2016年4月20日 (水)

【速報】 熊本地震 // 支援速報

緊急対応チームからの報告です。

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JENは、熊本市東区での緊急支援を開始しました。

当面は、調整サポートから配布まで、地元行政や地域が被災者への対応を行う上で不足している部分を補います。

(写真:東区での食糧配布 4月19日)

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みなさまのご協力をよろしくお願いいたします。

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4月 20, 2016 緊急支援熊本地震 |

2016年4月19日 (火)

スタッフ紹介:プログラムオフィサー

中嶋秀昭(なかじま・ひであき) プログラムオフィサー

企業勤務の後、NGOで内戦下のネパール、スリランカ北部、インドネシア・アチェに駐在。
また、JICA企画調査員(平和構築・復興支援/母子保健プログラム)として内戦後のリベリアに3年間駐在。
平和構築・復興支援関連業務に計約8年間従事。2016年3月より現職。(兵庫県出身)

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みなさまのご協力をよろしくお願いいたします。

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tpointo   

4月 19, 2016 緊急支援熊本地震 |

スタッフ紹介:グローバル事業部課長

4月17日(月)、熊本地震緊急支援の対応に第二陣が出動。

「16日未明の地震以降、状況が大きく変わったことで、より心配になっています。いち早く、支援を届けます」

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黒木明日丘(くろき・あすか)

大学卒業後、民間企業での勤務を経て、民間非営利のシンクタンク兼コンサルティングファームに転職。
妊娠・出産を機に一旦職を離れるが、2012年より2年間外務省にて経済協力専門員として従事。
2014年4月より特定非営利活動法人JENへ入職。プログラムオフィサー(ヨルダン、イラク)を経て現職。東京都出身。

4月 19, 2016 緊急支援熊本地震 |

2016年4月17日 (日)

【速報】 熊本地震 // 緊急支援を開始しました

ニーズ調査を行ってきた緊急対応チームからの報告です。

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Img_0201 (粗大ゴミ、となってしまった日用品が町の至る所に。被害の甚大さがわかります)

JENは被災された方への緊急支援として、がれき撤去や生活物資の配布に向けた準備を進めています。特に水や毛布、高齢者の方や赤ちゃんのおむつ、おしりふきなどの物資が不足しているとの情報も入ってきています。

続く余震によって、ニーズは刻一刻と変化しています。行政や他団体とも密に連携しながら、緊急に必要とされているものを、必要とされているところにお届けするため、調整と準備を進めています。

明日以降、緊急対応チームを増強します。

JENでは、緊急対応を迅速・柔軟に行うために、みなさまからのご寄付を募っています。

何卒、ご協力をお願い致します

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tpointo   

4月 17, 2016 緊急支援熊本地震 |

2016年4月16日 (土)

スタッフ紹介:情報マネジャー

「道路が寸断、支援の格差。まるで、中越地震の時のようだ」

20071014_ 浅川葉子(あさかわ・ようこ)
JEN東京本部 情報マネージャー(写真前列右から3人目)

写真は、中越沖地震で、ボランティア派遣事業をサポートしていたころのもの。基本は本部勤務でしたが、ときどき事業地を訪問していました。

***

大学卒業後、民間企業での勤務を経て、1994年にJENに入職。
1994年~1999年、旧ユーゴスラビア地域に駐在。難民、国内避難民を対象とした心理社会プロジェクト、収入向上プロジェクト、難民キャンプ運営などの緊急支援事業に従事。
1999年よりJEN本部事務局(東京)勤務。中越地震・インド洋津波(2004年)、パキスタン地震(2005年)他、JENが出動したすべての緊急支援で事業統括担当と連携し迅速・柔軟なプロジェクト実施をけん引。
東京都出身。

浅川が5年間駐在し担当した旧ユーゴスラビアでの活動について、くわしくはこちら

中越地震・中越沖地震緊急復興支援について、くわしくはこちら

4月 16, 2016 緊急支援熊本地震 |

スタッフ紹介:事業責任者

「JENとしてやらなければならないこと、見極めます」

Dscn5158 廣瀬美紀(ひろせ・みき) エマージェンシー・オフィサー

写真は、前任地、ヨルダンのシリア難民支援。全国の公立学校の教育環境を調査し、緊急に数百校の学校の施設を整える事業を担当しました。

***

大学卒業後、民間企業、在ボツワナ日本大使館での勤務を経て、2012年7月にJENに入職。 プログラム・オフィサーとして、ヨルダン(シリア難民支援)、イラク(国内避難民支援)、東北に駐在。 2015年よりエマージェンシー・オフィサー(緊急支援担当)として東京本部を拠点に支援活動に携わっている。大分県出身。

廣瀬がこれまでに担当したシリア難民支援、イラク国内避難民支援、東北復興支援について、くわしくはこちら

シリア難民支援 

イラク国内避難民支援 

東北復興支援

緊急募金を受け付けています。
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郵便振替口座 00170-2-538657? 
口座名 JEN
通信欄に「熊本地震」と記載ください。

クレジットカード:http://www.jen-npo.org/jp/contribute/credit.php
プルダウンメニューから「熊本地震」をお選びください。

皆様のご協力をよろしくお願いします。

4月 16, 2016 緊急支援熊本地震 |

【続報】 初動チームが熊本市に到着しました

本日、皆様から様々なお問い合わせをいただいております。
皆様のお気持ちに深く感謝いたします。

JENスタッフ一同

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4月16日未明、初日の調査を終えたスタッフからレポートが届きました。
直後にM7の本震(といわれる)が発生しました。
スタッフの安全は確認済ですが、15日の状況から大きく変化しました。

