最近発表されましたが、(2010年1月の大地震以前の最後の確かな数字である)2009年の60%しかありませんでした。昨年よりはわずかに改善したものの、インフレが続く中、ハイチの多くの人々にとって状況は本当に悪くなっています。インフレ率は最近少し低くなったとはいえ、現在約150万人の人々が食糧不足の状態にあると言われています。

 干ばつがもたらすもう一つの悪影響は、もちろん飲み水です。地下水が豊富なことで知られているレオガンでも、ほとんどの井戸が干上がっているのです。ジェンのオフィスでも貯水タンクを一杯にするのに、5月頃は小さな電動ポンプで20分しかかからなかったのに、今は1時間以上かかっています。

 水不足はまたコレラ菌の増殖に適した環境を生み出します。といっても都市部での話ではありません。都市部ではきれいな水と汚れた水を混ぜ合わせてしまう大雨が病気を広げますが、地方の過疎の地域では、水不足のためわずかな水を多くの人々と動物が共用することにより病気が広がるのです。

 今年ハイチではすでに約35000人がコレラに感染しました。今年の感染者数の合計が最終的に昨年や一昨年より減る可能性はありますが、恐ろしいのは最近数か月の間に死亡率が上がってきたことです。国全体では感染者の1.4%が死亡、遠隔地では4%に達した所もあるそうです。何とか許容できる死亡率は1%以下なのですが・・・

 そんなわけで、結局雨が降った方がいいのでしょうか。農業は助かりますが、大都市ではコレラが増えます。それとも干ばつの方がいいのでしょうか。大都市にコレラが大発生することは防げますが、人里離れた地域で死亡率が恐ろしく上昇し、大勢の人々が食糧不足に直面します。
誰もそれを決めることはできません!
 
 

 確かなことは、ハリケーンシーズンは後半に入ったということです。そして、現在の大きな脅威は相変わらず・・・ハリケーンなのです。



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ご寄付は、こちらから受け付けております】

10月 3, 2013 ハイチ, 文化、生活、習慣 |

2013年8月22日 (木)

2013年ハリケーンシーズンまっただ中

6月1日に到来が正式に発表されたハリケーンシーズンは、ハイチでは年間を通して最も緊張感の高まる期間です。

降雨は農業収穫に欠かすことができないため、雨が多く降るこの時期は、農業従事者にとって大切です。また、外国で暮らすハイチの人びとが、夏休みを利用して故郷を訪れる時期でもあり、更には様々な催し物が行われるのもこの時期の特徴です。

生まれ変わった夏の「フラワー・カーニバル」(前回分参照)も含め、定期的な集まりやビーチでのパーティなど、お祝いをする機会は多々あります。

ハイチの主要都市のほとんどで、夏季は地域コミュニティが開催するパーティーも毎週行なわれます。

例えば今年は、プティ・ゴアーブ市誕生350周年記念の祝祭が、ハイチで著名な歌手やバンドを集めて8月中旬に行われました。現大統領であるミシェル・マーテリーも、この時ばかりは大統領としてではなく、かつて歌手として一世を風靡したスウィート・ミッキー(Sweet Mickey)として参加しました。

これら全ての祭典をよそに、今はハリケーンシーズン真只中だということを誰も忘れることは出来ません。今年は例年ほど降雨量は多くないですが、気温や湿度はとても高いです。

たとえば、今年はすでに18もの熱帯波動が予報され、そのうち8個は既に名づけられています。ということは、少なくとも熱帯性低気圧による破壊的なハリケーンが、かつてない数量予測されているということになります。

ハイチは、ハリケーンに関しては苦い歴史があります。それは、中米をハリケーンが通過する3つのルートの交差路にハイチが位置していることが大きな理由の一つです。ハイチ東方のアフリカからカリブ海東南部の小アンティル諸島経由、もしくは北方、または南西からジャマイカ近辺経由で、いずれにしても嵐やハリケーンは、どうにかしてハイチに到達しようとするのです。

山が多く、森林伐採により国土の2%ほどしか木々に恵まれていないハイチは、大雨による洪水や地滑りに対して極めて脆弱です。

今年は、今のところ幸運に恵まれています。

というのは、”Chantal”と”Dorian”という2つの熱帯性低気圧が連続して大西洋に発生し、ハイチを襲う絶好のルートだったものの、双方ともハイチに到達する前にその勢力が衰えました。特に、”Chantal”はハイチ南部に達する50キロ手前で勢力が弱まったのです。

嵐に関しては幸運に恵まれていますが、雨に恵まれている年だとは言い難いです。
ハイチのほぼ全土で例年より雨が少ないため、専門家は干ばつの危機感を強めています。少なくとも秋の収穫には影響し、数ヵ月後には厳しい食糧危機に直面する可能性もあります。

嵐に関しては幸運に恵まれていると言いましたが、決してシーズンが終わったわけではありません。特に、2008年は”Fay”、”Gustave”、”Hanna”、”Ike”が8月16日から9月6日にかけてハイチを続けざまに襲いました。昨年は、”Sandy”がハイチを襲ったのが10月24日だったことを考えると、今年もまだまだハリケーンシーズンに楽観視していられないのです。

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8月 22, 2013 ハイチ, 事務所・スタッフ, 政治、経済、治安, 文化、生活、習慣, 衛生教育 |

2013年5月29日 (水)

2013年9月末までの復興支援ボランティア募集について

2013年6月~9月の復興支援ボランティアの活動日、活動内容は以下の通りです。
みなさまのご参加を、よろしくお願いいたします。

※お申込書、参加のしおりが新しくなりました。2回目以降の参加の方も、予めご確認ください。(2013年3月28日更新)


みなさまのご参加を、よろしくお願いいたします。

(活動内容に関しましては、予告なく変更になる可能性がございます。

お申込みの際に、ご確認ください。なにとぞ、ご協力をよろしくおねがいいたします)

※お申込書、参加のしおりが新しくなりました。2回目以降の参加の方も、予めご確認ください。(2013年3月28日更新)

【申込書】 「b_application_jpn201204__20130328itoukk.doc」をダウンロード



【参加のしおり】 「d_20130327_itou.docx」をダウンロード

********募集期間&日時********
<6月>
日付    曜日    内容          備考
1    土    花壇作り活動     門脇町  ご参加ありがとうございました!
2    日    花壇作り活動  門脇町  ご参加ありがとうございました!
3    月         
4    火         
5    水         
6    木         
7    金         
8    土    漁業支援活動     谷川浜     ご参加ありがとうございました!
9    日    花壇作り活動    石巻市上釜  ご参加ありがとうございました!
10    月         
11    火         
12    水         
13    木    漁業支援活動  東浜   ※お申し込みは締め切ました
14    金    漁業支援活動  東浜   ※お申し込みは締め切りました
15    土    漁業支援活動  谷川浜  ※お申し込みは締め切りました
16    日    漁業支援活動  谷川浜  ※お申し込みは締め切りました
17    月    漁業支援活動  南三陸町 ※お申し込みは締め切りました
18    火    漁業支援活動  南三陸町 ※お申し込みは締め切りました    
19    水         
20    木         
21    金         
22    土    漁業支援/花壇整備作業 ※定員に達しました
23    日    漁業支援/花壇整備作業 ※定員に達しました
24    月         
25    火         
26    水    花壇作り活動    門脇町  人手が足りません!
27    木    花壇作り活動    門脇町  
28    金    花壇作り活動    門脇町
29    土    漁業支援活動    谷川浜
30    日    漁業支援活動    谷川浜

<7月>
日付    曜日    内容    備考
1    月         
2    火         
3    水         
4    木         
5    金         
6    土    海岸清掃活動    網地島 (船欠航時は花壇作り作業)
7    日    海岸清掃活動    網地島 (船欠航時は花壇作り作業)
8    月         
9    火         
10    水         
11    木         
12    金    漁業支援活動    東浜
13    土    農地再生活動    石巻市上釜地区
14    日    漁業支援活動    東浜
15    月    漁業支援活動    東浜
16    火         
17    水         
18    木         
19    金         
20    土    漁業支援活動    谷川浜
21    日    漁業支援活動    谷川浜
22    月         
23    火         
24    水    農地再生または花壇整備活動    石巻市内
25    木    農地再生または花壇整備活動    石巻市内
26    金         
27    土    漁業支援活動    東浜
28    日    漁業支援活動    東浜
29    月         
30    火         
31    水         

<8月>            
日付    曜日      内容・活動場所     備考
1    木       
2    金       
3    土    漁業支援活動    谷川浜
4    日    漁業支援活動    谷川浜
5    月       
6    火       
7    水       
8    木    花壇作り活動・農地再生活動    上釜・門脇
9    金    花壇作り活動・農地再生活動    上釜・門脇
10    土    除草・側溝清掃活動 網地島 ※船が欠航の場合、変更になります
11    日    除草・側溝清掃活動 網地島 ※船が欠航の場合、変更になります
12    月       
13    火       
14    水       
15    木       
16    金       
17    土       
18    日       
19    月       
20    火       
21    水       
22    木       
23    金       
24    土    除草・側溝清掃活動 網地島 ※船が欠航の場合、変更になります
25    日    除草・側溝清掃活動 網地島 ※船が欠航の場合、変更になります
26    月       
27    火       
28    水       
29    木    花壇作り活動・農地再生活動    石巻市内
30    金    花壇作り活動・農地再生活動    石巻市内
31    土    漁業支援活動    南三陸町

<9月>            
日付    曜日    内容         備考
1    日    漁業支援活動    南三陸町
2    月       
3    火       
4    水       
5    木       
6    金       
7    土    漁業支援活動    谷川浜
8    日    漁業支援活動    谷川浜
9    月       
10    火       
11    水       
12    木       
13    金    漁業支援活動    谷川浜
14    土   除草・側溝清掃活動 網地島 ※船が欠航した場合、変更になります
15    日   除草・側溝清掃活動 網地島 
16    月   除草・側溝清掃活動 網地島 
17    火       
18    水       
19    木       
20    金       
21    土    漁業支援活動    南三陸町
22    日    漁業支援活動    南三陸町
23    月    花壇作り活動・農地再生活動 石巻市内
24    火       
25    水       
26    木       
27    金       
28    土    漁業支援活動    谷川浜
29    日    漁業支援活動    谷川浜
30    月                                                                              
※活動内容は天候や受け入れ先の都合によって変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。10月以降の日程は9月ごろ掲載予定です。

                                                                                                                                                                                                                                               

※活動内容は天候や受け入れ先の都合によって変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。8月以降の日程は7月ごろ掲載予定です。

********************************

 2011年3月11日に発生した東日本大震災と津波により、東北地方は甚大な被害を受けました。震災直後から2012年12月末までに、JENのボランティア派遣プログラムを通じて、ご家庭の泥やがれき、側溝に溜まった泥の撤去や仮設住宅への物資の搬入など、街の復興に参加してくださったボランティアの方々は延べ8,300人を超えました。

 震災から時間が経過し、活動内容はがれき撤去や側溝清掃などの多くの力を必要とする「緊急支援」から、漁業などの生計回復支援や仮設住宅などに住んでいらっしゃる方々の生活支援などの「復興支援」へと変化しています。 JENは「生きる力、を支えていく」をモットーに、中長期的な支援を継続してまいります。

 復興に向かう地域の皆さんが、すこしでも早く元の生活に戻るためのスタート地点にたてるよう、そして前向きな気持ちを一緒に後押しするために、引き続き、皆さんのご参加をよろしくお願いいたします。

<ご参加の条件>
1.石巻事務所または宿舎まで自力でお越しいただける方
2.宿泊所を利用される際、宿泊所で共同生活ができること。
3.作業着、装備を持参できること。
4.ボランティア保険へ加入していること。

集合時間:朝8:00
集合場所:JEN石巻事務所(JR石巻駅から徒歩5分)
(石巻市鋳銭場3-13 SASADENBILL201)
※現地集合、現地解散です。
※始めてご参加される方は必ずオリエンテーションにご参加ください。(詳細は「参加のしおり」を参照)
※活動期間は1日からお受けいたします。
※お申込締切りは、ご参加希望日の一週間前(17:00)です。
※定員:基本的に、各日20名程度
※宿泊所をご利用の場合、施設維持管理費として:1 泊 1,000 円/人徴収させていただいています。(連泊の場合、最大5000円。2013年4月1日より改訂)
宿泊所を心地よく過ごして頂くよう、少し改修いたしました。それに伴って維持管理費が1,000円に変更となりました。ご協力をよろしくお願いいたします。

<作業内容>
◆漁業復興に向けた作業のお手伝い
◆農業復興に向けた作業のお手伝い
◆地元主体の各種イベント等のお手伝い
◆子どもの遊び場であり、地元の方々の拠り所である沢や寺社、公園等の清掃
※その時に最も必要とされている作業をお手伝いいただく予定です。変化する支援のニーズに合わせ、お手伝い頂く作業の内容は随時変わります。ご了承いただけますようお願い申し上げます。

<その他>
◆募集日時や集合場所は、現地の状況によって変わる場合がございます。必ず、ご出発前にJENのホームページ上で変更がないか確認ください。
◆お申込みいただいた後、こちらからメール、または電話にて受付完了したことをお知らせいたします。
◆定員(各回20名)に達し次第、締め切りとなりますのでご了承ください。お申し込みの締切日を過ぎてしまった場合にも、定員に満たない回には、ご参加頂ける場合もございます。個別にご相談ください。
◆悪天候の場合は、活動中止の可能性がありますのでご了承ください。
◆事務所は狭いため、集合時間以前に到着された方にお待ち頂くスペースがございません。集合時間の5分前を目途にお集まり頂けますようお願い致します。

<ボランティア保険加入について>
お申込み前にボランティア保険(地震等にも対応した「天災プラン」)に必ずご加入ください。お近くの社会福祉協議会等でご自身にて加入をお願いいたします。なお、ボランティア保険の有効期限は、毎年4月1日から3月31日までとなります。自動継続はされませんので、ご注意ください。

<お申込み方法について>
ご参加のしおりをお読みの上、申込書をご記入いただき、ボランティア保険への加入を証明する証書(書類)と一緒に E-mail または Faxでお送りください。 ボランティア保険の加入が済んでない場合、お申し込みは完了いたしませんので、ご注意ください。

<東北ボランティアに関するお問い合わせ>
volunteer@jen-npo.org  0225-25-5611 
※受付時間:平日9時~18時

====
 緊急募金を受け付けています。

 ↓↓↓↓↓↓↓
○郵便振替口座 00170-2-538657
口座名 JEN

 
 通信欄に「東日本大震災」と記載ください。
○クレジットカード:http://bit.ly/c7R8iA
プルダウンメニューから「東日本大震災」をお選びください。

その他、銀行へのお振り込みに関しては、恐れ入りますが、ジェン東京本部(03-5225-9352 担当:富田、浅川)までお問い合わせください。

5月 29, 2013 コミュニティ再建, ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか), 復興支援, 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 生計回復・収入創出 |

2013年2月 7日 (木)

「キタ・ナゴ」がもたらしたもの(パート2)

 地元の新聞に掲載されていた記事を読んで、「キタ・ナゴ」にはさらに多くの意味があることを知りました。
 
ハイチの現地語であるクレオール語で頻繁に使われる「Mwen pap fe yon pa Kita,yon pa Nagoという表現があり、直訳すると「小さな一歩も長い一歩も踏まない」、意訳すると「私は動かない、ここにいる」という意味です。  キタとナゴはハイチの信仰の一つであるヴードゥー教で信じられている、21の国の中の2つでもあります(ヴードゥー教は、アフリカの複数の国から連れてこられた奴隷たちの信仰や習慣などがベースとなってできたため、ヴードゥー教の儀式では奴隷たちの出身国や部族の名前が多く使われています)。キタ国民は繊細な足を持っていて、ナゴ国民はとても持久力があると考えられています。

 シンボルに使われている木のY字のYはヨルバ族(Yoruba)のYで、奴隷時代にはたくさんの奴隷がヨルバ族から連れてこられたと言われています。このシンボルはヴードゥー教の儀式でヤム(イモの一種)を食べる際にも使用されています。樫の木は、過去には重要な国の資源の一つであり、ハイチがフランスから独立する際に課せられた賠償金の支払いにも多く使われました。

 この行動のもう一つの重要性は、ハイチ国民が外国の支援を受けなくとも、地元にある資源(人的・物質的両面)のみで物事を行えるということを示す機会であるということです。

 700キロは50キロごとに14段階に区切られています。これは、イエス・キリストが死刑判決を受けてゴルゴダの丘で死刑に処されるまでの道中を区切った14ステーションを象徴しており、処刑されてなお復活を遂げたキリストのように、失敗も大きな勝利に転じることができるというメッセージが込められています。

 この行動は、ハイチ人に対して、ハイチの環境のために植林するよう呼びかける良い機会でもあります。レジワからウアナマントへの道のりは、キタ・ナゴ・ロードを人々の心に刻むものであることは間違いないでしょう。

 人々は、「運んでいる木が話す」と言っています。おそらく本当なのでしょう。こういったメッセージを人々に訴えかけながら、この木はたくさんの人々の心に響き、多くのコミュニティーに希望をもたらしました。

 ところで、「キタ」と「ナゴ」と聞くと、上述の意味とは関係ありませんが、日本でも地理的に相反するところ(北と南(沖縄県名護市))にも通じるものがありますね。

☆☆☆☆☆ 参加者大募集中! ☆☆☆☆☆

2/18、2/20 ニュージーランドワインのチャリティ試飲会を開催いたします!

東京会場
■日時:2013年2月18日(月)18:30 – 20:30(18:00開場)
■場所:ザ・リッツ・カールトンホテル東京 2階 グランドボールルーム

大阪会場
■日時:2013年2月20日(水)18:30 – 20:30(18:00開場)
■場所:ホテルモントレ大阪

お問い合わせ、お申込みは、こちら


☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆

2月 7, 2013 ハイチ, 文化、生活、習慣 |

2013年1月24日 (木)

「キタ・ナゴ」がもたらしたもの(パート1)

「キタ・ナゴ(Kita Nago)という儀式的な行進がレオガンに近づいており、渋滞を引き起こすと考えられるため、できるだけ近づかないこと」
このメッセージが治安対策ネットワークを通じて私の携帯電話に届いた時、意味がわかりませんでした。なぜ行進がこの街に近づいているのか、また、有名な儀式であればなぜ今まで聞いたことがなかったのか?

すぐに、たくさんの追加情報が届きました。中には矛盾している内容もあって、混乱するほどでした。それと同時に行進中の集団が街の中心部に到着しました。とても穏やかで幸せそうでしたが、同時にとても疲れて見えました。
それもそのはずです。この人たちは、Y字型をしたとても大きくて重い木を交代で運んできたのですから。ハイチ南部の半島部分で見ることができる、とても古くて美しい樫の木でできていました。

1週間後、「キタ・ナゴ」についてもっと知ることができました。ハイチ共和国の独立記念日にあたる1月1日にレジワというハイチの最も南西にある街を出発し、ウアナマントという最も北東に位置する街まで、実に700キロもの距離を歩くという試みでした。みんなで協力して木を運ぶことによって、参加者たちは他のハイチ人に、「みんなが協力すればどんなことでも可能になる」ということを示そうとしていました。

何十年にも渡る国の混乱のせいでコミュニティーの結束が失われてしまったハイチでは、このような新しい象徴的な行動はとても意味深い、またユニークな試みとして、評価されるべきだと思います。

(次回に続く)

1月 24, 2013 ハイチ, 文化、生活、習慣 |

2012年12月20日 (木)

2013年4月末までの復興支援ボランティア募集について

狐崎稲荷神社 祭礼準備・神輿かつぎ手 ボランティア募集!

くわしくは、こちら

 

 

*5月以降のスケジュールは、4月初旬に決定いたします。

 

 

 

20131月以降の復興支援ボランティアの活動日は以下の通りです。

みなさなのご参加を、よろしくお願いいたします。

 

********募集期間&日時********

 

日程:

1

12日(土)~14日(月) 終了しました

17日(木)~18日(金) 終了しました

19日(土)~20日(日) 終了しました

26日(土)~27日(日) 終了しました

31日(木)~21日(金) 終了しました

 

2

 

2日(土)~3日(日) 終了しました

9日(土)~11日(月) 終了しました

14日(木)~15日(金)終了しました

16日(土)~17日(日)終了しました

23日(土)~24日(日)

28日(木)~31日(金)

 

3

 

2日(土)~3日(日)

9日(土)~10日(日) 満員御礼(お申込みは締め切りました)

14日(木)~15日(金)

16日(土)~17日(日)狐崎浜お祭りお手伝い(くわしくは、こちら

23日(土)~24日(日)

28日(木)~29日(金)

30日(土)~31日(日)

 

4

4日(木)~5日(金)

6日(土)~7日(日)

13日(土)~14日(日)

18日(木)~19日(金)

20日(土)~21日(日) 満員御礼(お申込みは締め切りました)

27日(土)~29日(月) 満員御礼(お申し込みは締め切りました)

 

********************************

 2011年3月11日に発生した東日本大震災と津波により、東北地方は甚大な被害を受けました。震災直後から2012年12月末までに、JENのボランティア派遣プログラムを通じて、ご家庭の泥やがれき、側溝に溜まった泥の撤去や仮設住宅への物資の搬入など、街の復興に参加してくださったボランティアの方々は延べ8,300人を超えました。

 震災から時間が経過し、活動内容はがれき撤去や側溝清掃などの多くの力を必要とする「緊急支援」から、漁業などの生計回復支援や仮設住宅などに住んでいらっしゃる方々の生活支援などの「復興支援」へと変化しています。 JENは「生きる力、を支えていく」をモットーに、中長期的な支援を継続してまいります。

 復興に向かう地域の皆さんが、すこしでも早く元の生活に戻るためのスタート地点にたてるよう、そして前向きな気持ちを一緒に後押しするために、引き続き、皆さんのご参加をよろしくお願いいたします。


<ご参加の条件>

1.石巻事務所または宿舎まで自力でお越しいただける方

2.宿泊所を利用される際、宿泊所で共同生活ができること。

3.作業着、装備を持参できること。

4.ボランティア保険へ加入していること。

集合時間:朝8:00

集合場所:JEN石巻事務所(JR石巻駅から徒歩5分)

(石巻市鋳銭場3-13 SASADENBILL201)

現地集合、現地解散です。
始めてご参加される方は必ずオリエンテーションにご参加ください。(詳細は以下参照)

活動期間は1日からお受けいたします。

お申込締切りは、ご参加希望日の一週間前(17:00)です。

定員:各日20名

<初回ご参加される方>

以下のオリエンテーションにご参加ください。

集合場所:JEN石巻事務所(JR石巻駅から徒歩5分)

(石巻市鋳銭場3-13 SASADENBILL201)

時間:

①第1.3.5週目の水曜日1700

②毎週金曜日17:00

★①、②共に、集合後、オリエンテーションを実施。その後、宿舎を利用される方については宿泊所までお連れいたします(18:00頃発)

③第1.3.5週目の木曜日8

④毎週土曜日8

☆③、④共に、集合後オリエンテーションを実施。その後、作業場へご案内します。

作業場所まで時間がかかる場合は、作業場所に移動してからのオリエンテーションになる場合があります。


<宿泊場所>

JEN渡波宿泊所住所:宮城県石巻市渡波字山崎48-2

宿泊施設の維持管理費として一泊500円/人徴収させて頂きます。

<作業内容>

漁業復興に向けた作業のお手伝い

農業復興に向けた作業のお手伝い

地元主体の各種イベント等のお手伝い

子どもの遊び場であり、地元の方々の拠り所である沢や寺社、公園等の清掃

その時に最も必要とされている作業をお手伝いいただく予定です。変化する支援のニーズに合わせ、お手伝い頂く作業の内容は随時変わります。ご了承いただけますようお願い申し上げます。

<その他>

募集日時や集合場所は、現地の状況によって変わる場合がございます。必ず、ご出発前にJENのホームページ上で変更がないか確認ください。

お申込みいただいた後、こちらからメール、または電話にて受付完了したことをお知らせいたします。

定員(各回20名)に達し次第、締め切りとなりますのでご了承ください。お申し込みの締切日を過ぎてしまった場合にも、定員に満たない回には、ご参加頂ける場合もございます。個別にご相談ください。

悪天候の場合は、活動中止の可能性がありますのでご了承ください。

事務所は狭いため、集合時間以前に到着された方にお待ち頂くスペースがございません。集合時間の5分前を目途にお集まり頂けますようお願い致します。

<ボランティア保険加入について>

お申込み前にボランティア保険(地震等にも対応した「天災プラン」)に必ずご加入ください。お近くの社会福祉協議会等でご自身にて加入をお願いいたします。なお、ボランティア保険の有効期限は、毎年4月1日から3月31日までとなります。自動継続はされませんので、ご注意ください。

<お申込み方法について>

ご参加のしおりをお読みの上、申込書をご記入いただき、ボランティア保険への加入を証明する証書(書類)と一緒に E-mail または Fax でお送りください。 ボランティア保険の加入が済んでない場合、お申し込みは完了いたしませんので、ご注意ください。

<東北ボランティアに関するお問い合わせ>

volunteer@jen-npo.org 

0225-25-5611

受付時間:平日9時~18

申込書 を「application_jpn201204.doc」をダウンロード

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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12月 20, 2012 コミュニティ再建, ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか), 復興支援, 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 生計回復・収入創出 |

2012年11月22日 (木)

神秘主義

【2010年にレオガンで撮影したブードゥーホールの壁画】

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“ハイチ社会:2011年9月に女性が死亡したと宣されたが、2012年同日に生きていることがわかった”

これは、今週ハイチのメディアで取り上げられた記事のタイトルです。その記事には、2011年のいつどのようにその女性が葬られ、2012年にどのように蘇ったのかが説明されています。
その記事は、事実は問題にしておらず、奇跡を説明しようとしているわけでもありません。こういった考えは、ハイチでは一般的で珍しいことではありません。

ハイチは新しい楽園なのでしょうか?それともあらゆる神が戻ってくると決めた場所なのでしょうか?または、他に理由があるのでしょうか?

実際、なぜハイチ人がそのような情報を当然のこととして考えるか、またなぜ比較的真面目なメディアが、わざわざ外部に対してそのような情報を公開するのかを理解しようとしなければ、ハイチを理解することはできないかもしれません。

ハイチ人は、ほとんど皆が神秘主義を信じています。これは、ブードゥー教と直接つながっているようです。ですが、ブードゥー教は神秘主義が起源なのか、また逆なのかはわかっていません。

11月 22, 2012 ハイチ, 文化、生活、習慣 |

2012年10月18日 (木)

クレオール語 ~ハイチ人のアイデンティティ~


[“JEN” は首都ポルトープランスの壁に見られます。。]
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 ハイチには、フランス語とクレオール語という二つの公用語があります。フランス語は公的機関やビジネス等で使用され、クレオール語はハイチ人が日常的に使います。

 もともとクレオール語は、先住民や奴隷とされた人々がお互いを理解するためにそれぞれの母国語を混ぜ合わせて使っていた言葉でした。それが、奴隷とされた人々だけで使われるように変化していきました。 1804年の独立後には、書き言葉としても体系化されていきました。

 書き言葉としては音標文字に近いです。話し言葉としてのクレオール語はフランス語に近いですが、もう少し複雑で、フランス語を崩したような印象を受けます。

 世界中のどの言語にも見られるように、言語は文化を反映しています。その為、言語を理解することは、その国の人々や関係をより良く理解することにつながります。

 クレオール語は、非常にアバウトな印象も受けますが、一方でイメージを表現する詩のようでもあります。例えば、タイヤを膨らませることを表現する際、ハイチ人は「ゴムに風を入れる」という言い方をします。タイヤを膨らませることは、平凡ではっきりした行動です。しかし、クレオール語では、考えを表現するために、それに関するイメージで表現するのです。

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 上記の写真で書かれている「Viv Ayiti tet Kale」を文字通りに訳すと、「髪の毛を剃って前に進んでいこう、ハイチ」ということになります。これは、昨年の大統領選挙の際に、新しいスタートを推進するスローガンとして使われました。実際、「tet take(髪の毛を剃るという意味)」が意味するのは再スタートです。これが、ハイチ人の表現方法なのです。

 しかし、イメージの解釈は人の数だけ存在します。ほとんどの人が、他人の話に共感し理解しようとするのでなく、自分のイメージの中で解釈しています。ここハイチでは、会話の中で共感はそれほど重要なものではないのです。このことは、もちろんよく誤解を招きます。

 ハイチを訪れる機会があれば、いかにJENが知られた存在かに気がつくでしょう。壁の至る所に「Jen Kore Jen」や「Jen an Aktyon」という文字が書かれています。

 しかし、これらは私たちJENとは何ら関係はなく、「Jen」は若いという意味なのです。つまり、上述の意味は「若者が若者を支援する」ということです。

 昨年大統領に選出されたミシェル・マルテリは、当時最年少の候補者で、このメッセージは彼を支援する言葉でした。

10月 18, 2012 ハイチ, 文化、生活、習慣 |

2012年8月16日 (木)

ハイチに戻って


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【ハイチならでは?グラン・ゴアーブにある標識:「要注意:海辺で「排便」をしないでください」】

 私はこれまで地球上の他の場所で、ハイチ以上に、地獄のような大変な思いをしたことが多々あります。しかし、ハイチは特別であり、そのユニークさはなぜかブレないものがあります。

 私の経験上、一日のうちにこんなにも多くの、変わった面白い出来事に遭遇する国は他にないのではないかと思います。私がハイチに戻った理由はここにあるのかもしれません。
数ヶ月も経てば、今日面白く思えることもストレスの要因となり、他の人たちと同様にハイチに変化をもたらすのは無理だと悲観的になってしまうことが目に見えていても。

 ハイチの可能性は、現実を見て落胆する前の、まだモチベーションが非常に高い人々を、新たに引き寄せる力にあるのかもしれません。

 ハイチでは、次々と色々な出来事が起きます。
 例えば、新居のオーナーが飼っているうホロホロ鳥を私の犬が捕まえてしまいました。私が焦っていたところ、そのオーナーはこの話を聞いて幸運にも笑って済ませてくれました。
 インターネット接続が不安定だからとプロバイダーのヘルプデスクに問い合わせても、「モデムに接続する」以外何も解決策を提案されませんでした。
 冷蔵庫は半日停電状態の台所のコンセントに差し込みっぱなし。「電気なんて一日中は必要ない。テレビさえ見られれば十分」と考えているからのようです。
 更には、家の鍵でと間違えて金庫の鍵を大家さんに渡してしまった、なんておかしな話も聞きました。

 このように、ハイチの現状を面白おかしく受け取ることもできますが、その一方で、未だに深刻な課題は多く残っています。

 ハイチの厳しい現実を反映して、今年開催されたロンドン・オリンピックに出場したハイチ人選手はたったの5人でした。そのうち4人はアメリカで生まれ、育ち、トレーニングを受けてきたそうです。

ハイチ事務所長 セドリック・ターラン

8月 16, 2012 ハイチ, 文化、生活、習慣 |

2012年8月 2日 (木)

公共電力の供給を受けるためには②

 そういった状況を知ってはいましたが、ジェンのレオガン事務所に公共の電気をひこうとした際、大変さを実際に体験することになりました。
 事務所に電気をひくために必要なケーブルの長さを図るための現場調査をするための技術者が来るまでに一か月以上。それでも、レオガン市街地の中心に事務所があり、電柱がすぐ隣にあるという状態は、恵まれていると考えるべきでしょう。

【写真:レオガン事務所】
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 最近ではハイチ電力にはケーブルのストックがないため、家主が高価なケーブルを買わなければいけません。1フィート(約30センチ)が2ドル50セントするので、ジェンの事務所にはケーブル代だけで450ドルかかることになります。ハイチ電力へ支払う登録料の250ドルを足すと、合計700ドル。そこまでしても、安定した電力供給は受けられません・・・

 今回かかる費用は、仕事に就いている恵まれたハイチ人(失業率の高いハイチでは仕事に就いていること自体が恵まれていると考えられます)の6か月分の月給にも匹敵します。

 安定した電力供給を受けるための最善策は、違法な電気ケーブル接続をやめることなのですが、それを人々に理解してもらうのには、長い時間がかかることでしょう。
 悪循環とはまさにこのこと?

8月 2, 2012 ハイチ, 文化、生活、習慣 |

2012年7月19日 (木)

公共電力の供給を受けるためには①

 ハイチにおいて、家に公共の電気をひくことは、非常に難しく、コストがかかり、長いプロセスです。

 多くの途上国同様、ハイチはインフラの不足に苦しんでいます。Baby Docの愛称で知られた独裁者ジャン・クロード・デュバリエが1986年に権力の座を追われて以来、26年の間に18人もの大統領が国を治めてきたのです! 実際には、18人ではなく、13人の大統領が18回にわたり大統領の座を入れ替わり立ち代わり務めていたのですが。なんと、時には一週間にも満たずに大統領が変わることも・・・

 この極度の政情不安、山の多い険しい地理的条件、また頻発するハリケーンが重なり、電気や水道といったインフラが向上するには難しい状況が続いてきました。

 一方で、過去30年間で人口は急速に増え続け(1986年:650万人⇒現在:推定1000万人)、携帯電話、テレビ、ラジオ、扇風機などの電化製品の利用が以前より一般化し、電力需要は高まるばかりです。しかし前述のような様々な事情で、ハイチ電力は人々の需要に応えることができていません。

 そんな中、深刻な事態が起きています。ハイチ電力に幻滅し、ハイチ電力の技術者を何か月も待つことにうんざりしたハイチの人々は、なんと自分たちで違法に電線を繋げて電気を使い始めたのです!

 たくさんの電力が「盗まれている」中、ハイチ電力は電力網を拡大することはできず、さらには電力網がすでにある場合でも、24時間安定した電力供給をすることすらできません。また、さらなる人員を雇う余裕もないため、メンテナンスや違法に繋げた電線の調査などができる状況ではありません。

(続く) 

7月 19, 2012 ハイチ, 政治、経済、治安, 文化、生活、習慣 |

2012年7月 5日 (木)

ハイチでの勘定

 ハイチでの勘定は少し特殊です。公式な通貨はハイチアン・グルドなのですが、ある意味非公式な想像の通貨として、ハイチアン・ドルが存在します。
ハイチアン・ドルはアメリカン・ドルではなく、またハイチアン・ドルの紙幣や硬貨が存在するわけでありません。

 1ハイチアン・ドルは5ハイチアン・グルドに相当し、日常の中では、出回っている通貨はハイチアン・グルドだけですが(写真参照)、物の値段はハイチアン・ドルで言われることが多いです。例えば、コーラは25グルドしますが「5ハイチアン・ドルだ」と値段を言われます。

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 他の国で過去に見られてきたように、インフレーションによって通貨の価値が激減し通貨が変更され、それで前の通貨であったであろうハイチアン・ドルの名残があるのかと最初は思っていました。
 しかし、過去に一度もハイチアン・ドルは存在したことはなく、1980年代に固定相場制が採用されていたときの1米ドル=5ハイチアン・グルドの名残のようです。それにしてもいくら名残と言っても20年以上もの間使われ続けるのは不思議です。

 
 そこで、ハイチ人たちに聞いてみると、ハイチアン・ドルのメリットは数字が小さくて済むことだそうです。1000グルドだと数字が大きいけど、ハイチアン・ドルだと200で済むから数えやすい、とのこと。
 結局ハイチアン・グルドで支払うから割り算もしくは掛け算をしないといけないから最終的にもっと複雑なのではと思うのですが、数字が大きいと、数えるのが大変でいくら使ったか分からなくなる、とまたまたハイチらしい面白い理屈がありました。

7月 5, 2012 ハイチ, 文化、生活、習慣 |

2012年5月24日 (木)

マンゴの季節、雨の季節、コレラの季節

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 本格的な雨季に先立ち、ハイチでは3月下旬頃から雨が降り始めました。特に夕暮れから夜にかけて、時にはスコールのような大雨が降ります。雨によって道路が遮断されたり、橋が落ちたりと、人々の日々の生活に影響が出ており、さらにコレラ感染のケースも増加し始めています。

 マンゴの季節に入ると、現地のハイチ人スタッフは口々に言い始めました:「マンゴの季節と雨の季節が来ると、コレラの季節が来る!」と。

 マンゴの季節になると、いたるところでマンゴが売れ始めます。
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 ハイチ人スタッフたちの話によると、おいしいマンゴが増えると、マンゴをきちんと洗わずに食べてしまう人が増え、コレラを始めとした感染病も増加する、というつながりがあるようです(ちなみに、マンゴはそのまま皮のある状態でガブリと、がハイチでの食べ方)。

 4月中旬には、国際機関によるコレラの予防接種キャンペーンが開始するなど予防策が取られ始めています。このような状況の中、ジェンはハイチ人スタッフたちによる衛生促進トレーニングを7つのコミュニティーで現在行っています。

5月 24, 2012 ハイチ, 文化、生活、習慣, 衛生教育 |

2012年3月22日 (木)

Laberger(ラベルジェ)における水管理委員会の選挙

2月上旬に新しいプロジェクト「レオガン地区における水管理委員会を通じた水衛生環境改善事業」という新しいプロジェクトが開始しました。

 この事業では首都のポルト―プランスの西に位置するレオガン地区の7つのコミュニティーで水と衛生環境の改善を行います。ハイチでは長年に渡る国際支援の結果や技術不足から、井戸を掘削しても数年内で故障してそのまま放置されるケースがたくさんあります。JENではこの状態が改善されるように、井戸を責任もって管理できる組織を各コミュニティーに設立します。

 7つのコミュニティーのひとつであるLaberger(ラベルジェ)では、今まで川の水を飲料水として利用していました。このコミュニティーで井戸を掘削し、それを地元の住民自ら管理運営することで、衛生環境を末永く維持できる仕組み作りを行います。

 この水管理委員を選ぶ選挙が先日実施されました。とても「ハイチらしい」選挙でしたので、その様子を紹介します。

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 まずジェンスタッフとの事前打ち合わせ通りに、地元のリーダー的存在の方々がジェンの事業、水管理委員会、さらに各候補者についてそれぞれ説明を始めました。

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 BGMは子豚の鳴き声です。

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 水管理委員会の委員の選定は、挙手による住民投票によって行われます。

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 子どもに授乳をしながらも、住民は参加してくれます。

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 しかし、途中で挙手のカウントが難しくなったようで、「Aを支持する人はこっち、Bを支持する人はあっち」と○×ゲーム形式に代わり、皆がそそくさと移動し始めました。

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 何回かドタバタと移動を繰り返した後、やっと水管理委員会の選定が完了。賑やかに皆が笑い楽しみながら、とてもハイチらしい選挙でした。

(この事業は、ジャパンプラットフォーム、支援者の皆様のご協力で進められています。)

3月 22, 2012 ハイチ, 文化、生活、習慣, 水管理委員会 |

2012年2月23日 (木)

BLOKIS!