頻発する余震によって、被災地へのアクセス状況にも変化があらわれてきています。
ニーズ、状況は刻一刻と変化しています。

チームから一報が入り次第、あらためてご報告いたします。

また、最新情報は、メールマガジンでもお知らせいたします。
http://www.jen-npo.org/jp/info/mm.php

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

JEN東京本部事務局

〓〓〓〓皆さまからの緊急募金を受け付けております〓〓〓〓

みなさまのご協力をよろしくお願いいたします。

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4月 16, 2016 緊急支援熊本地震 |

2016年4月15日 (金)

【速報】熊本に向かったJENスタッフ

廣瀬 美紀(ひろせ・みき):エマージェンシー・オフィサー 
浅川 葉子(あさかわ・ようこ):情報マネージャー            

▼JEN /  緊急支援実績
国際協力NGOであるJENは、旧ユーゴスラビア、イラク、アフガニスタンなど紛争地での緊急支援だけでなく、インド西部地震(2003年)、イラン東部地震(2004年)、インド洋津波(2004~8年)、パキスタン・カシミール大地震(2005~8年)、そして近年では、ハイチ大地震(2010年~15年)など、1994年の設立以来、世界各地の巨大地震の被災地でも迅速な緊急支援を行ってきました。昨年は、ネパール地震、アフガニスタン・パキスタン大地震の緊急支援へ出動しました。

▼JEN  / 日本国内での緊急支援実績
日本国内では、新潟県中越震災(2004年)、中越沖地震(2007年)、東日本大震災(2011年)に出動しました。現在、東北3県で復興に向けた自立支援を行っています。

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皆様のご協力をよろしくお願いします。

お問い合わせ:広報担当 濱坂・井上
JEN東京本部事務局
電話 03-5225-9352
http://www.jen-npo.org/

4月 15, 2016 緊急支援熊本地震 |

【速報】 熊本地震 // 調査隊派遣決定

このたびの熊本地震に際し、被災された方へお見舞い申し上げます。

JEN(本部:東京都新宿区)は、甚大な被害をもたらしている「平成28 年熊本地震」の被災者支援に向け、調査隊を派遣することを決定、本日(4月15日)午前、被災地に向けて出発しました。

緊急支援をはじめるにあたり、皆さまからの緊急募金を受け付けます。

○郵便振替口座 00170-2-538657  
口座名 JEN  
通信欄に「熊本地震」と記載ください。

○クレジットカード:こちら  
メモ欄に「熊本地震」と記載ください。

皆様のご協力をお願いいたします。

4月 15, 2016 緊急支援熊本地震 |

【速報】熊本大地震を受け、支援に向けた準備中

このたびの熊本地震に被災された皆様に対し、お見舞い申し上げます。

4月14日21:26、熊本県で発生したマグニチュード6.5の
平成28 年熊本地震を受け、情報収集を行っています。

4月 15, 2016 緊急支援熊本地震 |

2015年11月12日 (木)

また会いましょう

 こんにちは、ナマステ・チームです。

 今週はネパールではティハールのお祭りがあり、町はとても賑やかです。お祭りで、ネパールの人たちは仕事を休み、家族と過ごしているのですが、JENのスタッフは、シンドゥーパルチョーク郡のビンタール村にモニタリングに出かけました。

 そして、モニタリングの結果、私たちが配布した生活必需品・寝具・学用品が、とても大切に村の人たち・子どもたちに利用されていることが分かりました。

 JENが寝具を配布する前は、仮シェルターの床の上にビニールシートを1枚だけ敷いて寝ていた方もいました。JENが提供したマットで子どもと親が3人一緒に寝ているようですが、それでも、ビニールシートの上で寝ていたときより、ずっとよく眠れるようになったと、嬉しそうに話してくれました。

 生活必需品も毎日使う一方で、特別な行事にも利用できるようにと、とてもきれいに保管している方が多いようでした。

 JENは、今回1570世帯の方たちに生活必需品と寝具を配布し、154世帯の方たちにトタン板を配布しました。学用品は2600名の生徒に提供しました。それでも、まだネパールでは多くの方たちが住居や生活用品がない中で生活されています。

 JENのネパール現地での活動は11月の半ばで終了しますが、今後もネパールの協力団体から情報をいただき、ネパールの様子をフォローしていきます。来週はJEN東京本部の職員がネパールに出張し、村人とお話しした際の様子をより詳しくご報告します。

【寝具を受け取り家に運びます】
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【学用品を大切に使う子どもたち】
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11月 12, 2015 緊急支援支援物資配布ネパール |

2015年10月29日 (木)

女性・女の子たちの声

 こんにちは、ナマステ・チームです。
 
 本日、10月29日にネパールで初の女性大統領が就任しました。女性が大統領となり、今後、社会・政治面で女性の参画がより増えていくことが期待されます。

 残念ながら、4月の大震災後は、女性や女の子たちは、より多くの困難を抱えています。
 国連の調査によると、4月の大震災以降に、7割の女性がより多くの時間を子どもや家族の世話、水汲みなどに使うようになりました。また、7割の女性が休息や睡眠時間が減少した、という結果が出ています。女の子が人身売買の被害にあう件数は、震災後は平常時よりも2倍以上に増加した、という報告もあります。

 このように、ネパールでは、まだまだ女性にとって多くの困難があります。でも、JENが学用品を配布した女子学生は「勉強して学校の先生や看護師になりたい」と将来に向かってとても前向きに進んでいることが、彼らの言葉からよく分かりました。
 
 今回、JENが学用品を提供したことで、女子の教育機会の向上や励ましになったと信じています。JENは、11月の半ばまでモニタリングなどを行いながら、今後もネパールの支援を継続します。

【ネパールの女性は働き者です】
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【女の子も男の子も学校に行きます】
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10月 29, 2015 緊急支援政治、経済、治安支援物資配布ネパール |

2015年10月22日 (木)