「・・・BLOKISは誰もが知っている、いつでもこうさ。
 BLOKISのせいで重要な約束も守れず、電話で嘘をつかなければいけない。
 タップタップ(ハイチの公共ミニバス)は常に満員状態で、イライラし始めて暴れだしたくなる。
 汗をかきながら、電話で「あともう少しで着く」と、遅れるとわかっていながら嘘をつく。
 歩いたほうが速いと思うけど、目的地まだまだ遠い・・・」

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 今ハイチで大人気の若手歌手Wantioの最も有名な曲の一つが、”Blokis=渋滞”です。
その歌詞の一部を抜粋しています。

 ハイチの特に首都の交通渋滞はひどく、ジェンの活動にも影響することは多々あります。
 そして、交通渋滞それ自体に限らず、多くのハイチ人の日常生活における「渋滞状態」の切実さが、印象的に伝わってきます。

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「・・・BLOKISいつでもこうさ、ハイチ全体がBLOKIS状態・・・」

2月 23, 2012 ハイチ, 文化、生活、習慣 |

2011年12月28日 (水)

【コミュニティ再建】 地域の復興は、自分たちの手で。


〜 コミュニティが再び息を吹き、歩みだす日まで 〜

JENでは、3月11日の震災・津波以降、コミュニティの再建に向けてたくさんの活動を行ってきました。

3月末に始めた炊き出しでは、家屋の1階が使えなくなっても2階に住むことができる、と、避難所を離れ、住み慣れた家に戻った方達、おひとり、おひとりが、安心して住まえるよう、毎日お昼に温かいご飯を提供してきました。

これが、コミュニティ・カフェのはじまりでした。

7月22日に、4ヶ月続いた炊き出しを終えました。最初は、キッチンが使えない、ガスが使えない、という方のために温かいご飯を提供、という緊急性の高い活動でした。

中屋敷地区1カ所で行っていた炊き出しは、5月に入り鹿妻地区でもスタートし、2カ所で温かい食事を提供しました。

6月に入った頃、人びとは、炊き出しボランティアの皆さんのお手伝いを始めました。こうして、地域の方とボランティアの共同作業が始まりました。その頃、黄金浜地区の集会所に集まる人たちと出会いました。

7月になると、毎日1回の炊き出しのみならず、様々な催しが開かれるようになりました。

子ども達を対象にしたサッカー教室、おいしいコーヒーを提供してくださるボランティアさんとの交流、リラクゼーションとしてヘアカットを施してくださるボランティアさんの訪問、などです。

人びとが気軽に集まれる環境が整いつつあった7月後半、JENは、食事の提供を終える決断をしました。
支援を終える、という意味ではありません。

自立の支援を行う中で、多くの節目と向き合いますが、このときは、まさに大きな転換期でした。
これからは、この3つの地域の方々自身が主体となって、人びとが集う3つの空間を運営してゆく、それをジェンがサポートする、という体制になりました。

2011年が終わるにあたり、以下3つのコミュニティ・カフェが住民の皆さんの力で、運営されています。そして、新しい年を迎え、コミュニティカフェでは、復興に向けた多くの取り組みを実施してゆきます。その主体となるのは、支援活動を実施しているJENではなく、住民の皆様、おひとり、おひとりです。

<中屋敷地区のコミュニティ・カフェ「なかやしきっさ」>

4月の炊き出し時
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コミュニティ・カフェでは手芸教室を開催。
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子ども達へのアートセラピーも開催中
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<黄金浜地区のコミュニティ・カフェ「黄金浜会館」>

催し物の告知を行うスタッフ
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改修前の入り口(完成予定2012年春)
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<鹿妻地区のコミュニティ・カフェ「HANA荘(はなそう)」>

5月の炊き出しの様子。この場所は、取り壊しになりました。
その結果、秋までの間、簡易テントにて炊き出しや交流を行いました。
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コミュニティ・カフェ「HANA荘」が11月に完成。これで、人びとは、寒さをしのぐことが
できるようになりました。
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多くの支援者の皆様と、地域に住む皆さんご自身の協力と参加によって、人びとは一歩一歩、自分たちの手でコミュニティの再建を行っています。JENは、この取り組みを、これからも側面からサポートしてゆきます。

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12月 28, 2011 コミュニティ再建, 企業の皆さまからのご支援, 復興支援, 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 炊き出しボランティア, 緊急支援 |

2011年12月 7日 (水)

コスタリカテレビ局TELETICAによる石巻取材のお手伝い

 12月5日(月)、コスタリカテレビ局TELETICAの取材班が「震災復興」(特に人々の復興)をテーマとした取材のため、石巻を訪れました。
 石巻で心のケア、コミュニティ形成事業や漁業支援を行なっているJENとともに、石巻各方面へと視察に行きました。

 まず仮設住宅の集会所に向かい、コスタリカテレビ局の記者が仮設住宅でのお茶っこ飲みと被災者の方に被災当時の様子を取材しました。

 当日は、リラクゼーションや心のケア活動を行っているリカバリーフォージャパン(RFJ)様のご協力により、RFJスタッフの方も立ち会って住民へのインタビューが行われました。
 被災にあった方の中には、心の問題をかかえている方もおられます。集会所では、そういう方々にも注意を配りながら、JENはコミュニティ形成を築き上げています。

【JENスタッフと地域の方々:初対面でも話が弾みます】
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【RFJスタッフの方によるマッサージの様子】
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 当日の集会所ではリラクゼーション・カフェの「お茶っこ飲み」が開催されており、「今まで来たいのに、なかなか都合がつかずに来れなくて、今日初めてきたんだぁ~」という方が、訪れた日でもありました。集会所の中は、いろいろな仲間同士で和気あいあいと談笑したり、マッサージが行われていたりしました。

【山積みの断熱材】
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仮設住宅では、すでに寒さも厳しくなりつつある中、寒さ対策のため断熱材が外に山積みになっており、遅れ気味の冬支度がこれから始まります。

【仮設住宅での活動について取材を受けるJENスタッフ】
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 コスタリカテレビ局の記者より、JENが仮設住宅でどのようなコミュニティ活動を行っているのかについて、JEN石巻スタッフへのカメラインタビューがありました。

 次に、牡鹿・東浜にある福貴浦地区を訪れました。この日、地元の漁師さん達がJEN石巻スタッフとともに漁網編み作業をしている福貴浦会館へと向かいました。
 地元の方に、どのようにして網を編むのかを説明していただきました。JENが行っている漁業支援事業は、漁網資材をJENが提供し、その資材で漁師さん達が自力で漁網を編み、自立を促す事業として取り組んでいます。

【地元漁師さんとともに漁網作り】
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 最後に訪問したのは、石巻の河北地区にある石巻市立大川小学校です。到着した時には、もうすっかり日も落ちてしまったため、車のライトにて撮影しました。ここではおよそ7割の児童が亡くなり、慰霊のためにたくさんのお花やお菓子、飲み物等が添えられていました。被災者が亡くした娘さん宛てに書いたお手紙もあり、「いつも朝に起きると隣にいるような気がして…」と、綴られていました。
暗くて写真ではみえませんが、前方には大川小学校校舎の残骸と先に進むのをこばむように辺りは冠水していました。

【石巻市立大川小学校にて】
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 コスタリカの取材班の方々は、仮設住宅でインタビューでの被災当時のお話にひどく衝撃を受けておられた様子でした。また、1日という少ない時間の中で、熱心に取材をしていただきました。今日訪れた場所は被災地のほんの一部分ですが、コスタリカの人々に石巻の現状を知ってもらえれば、と思います。

 復興に向けてまだまだ歩き始めたばかりです。
 JENはこれからも一歩、一歩、支援を続けていきます。

====== ご報告 =============

 平成23年度 外務大臣表彰受賞しました。

 これまで、JENの活動を温かくご支援くださいました、
 支援者の皆様に、深く感謝申し上げます。
 詳しくは、こちらへ

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12月 7, 2011 メディア, 復興支援, 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災 |

2011年12月 1日 (木)

12月〜2月の復興支援ボランティア、募集中です!

12月〜2月の復興支援ボランティア、募集中です!

2011年3月11日に発生した東日本大震災と津波により、東北地方は甚大な被害を受けまし
た。JENは9月までに述べ3,000人を超えるボランティアを宮城県石巻市へ派遣してきまし
た。ご家庭の泥やがれき、側溝に溜まった泥の撤去や仮設住宅への物資の搬入など、毎日
20名前後のボランティアが休みなく街の復興に参加してきました。

震災から半年を過ぎ、幹線道路沿いはもとの姿に戻りつつあります。その一方で、今もな
お、ご家庭や避難所などの公共スペースや、個人事業主の方々が従業員の方とともに事業
を再開するための工場の掃除などでは、ボランティアを必要とされている方が多くいま
す。また、漁業地区でのお手伝いでは、作業の遅れを取り戻すために、ボランティアの力
が必要です。

復興に向かう地域の皆さんが、すこしでも早く元の生活に戻るためのスタート地点にたて
るよう、そして前向きな気持ちを一緒に後押しするために、引き続き、皆さんのご参加を
よろしくお願いいたします。

皆さまのご参加に心から感謝いたします。

<ご参加の条件>
1.現地まで自力でお越しいただける方(現地集合・現地解散)
2.宿泊所で共同生活ができること。
3.寝袋、滞在中の自分の食料品と飲料水、作業着、装備を持参できること。
4.ボランティア保険へ加入していること。

<募集期間&日時>
2011年10月~2012年2月
※毎週月・火曜日は活動お休みです。
※活動期間は1日からお受けいたします。平日のご参加も大歓迎です。
※お申込締切りは、ご参加希望日の一週間前(17:00)です。
※定員:各日20名

<初回ご参加の方>
初めてご参加される方は、必ず以下のオリエンテーションにご参加ください。

◆毎週火曜
集合場所:「JEN 駅前事務所」前(※)
集合時間:毎週火曜17:00
★集合後、オリエンテーションを実施。その後、宿泊所までお連れいたします
(18:00発)。
※住所:石巻市鋳銭場3-13 SASADENBILL201(JR石巻駅から徒歩5分)

◆毎週土曜
集合場所:同上  集合時間:毎週土曜9:00

★集合後、オリエンテーションを実施。その後、作業場まで移動いたします。

<宿泊場所>
JEN 渡波宿泊所
住所:宮城県石巻市渡波字山崎48-2
※宿泊は一泊500円/人です。

<作業内容>
◆個別家庭での汚泥・瓦礫の除去(津波により大量に流されてきた泥、ゴミ、瓦礫、水に
浸かった家財道具の片づけ)
◆家庭や仮設住宅への物資配布補助
◆漁業復興に向けた活動の補助
◆子どもの遊び場であり、地元の方々の拠り所である沢や寺社、公園等の清掃
など、その時に最も必要とされている作業をお手伝いいただく予定です。
変化する支援のニーズに合わせ、お手伝い頂く作業の内容は随時変わります。ご了承いた
だけますようお願い申し上げます。

<その他>
◆募集日時や集合場所は、現地の状況によって変わる場合がございます。必ず、ご出発前
にJENのホームページ上で変更がないか確認ください。
◆お申込みいただいた後、こちらからメール、または電話にて受付完了したことをお知ら
せいたします。
◆定員(各回20名)に達し次第、締め切りとなりますのでご了承ください。お申し込みの
締切日を過ぎてしまった場合にも、定員に満たない回には、ご参加頂ける場合もございま
す。個別にご相談ください。
◆雨天の場合は、活動中止の可能性がありますのでご了承ください。
◆事務所は狭いため、集合時間以前に到着された方にお待ち頂くスペースがございませ
ん。集合時間の5分前を目途にお集まり頂けますようお願い致します。

<ボランティア保険加入について>
ボランティア保険(地震等にも対応した「天災プラン」)にご加入いただくことは必須で
す。お近くの社会福祉協議会等でご自身にて加入をお願いいたします。一度加入すると
2012年3月末まで有効です。

<お申込み方法について>
申込み用紙にご記入の上、E-mail または Fax でお送りください。
E-mail volunteer@jen-npo.org / Fax 0225-25-5612

申込み用紙→  「application_jpn.doc」「application_jpn.doc」をダウンロード

をダウンロード

ご参加のしおり→ 「manual_jpn.pdf」をダウンロード

<東北ボランティアに関するお問い合わせ>
volunteer@jen-npo.org
080-3303-3249(ボランティア調整員)
080-3303-6727(ボランティア調整員)

12月 1, 2011 ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか), 復興支援, 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災 |

2011年11月30日 (水)

UNDP親善大使・紺野美沙子さん、石巻へ

 10月21日(金)、国連開発計画(UNDP)親善大使である紺野美沙子さんが石巻を訪れました。JENのスタッフとともに、事業地を訪問していただきました。

 まずは牡鹿・東浜にある鹿立(すだち)地区を訪れ、JENが行っている漁具支援の様子を視察されました。東浜はシャコエビ漁で有名な地域です。しかし、津波の影響により、漁網のほとんどが流されてしまいました。かつての漁業の活気を取り戻すため、現在、漁師さんたちによる漁網作りが行われています。紺野親善大使はこの日、石巻市東部支所運営委員長の石森さんに漁網の編み方を教わりました。


P1040492 【写真:石森さんと紺野親善大使】


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【写真:漁網の編み方を教わりました】



 次に向かったのは、牡鹿・鮎川浜です。11月にオープンする仮設商店街「おしかのれん街」の建設予定地を視察されました。紺野親善大使は、個人事業主の沼倉さんや辺見さんの震災時の様子や、これからの出店に向けてのお話に興味深く聞き入っていました。

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【写真:沼倉さんたちと紺野親善大使】


 最後に訪れたのは、石巻市内中心部にある黄金浜会館です。ここでは、JENのコミュニティ支援事業の一環として子どもの体操教室や心のケア活動(地域交流の場の提供、マッサージなど)を行っています。この日も、元気な子どもたちの声が響いてきました。

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【写真:子どもたちは元気いっぱい!】


 JENスタッフと一緒に風船で遊んだり、鬼ごっこをしたりしてはしゃぐ子どもたち。紺野親善大使は、いつしか席を離れ、女の子にそっと寄り添って話に耳を傾けていらっしゃいました。



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 屈託なく笑う子どもたちを見ていると、自然と誰もが笑顔になります。しかし、楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。最後は紺野親善大使と一緒に、みんなで記念撮影をしました。

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今回の紺野親善大使の訪問により、東浜、鮎川浜、黄金浜それぞれの地域のみなさんにいくつも笑顔の花が咲いたようでした。JENはこれからまたひとつ、復興に向かって地域のみなさんと一緒に一歩を踏み出します。

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11月 30, 2011 コミュニティ再建, 復興支援, 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災 |

2011年11月21日 (月)

【生業回復と仮設店舗】「おしかのれん街」がオープンしました!

 11月18日(金)、牡鹿・鮎川浜に仮設商店街「おしかのれん街」がオープンしました。着工からひと月半、本格的な冬を前に、なんとか完成できました。着工式「繁盛祈願祭」の模様は、こちら


 「おしかのれん街」には、牡鹿半島にもともと暮らしていた方のうち、地震や津波により大きな被害を受けつつも、再開をめざし、鮎川浜で「復興市」を切り盛りしてこられた方を中心に、16店舗が入居しました。商店の営業再開を願う住民の強い希望を後押しし、住民主導による復興の機動力になれば、と、JENがドイツのNGO、HELPの支援を得て実現しました。JENとHELPの出会いは、今から18年前にスタートした旧ユーゴスラビアでの難民支援にさかのぼります。


 快晴に恵まれたこの日、オープニングセレモニーには多くの人たちが集まりました。鮎川浜とともに歩んできた牡鹿稲井商工会、牡鹿総合支所、牡鹿復興支援協議会の方や牡鹿鮎川浜仮設商店会の会長などからお祝いの言葉が寄せられ、JENも同席し、テープカット、餠まきを行い、「おしかのれん街」の門出を祝いました。


P1050520 <写真:
澄み渡る青空のもとでテープカット。信じられないほどの陽気でした


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<写真:
餠まきでは大にぎわい。この日の来客は、500人を超えました!


 「おしかのれん街」には、飲食店、鮮魚店、酒店、青果物などの他にも、美容室、土産物店、日用品店、電気店など16店が出店しています。この日、午前11時にグランドオープンすると、店内はお客さんですぐにいっぱいになりました。これまで足りなかった日用品を買い求める人、野菜、鮮魚を買い求める人、飲食店で久しぶりのラーメンやお寿司、ソフトクリームなどを味わう人など、思い思いに楽しんでいました。

「久しぶり!」 と震災後の再会を果たす人たちもいました。そして、どのお店にも多くのお客さんの笑顔がありました。



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<写真:
通路は店内の中央に伸びています。同じ作りの建物がふた棟あります



待ちに待った美容室の開店では、オープン間もなく、散髪にいらしたお客さんがいらっしゃり、他のお客さんが興味深く見入っていました。

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<写真:
美容室にて、1番乗りのお客さまと見入る買い物客>

 これまで地域の人たちは、週1回の「牡鹿復興市」を利用したり、車やバスで片道40分ほどかけて石巻市中心部へ買い物に出かけたりしていました。これからは、この「おしかのれん街」が復興に向けてのシンボルとなります。地域の人たちにとっての買い物の場所であり、憩いの場所となり、なによりも、ここに来ると出会いがあり元気がもらえるような、活気溢れる場所にはればと願っています。

 人びとの日常生活が少しずつもとに戻りはじめ、このたび、本格的な地域の復興への大きな一歩を踏み出した鮎川浜。どんな町づくりあるいは、地域おこしを行っていくのか?ここからが、人びとの復興に向けた歩みのスタートです。そして、JENはこれからも鮎川、そして牡鹿半島の人びととともに、復興に向け、歩んでゆきます。


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11月 21, 2011 復興支援, 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 生計回復・収入創出 |

2011年11月14日 (月)

【生計回復とボランティア派遣】牡鹿半島の狐崎浜にてカキの養殖のお手伝い

期間:2011/11/4~11/10
ボランティア参加者累計:3422名
漁業支援ボランティア参加者累計:356名

11月11日(金)、本日のボランティア活動は牡鹿半島、狐崎浜にてカキの養殖の原盤づくり第2弾です。来年の夏に利用する牡蠣の原板。今年は津波で流されてしまい、例年以上の数が必要になるため、今のうちから準備しておかなければなりません。

今回はプルデンシャル生命保険から20名、三井物産から10名の社員さんがご参加くださいました。

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最初は少しぎこちない様子で、「これでいいのかな?」と、恐る恐る作業をしていました。しかし、時間が経つにつれて手つきも慣れてきて、休憩時間も惜しんで作業に夢中になっていました。


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最後には時間までに何個作れるか皆で競争していました。

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作業の感想を伺ってみると『難しい』『無の境地になれる』『集中力が鍛えられる』などという声が聞かれました。

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また、地元の漁師の方々と談笑しながら作業する姿もとても印象的でした。

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最後にみんなで写真撮影。これだけの原盤が出来上がりました。

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お帰りの際は、どっと疲れが出られたかと思います。本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。
今回作成した原盤で牡蠣が収穫できるのは、再来年の秋頃からだそうです。みんなの復興への想いが再来年の秋に大きな実りとなって、笑顔をもたらしてくれることを願うばかりです。

(文中敬称略)

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申込み用紙にご記入の上、E-mail または Fax でお送りください。
E-mail  volunteer@jen-npo.org / Fax  0225-25-5612

申込み用紙→  「application_jpn.doc」をダウンロード

ご参加のしおり→ 「manual_jpn.pdf」をダウンロード

<東北ボランティアに関するお問い合わせ>
volunteer@jen-npo.org 
Tel: 0225-25-5611

Fax: 0225-25-5612

※受付時間:平日9時~18時

11月 14, 2011 コミュニティ再建, ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか), 復興支援, 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 生計回復・収入創出 |

2011年10月31日 (月)

【コミュニティ・カフェ】 中屋敷 布ぞうり教室開催!