本当に来てくれてありがとう

 こんにちは、ナマステ・チームです。

 今週はトタン板の配布の様子をご報告します。

 今週、カヴル郡ナヤゴン村にて、被災した155世帯の方たちの仮の住まいを補強するためのトタン板を配布しました。
 配布の対象となったのは、震災前から経済的に困難な立場にあった方たち、カーストが低いために土地を所有していないダリットの方たちです。かれらは、ネパール政府からの給付金は食糧の購入に使わざるを得ず、家の補強材を購入できませんでした。そのため、竹や木などの弱い材料で仮屋を作り、屋根に穴があって雨漏りする中で生活していました。

 そこでJENは、屋根を補強することができるように、トタン板を配布することにしました。
 トタン板の配布の後、村の人たちは「やっとまともな屋根の下で眠れる。これまで雨漏りがあったが、このトタン板のおかげで、冬も無事に過ごせるだろう」と、笑顔で話してくれました。
「他の支援団体から、トタン板を配布するということは聞いたが、実際の配布はなかった。JENは本当にきてくれた。どうもありがとう」という言葉もいただきました。

 JENは6月からネパールに駐在員を派遣し、被災者の生活の復興を支えるために、これまでに、生活用品・寝具を1,568世帯に配布し、トタン板を155世帯に配布しました。また、学用品を2,600名以上の生徒に提供しました。

 しかし、まだネパールでは50万人以上の方たちが、シェルター、教育、食糧、医療など、基本的なニーズを満たすための支援を必要としています。JENは、今月末まで現地に拠点をおき活動を継続します。その後は、出張や現地の協力団体からの情報収集によって、ネパールの様子をフォローしていく予定です。
 
【トタン板を運ぶのも道が険しいので注意が必要です】
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【女性や子どもたちが配布を待っています】
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【トタン板を村人が確認しています】
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10月 22, 2015 緊急支援支援物資配布ネパール |

2015年10月15日 (木)

ネパールの人たちとともに

 ネパールの震災からすでに半年近くがたちます。残念ながら、未だに50万人以上の方たちがシェルターや生活必需品などの支援を必要としており、十分な食糧が得られない中で日々を過ごしています。

 今週は、これまで雨季のために配布ができなかったヌワコット郡のタナパティ村で生活用品と寝具を約260世帯に提供しました。これからの寒さに備え、毛布やマットを配布することで、村人がなんとか冬を乗り越えることができます。


【生活用品を受け取った女性】
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 なお、JENは今回ネパールでの活動は現地NGOのラルパテのスタッフ、村の行政機関である村開発委員会、学校の先生たち、PTAの方たちと、配布内容の選定から配布の実施、モニタリングにおいても、協力して実施しました。

 事業の計画からモニタリングの段階まで、現地NGOや村の関係者とJENが一緒に実施したので、現地NGOスタッフや村の関係者にとっては、新しい作業を経験する機会になったようです。

 ラルパテのスタッフが、今後も、JENのスタッフと一緒に仕事した時の注意事項を思い出し、配布物資を計画的に業者から購入し、決まった日程で配布するなど、効率的な活動が実施できるようになることが期待されています。

 JENが被災地で自然災害後の対応をする際には、必ず、現地の人たちと一緒に業務を行い、彼らの能力を伸ばすように努めています。今後、自然災害後の対応や防災活動を現地の人たちが自分たちでできるようになることを目指しているからです。JENは現地の人たちの能力の育成を通じて自立につながる支援を行っています。

【学校の子どもたち】
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10月 15, 2015 緊急支援支援物資配布ネパール |

2015年10月 8日 (木)

ガソリン不足がもたらす影響

 こんにちは、ナマステチームです。

 ネパールでは9月20日に新憲法が制定されました。その憲法に対する反対派の運動のために、インドとネパールを結ぶ道路が封鎖されています。そのため、燃料などの物資のインドからの輸入が十分でなくなり、その結果ガソリン不足となって、一般の乗用車が運転できない他、NGOや国際機関の物資配布活動も停滞しています。

 JENはネパール人の事業責任者がいろいろな関係者に連絡をとり、なんとかガソリンを入手して、現在も配布活動を継続しています。今回は、政治状況が大変深刻に活動に影響を及ぼしており、今後どのような国で活動する際にも、ある程度の燃料の備蓄が必要であると痛感しました。

 村の人たちもガソリンが不足していることはよく知っているので、JENのスタッフが今週も配布に行ったときは本当に驚いていました。そして、いつものようにとてもやさしい笑顔でJENのスタッフを迎えてくれました。

 これまでにJENは、シンドゥーパルチョーク郡とカヴレ郡での、生活用品・寝具の800世帯への配布、そして学用品の2,600名の生徒への配布を完了しました。今週もガソリンの調達に力を入れ、支援を必要としている被災者の方たち全員に、1日でも早く物資を届けるように、精一杯努力していきます。

【1年生の女の子】
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【学校帰り】
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【お母さんが、JENが提供した生活用品が役立っていることを教えてくれました】
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10月 8, 2015 緊急支援政治、経済、治安支援物資配布ネパール |

2015年10月 1日 (木)

生活用品の提供と子どもの人権

 こんにちは、ナマステ・チームです。今日はシンドゥーパルチョーク郡ビンタール村での食器・調理具などの生活用品と寝具の配布の様子をお伝えします。

 食器や調理具などは、毎日の生活で絶対に必要なものですが、日々のやりくりに困っている被災者の方たちにとっては、それらを購入する余裕はありません。家庭によっては、政府から受けたほんのわずかな支援金でさえ、食糧の購入に使い切ってしまうほど、困窮しています。

 そのため、JENが食器・調理具などの生活必需品、これからやってくる冬に備えた毛布などの寝具を提供することで、被災者の方たちの家計の圧迫を緩和することができます。

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 震災後、被災者の方たちが経済的に困難な中で、子どもたち、特に女の子の人権がおびやかされる危険もあります。ネパールの合法的な結婚の年齢は18歳ですが、経済的な困窮から、まだ幼い、14歳などの女の子を結婚させてしまう家庭もあります。