10月28日(金)、中屋敷のコミュニティ・スペースにて、地元石巻のNPO「手作りで元気をつくる会」さんのご協力のもと、布ぞうり教室を開催しました。

教室では、鼻緒を作るチーム、土台を編むチームに分かれてにぎやかに作業が進んで行きました。鼻緒部分は、裏返しにした布の端をミシンで縫い、それを表に返す作業の繰り返しです。表にひっくり返すにはコツが要ります。地域のみなさんは菜箸を使って、手際よく鼻緒をいくつも仕上げていました。

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<写真:鼻緒を作る様子>

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<写真:出来上がった色とりどりの鼻緒>

ぞうりの土台部分は、ハンガーに引っかけたビニールひもで芯を作り、細く裁断した布(救援物資として、全国からご寄付いただきつつ、引き取り手のなかった衣類)を使って編み上げていきます。細かい作業は先生に教わりながら、皆さん夢中になって作業していました。

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<写真:土台を作る様子>

午後は、鼻緒を作るチームも土台作りに入りました。先生に教わったことを、今度は地域の皆さんどうしで教え合う光景も見られました。

「布ぞうりだと仮設住宅で使ってもよさそう」
「床が傷つかないね」などの会話も聞こえてきます。

鼻緒に使われている布は、震災の影響を受け解体した家屋からゆずってもらったものです。震災後の息吹を布ぞうりに込めて。ひとつ、またひとつとぞうりが出来上がっていきました。

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<写真:布ぞうりの完成です>

こうして出来上がった作品を、さて、どうやって活用しようか?参加されたみなさんは、支援者のみなさんに届く方法を、目下検討中です!

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10月 31, 2011 コミュニティ再建, 復興支援, 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 緊急支援 |

2011年10月25日 (火)

【生計回復】おとなり女川町に土を届けました。畑ができます!


去る10月23日(日)、隣町、女川町の農地に肥沃な土を運ぶお手伝いをしました。視力に障がいのある持ち主さんが、近くの仮設住宅に暮らす人のために、と農地を開放してくださったのです。この仮設住宅建設地は、この方の所有です。ご好意により、31世帯が入居できる仮設住宅の建設が実現していました。

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美里町の社会福祉協議会(以下、社協)が農家と交渉し、肥沃な土を譲り受けることになりました。これを受けて、トラックの支援を受けている業者さんの車輛5台がその農家に向かいました。到着後、この農家が所有していたショベルカーで、一気に5台のトラックに土を積み込もうとしましたが、前日の大雨の影響で道路がぬかるみ、悪戦苦闘し、やっとのことで1台分の土を積み込むことができました。 社協の方と共に、皆が待つ石巻の隣町、女川町の小乗浜まで運搬しました。

小乗浜では、大崎地方の小牛田農業高校の学生2人と仙台育英学園の学生が1人、そして現地ボランティア10人ほどが土の到着を待っていました。 積み下ろした土を皆でならし、うねを作り、早速種を植えました。全盲という障がいを持つ持ち主さんの夢がひとつ、皆の暖かい支援により結実しました。 この支援は、JENのパートナー団体でもある、ジャパン・プラットフォームのスタッフが、女川町を訪れた際に知ったことがきっかけでした。農地を作るにはトラックや土が必要で、それらの入手に四苦八苦していた際、そうだJENに聞いてみよう、ということになったのです。

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一方、JEN側でも、そんなことなら、ぜひとも実現のお手伝いをしよう、となりました。早速、トラック支援を受けている業 者さんに声を掛け、美里町の社協、JPF、農地を提供してくださった方、それを利用する方、そしてJENなど、支援に携わる多くの人たちの協働によって実 現しました。 ご協力くださったすべての皆様に感謝を申し上げます。


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2011年10月20日 (木)

【泥だしボランティア報告】 まだまだ続く民家でのボランティア

期間:2011/10/7~10/13
参加者累計:3083名

浦屋敷地区にて、津波被害にあわれた民家のお掃除を行いました。

浸水は、家屋1階のなげしまで達していました。1日目は、床下のヘドロを撤去しました。今日2回目の訪問では、土台や根太に防腐剤を塗り、再度ここで生活できるように準備を進めました。

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家主さんは、感極まって涙目になってしまいました。「ここまで手伝ってくださったのは、皆さんだけです」と、感謝してくださいました。

建物の解体を覚悟していた、という家主さん。「何だか希望が見えてきました」と、とても喜んでいらっしゃいました。

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幹線道路を一歩入ると、まだまだ手つかずの個人宅があります。JENは、引き続き、お一人お一人からの声に応えてゆきます。

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10月 20, 2011 ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか), 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 緊急支援 |

【仮設店舗】牡鹿半島にて、立ち上がった若者を応援!

鮎川の「のれん街(仮)」、着工して2週間。工事がかなり進んでいる、というので現場に向かう担当者に同行しました。10月6日に行われた「繁盛祈願式」の様子は、こちら

既に骨組みが完成。ふた棟のうち片方では断熱材の設置が済んでいました。

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工事を請け負ってくださっている業者さんは、おとなり福島の方。自ら被災されています。地域の方から寄せられる多くの改修や新築工事の依頼に追われながらも、牡鹿の4,000人が利用する予定のこの「のれん街」を、一日でも早く完成させようと、10人近い大工さんを動員し、急ピッチで作業をされていました。本当にありがたいです。

さて、偶然のワンショット。復興市を右往左往、書類の束を抱えて忙しそう軽やかに走り回っていて、やたら目立っていました。写真左の青年は、のれん街にできる16店舗のうち最年少、干物屋の店主となります。気合いは服装からも。この日の気温は20度を下回っていました。写真中央は、担当のJENスタッフ。10月23日、この工事の合間をぬって、東京でのイベントのためにやってきます。イベント詳細は、こちら。ぜひ、彼女も応援してください!そして、右の男性は、牡鹿復興支援協議会の方です。震災直後に牡鹿に入り、以来、かた時も離れずボランティア派遣から支援物資配布までをお手伝いされてきました。のれん街の運営にも、影となり日向となり人々を支えます。

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地震前、牡鹿半島の漁場はとても豊かで、釣った魚を売る産業が中心だったそうです。しかし、今回の震災を機に、加工品を生産することで、加工に携わる人の雇用を生み出し人口の流出を止め、また、特産物として販売を始めよう!という周りの大人に諭されて、この若者は立ち上がったそうです。彼の大きな決心を応援したい、と思いました。

支援に携わる者は、きっかけを作る事はできても、それだけではなにも生まれません。参加するその土地の人々の協力と一歩があって、初めて自立の支援として機能するのです。牡鹿のみなさま、ご協力ありがとうございます!

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10月 20, 2011 事務所・スタッフ, 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 生計回復・収入創出, 緊急支援 |

2011年10月19日 (水)

【防災訓練】 牡鹿半島の仮設住宅にて、安心して暮らせる環境を整備

 10月16日(日)、仮設住宅において、女川消防署牡鹿出張所の協力のもと防災訓練を行いました。


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JENは、これまでに、インドネシア、スマトラ島パダン沖地震被災者支援で、防災訓練を行いました。

また、ミャンマーにて、サイクロン被災者へも防災教育を行いました。 

そして、2005年にパキスタンのカシミール州を襲った大地震への支援活動でも、防災教育を行いました。

こうして、災害への「備え」に欠かせない防災教育を、必ず自然災害の被災地支援で実施してきました。

 

 さて、話を東日本大震災への支援活動に戻しましょう。

 現在、仮設住宅では消火器が1棟につき1本設置されていますが、消火水槽、外水道がありません。今後の防災体制強化のためにも、今回の訓練は非常に重要な意味を持っています。
 
 この日、高齢の方を中心として約20名が参加しました。消防署員の指導に従って火災・救急時の119番通報と初期消火の訓練を行いました。
 
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 <写真:
119番通報の訓練

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 <写真:
水消火器を用いた初期消火の訓練
 
  「火災が起きたらまずは大きな声でさわいで周囲に教えること、決して1人で消火しようとせずに消防署に迅速に通報すること、向かい風では消火器を使わないこと・・・」などの話に、みなさん強い関心を持って注意深く聞き入っていました。

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  JENはこの日、世帯ごとに粉末消火器を配布しました。また、今後も引き続き、他の仮設住宅で防災訓練の実施を進めていきます。こうして、多くの方が共に暮らす仮設住宅全体で、防災意識を高めること、そして
なによりも、新しい生活を始めた人々が、安心して暮らせる環境の整備のお手伝いに努めていきます。

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 <写真:
消火器を配るJENスタッフ

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10月 19, 2011 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 緊急支援, 防災訓練・教育 |

2011年10月18日 (火)

【生計回復】 牡鹿半島、東浜災害対策本部の解散、新しいスタート

JENは7月より、東浜において野菜支援活動を行ってきました。野菜のほか、果物、お米などを東浜の全世帯分搬入し、それを地域の人たちが協力して手際よく振り分けていました。


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<写真:野菜、果物の搬入>


この野菜支援を、10月をもって終了しました。事業に参加していた東浜災害対策本部長・豊島さんは、次のように振り返りました。

「いつまでも支援を受けるのではなく、これからは自助努力しなくてはならない」

この力強い言葉には、自立に向けた決意が伝わってきました。

「まだ時間はかかるが、復旧と復興に向かって頑張りたい」と話す地区長さんもいました。


  10月14日(金)、結成から7カ月目を迎えたこの日、
東浜災害対策本部は解散式を行いました。


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<写真:災害対策
本部長、副本部長、各地区長


 東浜は、震災の影響により道路が寸断され、陸路の支援から孤立してしまった地域です。東浜災害対策本部は、そのような状況下で3月14日に結成されました。自衛隊による陸路の救援が始まってからは、東浜災害対策本部が5つの地区ごとに日々住民からの声をまとめ、必要な救援物資を一覧表に書き出して自衛隊からの物資を待ちました。


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<写真:
その日必要な食料を書き出したメモ】

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<写真:
地区ごとや年齢ごとに必要な物資を書き出したメモ


 JENによる野菜支援は終了しましたが、今後は、「はやく仕事を再開したい」という住民の声に基づき、漁具支援を始めることになりました。

復旧から復興へ向けて新しいスタートをきった東浜に暮らす人々が、一日でも早く元の生活に戻る日を願い、JENはサポートしてゆきます。


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<写真:
東浜災害対策本部の外観


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10月 18, 2011 ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか), 心のケア, 支援物資配布, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 生計回復・収入創出 |

2011年10月17日 (月)

【泥だしボランティア報告】 6月のビニールハウスでの作業、覚えていますか?

6月に企業ボランティアさんを総動員して渡波根岸前地区
のビニールハウスの泥出しを行いました。

夏を前に、蒸し風呂のようだと、それはそれは大変でした。

当時の様子は、こちら

先日、ビニールハウス所有者の方から連絡がありました。
秋野菜を無事に収穫することができた、というご報告でした。

残念ながら、例年通りの寸法とはいかなかったので、今年は売ることができないそうですが、
これからも続けていきたいとのことです。

Photo

ビニールハウスでご活躍下さった皆様、ありがとうございました!

渡波で、お待ちしています!


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10月 17, 2011 ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか), 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 緊急支援 |

2011年10月13日 (木)

井戸管理委員会、ついに始動

 ジェンは6月から、井戸管理委員会のメンバーとともに住民による井戸管理のシステム作りに奮闘してきました。

 メンバーは投票により選ばれ、無給で活動します。実際に活動を始めてからすべきことの多さに気が付き、委員を辞退するメンバーの方もいました。
 残ってくださった委員の方々は、忙しい仕事の合間を縫って週に2回ジェンの現地スタッフとミーティングをし、井戸利用に関する規約を作り上げました。

 ジェンが規約の内容を決めるのは簡単ですが、コミュニティーが選んだ委員が話し合って、実践できる内容の規約を作ることが大切でした。そのため、なぜその規約が必要なのかをメンバー全員が理解をしているか確認した上で、少しずつ規約を作っていきました。

 その規約をお披露目する機会がついに来ました! 住民のみなさんを招いての井戸管理委員会の集会です。

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 改めて井戸管理委員会の紹介をし、規約を説明します。透明性を高めるため、どういった方法で徴収し、誰がお金を管理し、そのお金はどのように使われるのか、どうやって情報を共有するのか、住民の皆さんに説明していきました。

 わかりやすく話すためには練習が必要なため、ジェンのスタッフと一緒にシミュレーションもしました。その甲斐あって、いくつかのコミュニティーではすでに井戸利用者の登録も始まっています。お金を払って水を買う、そういった習慣が全くなかった地域で、本当に意味のある一歩です。

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10月 13, 2011 ハイチ, 心のケア, 文化、生活、習慣 |

2011年10月11日 (火)

【コミュニティ・カフェ】 鹿妻南地区にて芋煮会開催!

 10月9日(日)、鹿妻西公園で芋煮会を開催しました。晴天に恵まれたこの日、子どもから高齢者まで多くの方が集まり、芋煮が出来上がるまで子どもたちはサッカーやボール遊び、お絵かきやくじ引きを楽しみました。一方、高齢者の皆さんは、テントに用意されたテーブル席に座り、思い思いに談笑していました。

 
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 <写真:
鹿妻西公園の様子
 
 くじ引き大会では、狙いの景品が外れて残念そうにする男の子に対し、「またくじ引きができるかもしれないよ!」と年上の男の子がなだめる光景も見られました。

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 <写真:
くじ引きに並ぶ子どもたち


 芋煮は、味噌ベースの宮城風と、醤油ベースの山形風の二種類を作りました。


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 <写真:
おいしそうなにおいまで伝わってきます


高齢者の皆さんは、互いに近況報告をしながら楽しく芋煮を味わっていました。


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宮城風と山形風の芋煮を両方味わう人、次回の開催を期待する人、それぞれに話題が尽きません。第1回芋煮会は、笑い声の絶えない盛況の一日となりました。

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10月 11, 2011 コミュニティ再建, 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 緊急支援 |

2011年10月10日 (月)

【生計回復】北上町で、地元のために、共に支え合うということ。 その2

~ 河口から11キロ、そこに津波がきていました ~

10月4日に初めて社会貢献を行ってくださった同じ業者さんが、9日(日)、
河北警察署の近くで、2回目の社会貢献活動を行ってくださいました。

活動場所になったところは、海からかなり内陸に位置する場所にもかかわらず、
津波の浸水にあった場所でした。

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一番近い北上川の河口までの距離を測定したところ、北上川を約11キロも
内陸にまで津波が逆流していたことがわかりました。

写真を見る限りでは想像が難しい内陸です。
回りを見渡すと、50センチほど浸水した痕があります。

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津波の威力で田んぼのあぜがえぐれており、その部分に砂利を盛る
補修作業を社会への貢献活動としておこなって下さいました。

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10月 10, 2011 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 生計回復・収入創出, 緊急支援 |

2011年10月 7日 (金)

【仮設店舗】 牡鹿半島・鮎川浜に、お待ちかね、お店がオープンします!

 漁業の町として栄えてきた牡鹿半島・鮎川浜地区は、今回の震災により大きな被害を受け、商売を営んできた多くの個人事業主が店舗を失いました。


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<写真:
地震直後の鮎川浜
 
JENでは、鮎川浜の人びとが自らの生計を回復し、産業を活性化させるために、石巻市、地元の牡鹿稲井商工会、牡鹿復興支援協議会と協力し、地域復興の拠点となる商業施設「鮎川浜のれん街」(仮称)の建設を進めてきました。そして、ようやく着工のはこびとなりました。

10月6日(水)には、鮎川浜の商売繁盛を祈願する「繁盛祈願式」と、地元のみなさんによる郷土芸能「七福神舞」が行われ、たくさんの人たちに出席いただきました。
 

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<写真:
商売繁盛を祈願する繁盛祈願式

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<写真:
地域の方々による七福神舞


 6月末から週1回行われてきた「牡鹿復興市」が、これからは仮設商店街「鮎川浜のれん街」(仮称)として常設オープンいたします。生鮮食品店や生活用品店のほか、薬局や飲食店まで幅広く、なんと16店舗が営業を開始します。11月中旬にオープン予定です。

これからもJENの復興支援は続きます。みなさんも、鮎川浜の復興の活気を味わいに是非いらしてください!

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<写真:
ただいま、建設中!