 そのため、JENが少しでも家計の困窮を緩和するように、支援活動を継続することは、子どもたちの人権を守るためにも大切です。

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10月 1, 2015 緊急支援支援物資配布ネパール |

2015年9月24日 (木)

心の痛みをいやす薬

 こんにちは。ナマステチームです。

 今週も雨による地崩れのために、支援物資の配布を進めるにあたってたくさんのチャレンジがありました。
それでも、村の人たちに手伝っていただき、計画通りに、カヴル郡ナヤゴン村とシンドゥーパルチョーク郡のビンタール村にある12の公立学校に通学する、2,600名の生徒への学用品の配布活動が完了しました。

【雨で通るのが大変です】
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【山道でも一生懸命白板を運びます】
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【中身を確認する子どもたち】
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【配布後の片づけもみんなで】
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【うれしそうな子どもたち】
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 学用品を配布した際に、校長先生、保護者の方や、生徒からとてもうれしい言葉をいただきました。

 例えば、校長先生は、子どもたちが学校カバンを背負う様子をみて、こうおっしゃいました。
「こうして、子どもたちみんなが同じものを使うことで、自然にみんながまとまってひとつになれると思います。そして、村人みんなも一緒にがんばっていける気がします」

 保護者の方からは、
「地震の1時間後に、村の学校を見て回った時は、学校が崩れてしまっていたので、教育の村としてカヴル郡1位を目指して今まで努力してきたのに、本当にどうしようと途方にくれていました。少しでも、自分たちで努力をして、カヴル郡1位の教育の村を立て直そうと村落開発委員会の人と話していたら、ジェンのみなさんに出会い、そして学用品のご支援をいただきました。子どもたちが、学用品を受け取って喜んでいる顔を見て、心の痛みをいやす薬をもらった気がしました」。

 そして、5年生のシターちゃんは、「勉強を続けて、看護師さんになるの」と、夢を語ってくれました。

 これらのお言葉をいただき、今回私たちが配布した学用品の支援が、子どもと村の人たちの復興の支えになったと感じています。

 今後も、台所用品、食器、寝具、トタン板の配布も行い、ネパールの人たちの生活の復興を引き続き支えていきます。

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9月 24, 2015 緊急支援支援物資配布ネパール |

2015年9月17日 (木)

ネパールの人びとと自立

 こんにちは、ナマステチームのラジーブです。
 今日はネパールの人びとと自立についてお伝えします。

【ラジーブと子どもたち】
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 ネパールでは、4月の大震災からすでに5ケ月近くが経ちますが、いまだに280万人が支援を必要としています。雨季やデモの影響による通行止めがあり、支援活動の実施には時間がかかっています。雨季でアクセスが難しかった地域では、10月の乾季に入ってからやっと物資が配送できるようになる所もあります。

 このように大震災の被害は甚大で困難がたくさんありますが、それでも、コミュニティーの人びとが協力して、お互いを助けあったという話もよく聞きます。そういった相互扶助の話を聞くと、強く心が打たれました。

 たとえば、JENの事務所の裏にある民家は、震災で破損し倒壊の危険がありましたが、地元の人たちが協力して、手持ちの大工用具で建物を安全に解体しました。農村でも皆が協力して瓦礫の整理をしたり、道路を通りやすく整備したり、体の弱い人たちお年寄りに代わって若者や子どもたちが支援物資や水を運んであげたりなど、助け合っています。

【村で道路を整備する人びと】
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 JENはネパールの人たちが相互扶助や自立への想いが強いということをよく理解した上で、カヴル郡、シンドパルチョーク郡、ヌワコット郡のそれぞれの村で村人と話し合って、自立を促すことができるように支援物資の内容を決めました。
 そして、支援物資の一つである学用品をJENが提供することで、子どもたちの教育が中断されずにすみ、今後ネパールがより災害に強い国になるような国づくりに貢献できる人材の育成にもつながるのではないか、と考えています。

【学用品を緊張して受け取る男の子】
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9月 17, 2015 緊急支援支援物資配布ネパール |

2015年9月10日 (木)

子どもたちの想い

 こんにちは、ナマステチームです。

 今週はカヴル郡ナヤゴン村で、スクールバッグ・教科書・ノートなどの学用品の配布を行いました。6校の1,250名の子どもたちに支援をすることができました。

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 みんな、山道を歩いて毎日学校に通っています。私たちは配布のために、数日間山道を歩きましたが、大人にとっても体力を使う道です。子どもたちは、学用品を受け取ったときは、喜んで、本当に元気そうに歩いていました。

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 地震の後、ネパールでは多くの家庭が困窮しています。家庭の経済的な困窮のために、子どもたちが、児童労働・人身売買・早期結婚といった危険にあうケースが多く起きてしまっています。そのため、学校に通学できるようにJENが支援することで、子どもの安全と人権をまもることに貢献できます。

 震災後、5月・6月にユニセフと国際NGO数団体が協力し1,838人の子どもを対象に調査をしました。その調査報告書には子どもたちが今回の地震で感じたこと、今後の復興に向けての子どもからの提案が載っていました。
多くの子どもたちは、耐震性のある学校と家の再建を希望しています。そして、地震の後に学校に継続して通えることが、子どもたちにとって、本当に大切とのことでした。

 JENも、学用品の配布と同時に、子どもたち・先生・親御さんの声を聞いて、どのように現状の困難を乗り越え、自然災害に強い学校と地域社会を将来作っていけるか、みんなで相談していきます。地元の人たちの主体性を大切に、復興に向けて一緒に進めていきたいと考えています。

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9月 10, 2015 緊急支援支援物資配布ネパール |

2015年9月 3日 (木)

子どもたちが学校に戻れるように

 こんにちは、ナマステチームです。

 JENは震災のために教科書、制服、文房具をなくしてしまった子どもたち2,600人に学用品を提供します。
 今週はカヴル郡ナヤゴン村の小中学校で配布する学用品の最終確認をしています。