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10月 7, 2011 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 生計回復・収入創出, 緊急支援 |

2011年10月 5日 (水)

【生計回復】北上町で、地元のために、共に支え合うということ

~ 10月4日、がれき撤去で社会貢献 ~

JENでは、生計回復支援として、石巻で運送会社を営む方にトラックの貸し出し支援を行っています。
この日は、北上町で活躍するトラックの活動に同行しました。

石巻市北上町といえば、地震と津波の後、長く支援の手が届かなかった地域のひとつです。
JENは、7月から、この地域で復興に向けた様々なお手伝いを行っています。

まずは、ボランティアの派遣。多くのボランティアたちが、牡蠣やホタテの養殖のお手伝いをしてきました。
このボランティアは、ほとんどが県外からの有志です。

この日は、北上町を拠点にしている運送業者さんがJENから支援を受けた車輛を使って社会貢献の活動に参加してくださいました。

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場所は北上町十三浜の『にっこりサンパーク』近くの釣石神社。この石段の下を巨大津波が襲いました。周囲はえぐれてしまいましたが、今日の作業で砂利を入れ整えました。

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10月 5, 2011 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 生計回復・収入創出, 緊急支援 |

2011年10月 3日 (月)

【仮設住宅】お茶っこのみ 大規模な仮設住宅にて、その1

10月1日(土)、仮設住宅の集会所にて、「お茶っこ飲み」を開催しました。今回の対象は、この大規模な仮設住宅の第3団地と第4団地の入居者です。今回が初めての開催でしたが、年齢を問わず多くの方にお集まりくださいました。

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 <写真:第3集会所の外観>
 
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 <写真:お茶っこ飲みのチラシ。開催1週間前には掲示します。>

 近辺には、スーパーや小売店がないため、地域の人たちは買物の際には市街地に出かけるか、週2回の移動販売を利用しています。

 お茶っこ飲みでは、初めは参加しようかどうか迷っていた人たちもいました。お互い見知らぬ者どうしでも、一緒にテーブルを囲めば自然と会話が生まれるようで、談笑する姿が多く見られました。ごく自然に、自己紹介や連絡先の交換、生活情報を教え合う様子も見られました。

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<写真:お茶っこ飲みの様子>

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話が盛り上がっている最中ではありましたが、お茶っこ飲みは閉会しなければなりません。
すると、住民の皆さんが、JENのボランティアスタッフと一緒に、後片付けを手伝ってくださいました。

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快晴に恵まれたこの日、まずは、とても楽しい第一回お茶っこ飲みとなりました。
ここでのお茶っ飲みは、まだまだ続きます。

お茶っこ飲みは、8カ所で開催中です。今後、状況に応じて、その数、頻度を調整してゆきます。

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10月 3, 2011 仮設住宅, 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 緊急支援 |

2011年10月 1日 (土)

【生計回復】地域のために、共に支え合うということ

~ 護岸を整え社会貢献 ~


今回、支援させていただいいている業者さんの中で、最も被害をこうむっている方による
社会貢献活動のご報告です。

この業者さんは、なにから再スタートすればよいか、
来る日も来る日も、考えていらっしゃいました。なぜなら、社屋と車輛のすべてが津波で流されたからです。

JENでは、この業者さんが復活への思いを固めた7月に、大量のボランティアを派遣しました。こうして、大勢のボランティアとともに再起へのスタート地点を目指したのです。

次に、生計回復支援として、車輛の貸出しを行いました。4トンダンプ車の貸出しです。
これで、被災前のお仕事を、なんとか再スタートするきっかけができました。

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自らも甚大な被害を受けながら、お得意先で海沿いにある造船会社の敷地にて、
津波で崩れた護岸を埋め立てる作業を、社会への貢献活動として始められました。

地域のみなさんが、共に支え合って乗り越える被災からの復興。
JENは、引き続き、地域の方おひとり、おひとりへ、求められている支援を
求めている人に届け、黒子となりサポートしてゆきます。

 

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10月 1, 2011 ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか), 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 生計回復・収入創出, 緊急支援 |

2011年9月30日 (金)

【仮設住宅】 ベンチづくり


青空のもと、牡鹿半島の仮設住宅にて、ベンチづくりを行いました。

ボランティアと地域の人たちの協力のもと、木材をつなぎ合わせて釘を打ち、やすりがなかったので、小さなカンナで面取りをしてベンチを作りました。



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<写真:完成したベンチ>

ベンチが完成すると、次はテーブルづくりです。完成したばかりの真新しいベンチに座って、地域の人たちが皆でお茶を飲み、お茶請けを持ち寄っておしゃべりをしながら作業を見守ります。


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<写真:テーブルづくりの様子>



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<写真:みんなで見ている様子>

気がつくと、顔見知りでない人どうしがいつしか集まり、

「お茶飲みの場、交流の場になるね」
「ベンチの座り心地がいい」

など話し合っていました。

このベンチとテーブルが、皆さんにとって憩いの場所になればうれしいかぎりです。

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9月 30, 2011 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災 |

【コミュニティ・カフェ】中屋敷 あみもの教室

9月29日(木)、中屋敷にあるコミュニティ・カフェにて第3回あみもの教室を行いました。


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<写真:JENスタッフと一緒に>

 この円型マットは、左右から互い違いに切り込みを入れた布を三ツ編みにし、それを束にしたものを糸で縫い合わせて作り上げます。

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 <写真:左右から切り込みを入れた布>

 畳の間からは、出来上がった円型マットを参考にしながら、楽しそうに布地を選んだり、色合いや手ざわりにこだわってお話したりするみなさんの声が聞こえてきました。

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 これまでは支援物資を受けながらの生活が長く続きました。何かを「つくる」、「生み出す」という行為によって、生活にハリが生まれ、定期的に行うことで生活にリズムが生まれつつあります。

 外へ出てみると、ヘドロの被害にあった地ばえのトマトが青々と実っており、コスモスがたくさんの花を咲かせていました。

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 今後作りたいもののアイデアで話が盛り上がり、みなさんの笑い声がたえない一日となりました。手作りの活動は継続してゆきます。


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9月 30, 2011 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 緊急支援 |

2011年9月27日 (火)

【生計回復】牡鹿半島で、地元のために、共に支え合うということ

~ 9月27日、がれき撤去で社会貢献 ~

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 牡鹿半島の小渕浜で運送会社を営む方に、JENは商売道具のトラックを支援しています。津波ですべてを失ってしまいましたが、なんとか商売が軌道にのる日を迎えるために、今ある数のトラックをフル稼働しています。

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 21日、22日は大型の台風15号が石巻地域を通過しました。地域一帯は、大きな被害をこうむってしまいました。そこで、台風が去った直後、まだところどころ冠水している地域がある中、ボランティアと共に、大原浜の沢から海へ流れ出た流木を撤去するお手伝いを行ってくださいました。

Photo_2

 撤去するだけではありません。流木をチェーンソーで裁断して処分をするかたわら、お年寄りが近くのバス停でバスの待ち時間に腰掛ける椅子を作ってくださいました。なんと、一石二鳥が生まれていました。

 自らも震災の被害にあわれながら、地域のためにと社会貢献活動を申し出てくださったのです。地元民による地元のためのボランティア共同作業は、力強さに満ち溢れ、とても素晴らしい活動のように見えました。

 

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9月 27, 2011 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 生計回復・収入創出, 緊急支援 |

2011年9月11日 (日)

もうすぐ始まります。北上町十三浜地区での活動

台風、高波と、延期になっている十三浜地区でのホタテ養殖のお手伝い。

今日の活動は、高波のため延期でしたが、結果的にお天気が良かったので、
日中、依頼主さんにお会いしてきました。

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<写真:依頼主さんとスタッフ>

地域の方のどの方に伺っても、高波だから海には出ない、とおっしゃっていました。
素人の目には、ただただ美しい海なのですが。。。

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そして、ボランティアを迎える準備は着々と進んでいました。

「とにかく、急がないと、手遅れになってしまう。皆さんが来てくれる事を楽しみに待っていますから」

と依頼主のAさん。

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天気の予報が良好で、人数が集まる次の週末、お邪魔します!
よろしくお願いします。

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<写真:漁協の作業所では、造船も急ピッチ>

9月 11, 2011 ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか), 事務所・スタッフ, 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 生計回復・収入創出, 緊急支援 |

2011年9月 8日 (木)

【仮設住宅】 入居者へ、ニーズ調査を行いました

 石巻市では、7500世帯全ての仮設住宅が完成間近です。JENは、これら全てに対し、生活用品の配布を行っていますが、とうとう終わりを迎えようとしています。

 配布が終われば支援が終了?ではありません。実際の活動はこれからです。

 JENでは、ようやく入居された方に対して、新しい家での生活が安心できるように、長期的なサポートを行ってゆきます。そのためには、入居者とお話をして、不安や期待、知りたいことやいやなこと、困っていることなど、ニーズをくまなければなりません。そこで、ニーズ調査を行いました。

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 阪神大震災の際には、仮設住宅での生活に様々な社会問題が起こりました。たとえば、避難所から生活の場を移したことで、被災者の細かな状況把握が難しくなり、一人暮らしのお年寄りの孤独死が相次ぎました。また、支援対象にされにくい50~60代男性のアルコール依存や自殺などの深刻な問題もありました。

 石巻市でも同様の問題を不安視する声があがっております。また、他には、

・元の住んでいる場所から仮設住宅が遠くては、通勤、通学が困難になる
・市街地から遠いと、車を持っていない人の買い物、通院が不便になる
・様々な地域の方が集まって住む大規模な仮設住宅群では、隣に住んでいる人がわからないため、安心して子どもを外に出せない(セキュリティ面の問題)。
・仮設住宅内のルールが定まっていないので、今後起こる問題に対してどのように対応していけばいいのか不安だ。
等々、

沢山の不安を抱えていました。

 ニーズ調査を行い感じたことは、130以上ある石巻市の仮設住宅群に起きている問題は、住んでいる場所や個人の状況によって多種多様であるということです。

 そこで、JENはこのような問題を住民の皆さんと一緒に考えていくために、現地の行政と相談の上選定した仮設住宅へ、「コミュニティ形成事業」を開始します。

 この事業では、仮設住宅に設置されている集会所や談話室の場を利用します。まずは、住民たち同士が集まり、語り合う場を提供します。その後、徐々に自治組織化に向けて住民が主体的に参加することをサポートしてゆきます。

 ニーズ調査は始まったばかり。引き続きご支援をどうぞよろしくお願いします。

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9月 8, 2011 仮設住宅, 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 緊急支援 |

2011年8月31日 (水)

牡鹿半島へ、新鮮な野菜を配布しました

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 牡鹿半島の中部に突き出す東浜(ひがしはま)地区は、竹浜(たけのはま)、牧浜(まきのはま)、狐崎(きつねざき)、鹿立(すだち)と福貴浦(ふっきうら)の5つの浜からなる漁村です。半島の沿岸部を走る幹線道路からさらに奥まったところにあるため、震災当初は道路が寸断されました。そのため、安全を確保しながら集落を目指すには、海側から近づくしかありませんでした。震災以前は100世帯400人ほどが暮らした集落も、今や80世帯260人ほどに減少しています。

 この集落とJENとの出会いは4月中旬でした。震災・津波の傷跡が色濃く、にもかかわらず、支援の遅れが問題だった半島に、悪路(5ヶ月後の現在も)、地図をたよりに調査に入ったことがきっかけでした。調査を進めるうち、東浜地区が漁業を生業としていること、半島に多数生息するシカの食害によって、畑作があまり行われていないことがわかりました。そこで、緊急支援として、東浜への野菜配布の支援を始めました。被災された方々の栄養の偏りを防ぎ、健康管理に重要な栄養のバランスのとれた食事をとってもらうためです。8月末時点で4回、配布を行いました。

第1回搬入7月15日(金) 85世帯分の青果物
第2回搬入7月25日(月) 85世帯分の青果物
第3回搬入8月10日(水) 80世帯分の青果物
第4回搬入8月22日(月) 80世帯分の青果物と280個の総菜パン

 配布する野菜は、石巻で被災された青果屋さんから仕入れ、搬入しています。また、第4回の搬入のときには、ご覧の通り、牡鹿半島内の自立支援施設でひとつひとつ作っている総菜パンも搬入しました。こうして、被災された地域の方へ直接物質を届ける支援だけではなく、地元業者の経済活動の復興のお手伝いとなるよう、事業を組み立てています。この時点で、一石二鳥を達成。

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 野菜を搬入するたび、地域の世帯数が減少しています。もとの生活が維持されなければ、物質的なアクセスが可能な内陸へ移住するしかない。人々にとっては苦渋の選択でも、これが被災地の現実です。ジェンは、「ここに残りたい」という人々がいる限り、アクセスの悪い地域の方が安心して暮らせるよう、必要とされる支援を届けてゆきます。

 この支援への調査と実施には、皆様からのご寄付のほか、環境ジャーナリストで、JENの活動をご支援くださっている枝廣淳子さん、システム思考の日本での第一人者、小田理一郎さんらにも応援していただいています。こうして、皆様おひとりおひとりのご寄付は、このように支援の届いていないところにも確実に、きめ細やかな支援を届けることに役立っています。

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8月 31, 2011 コミュニティ再建, 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 生計回復・収入創出, 緊急支援 |

2011年8月29日 (月)

【泥だしボランティア報告】湊地区にて

期間:2011/8/12~8/25
参加者累計:2722名

今回も引き続き、湊地区の個人所有の事務所敷地内にて清掃作業を行いました。
家屋の泥だしなどと違い清掃範囲が広いため、想定外の繰り返し。なかなか進まないのですが、人の手でやらなければスタート地点にすら到達できないのです。

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<写真:広大な敷地>

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<写真:地道に進める>

付近には、水産加工場、製紙工場や合板工場などが立ち並ぶ日本でも有数の
工業団地が広がっています。

この一帯が被災したことで多くの方々が職を失っており、工業団地の復興なくして石巻の
復興はないと言っても過言ではありません。

泥だしや清掃作業は本当に地道な作業の連続です。

地元の人々の気持ちに寄り添いながら微力だけれどもこの活動を続け、まずは、復興のスタート地点をめざし、やがて復興へ向かう力強い一歩へと繋がっていけばと思います。

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<写真:ようやくスタート地点が見えてきました>

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8月 29, 2011 ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか), 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 緊急支援 |

【コミュニティ・カフェ】なかやしきっさのボランティア

炊き出しから始まった中屋敷のコミュニティ・スペースが「なかやしきっさ」となってひと月。
4月後半から、継続してここにやってきて、地域のみなさんのお話し相手をしているボランティアチームがいます。

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そうです、現役の大学生チームです。

当初、このスペースで、お茶をだしたり、お話し相手になったり、支援物資の配布をお手伝いしたり、様々なお手伝いをしてきました。夏休みに入ると、近所の子ども達がやってきて、得意の(!)勉強を教えてあげているそうです。この日は、なかやしっきさの看板(いっぱいあるんですけど、またひとつ楽しそうなパネルが完成!)作りに、地域のおねえさんと慣れない工具を使っていました。

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なかやしきっさの活動を記録した沢山のアルバムの中にまぎれるように、ボランティア同士の交換日記がありました。

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これからも、学生ボランティアチームの活動は、続きます。

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8月 29, 2011 コミュニティ再建, 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災 |

2011年8月27日 (土)

【泥だしボランティア報告】浦屋敷地区にて

8月26日、港にほど近い浦屋敷地区の個人宅にて、お皿を洗う、というボランティアを行いました。

「お皿を洗う?」

泥だし、がれきの撤去、家財道具を整理する。
これまでのボランティアでは、このような作業へ、精一杯の心の準備をして、
依頼主のお宅へ向かっていました。

なぜお皿を洗うのか、依頼主のおかあさんに聞いてみました。

「このあたりでは、1階が津波で流された家がほとんどで、2階で生活をしている
在宅避難者の方が多いのです。台所はほとんどの場合、1階にありました。なので
台所のものがすべて流された人がほとんどです。我が家の物置にあった引き出物などの大量の食器は、
幸い無事でした。この機会に、必要な人には自由に使ってもらえれば、とおもいました」

110826_113144

依頼主の妹さんのご主人が中学校の先生で、その学校の生徒さんグループを連れて、7月にJENの泥だしボランティアに参加されました。以来、生徒さん達の間で連帯感が生まれ、とても活発になられたそうです。おかあさんから聞いた思いがけないエピソードに、とても感激しました。

お皿を洗う他にも、ボランティアはありとあらゆる作業を手伝います。時間の経過とともに、その内容も変化しています。幹線道路沿いは、随分と復旧してきていますが、一歩中に入ると、手つかずの場所が沢山あります。長引く避難生活に心身ともに疲れてきている方への心のケアのためにも、隠れたニーズ、取り残されがちなニーズを掘り起こし、復旧復興のお手伝いを続けてゆきます。


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8月 27, 2011 ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか), 事務所・スタッフ, 企業の皆さまからのご支援, 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 緊急支援 |

2011年8月26日 (金)

秋はすぐそこ:牡鹿半島

もうすぐ震災・津波から6ヶ月が経とうとしています。

ジェンでは、8月21日から、牡鹿半島の仮設住宅の集会所を利用して、「おちゃっこのみ」を開催しています。

新しい家に引っ越してきたばかりの人々へ交流の場をもうけ、やがて笑い声の絶えないコミュニティが生まれることを願っています。

この小さな新しい集落が、石巻市内の住宅街で既にスタートしている「コミュニティ・スペース」のように活気づくには、どうすれば良いか?毎日牡鹿半島に通い、住民の声に耳を傾ける日々です。

さて、牡鹿半島へは、本土から橋を渡り、リアス式の美しい海岸沿いを目的地までひたすら走ります。

半島にわたると、直後に見晴らしの良いポイントがあります。
そこから本土側を見渡すと、この時間は干潮。にもかかわらず、海辺の水位はいまにもあふれんばかり。

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海岸沿いの道という道のほとんどが、こんな状況です。道は牡鹿半島に暮らす人々にとって、まさに「ライフライン」です。わたしたちにとってもライフライン。万が一の急な天候の変化と土砂崩れ、そしてなによりも余震に備え、向かわなければなりません。震災後5ヶ月後の今もです。

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満潮をむかえた小さな浜。

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秋は、すぐそこ。

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8月 26, 2011 コミュニティ再建, 仮設住宅, 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 緊急支援 |

2011年8月25日 (木)

季節はずれのラベンダー

Dsc_0329_low

9月も間近というのに、10メートル先からでもここだとわかる、ほのかで柔らかい香りを放っていた。

眼下では、クレーン車やダンプカーなどが列をなし、もはや歩く人はほとんど見かけない。
あの日で時間が止まったままの街。

植物が根付いている。この地がふたたび息を吹き返す時が近い、と思った。

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8月 25, 2011 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 緊急支援 |

2011年8月23日 (火)

【仮設住宅】 初「お茶っこ飲み」を報告します @牡鹿半島

 仮設住宅への物資搬入が、9月いっぱいで終わりをむかえようとしています。

 JENでは、今後も仮設住宅入居者に対して長期的な支援を続けていくため、きめ細やかなニーズ調査を行い、住民の声にもとづいた活動を展開していきます。

 この日は、その第一回目。

 

牡鹿半島にある仮設住宅で顔合わせの「お茶(ぢゃ)っこのみ」です。

 

石巻で言う「お茶っこのみ」とは、近所のお家にお邪魔して、お茶と茶菓子や漬物をいただきながら、おしゃべりを楽しむことです。

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<写真:仮設住宅にある談話室>

P1030163

<写真:みんなで丸くなってお茶っこのみ>

 この仮設住宅には、周辺の異なる浜(地域)から入居者が集まっています。みな、出身地が違うのです。「お茶っこのみ」には、住民の約半分の人々が来てくださいました。

 

「こうやって、みんなで集まるのは初めて」と、久しぶりに唄や踊りも、少し照れながらも披露するおばぁちゃんたち。

 入居して1か月、少しづつ落ち着きも見えてきましたが、まだまだ震災発生時、避難生活の記憶が生々しく残り、当時の話しもぽつりぽつりと出てきます。にもかかわらず、今回、こうして集まったことで、住民のみなさまからは、

「自治組織を作っていきたい」、
「生活するうえでのルール作りをしていきたい」、
「みんなで裁縫などの手作業をしたい」

という意見がでました。

 帰り際には、「次回はいつくるの?みんなで何をしようかね~」と、私たちの訪問を楽しみにしてくれる声をいただきました。

 

私たちもこのつながりを大切に、サポートを続けていきます。

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8月 23, 2011 仮設住宅, 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 緊急支援 |

2011年8月15日 (月)

【泥だしボランティア報告】掘ってはつめ、掘ってはつめ 土のう袋の山

期間:2011/7/29~8/11
参加者累計:2453名

今週の活動報告は、石巻市湊地区の清掃についてです。

 この地区は石巻の沿岸部に位置し、水産加工を中心とした工場地帯が建ち並んでいます。ほとんどの工場が壊滅的な被害を受けましたが、中には同じ場所での事業再開の準備を着々と進めている業者もあります。

 ジェンでは、そういった意志のある業者の方々が再開を果たせるように、まずは、ボランティアの力を総動員して、事務所や工場の再開準備のスタート地点にたてるよう、支援を行っています。

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<写真:5か月経った今もこの状態>


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<写真:靴もすっぽり埋まるほど>

 周辺の主要道路は整備が整い確保されていますが、未だにこの地域一帯には分厚い汚泥が山積しています。幹線道路を一筋入ると手つかず・・・、というたとえは、まさにこの地域のことです。

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 掘っては土のう袋につめ、掘ってはつめ、延々と続くこの作業。土のう袋が一日1000~1600袋ほど作られ、山積みになっていきます。場所や状況にもよりますが、家屋の泥だしは一日で100袋ほどなので、いかにこの現場が凄いのかが袋の数でもうかがい知ることができます。

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 真夏の暑さ厳しい時期ですが、ひたむきに泥だしを続けて下さっているボランティアの皆さん。最近では、風化の兆しがあるのか、報道で被災地の状況が取り上げられなくなってきている中で、平日ボランティアへの参加も減少傾向にあります。ですが、まだまだ手のつけられていないところがたくさんあります。

 建物の所有者にとっても、ようやく「やってみよう」という気持ちになられた方が、大勢います。そんな方からの依頼は、これからますます増えるでしょう。もう終わったのでは?とうわさされる中、このようなニーズを掘り起こすこともJENの役割です。

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JENでは、これからも柔軟にボランティアを派遣してゆく予定です。引き続きボランティアの参加協力を呼び掛けております。

9月のボランティア募集は、こちら

*ボランティア参加者のみなさん、ぜひ、感想をお聞かせください!
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8月 15, 2011 ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか), 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 緊急支援 |

2011年8月 4日 (木)

コミュニティー動員作戦②

110804_7  JENのスタッフたちは今、トレーニングの第二弾で北部にあるPignon(ピニヨン)という町に来ています。ここはHOが1997年から活動している地域で、すでに住民で維持・管理している井戸がいくつもあります。

 実際にHOの活動を目にしたスタッフからは、管理方法などについてたくさんの質問が飛び交います。ですが、HOのもう一人のディレクターであるニールさんはこう言います。

「そういった技術的なことはあとからいくらでも解決法が出てくる。でも、一番大切なのは、3つの信条に基づいているかということ。
 1:透明性、2:義務・責務、3:説明責任。目先の小さいことに取らわらずに、この3つを追及するためにはどうしたらよいか、ということをいつも考えるように」

110804_pignon_2

 たとえば、水管理委員会の存在を住民が知らなければ、そこに透明性は存在しません。HOはコミュニティーに足を運び、どういった規則に基づいて水管理委員会が活動していて、月々の利用料はいくらで、規則をやぶった場合どういったペナルティーがあるのか、といったことをきちんと利用者が理解しているかテストをします。

 テストをパスしなければ、ポンプの修理・設置はしません。ちゃんと委員会が機能していることを確認してから実際の修理やポンプの設置を行います。

 今まで無料だった水が有料になり、月々50~100円程度の利用料を払わないといけいない。それだけでもほとんど収入のない家庭が多いハイチでは大きな出来事です。

110804_pignon

 住民たちに長期的に井戸を利用できることの重要さ、またコミュニティーが一丸となってみんなが困っている問題に取り組むことの効果を説明して、JENのコミュニティー動員活動は続きます。

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8月 4, 2011 ハイチ, 心のケア, 文化、生活、習慣 |

2011年7月28日 (木)

コミュニティー動員作戦①

 ハイチではコミュニティーという概念が薄く、住民が協力して共通の利益のために活動する、ということがあまりありません。そのため、今までたくさんの国際団体、NG0等が給水施設を建設しても、維持・管理のためのシステムがなく、一度壊れたら放置されていました。

 JENは、建設した井戸を住民の皆さんで維持・管理してもらうため、水管理委員会の設置を推進しています。ただ、今までそういった習慣がなかったコミュニティーにいきなり水管理委員会を動かしてもらおうとしても無理があります。そこで、ハイチの水・衛生分野で長い経験があり、さらにハイチの水衛生局も推奨している団体であるHO(ハイチアウトリーチ)に研修をお願いし、その第一弾が7月初旬に始まりました。

 まずは、JENのスタッフがきちんと方向性も持ってコミュニティーに接することが大事、ということで、HOのディレクターの一人であるロジェさんがJENのスタッフに問いかけます。

110721

ロジェさん:「今から5年後に、今活動しているコミュニティーの井戸、井戸の周辺はどうなっていると思う?具体的に描写してみて」
JEN(アドン):「水管理委員会がとてもよく機能して、お金が貯まって、そのお金で学校を作り、井戸の周りには花が植わっていて、ベンチもあって、活気にあふれているんじゃないかな」
JEN(ナディア):「水管理委員会は1年もせずにつぶれてしまうわ。帳簿がなくなったとかでだんだん活動しなくなって、水道料金の徴収もできず、ポンプは壊れ、水衛生局はなにもしてくれない。」
ロジェさん:「今ここにいる中で、本当にアドンや他のスタッフがいったような、とてもポジティブな5年後に本当になっていると思う人、手を挙げて?」
誰も手を挙げませんでした。

110721_5

 みんなわかっているのです。このままじゃ、きっと水管理委員会を作っても、長期に渡って効果的に活動するのは至難の業だということを。

 それでも、5年後を想像することには意味があります。一つは、自分がどういう方向にコミュニティーを導いていきたいか。もちろん方向性はコミュニティーが決めることですが、スタッフ自身がどういった未来を描けるかによって、彼らのモチベーションも変わりますし、コミュニティーに対しての接し方が変わってきます。二つ目は、起こりうる問題に対して準備ができるということ。

 ナディアが言ったことはあまりにも現実的で、みんなつい笑ってしまいました。リアルすぎたのです。このままではおそらくナディアの言うことが現実になる可能性の方が高いでしょう。でもそうなっては欲しくない、そうみんな思いながらコミュニティーに足を運び、トレーニングは続きます。

(次回へ続く)

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7月 28, 2011 ハイチ, 心のケア, 文化、生活、習慣 |

2011年7月26日 (火)

【ボランティア派遣】牡鹿半島の東浜にて

期間:2011/7/15~7/21
参加者累計:2059名

 石巻市牡鹿半島にある東浜での活動を報告します。

 JENはこれまで、東浜小学校で行った人形作りワークショップや物資配布など、様々な形でこの地域の方々と関わってきました。今回は、東浜の主幹産業であるカキ養殖の下準備をお手伝いしました。

 

例年は8月上旬ころにカキの放卵が始まりますが、今年は海水温が高い影響で放卵が半月ほど早まっているため、準備も急ピッチで進めなければなりませんでした。また、漁業者は津波によってがれきが散乱している海や漁場の清掃作業に追われ、本来の仕事が出来ずにいました。

P1020055

 養殖には、カキの幼生を付着されるため、ホタテの貝を使います。ホタテの貝に穴をあけ、針金を通して何枚も重ね合わせ、出来たものを海に入れます。今回は、ホタテの貝が津波で泥をかぶってしまったために、まずは一枚一枚泥を落とす作業から始めました。

P1020056

<写真:カキ養殖に使うホタテの貝の山>

P1020018

 次に、針金に貝を通していきます。

P1020060

<写真:地元のお母さんと最近の東浜の状況や、様々なお話をしながら>

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<写真:約74枚ホタテの貝を通して、これが一本>

 カキ養殖をしている漁業者ごとに、1シーズン約1,000本作るそうです。

 本来は4月頃に行うこの作業、なんとか放卵時期を逃さぬよう8月上旬完了を目指し、地域の方々と力を合わせながら進めていきます。

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7月 26, 2011 ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか), 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 生計回復・収入創出 |

2011年7月25日 (月)

【コミュニティ・カフェ】 なかやしきっさ@中屋敷

-炊き出し最終日、餅つきでお疲れさま会-

 津波から3週間後の4月7日以来、休むことなく中屋敷地区で炊き出しを行ってきました。

 7月22日、その炊き出しが終わりました。JENが石巻市内数か所で行ってきた炊き出しは、これで一旦すべてが終了しました。

 炊き出しボランティア参加のべ164名、計24,967食を提供しました。この日は最終日ということで、中屋敷で活動を続けていたボランティアチームと地域の方々による“餅つきお疲れさま会”を行いました。

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 元気いっぱいの子どもたちが奏でる太鼓の音が鳴りひびくなか、近所からぞくぞくと人が集まってきました。

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<写真:力を合わせて、せーの!>

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<写真:お母さんたちが手際よく、きなこ・のり・納豆・あんこを>

 もちつきの後に、炊き出しを始めるきっかけとなった「スペース」を提供して下さっている阿部さんに、これまでの4か月を振り返っていただきました。

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 「…あの日から4か月経って、まだ夢見ているような感じはいまだにあるんだけど、なんとかここまで来ました。

(中略)

…津波があったけども、そのおかげで、こうして皆さんに出会うことが出来ました。近隣の人たちとも、普段はあまりしゃべらなかったけども、お互い苦しい状況のなかで助け合って、しゃべるようにもなりました。

もちろん津波は決していいことではないんだけども、マイナス面だけではなかったです。考えようっていうのかな…(中略)

 “千年に一度の場面に立ち会えた”、っていう側面から考えたら、あの…幸せ、っていうか…津波に流されて幸せってことはないんだけども…そういうふうな思いですね。炊き出しをする女性たちの明るい笑い声をきけば、男たちも頑張れるしね。女の人たちが沈んでいれば男も沈んでしまう。我々は本当に、運が良くて生かされたんだなって。

 被災したときは、これからどうやって暮らしていくんだって思ったけれども、JENさんはじめボランティアの皆さんがヘドロとがれきの片付けをしてくれたおかげで、なんとかやっていけるっていう気がしました。

ここまで来たら、あとは前進あるのみです。本当にありがとうございました」

 これまで炊き出しを行っていたスペースは、今後、「コミュニティ・スペース」と名前を変え、用途もご飯に限らず、その時必要な様々なアクティビティが加わります。スペースの運営は、地域の皆さんとJENが二人三脚で行います。

 中屋敷を含む上釜地区は、震災後5カ月たった今もまだ、ライフラインが完全に復旧していません。その結果、市から食糧の配給を受けながら2階で生活を送っている方が数多くおられます。自宅に避難されている方が多いということもまた、今回の震災の特徴です。この地域の人口は、少なく見積もっても震災前に比べて1/4以下(避難者含む)になりました。

 「3月11日が一番悪い日だったから。もうこれからはよくなっていくだけだから。頑張ります」

と話す阿部さんの奥さんを中心に、コミュニティが再び活性化する日まで、JENは、そのプロセスをお手伝いさせていただきます。

 周辺地域への支援活動の拠点として、またこの地域の方が、やってきて安心できたり、ほっとできる空間として、コミュニティ・スペースが発展してゆくことを願いながら、JENはコミュニティの皆さんと共に一歩一歩歩んでゆきます。

 人々の復興への歩みは、ようやくスタート地点にたったところです。引き続き、皆さまの心強いご支援をよろしくお願いいたします。

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2011年7月18日 (月)

【泥だしボランティア報告】 十三浜での出会い

期間:2011/7/8~7/14
参加者累計:1908名

 石巻市北上町にある十三浜での活動を報告します。

 この地区は、これまで4カ月に渡り、ボランティアががれきの撤去を行ってきましたが、まったくゴールが見えず、未だたくさんの震災ゴミが残っていました。


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 今回、十三浜での活動を開始したのは、”ある方”との話し合いがきっかけでした。

 その”ある方”とは、十三浜漁協の委員長、佐藤さん。

 「十三浜地区の漁師は、主にワカメやホタテの養殖を生業としてきたんだ。震災後、養殖に必要な資材や建物が流され、俺ら漁師は皆、海中のがれきを取り除くために毎日沖へ出ている。陸や海につながる水路の片付けまではどうしても手が回らないから、是非ボランティアさんの力を貸してほしい」

 十三浜は、震災の影響により、漁や養殖を断念しなければならないほどの打撃をうけました。「壊れずに残った船や生き残った漁師たちでもう一度、十三浜の漁業を復活させたい。そのためにも、きれいな海を取り戻したい」。佐藤さんの熱い想いに賛同し、今回の作業を始めることになりました。

 まず初めに、重機の入りにくい水路のがれき撤去作業です。


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<写真:足場の確保が難しほど。慎重に作業を行います>


 20人ほどのボランティアが一日かけて撤去できる範囲は、ほんの一山。でも、焦らず着実に取り除くほかないのです。

まだまだ、作業は続きます。



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2011年7月15日 (金)

【コミュニティ・スペース】草刈り・お疲れさま会・サッカー教室@鹿妻

 7月10日、鹿妻南にある鹿妻東公園でmudef様の取り組み、Hope For Japanご協力のもと、イベントを行いました。

 ここは、以前、コミュニティ・スペースを開催していた場所の隣です。津波に被災した貸家をコミュニティ・スペースとしてお借りし、炊き出しや物資配布、また、お茶のみの場として地域のみなさまに利用していただいてました。その貸家は、建て替え計画によって取り壊されましたが、コミュニティ・スペースは、その機能をそっくりそのまま隣の鹿妻東公園に移転しました。

 イベントは、まだ多くの震災ゴミが残る公園を、今後安心して多くの方が利用していけるよう清掃をすることがテーマでした。汗をかきながら掃除をした後、参加者全員で「お疲れさま会」として炊き出しを行い、きれいになった公園で、子どもたちを対象にサッカー教室を開催しました。
 この日は、日差しが痛いほど照りつける真夏日にも関わらず、公園の周辺に住むたくさんの方々が参加しました。


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<写真:子どもたちも一緒に草むしり>



 鹿妻もまた、海に近い地域です。震災直後は2M近い津波が押し寄せ、一瞬にして地域一帯を波が呑み込み、この公園にも車や倒壊家屋が流れつきました。なので、大きな漂流物だけではなく、細かなガラスや陶器の破片がたくさん散らばっていました。細かな破片を取り除くには、人の手に頼るしかありません。気の遠くなる作業ですが、子ども達が公園で遊ぶ姿を早くみたい。せっかくなら楽しみながら、という思いが「草刈り~炊き出し~サッカー教室」というイベントになりました。


 さて、お待ちかねの昼食タイムです。

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<写真:よく冷えた新鮮な果物も>


 草刈り作業で疲れた体に、バーベキューやカレー、冷えたトマトや果物などで“お疲れさま炊き出し”。

「冷蔵庫がまだ家にないから、新鮮な果物はすごくうれしい!」

疲れが吹っ飛んでいきます。

小休憩をはさみ、サッカーの元日本代表、都並敏史さんやサッカー解説者、川添孝一さんによるサッカー教室です。


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<写真: パワフルな都並さんに子どもたちも元気にこたえます!>


 子どもたちの、夏の暑さにも負けないたくさんの笑顔に出会えた一日でした。


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2011年7月 4日 (月)

【泥だしボランティア報告】 人海戦術、求むボランティア!

期間:2011/6/24~6/30
参加者累計人数:1663名


 24名のボランティアが、
渡波栄田地区の側溝清掃を行いました。

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<写真:まだまだたくさんの泥が>

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<写真:様々ながれきも詰まっている>


 炎天下の中作業をされる一人の女性に、お話を聞くことが出来ました。東京からボランティアに参加し、今回で3回目という石田さん。

 「ここの地区は、以前よりはきれいになってきているね。ただ、まだまだ復興だとか、そういうところまで来ていない。これからどうするかを頭で考える前に、まずは一度みんな現地に来てほしい。時間はかかるけれども地道な人海戦術しか今はないと思う」

 3ヵ月も経ったのに、と清掃作業の進捗に唖然とされることがあります。しかし、作業を進めていく中で、季節・状況によって新たに出てくるニーズもあります。

 梅雨の時期に緊急に必要な側溝の泥だしや、牡鹿半島や北上町など、市内から離れている地域は、ボランティアが不足していました。なので、まだがれきが山のように積まれています。自衛隊による大まかな撤去作業が終わり、後を継ぐ形でたくさんの重機が動いてはおりますが、人の手でしか取り除けない震災ゴミが、まだまだたくさんあるのが現状です。

最後に石田さんは、

「年齢を公表してちょうだい。61才女性でも泥かきが出来るってこと!」

このようなボランティアさんの一人一人の力が積み重なることで、大きな大きな力となり、被災地では今日も町が少しづつきれいになっていくのです。

P1010020
<写真:作業後の側溝>

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7月 4, 2011 ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか), 心のケア, 文化、生活、習慣, 求人, 緊急支援 |

2011年6月27日 (月)

【泥だしボランティア報告】 百か日、合同慰霊祭にて

期間:2011/6/17~6/23
参加者数累計:1499名


 震災から百か日を迎える6月18日に、石巻市では、合同慰霊祭が行われました。

 渡波・湊地区の方々がその会場となる総合運動公園に向かう際に通る、国道398号線をきれいにしようと、石巻で活動する個人ボランティア、団体ボランティア等約300名が一斉に集い、清掃作業を行いました。

Img_7687
<写真:始動式には大漁旗が>


Img_7692

<写真:一斉に、意気を高めるかけ声!>

Img_7703

<写真:道路わきの泥をかきだす>

Img_7705

<写真:土のうにどんどん入れていく>


 このような大人数で作業したのは、今回がはじめてです。今まで、場所は違えど、同じ思いで被災地の為に力を尽くしてきた仲間たち。この日だけは、声の届く範囲で、心強さを肌で感じながら作業に当たりました。

 震災がなければ、出会うことがなかった仲間たち。もちろんこんな災害、一生起きなくていい。起きないでほしい。

 でも、石巻を、宮城を、日本を、“想う”気持ちを持った人たちが、こんなにも大勢集まったのです。復興までは、まだ長い道のりが続いています。あきらめず、くじけることなく、同じ方向を見ている仲間を信じて進むしかないと、この日、きれいになった長い道を目の前に、強く思いました。

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6月 27, 2011 ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか), 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 緊急支援 |

2011年6月23日 (木)

ボランティア体験日記5: 復興の細かい部分

~ どっちも必要、大きなかじ取りと小回りのきく活動と ~ byRT

6月15日、ボランティア活動に参加してきました。

 この日の作業は、とあるお宅が所有するビニールハウス4棟内の、海水をかぶってしまった土をかき出す作業でした。

 ほ場が海水をかぶると、作付を行っても塩害が発生する可能性が高いのだそうです。スコップで土を削り取り、土嚢に詰め、ハウスの外へ運びだしました。土嚢はおそらく百個以上、もしかしたら数百にも及んでいたかもしれません。少し蒸すハウス内での作業は、参加者の中で最も若い10代の青年でさえもヒーヒーいう作業でした。この日は、個人参加の11名と、企業の社員ボランティア、総勢30名程で作業を行いました。朝9時過ぎから15時半頃まで、途中1時間の休憩をはさみ、正味5時間ぶっとうしで無事に全てを終えることができました。

Volunteer1
 ボランティアへの参加を決意する前に、JSC主催の「東北ボランティアへ行こう、行く前に」という報告会に参加しました。この時、JENの木山さんがボランティアについてこうおっしゃっていました。

「ガラスの靴をもって、その靴にピッタリ合う人を探すようなものだ」

 当初「こんなひ弱な女が1人行って、何の役に立つのだろうか、足手まといにならないだろうか」と不安だった私に、現地でのボランティア活動の参加を決断させてくれた言葉でした。ニーズは様々であるからこそ、1人ひとり、出来る人が出来ることで支援する。それでいいんだと思った言葉でした。

 現地で実際に目にした瓦礫の山々に、国が復興に向けて動き出さなければ解決しない問題が山積みであるように思いました。大きな問題の裏には、細かい部分の支援を必要としている方々がまだまだ潜んでいるようにも思えてなりませんでした。特に年配の方が多い東北地方です。気力も体力もギリギリの中「さぁ、立ち上がろう」とする時に、踏み出す初めの一歩に手を貸せる、細かな要望に答えられる「小回りのきく」ボランティアのニーズこそがまだまだ必要なのではないかと感じています。

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JENは、石巻の渡波に無料で宿泊できる拠点(通称:渡波ウス)を持ってます。食料、寝袋、ボランティア活動を行うための十分な装備があれば、(一部貸し出してくれるアイテムもありました)後はそこに向かうだけです。

 就寝する部屋は男子、女子と分かれているので、女子でも心配は無用です。トイレも完備されていますし、水もあり、ガスコンロも利用できます。近くにはコンビニエンスストアや温泉もあります。また、震災から3ヶ月経ち、支援活動のプロでなくても、それほどの危険を侵さずに活動できる状況になってきているようにも感じました。

 ここに偶然にも同じ時期にさまざまな場所から、それぞれの思いを胸に集まった人たちとの交流も良いきっかけ、経験になりました。

 色々な形での支援がありますが、時間や体力が許す限り、今後も直接関わって行きたいなと強く感じております。

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6月 23, 2011 ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか), 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 緊急支援 |

2011年6月 6日 (月)

【泥だしボランティア報告】 ボランティア1000人突破しました!