 学用品を提供することで、子どもたちの復学を促すことができます。子どもたちは学校で友達に会えることで気分が明るくなり、震災でうけたショックを乗り越えやすくなります。

 悲しいことに、震災の後、ネパールでは何百名もの子どもたちが人身売買の被害にあいました。震災により家庭が困窮していることにつけこみ、人身売買組織がご両親をだまして子どもを連れ去ってしまったケースが多くあるためです。震災から4か月が経ちますが、人身売買の被害にあい保護施設に保護された子どもは既に331名にもなります。

 JENは子どもたちの復学を支援することで、子どもが人身売買などのリスクから守られ、安全に過ごせる場も確保したいと考えています。そして、困窮する世帯に対して、生活必需品、寝具、トタン板も提供することで、困窮から少しでも早く回復できるよう支えていきます。

【低学年も勉強熱心】
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【みんなで一緒に帰ろうね】
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【学校帰りは楽しいな】
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9月 3, 2015 緊急支援支援物資配布ネパール |

2015年8月20日 (木)

村の人たちのやさしさはネパールの文化

 皆さん こんにちは ナマステ・チームのルカです。

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(写真左が、ルカさん)

 私はJENのネパールの活動が始まってから、アシスタントとして働いています。これまで活動を進める中で、一番心に残っているのは、被災した方々を訪問して生活を見させてもらうことで、ネパールの人たちのよいところを再確認できたことです。

 私が訪問したのは、ヌワコット郡のタナパティ村でした。車で移動した後、目的地に向かって30分以上も歩いていると、お年寄りや若い女性などいろいろな人たちが、水田で働いているのが見えました。女性たちは「一緒に手伝わない?」と、誘ってくれました。

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 村の人たちはいつも明るく話しかけてきて、都市から来たJENのスタッフが村になじめるようにあたたかい雰囲気を作ってくれます。

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 村の人たちは仮の建物か、崩れた自宅を補強して暮らしています。家族を亡くしたり、家畜を失ったり、家具や物がすべて壊れたり、状況はとても深刻です。子どもたちは大切にしていた教科書やカバンが使えなくなって、がっかりしていました。

 それでも、活動の準備でやって来た私たちにトウモロコシや果物を出してくれ、本当ににこやかに受け入れてくれました。

 家が崩れてしまい、物がなくなっても、残った農具を使って熱心に農業に取り組んでいる女性たちを見て、しなやかさも感じました。やさしさや謙虚さといったゆたかな心が、ネパールの人たちの大切な文化のひとつなのではないかと、今回の村の訪問を経て感じています。

 帰りは大雨のため5時間以上かかりましたが、被災した村の人たちを訪問できたことは、私にとってとてもよい経験になっています。

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8月 20, 2015 緊急支援文化、生活、習慣ネパール |

2015年8月 6日 (木)

生活必需品・学用品の配布の準備をしています

 皆さん、こんにちは。ナマステ・チームです!

 ナマステ・チームは、今、7月に実施したニーズ調査の結果を基に、物資の調達、配布の準備を行っています。

 雨期に家を補強するために欠かせないトタン板、食器・調理具・水容器、毛布など冬に備えるための寝具を1,650世帯に配布するための準備をしています。

 その他、13の小中学校に通う2,600名の子どもたちに学用品を配布できるよう準備を進めています。

【配布予定のバッグ】
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 上のような支援物資の内容を検討する上で、被災者の方たちのニーズをきちんと理解できるように、ネパール人の調査モビライザーと一緒に、ヌワコット郡タナパティ村とカヴル郡ナヤガン村に居住する510世帯の方たちを個別に訪問して、彼らが抱える問題やニーズについてお話を伺いました。

 調査を通じて、いくつか大切なことが分かりました。例えば、全世帯が、ネパール政府より15,000ルピー(18,000円程度)を震災給付金として受領しています。しかしカーストが低い民族などで農地を所有していない世帯では、政府からの給付金は、食糧に使わざるを得ず、崩壊した家屋の補強には使えません。

 そのため、JENはそういった少数民族が多い村でトタン板を配布し、雨期に耐えられるように支援をしていきます。
家が全壊してしまったことから、寝具や食器もすべてだめになってしまったことも深刻です。食器がないので、最初に2人食べ、食べ終わったら、次の2人が食べるといったリレー式で調整しているようです。

 その他、震災前は、山の湧き水の飲料水がスムーズにパイプで給水されていましたが、震災後は、水源の水量が激減してしまったため、水を汲むのに時間がかかったり、他の水源を探さなくてはならず、以前よりも水汲みにとても時間がかかるようになったそうです。
そのため、JENは村人が汲んだ水を家庭に貯水できるように、水容器を各世帯に配布し、少しでも、水汲みの労力を減らせるように支援をします。

 今後もJENは被災者の方たちと一緒に、生活の復興に向けて活動を進めていきます。

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8月 6, 2015 緊急支援支援物資配布ネパール |

2015年7月23日 (木)

【速報】「水なし米」と「水あり米」

 皆さんこんにちは、ナマステ・チームの原口です!
 今日は、山の中の村の被災の状況についてお伝えします。

世界一高い山のあるエベレストを持つネパールは、山々に覆われた国です。都市も町も、山の合間にでき、ほとんどの村人は、山の斜面・山頂に住んでいます。いまだに支援が届いていない人たちのニーズを調査していると、いろいろな山の暮らしが見えてきました。

  今、ネパールは雨季(7~8月)に入り、どこも田植えの真っ最中です。ネパールでは、米の二期作を行っていて、一期目は雨期の前に収穫されました。 これを、「水なし米」と呼んでいます。現在植えている米は、「水あり米」と言って、「水なし米」より美味しいのだそうです。何となく、わかる気がします。