期間:2011/5/27~6/2
参加人数累計:1037名

 今週は、牡鹿半島の荻浜小学校脇にある沢のがれき撤去が主な作業でした。ここは災害前、子どもたちが沢遊びをする遊び場になっていました。いつも当たり前のように美しい水がさらさらと流れる沢に、津波によってがれきが押し寄せてきたのです。

110603_104613 <写真:小学校脇の沢。海から濁流とともにがれきが>

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<写真:大まかに分類し、重機が入りやすい道路沿いへ運ぶ>

P1000335

<写真:途中、「Are you OK?」と声をかけた瞬間、三輪車からこぼれ落ちる!
「You are Hero~!」大変な作業の中、初対面のボランティアさん同士の交流も>

110602_140228_2
<写真:毎日来てくれる大勢の大人(外国人!)たちに驚きながらも興味津々。地域の人たちとのコミュニケーションも>

 JENがこの沢の作業を担当してからは、毎日約20名のボランティアさんが来てくださり、5日間かけて撤去作業を行いました。足元が滑りやすく、流れてきた木材等も水分を含んで重いため作業は難航しましたが、みんなで声を掛け合いながら無事作業を終えることが出来ました。

 余震が続く中、がれきを撤去しても以前のように安心して遊べる沢に戻っていないのが現状です。ただ、一日も早く目の前から災害の爪痕が消えることが目標です。

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6月 6, 2011 ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか), 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 緊急支援 |

2011年4月28日 (木)

【炊き出しボランティア、チーム2】 番外編 お花見

4月25日、炊き出しチームは、お花見メニュー: かき揚げうどん、もち、ぜんざい

敷地をお借りしている中島産業さんにお誘いいただいたそうです。
きれいな桜の木ですね。





Ishinomaki_04255炊き出しボランティア、大募集
詳しくは、こちらを

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4月 28, 2011 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 炊き出しボランティア, 緊急支援 |

2011年3月26日 (土)

おばあちゃん

湊小学校の4ー1教室に避難してたおばあちゃん。

仙台の妹さんが迎えに来てくれて、一緒に仙台に帰られました。

2011032511260000


津波の時には、車でこの小学校の裏にある禿山の高台に逃げて、3日間、車で過ごしたそうです。

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3月 26, 2011 文化、生活、習慣, 東日本大震災 |

石巻チーム:唯一の道

石巻の雄勝地区。
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堤防が決壊してしまっているので、
水も電気もなにも残っていません。

道という道がなくなっていて、
小高い柵のような堤防が道になっています。

唯一の道です。

救援活動中の自衛隊のみなさんは、川をボートで移動しています。

道が消えてしまったからです。

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3月 26, 2011 文化、生活、習慣, 東日本大震災 |

2011年3月25日 (金)

byフィールドチーム:自転車とパーツ

瓦礫が積み上がっている道路は車では通れなかったり、すごく迂回をしなければいけないところにあります。だからなのか自転車が大人気!

写真のように、みんなサドルを外して盗まれないように停車します。

治安が悪くなっているようです。

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(写真:石巻市内)
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3月 25, 2011 文化、生活、習慣, 東日本大震災 |

2011年3月20日 (日)

ヘッドオブミッション、東京にもどりましたが

震災直後に被災地入りした、平野俊夫が東京に戻りました。
(写真:仙台市内、最初の拠点としてお借りしている支援者Fさんのオフィスにて)

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最初は、高砂中学校での炊き出しです。
(写真:炊き出しを終えたころ、周囲はまっくら、寒さも極限に達します。ですが、ここは屋内です)

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最も初期の調査、物資配布支援を終え、とんぼ帰りで東京に戻りました。
その後、20日に第2陣を無事に見送ったあと、

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第3陣の出動準備をはじめました。

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3月 20, 2011 事務所・スタッフ, 文化、生活、習慣, 東日本大震災 |

2011年3月17日 (木)

津波の爪あと -フォト・アーカイブ2

これらの写真からわかること。 現地にはヘドロのような悪臭が充満。衛生状態の悪化を懸念します。

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3月 17, 2011 文化、生活、習慣, 東日本大震災 |

2011年3月15日 (火)

【速報】 津波の爪あと - 写真が届きました

Dscf2808 昨日、調査を行った宮城野区の様子。

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3月 15, 2011 文化、生活、習慣, 東日本大震災, 緊急支援 |

2010年7月15日 (木)

励ましてくれるもの~1番人気はブラジル、2番はアルゼンチン~

 巨大な地震がハイチを襲い、20万人もの人びとが亡くなったのはついこの間の話です。数えきれないほどの人びとが家を失い、受け入れてくれる家がある人びとはそこで仮住まいを、そのほかの人びとは1200ほどある仮設キャンプ場で避難生活を強いられています。毎日、被災者の人びとがいかに困難な生活を送っているかを目の当たりにしながら、支援活動を行っています。

 このような状況にあるハイチの人たちを大いに励ますイベントが、サッカーワールドカップでした。ワールドカップの試合が始まる時間になると、バスや車のラジオなど街中のいたるところから大音量の実況中継が聞こえてきます。自分のラジオを持っている人はラジオ片手に歩いたり仕事をしたりしています。一番面白いのは、お店やレストランにあるテレビの周りに大勢の人たちが集まっている光景です。自分のお気に入りのチームがゴールを決めるたびに、サポーターの人から大歓声が上がります。

20100715_argentina_flag_on_a_car_2 20100715_people_gathered_to_watch_2

 ハイチの人のあいだではブラジルが一番人気で、アルゼンチンが二番目に人気です。JENは試合後に町中がにぎやかになるのを見ながら、治安に気を配りつつ活動していました。そして今、さらに人びとを勇気づけることができるような事業を計画しています。

7月 15, 2010 ハイチ, 文化、生活、習慣 |

2010年6月24日 (木)

テーマソング

20100624_smaller_dscf4574  生活していると、聞こえてくる音があります。赤ちゃんの泣き声、洗濯している水の音、トラックが通り過ぎる音・・・中でも朝から頻繁に聞こえてくる音として、水を運ぶトラックの「テーマソング」があります。

 ハイチでは、水道が通ってない場合など、水を水売り屋さんから買うのが一般的です。そのため、町でタンクつきのトラックをよく見かけます。そして、トラックが来ると決まって聞こえてくる音楽があります。アイスクリーム売りの車から流れてくる音楽がありますけど、その水売り屋さんバージョンですね。音楽を流すこと自体は不思議でもなんでもないのですが、私が興味を惹かれたのはその選曲です。2種類あって、一世を風靡した某映画の主題歌「My Heart Will Go On」と、季節はずれの「ジングルベル」のどちらか。ずーっと変わらず水を提供しますよ、という意味と、年中クリスマス気分で過ごせたらいいな、という願いを込めての選曲なのでしょうか・・・?

 ハイチの人々にとっては当たり前になっている音も、日本から来た私には、とても興味深い生活の一コマです。今回はハイチの生活の一部となっている「音」の紹介でした。

JENでは ハイチ地震の緊急支援募金を受け付けています より迅速な支援を届けるために、皆さまのご支援が必要です クレジットカードでのご寄付 こちらへ 郵便振替口座でのご寄付 00170-2-538657 口座名  JEN *通信欄にハイチとご記入ください* ご協力お願いいたします。

6月 24, 2010 ハイチ, 文化、生活、習慣 |

ミャンマーのカレンダー

100624_img_0233  ミャンマーのカレンダーは、日ごろ私たちが日本で目にするカレンダーとは少し違います。
まず縦に曜日が並んでいます。そして日にちも縦に並んでいます。

 ミャンマーの人々は、何曜日に生まれたかという事をとても重要視しています。そして多くの人が「曜日占い」を信じています。これは生まれた曜日で自分を占うものですが、それ以外にも、例えば結婚や学業、大事なことを決める時や何か新しいことを始める時などにも、曜日占いをするのです。ミャンマーでは、街角で誰かと話が弾んだら、何曜日生まれかを尋ねられることもあります。

 皆さんがいつかミャンマーに旅行に行くことがあったら、ぜひ自分が何曜日生まれかを調べてから行ってみてください。きっと、たくさんの曜日占いに出会う事が出来るはずです。

6月 24, 2010 ミャンマー, 文化、生活、習慣 |

2010年5月11日 (火)

ゴトン・ロヨンの精神

Img_6991_low_2パダン市街から2時間、山に向かい、1本道をひたすら西に進んでゆくとリマ・コト・ティモール郡に到着します。山間いはバリよりもスケールの大きいライステラス、平地には熱帯地域特有の10Mは軽く越すほどの背丈のあるココナツが道を囲むのどかな農村地帯です。JENが最初に緊急支援物資配布を行った村、クドウ・ガンタン村の村長さんにお話をうかがいました。

「地震で村の家は100%破壊されました。被害の大きさはさまざまでしたが、皆、初めて体験する地震という恐ろしい災害によって大きなショックを受けました。

地震後、すぐにJENがやってきました。そして、私に住民のリストを作ってください、と言いました。村長として、村の住民リストを管理していましたので、即座にリストを手渡しました。Img_7005_low

JENは、優先順位の高い家族から、がれきを取り除くキット、5世帯に1つ一輪車などの什器のセットを配布する準備をしてくれました。私たちには、『ゴトン・ロヨン(共に働く)』という隣人を支え合う習慣がありました。たちまち、村人は、互いの家のがれき撤去を始めました。今は一段落ついたので、自分たちで家の再建を行っています。これらツールは、あのときJENが配布してくれたものです。Img_7007_low

村人の間では、時折り小競り合いがありますが、自分が中に入って解決してきました。しかし、地震直後の状態は、自分ではどうにもできない事態でした。そんなときに受け取ったツールは、すべてを失った私たちに希望、そして私たちが本来もつパワーの半分を与えてくれました。あとの半分のパワーは自分たちでなんとかしなければならないものです。

この地震では、(1)困っている人を助けること、(2)食糧を貯蓄すること、(3)そして、村人、教師、行政がひとつになって支え合うことの大切さを身をもって学びました」Img_7008_low

5月 11, 2010 インドネシア スマトラ沖緊急支援, 支援物資配布, 文化、生活、習慣 |

2010年2月 4日 (木)

地鎮祭行われる

 1月19日・21日に、サイクロンシェルター兼小学校を再建するタヨーチャウ村とグウェチャウンジー村で、地鎮祭が行われました。

 地鎮祭の意味は、日本と同じように土地の霊を鎮め、清めるということだそうです。開始時間や使う道具は、場所や暦によって異なるようです。

100204_dscn2000s_4  はじめに、お坊さん5人が敷地の中心でお祈りを行い、次に四隅でもお祈りをします。それから、占いのようなものでよいとされる方角に配置される建物の隅で、杭(木の棒)を打ちます。日曜生まれの人がひものはしを持ち、月曜生まれの人がひもの反対側をもち、火曜生まれの人が杭を打つのです。

100204_dscn1850s_5  その後、村人やジェンのスタッフが、袈裟や食事をお坊さんに寄付します。そして最後に「この功徳を世界の人々(亡くなった人も含めて)に分ける」水かけの儀式をみんなで行って終わりになります。100204_dscn2031s_4

 ジェンはこれからも村人とともにできる限りその地域の風土や伝統に寄り添いながら活動を続けていきます。

2月 4, 2010 ミャンマー, 文化、生活、習慣 |

2010年1月21日 (木)

村人とともに考える

 ジェンの開催する防災ワークショップでは、ジェンが参加者の皆さんへ一方的に防災知識や避難訓練を教えるわけではありません。

 もちろん、きっかけはジェンのファシリテーターが作りますが、そこから彼らの生活や習慣に合わせたものにしていくのは、村の人びと自身です。村人に積極的に参加してもらえれば、彼らからもさまざまなアイデアや伝統的な知恵も出てきます。

 そのためワークショップは、真剣かつ楽しく、一体感があるものでなければいけません。全員が参加できるゲームをしたり、雰囲気がなごむよう話したり、グループでの作業などを多くとりいれながら、一つのチームを作っていきます。勉強として教わるのではなく、自分たちで防災マニュアルを作りあげてもらうという感覚です。

 そして、結果的に一つの村として団結力も増していく、そうしたことがこの防災ワークショップを通じて少しでも実現できれば、サイクロンで被災した人々の気持ちは前向きになれると信じています。サイクロンから一年半たちましたが、どうぞこれからもジェン・ミャンマーをよろしくお願いいたします。

1月 21, 2010 ミャンマー, 文化、生活、習慣 |

2010年1月14日 (木)

豪華絢爛、インドネシアの結婚式

 インドネシア西スマトラ島沖、ミナンカバウ文化は、そのほかの文化と同様、とてもユニークな側面があります。たとえば、部族や家族が女性から始まる、と考えられています。部族や家族の名前は母親の名前として知られることもあります。

100114_nikah_contract_signing_cerem  なかでも、ミナンカバウ文化のユニークな生活様式の一つを表すのが結婚です。西スマトラでは新婦の家族が新郎の家庭を訪れ、婚約の式を行います。この婚約の式を“マミナング”と現地語では呼んでいます。新婦の家族は、新郎に貢ぎ物を贈り、婚約の式が終わると、それ以降は結婚式まで二人は会うことができません。

100114_eating_together_with_the_fam  一方、結婚式の日は、新婦の家庭で祝われることが多いのですが、まず新婦の家族は新郎の家へ行き、伝統的な衣装を自宅へと持って帰ります。そして、ニカアと呼ばれる契約書と誓約書にサインを行い、近所の人々や家長が、結婚の証人となります。結婚式の式事の中でももっとも重要なものです。

100114_decorated_sofa  この式事が終わると、伝統的なドレスに身を包み、特別に用意されたソファーに腰をかけて、友人や親戚、招待客をもてなします。

1月 14, 2010 インドネシア スマトラ沖緊急支援, 文化、生活、習慣 |

2010年1月 7日 (木)

防災教育の積み重ね

100107_dscn0904s  清原美彌子さまのご遺志と日本政府の協力により、ピャーポン県ボーガレ郡で防災教育を実施しています。

 サイクロン「ナルギス」がこの地を襲ってから1年半が過ぎました。今後ナルギスのような巨大サイクロンがこの地を襲った場合、同じような被害が起こる可能性があります。ジェンの事業地の村人たちも、そのことをよく理解し、危機感を持っているのが分かります。

 そのためか、ジェンの防災教育への出席率は80%以上と非常に高い状態が続いています。彼らの防災への興味や姿勢に触れるたびに、我々スタッフも、それに応えなければと身が引き締まる思いがします。

 しかし、ジェンの事業地の他では、次のサイクロンへ備えている村はほとんど見当たりません。ナルギスを経験した人々は当然、誰もが再び起こりうる悲劇に不安を感じていることだと思います。けれども、まず何から手をつけてよいのか、途方に暮れているのでしょう。

100107_dscn1028s  ジェンが事業地の村に設立した防災委員会には、周辺の村へ防災のノウハウを伝えていくように意識を持ってもらえるよう努めています。ジェンの事業がきっかけとなり、他地域にも一日でも早く「悲劇は防げる」ということに気づいてもらい、防災のノウハウが伝わって行くことを目指しています。

1月 7, 2010 ミャンマー, 文化、生活、習慣, 防災訓練・教育 |

2009年12月17日 (木)

ともに生きる

091217_dscn0458  村に滞在するジェンのスタッフは、村人にとっては外部の人間です。そうした状況では、いかに早く、村のひとびととの信頼関係を築くことできるかがプロジェクトを行う上で大変重要となります。その信頼関係次第で、ワークショップや活動への参加率・協力度も変わってくるのです。

 ジェンのスタッフは、できるだけ早く村になじむために、ワークショップ以外の時間でも村人と話す機会を多く設けたり、家を一軒一軒訪問するなどして、お互いの理解を深めるよう努めています。

091217_dscn0453s  先日、ジェンが建設する避難所兼小学校のための道づくりが、タヨーチャウ村で行われました。「村のひとびとがやるなら、ジェンのスタッフだって」ということで、当日現場にいたジェンのスタッフも、村の皆さんと一緒に道づくりを行いました。肉体労働ですが、女性スタッフだって、負けてはいません。

 こうした日常のちょっとしたコミュニティ活動でも、スタッフが参加してゆくことで村人と気持ちが一つになれます。休憩のお菓子も、スタッフが出そうとすると、「いや村から出す」と言って、ごちそうしてくれました。

091217_dscn0178s  まだまだ自分たちが生活していくことも厳しい状況であるのに、村のひとびとに少しだけ受け入れてもらえたと感じることができた一日でした。これからは、「教える」のではなく「ともに生きる」という姿勢をより意識しつつ、防災教育のワークショップを村の皆さんとともにいい活動にしていきたいと思います。

12月 17, 2009 ミャンマー, 文化、生活、習慣 |

2009年12月10日 (木)

Minangkabau

101209_img_3294_resize  パダン市には地震でも倒壊しなかった立派な建物がいくつかありますが、その建物のほとんどが不思議な屋根の形をしています。パダン市を訪れる多くの人がその屋根の形に疑問を覚えるかもしれません。この屋根には面白い話が含まれているに違いない、とJENの現地スタッフに確認してみました。

 「不思議な屋根がある建物はMinangkabauと呼ばれています。Minangとは勝者、の意味。Kerbauは水牛のことです。101209_img_3306_resize 
 かつて、パダン市では毎年水牛レースがおこなれていました。これはパダン市と近隣のジャワの町が競うものです。ジャワは健康で大きな水牛で有名でした。そのためパダン市はいつもこのレースで負けていたそうです。そこで賢い人が赤ちゃんの水牛をレースに使用することを思いつきました。その水牛の角に刀や刃をつけてレースに臨むのです。赤ちゃん牛はミルクがほしくてジャワの水牛のお腹に突進します。しかし角には鋭い刃がついているので吸い付かれたジャワの牛はお腹を怪我して弱ります。そこで動きが鈍くなったジャワの牛にパダンの牛が勝てるようになりました。その後、そのレースはなくなってしまいました」

 パダン市の奇妙な建物は水牛レースの記念として建てられ、屋根は水牛の角を象徴しているそうです。現在でも60%の政府の建物は はMinangkabauです。

12月 10, 2009 インドネシア スマトラ沖緊急支援, 文化、生活、習慣 |

2009年12月 3日 (木)

防災教育について

 今回の支援速報では、清原美彌子様のご遺志と日本政府の支援によりジェンが行っている防災教育についてご説明します。

 ジェンは村の人びとに対して4日間の防災教育ワークショップを実施します。

 1日目、村人は自然災害についての現象・被害・避難方法などについて、学びます。
ほとんどの人が、防災や減災という言葉を聞いたことがないため、ジェンが基本的な防災知識を教えます。

 2日目は、サイクロンについて振り返ります。人びとにサイクロンの発生から避難生活までを思い返してもらいます。こうすることで「何が事前にできるか?」「何が問題だったか?」「何が役に立ったか?」を住民自身が確認でき、次の災害への対策をイメージできるのです。

 3日目は、村のハザードマップ作り(危険地帯・安全地帯の分かる地図)と、村の年間行事カレンダー作りです。ハザードマップは、いくつかのグループに分かれて村を歩き、危険・安全な場所を探し、地図にして発表します。

 4日目は、村の歴史を振り返り、今後どんなことを準備したりすればよいかを話し合います。防災についての伝言ゲームを行い、正しい情報を伝えることのむずかしさを、ゲームを通して学びます。

 この4日間のワークショップが終了すると、次の段階として村の人びとの合同避難訓練を行います。
これは、「知識」をより「実践」的なものとするためです。「実際に体を動かして避難してみる」ことの方が、参加者の記憶に残り、忘れません。そして、避難訓練の後も村で定期的に行えるように、村人とともにその仕組みを検討していきます。

 最後に、村の人びとと一緒に、ワークショップで学んだことや気づいたこと、決意したことをまとめた防災ハンドブックを作ります。このハンドブックが一家に一冊あることで、家族が防災について考える機会ができ、記憶が曖昧になることを防ぐことができます。ジェンが一方的に防災ハンドブックを作成し配布するのではなく、住民が愛着を持てる「彼らによる、彼らのため」のハンドブックを作っていきます。

 以上が、ジェンの行う、村の人々への防災教育プロジェクトです。

12月 3, 2009 ミャンマー, 企業の皆さまからのご支援, 教育支援, 文化、生活、習慣 |

ところ変われば…

 インドネシアのパダン市に赴任して1ヵ月になります。

 パダン市はインド洋に面するスマトラ島南西部の港町。こちらの文化や習慣を見て感じることは、アラブから伝わったイスラム文化や現地固有の文化、中国系移民の文化などが混ざりあい、非常に豊かな多様性をもつということです。それは現地の食べ物にもよく現れています。

091203_somay  パダンで食べた料理で非常に印象的な料理が、“シュウマイ”という料理です(発音は日本人がシュウマイと発音するほぼそのままです)。なぜこの料理が印象的かというと、実際の料理と、その名前から私たちが思い浮かべる食べ物のギャップが非常に大きいからです。

 パダンのシュウマイは、一口大のジャガイモ、豆腐、キャベツ、肉団子などにピーナッツソースをかけて食べる食べ物です。ちなみに、インドネシアの首都ジャカルタでは、シュウマイというと、日本で言う焼売にピーナッツソースをかけたものを指すそうです。おそらく、中国から焼売がジャカルタに伝わったときに、“ピーナッツソースがけ焼売”になり、さらにパダンまで伝わったときに“ピーナッツソースをかけた食べ物”になったのだろうと思います。

 私の推理が正しいかどうかはわかりませんが、ところ変われば品変わるだなあ、と感心しています。

パダン事務所アドミニファイナンス・オフィサー 成田

12月 3, 2009 インドネシア スマトラ沖緊急支援, 文化、生活、習慣 |

2009年11月19日 (木)

防災意識が生まれると…

091119_dscn9645s  ジェンを支援してくださる皆さまのご意志と日本政府の支援により、ジェンは昨年5月の巨大サイクロンで被災したエヤワディ管区ボーガレ地区の2村で防災教育のワークショップを行っています。

 まず各村に防災委員会(日本でいうところの自治会のようなもの)を立ち上げます。そして、その委員会で村の防災計画を作成し、村の中で知識や訓練方法を維持管理していくためのワークショップを行います。委員会を設立することで、ジェンがプロジェクトを終了した後でも、村で防災活動を自主的かつ継続的に行えるような体制づくりを最初から支援します。

091119_dsc00746   さて、村では防災という言葉すら聞いたことがない人がほとんどです。そのため、最初にできるだけ多くの村人を集めて、防災教育についてその重要性や概要を説明します。その中で村人自身に委員会メンバーを決めてもらいます。

091119_dsc00753_2  ワークショップがひとたび始まると、徐々に村人たちの発言が多くなり、積極的に参加してくれるようになります。ジェンのファシリテーターたちも、いかに村人に興味を持って参加してもらうかを毎回工夫しながら、防災教育のワークショップを行っています。

 次回は具体的な防災教育の内容についてご紹介します。

11月 19, 2009 ミャンマー, 企業の皆さまからのご支援, 教育支援, 文化、生活、習慣, 避難民・難民緊急支援, 防災訓練・教育 |

KUCHINGとANJING

091112_kocing_5  日本では犬や猫と家族同然に生活することがよくあります。しかし、ここインドネシアでは、家やレストランに猫がいるのを見かけます。猫たちは勝手気ままにあらゆるところにいて、そこで生活している人々もほとんど気にしない、というような状況です。猫たちは特に子どもたちと仲が良く、遊んでいる姿をよく見かけます。彼らは、猫のことをKUCHING、犬のことをANJINGと呼びます。

 私たちは両親に、この猫や犬は予防接種をうけているのか?と尋ねました。予防接種、の意味がわからなかったようなので現地語で聞くと、みんな口を揃えて “Tidak”と答えます。“Tidak”はインドネシア語でNOを意味します。

 予防接種を全くしたことがなくて、今まで動物を通じて病気になったことがないのか、と聞くと、今までそのようなことはなかったとのことです。

091112_kocing_6  他のイスラム教徒の国、パキスタンやアフガニスタン、イラクでは動物の近寄ることをあまりしません。パキスタン出身である私は、インドネシアの人々が動物とともに暮らす様子を不思議に感じます。

11月 19, 2009 インドネシア スマトラ沖緊急支援, 事務所・スタッフ, 文化、生活、習慣 |

2009年11月 5日 (木)

助けるはずが助けられている

091105_img_0423s_2   現在プログラムオフィサーを務める私は、ミャンマーでサイクロンの被害にあった人びとをなんとか助けたいと思い、この国へ来ました。しかし、いつの間にか、私は、当初の思いとは逆にミャンマーの人びとに助けられていることに気づいたのです。

 昨年6月以来、ずっと私たちを助けてくれている村人がいます。その人が優しくしてくれた時は、最初のうちはずっと「優しさの裏にはきっと何かあるのだろう」と疑っていました。しかし、それから1年以上を経た今も、その人は私が困った時には必ず親身になって助け続けてくれています。

 彼が得をすることは一度もなく、むしろその人の時間もお金もかけて行ってくれているのだと思います。世の中には本当に欲のない献身的なすばらしい人がいることを心から信じることができるようになりました。そして、いつも疑っていた自分を恥ずかしく思い、後悔しています。彼には感謝しても感謝しきれません。

 もちろん彼だけではありません。他にも多くの現地の人びとの優しさと支えの中で、我々は活動させてもらっています。どう恩返ししていけばよいのか分かりませんが、できる限りこの国の人びとのために、自分たちができる精一杯の恩返しをしていきたいと思いました。

11月 5, 2009 ミャンマー, 事務所・スタッフ, 文化、生活、習慣 |

2009年10月22日 (木)

グエチャウンジーでのサプライズ

091022_img_0428s_2   学校兼サイクロン用シェルター(避難所)建設の準備を進めているグエチャウンジー村で、嬉しい出来事がありました。

 先週ジェンのエンジニアが建設予定地の場所を訪れ、村人に、「ここには資材を運ぶ道がないので、このままだと建設会社に道路建設費も含めて建設費を多く請求されてしまう」とつぶやきました。それからちょうど一週間後に村を訪問してみると、なんと「道」ができているではありませんか!

 まだ完成はしていませんが、村人たちが自主的につくってくれたようです。村人たちの自主性を引き出すことに苦労することも多い我々にとっては嬉しい瞬間でした。091022_img_0438s

 彼らの村では、教育省へ提出する公認学校への登録書類も素案がほぼ出来上がりました。この学校兼サイクロン用シェルターへ彼らが寄せる期待がひしひしと感じられる一日でした。

10月 22, 2009 ミャンマー, 文化、生活、習慣 |

2009年8月27日 (木)

雨期で学校に行けない・・・

090827_bglktytbk048_23709s  現在ジェンがシェルターキットを配布した村で、いくつかの小さな橋の支援を行っています。これらの村では、サイクロンですべての家が流されました。そのため、より安全な場所を求めて、サイクロン前と後では異なる場所に住むようになった人たちが多い村があります。それらの村では、サイクロン前の家から学校や僧院などへは、川を渡らずに行けましたが、現在の家からは、川を渡らなければいけなくなった人が多くいます。

 乾期の場合は、川の水かさも少なく、歩いて渡ることができましたが、現在の雨期では、干潮の時はかろうじて渡れるものの、満潮になると大人でも足がつかないほどの深さになります。そして、子どもたちが学校に行くことも、お坊さんが僧院と村を行き来することもできなくなります。090827_bglktytbk071_23709s

 村人たちから、ジェンに橋の支援をしてほしいとお願いがありました。調査をした結果多くの村人がその川のせいで、生活へ様々な障害が出ていることが分かりました。そのため、ジェンは橋の材料を提供し、村人が農業の田植えの合間を縫って、自分たちで建設という条件で、支援を行っています。写真のダーボーチョンという村では、大変村人が協力的で、予定より早いペースで橋が作られています。最初は道具もあまりなく、村人だけでこれだけの橋を作れるか不安でしたが、この進み具合なら、きちんと村人だけでつくれそうな確信がわいてきました。

090827_bglktytbk078_23709s  早くこの橋が完成し、みんなが安心して僧院や学校や村を行き来できるようになることを心から願っています。

8月 27, 2009 ミャンマー, 文化、生活、習慣 |

2009年8月13日 (木)

竜巻

090813_tornado00482s_3   7月中旬に、ジェンがジャパン・プラットフォームのご支援を受けてシェルターキット(住宅用建材)を配布した地域で、竜巻が起こりました。

  竜巻はすさまじい勢いで20軒の木造家屋を全壊させました。ジェンが配布したシェルターキットで作った家は、8軒ほどが被害を受けましたが、幸い屋根や壁の一部が風に飛ばされただけで、家そのものは健在でした。死亡者やけが人もでていません。

  ジェンは、柱の基礎部分をセメントとレンガで固めて作る技術を村人たちに新しく紹介し、彼らの同意を得てシェルターキットにその技術を採用しました。このことが家を頑丈にしています。

  村の人々にとっても竜巻は珍しい現象のようで、多くの人がどう逃げてよいのか分からずにいる状況でした。そうしたなか、ジェンのシェルターキットが竜巻でも家の構造自体はびくともしなかったことから、村人たちはジェンのシェルターキットでできた家の強度をさらに信頼するようになりました。

090813_tornadoktykp022_22709s   ジェンはこれからも、単純にサイクロン前の状態に戻すだけではなく、より安全に村人たちが生活できる新しい技術や方法を無理のないように紹介し、今後自然災害に襲われても、人々が安心して暮らせるような環境づくりを通して被災地の復興と自立を支える支援をしていきたいと思っています。

8月 13, 2009 ミャンマー, 文化、生活、習慣 |

2009年7月16日 (木)

ミャンマーにもインフルエンザが・・・

6月27日にミャンマーで初めてのA/H1N1インフルエンザ感染者が見つかりました。
このため、空港でのチェックは日本と同じように厳しくなりました。
マスクの値段は10円から40円にまで値上がりし、お店では売り切れ状態が続いています。

しかし、マスクを着けているのは一部のお金持ちの人々だけで、一般の人たちはほとんどマスクをつけていません。
一般の人々は「マスクをつけているのは病人である」というイメージから、周りに病気であるという印象を与えるのを避けるため、つけたがらないようです。
マスクは持っているけれど、買い物に行く時につけるべきか迷っている主婦も多いと聞きます。

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写真は、ヤンゴンの裕福な家庭の子どもたちだけが通える幼稚園のひとつです。
学校の方針で、先生も子どももマスクをつけていますが、先生たちもマスクをつけることに慣れていないため、お互いのマスク姿を見て笑いあったりしています。
子どもたちの中には、マスクをつけることを嫌がって泣く子もいるようです。
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新たなインフルエンザという非常事態ですが、世界は幸か不幸かさまざまな形でつながっていることを実感した瞬間でした。

(現地スタッフ アン・チー・ウィン)

7月 16, 2009 ミャンマー, 事務所・スタッフ, 文化、生活、習慣 |

2008年10月23日 (木)

忙しい合間のひと時:船長のカレー

先日、事業のモニタリングのためにラプタの村々を訪問した際、3グループに分かれてボートに乗りました。
モニタリングに赴いたスタッフは、3つのなかでもある比較的大きなボートに乗りたいとひそかに願っています。
それというのも、このボートの船長である「コ カドン」の料理がとても有名だからです。

写真は、彼の料理を写したものです。

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玉ねぎたっぷりの油に、搾りたてのライムと地元の新鮮な海老を入れ、マサラを加えたシンプルな海老カレーです。
船長特製のおいしいカレーで私たちも癒され、楽しいひと時を過ごすことができました。

コ カドンは、料理が上手というだけではありません。
彼の身振り手振りを交えた熱心に航路を説明してくれる話がとてもおもしろいのです。
その上、現地スタッフが手一杯の時は、私たちと一緒に村の住民と話すために案内もしてくれる。
まさにJENにとっては、心強い影のサポーターという存在です。

10月 23, 2008 ミャンマー, 事務所・スタッフ, 文化、生活、習慣, 緊急支援, 避難民・難民緊急支援 |

2008年6月26日 (木)

人々の気持ち

123_low  国連の発表によると、今回のサイクロンで10万人以上の人びとが亡くなったといわれています。

 被災地では、家族の中でただ一人だけが生き残ったというケースが多くあります。

 彼らは希望を失い、混乱しています。

 そのような人びとに何ができるのか、深刻に考えさせられます。

350_low  家族を失った悲しみは、何ものにも耐えがたいものです。

 シェルター・キットの配布により、少しでも人々に希望を抱いてもらえたらと思います。

 しかし、悲しいことだけではありません。

 ヤンゴン市内では、到るところに募金箱が設置されています。

373_low  そして、多くのミャンマーの人びとが、被災地を訪れて物を配布したり、寄付をしたりしています。

 ボランティア精神というよりは、本当に素直な感情として、

 「自分にできるかたちで被災者のために何かをしたい」

 という温かい空気がヤンゴン中を包み込んでいます。

JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

郵便振替口座番号:00170−2−538657  口座名義:JEN
※通信欄に「ミャンマー」とご明記ください。

6月 26, 2008 ミャンマー, 支援物資配布, 文化、生活、習慣 |

2008年6月19日 (木)

シェルター・キットについて

_low  シェルター・キットの内容ですが、当初は、通常の緊急支援物資としてのブルーシートや工具類を予定していました。

 しかしながら、被災者のニーズを詳細に調査していく中で、ブルーシートがあまり現地の気候風土にあわないこと、被災者がブルーシートの扱いに慣れていないことがわかりました。

 ジェンとUMFCCIは、ニーズにあわせて住宅の材料になる竹やヤシの葉などの配布を行うことにしました。

 緊急支援において、ニーズは日々変化します。地域の風土や人々にあった支援を行うことで、被災者の気もちや要望を尊重することができます。また、慣れ親しんだ材料であれば、自身で家を修繕することも作ることも可能となります。

 調査した村で、風土にあったシェルター・キットの配布の計画を話すと、被災者は安堵の表情になりました。ただ単にモノを配布するだけではなく、前向きに生きようとするためのサポートをしていければと考えています。

JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

郵便振替口座番号:00170−2−538657  口座名義:JEN
※通信欄に「ミャンマー」とご明記ください。

6月 19, 2008 ミャンマー, 事務所・スタッフ, 支援物資配布, 文化、生活、習慣 |

2008年6月12日 (木)

ラプタでの支援決定

_low_2  ジェンは、被害の大きかったエヤワディ管区のラプタで、家を失った約1000世帯にシェルター・キットを配布することに決定しました。

 ラプタは、ヤンゴンから車で10時間ほど南下したとことにある、最も被害が深刻だといわれている沿岸のデルタ地帯です。

 ジェンの支援する村々は、ラプタの中心街からさらに舟で2~3時間の場所にあります。大きな川に面した村には支援が届いていますが、川の支流沿いにはまだまだ支援の行き届いていない村があります。

_low_3  ジェンは、支援の手が届いていない村で、支援を待ち続けている人びとに対してシェルター・キットを配布してゆきます。

JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

郵便振替口座番号:00170−2−538657  口座名義:JEN
※通信欄に「ミャンマー」とご明記ください。

6月 12, 2008 ミャンマー, 事務所・スタッフ, 支援物資配布, 文化、生活、習慣 |