 ヌワコット郡タナパティ村(首都カトマンズから、車で2時間半)を調査中、山のような食器を抱えた一人の女性とすれ違いました。ドゥルガさん、妊娠8か月の女性です。

 家族総出で、田植えをしており、お昼ご飯を持って行った帰りにお会いしました。

【食器をもった女性が向こうから歩いてくる。このお腹。恐る恐る聞くと、やはり妊娠8か月。家族総出の田植えに昼食を持って行った帰り】
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 日本の昔も、こんな様子だったのかなあと思っていると、妊娠8か月なのに、不安定な田んぼの畦道を、稲の苗を両手に持って、ドゥルガさんが運んでいます。

 私が、

 「妊婦さんなのに、よく働くなぁ~」 と言うと、

 現地スタッフが

 「【おしん】って知ってる?こっちでは、【おしん】が有名で、この名前をつけている人もいるのよ」

 とのことでした。 


ネパールの女性は明るくて、働き者です。皆、震災で悲しい経験をしていても、前に進むために、明るく働いているのだと思います。JENはこのような元気な女性たちと一緒に、震災からの復興に向けて、支援活動を進めていきます。

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7月 23, 2015 緊急支援文化、生活、習慣ネパール |

2015年7月16日 (木)

【速報】村での状況調査実施中

 皆さん、こんにちは。ナマステ・チームです!

 今週も、まだまだ復興に向けた支援が必要となっている地域の状況の調査を実施しました。ヌワコット郡のタナパティ村(900世帯)、シンフパルチョウク郡ビムタ村(1,244世帯)、カヴル郡ヤナホン村(1,150世帯)などです。

 村開発委員会や村人からの聞き取りでは、住居や食糧貯蔵用のシェルターや、冬季のための寝具、料理・水などの貯蔵用具の必要を訴える声が多くありました。

 米・トウモロコシなどがあっても、住居の破損によって、それらの食糧の保管が適切にできないという問題があるためです。

 学校については、ほとんどが全壊状態のため、児童の学習継続のために仮設教室が必要になっています。

 村の状況調査を経て、復興にはまだまだ時間がかかること、これから冬季に向けた準備が必要なこと、児童の復学の支援が求められていることをあらためて痛烈に感じました。

 JENはネパールの人びとの今回の被災からの回復を支え、そして、今後自然災害に対する予防もできるよう、支援活動を行っていきます。生活復興に役立つ用具などを提供する他、災害予防の知識を伝達し、子どもたちの復学のための支援を実施していきます。

【学校の先生とラジーブさん かべにひびがはいってます】
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【仮設で授業をしている学校です】
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【ラジーブさんは子どもに囲まれ、調査中に一息】
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【住居が崩壊し、テントで生活している方もいます】
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【おばあさんは、震災の時のことを話しながら涙を流していました】
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7月 16, 2015 緊急支援ネパール |

2015年7月 9日 (木)

【速報】ネパール・ナマステチームはぬかるみの道・うさぎ道を進みます

 今日は調査でヌワコットに行きました。雨で通行が困難で、道が落石でふさがってしまい、遠回りをしたため、移動に5時間以上かかりました。それでも、JENのナマステ・チームは被災者の方にお会いして必要な支援について伺うため、フィールド調査を進めています。

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 他の団体の方たちも車がぬかるみで途中から、往復6時間の山登りをして現場に行ったとか、土砂崩れで通れず、民家の元鳥小屋に泊めてもらって、数泊しながら現地行ったりしているとのことです。

 被災者の方のうち、地震で娘と孫を亡くした女性は「貧しくても、家族一緒に前の生活に戻れるなら、何もいらない」と悲しみに暮れています。

 人びとは、余震への恐怖、観光客の激減による今後の生活への不安を口にしています。そんな状況でも、山積みの瓦礫を一生懸命に片づける若者たちの前向きな姿に胸を打たれました。

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 人びとが一日も早く立ち直れるように、同じく大地震を経験した者としてできる最善を考えながら、支援活動を行ってゆきます。


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7月 9, 2015 緊急支援ネパール |

2015年7月 2日 (木)

【速報】被災者の想いに耳を傾けて

こなごなになったレンガの瓦礫(がれき)の山の間を歩いていると、2人の姉妹が木陰で無言のまま座っていました。

プラティバさんが2人に声をかけると、もうすぐ20歳になる、というお姉さんが淡々と被災の時の様子を語ってくれました。プラティバさんは、JENのパートナー団体として協働で今回の支援活動を行うNGOの代表の女性です。

* * *

目の前の瓦礫の山は、かつては彼女の家でした。
17歳で結婚した彼女は、地震当時結婚3年目でした。最愛の夫を地震で亡くしてしまいました。

私はその時、彼女の夫の命を奪ったレンガの瓦礫の上に立っていました。はっとして、「ごめんなさい」と謝りました。被災の現場に外からやって来て、無意識に第三者的な気持ちでいたかもしれない、と自分を戒めた時でもありました。

支援活動を進める中で、多くの被災者の方から家族を失った辛く悲しい体験や、被災からの復興に向けた想いなど、いろんなお話をうかがうことになります。支援のプロとして、寄り添う気持ちを第一に、そして毎日の現地の人たちとのふれあい、一合一会を大切に、人びとの復興と自立に向けた活動を進めてゆきます。

皆様の、ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

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*この活動は、支援者の皆さまおよび、ジャパン・プラットフォームの協力により実施しています。

 

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7月 2, 2015 緊急支援ネパール |

2015年6月25日 (木)

【速報】ネパール駐在スタッフ(日本出身)よりメッセージが届きました

「ナマステー!」 駐在員からのメッセージ

 4月25日の震災からすでに2ヶ月がたちました。いまだに多くの被災民の方たちが住まい、食糧や生活するための必要品がなく、不便な生活を強いられています。山岳地では雨による地崩れがとても心配されており、復興に向けた支援が中長期にわたり必要とされています。

 本日6月25日に、首都カトマンズで国際会合が開催されました。日本政府は学校、住宅、病院などの再建に向け、2億6千万ドル(約320億円)を支援するとの方針を示しました。

 JENもネパールの団体と協力して、ネパール被災者の方たちの復興に向けた活動に取り組みます。遠隔地に居住し支援が十分に届いてない方たちに、食糧や生活に必要な物資を配布する予定です。

 村での支援物資の配布の際には、安全な食糧の備蓄の方法、衛生的な行動、余震や雨季による二次災害から身を守る方法など、被災者の方たちの生活に必要な知識も伝えていきます。

***

 日本からのスタッフもカトマンズに到着し、本格的にネパールの活動地域の行政や協働団体との調整を始めました。駐在員の原口珠代は「ナマステ―」とネパール語で明るく挨拶するほど現地になじんでいます。

 
 今後も随時情報を発信していきます。皆様の温かいご支援・ご協力に感謝申し上げます。

*この活動は、支援者の皆さまおよび、ジャパン・プラットフォームの協力により実施しています。

 

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6月 25, 2015 緊急支援事務所・スタッフネパール |

2015年6月19日 (金)

【速報】 ネパール地震緊急支援、事業責任者(ネパール出身)よりメッセージが届きました

ダディン郡、ヌワコット郡などネパール中部の事業地域で、現地政府や現地パートナー団体との調整が遂に本格化。 JENのネパール地震緊急支援で活動を統括する事業責任者、ネパール出身スタッフのラジーブ・カナルからのメッセージをご紹介します。

「皆さん、私は1994年~2005年まで、JENで働いていました。旧ユーゴスラビアスリランカインドなどで様々な緊急支援の場に立ち会い、JENのチームを率いていました。今回、祖国ネパールで大きな地震が発生しました。すぐさま、被災した自分の国の人たちの復興を支援したいと強く願い、JENの仲間と共に支援活動開始にむけた準備をおこなってきました。

活動を行う地域の様子や現地の人たちの声を、これから毎週皆さまにご報告していきます。被災したネパールの人たちの心の復興のために、皆さまの温かいご協力が必要です。ご支援を、どうぞよろしくお願い申し上げます」

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ラジーブが行った数々の支援活動、この機会にぜひ知ってください。

■旧ユーゴスラビア民族紛争で発生した難民への支援活動

詳しくは、こちら

■インド洋津波被災者緊急支援(スリランカ)

詳しくは、こちら

■インド・グジャラート州で発生した大地震への緊急支援

詳しくは、こちら

Jen

【写真:ラジーブがインド洋津波支援でスリランカ事業を立ち上げたとき(右から2番目)】

*この活動は、支援者の皆さまおよび、ジャパン・プラットフォームの協力により実施しています。

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6月 19, 2015 緊急支援事務所・スタッフネパール |

2015年6月18日 (木)

【速報】 ネパール地震緊急支援、進捗報告

被災者の生活復興に向けた支援

 4月25日ネパール中部で発生したマグニチュード7.8の地震では800万人以上が被災し8,600名以上が亡くなりました。

 発災以来、JENでは現地の状況を調査してきました。ネパールの被災地では平時の生活環境とその地理的条件のため、多くの支援活動が極めて困難な環境のもと届けられています。そして6月に入りました。震災から2か月近くが経ちましたが、余震による被災や、未だにテントなどで寝泊まりし、限られた食糧を少しずつ食べて凌いでいる被災民の方たちが多くいます。

 ネパールの「遠隔地」とは、日本に暮らす我々が想像できないほどの険しい山岳地帯です。これらの地域は平時から車でのアクセスが難しく、住民は徒歩で行き来しています。被災地の多くは、このような遠隔地にあり、支援団体が1~2日歩いて支援(物資)を運ばなければならず、未だに支援が不足しています。

 アクセス困難という物理的な障がいに加え、社会的な障がいも懸念しています。ヒンドゥ教をはじめカースト(階級制度)の低い民族、いわゆるマイノリティと呼ばれる先住民族、女性が世帯主となり家族を養っているコミュニティなどは、支援物資の配布の際に不当な差別をうけたという報告があります。子どもたちは特に苦しい状態にあり、地震の記憶と恐怖、家族や家屋を失ったショックによりトラウマ状態に陥り、心細い日々をおくっています。

 JENはこのような環境のもと、被災した人びとの中でも特に支援から取り残されている地域や人びとを対象に、物資配布などの緊急ニーズに応えます。また、人びとの復興と自立への道を支えるため、食糧・生活必需品・生業である農業を再スタートするための農器具を提供する計画です。子どもたちへは、文房具やスポーツ用品も配布します。こうして、大人は被災のショックから立ち直り、子どもは楽しみを思い出し、安全、安心な生活を取り戻し、再び学びたい、と思える環境に戻るよう促していきます。

 支援者の皆様には、ぜひJENの活動へご支援をよろしくお願いいたします。

 次の支援速報では、事業責任者ラジーブ・カナルからのメッセージをご紹介します。ラジーブは、JEN設立の1994年から11年間、旧ユーゴスラビアでの数百を超える難民支援、スリランカで実施したインド洋津波被災者緊急支援インドでの地震緊急支援などでチームを率いた人道支援のエキスパートです。

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*この活動は、支援者の皆さまおよび、ジャパン・プラットフォームの協力により実施しています。

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6月 18, 2015 緊急支援ネパール |

2015年5月28日 (木)

ネパール地震:写真が届きました

JENでは、東北部の8県の、特に支援が行き届いていない地域にフォーカスし、細かい調査を行っています。

ようやく届いた写真です。

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現地からの情報入手次第、支援速報、SNS、メールマガジンで
支援活動の進捗をご報告いたします。

この機会に、是非ご登録ください。

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5月 28, 2015 緊急支援ネパール |

2015年5月22日 (金)

【速報】 ネパール地震緊急支援、出動します。

2015年4月25日にネパールで発生した大地震の被災者緊急支援に出動いたします。


現在、緊急支援物資配布、その後の支援活動開始に向け、
準備を行っています。

これより、現地からの情報入手次第、支援速報、SNS、メールマガジンで
支援活動の進捗をご報告いたします。

この機会に、是非ご登録ください。

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5月 22, 2015 緊急支援ネパール |

2011年12月28日 (水)

【コミュニティ再建】 地域の復興は、自分たちの手で。


〜 コミュニティが再び息を吹き、歩みだす日まで 〜

JENでは、3月11日の震災・津波以降、コミュニティの再建に向けてたくさんの活動を行ってきました。

3月末に始めた炊き出しでは、家屋の1階が使えなくなっても2階に住むことができる、と、避難所を離れ、住み慣れた家に戻った方達、おひとり、おひとりが、安心して住まえるよう、毎日お昼に温かいご飯を提供してきました。

これが、コミュニティ・カフェのはじまりでした。

7月22日に、4ヶ月続いた炊き出しを終えました。最初は、キッチンが使えない、ガスが使えない、という方のために温かいご飯を提供、という緊急性の高い活動でした。

中屋敷地区1カ所で行っていた炊き出しは、5月に入り鹿妻地区でもスタートし、2カ所で温かい食事を提供しました。

6月に入った頃、人びとは、炊き出しボランティアの皆さんのお手伝いを始めました。こうして、地域の方とボランティアの共同作業が始まりました。その頃、黄金浜地区の集会所に集まる人たちと出会いました。

7月になると、毎日1回の炊き出しのみならず、様々な催しが開かれるようになりました。

子ども達を対象にしたサッカー教室、おいしいコーヒーを提供してくださるボランティアさんとの交流、リラクゼーションとしてヘアカットを施してくださるボランティアさんの訪問、などです。

人びとが気軽に集まれる環境が整いつつあった7月後半、JENは、食事の提供を終える決断をしました。
支援を終える、という意味ではありません。

自立の支援を行う中で、多くの節目と向き合いますが、このときは、まさに大きな転換期でした。
これからは、この3つの地域の方々自身が主体となって、人びとが集う3つの空間を運営してゆく、それをジェンがサポートする、という体制になりました。

2011年が終わるにあたり、以下3つのコミュニティ・カフェが住民の皆さんの力で、運営されています。そして、新しい年を迎え、コミュニティカフェでは、復興に向けた多くの取り組みを実施してゆきます。その主体となるのは、支援活動を実施しているJENではなく、住民の皆様、おひとり、おひとりです。

<中屋敷地区のコミュニティ・カフェ「なかやしきっさ」>

4月の炊き出し時
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コミュニティ・カフェでは手芸教室を開催。
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子ども達へのアートセラピーも開催中
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<黄金浜地区のコミュニティ・カフェ「黄金浜会館」>

催し物の告知を行うスタッフ
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改修前の入り口(完成予定2012年春)
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<鹿妻地区のコミュニティ・カフェ「HANA荘(はなそう)」>

5月の炊き出しの様子。この場所は、取り壊しになりました。
その結果、秋までの間、簡易テントにて炊き出しや交流を行いました。
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コミュニティ・カフェ「HANA荘」が11月に完成。これで、人びとは、寒さをしのぐことが
できるようになりました。
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多くの支援者の皆様と、地域に住む皆さんご自身の協力と参加によって、人びとは一歩一歩、自分たちの手でコミュニティの再建を行っています。JENは、この取り組みを、これからも側面からサポートしてゆきます。

緊急募金を受け付けています。


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○郵便振替口座 00170-2-538657
 


 口座名 JEN

 

 通信欄に「東日本大震災」と記載ください。




 ○クレジットカード:http://bit.ly/c7R8iA

 


 プルダウンメニューから「東日本大震災」をお選びください。



その他、銀行へのお振り込みに関しては、恐れ入りますが、
ジェン東京本部(03-5225-9352 担当:富田、浅川)までお問い合わせください。


12月 28, 2011 緊急支援企業の皆さまからのご支援文化、生活、習慣東日本大震災炊き出しボランティア心のケアコミュニティ再建復興支援 |

2011年10月31日 (月)

【コミュニティ・カフェ】 中屋敷 布ぞうり教室開催!

10月28日(金)、中屋敷のコミュニティ・スペースにて、地元石巻のNPO「手作りで元気をつくる会」さんのご協力のもと、布ぞうり教室を開催しました。

教室では、鼻緒を作るチーム、土台を編むチームに分かれてにぎやかに作業が進んで行きました。鼻緒部分は、裏返しにした布の端をミシンで縫い、それを表に返す作業の繰り返しです。表にひっくり返すにはコツが要ります。地域のみなさんは菜箸を使って、手際よく鼻緒をいくつも仕上げていました。

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<写真:鼻緒を作る様子>

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<写真:出来上がった色とりどりの鼻緒>

ぞうりの土台部分は、ハンガーに引っかけたビニールひもで芯を作り、細く裁断した布(救援物資として、全国からご寄付いただきつつ、引き取り手のなかった衣類)を使って編み上げていきます。細かい作業は先生に教わりながら、皆さん夢中になって作業していました。

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<写真:土台を作る様子>

午後は、鼻緒を作るチームも土台作りに入りました。先生に教わったことを、今度は地域の皆さんどうしで教え合う光景も見られました。

「布ぞうりだと仮設住宅で使ってもよさそう」
「床が傷つかないね」などの会話も聞こえてきます。

鼻緒に使われている布は、震災の影響を受け解体した家屋からゆずってもらったものです。震災後の息吹を布ぞうりに込めて。ひとつ、またひとつとぞうりが出来上がっていきました。

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<写真:布ぞうりの完成です>

こうして出来上がった作品を、さて、どうやって活用しようか?参加されたみなさんは、支援者のみなさんに届く方法を、目下検討中です!

====== ご報告 =============



平成23年度 外務大臣表彰受賞しました。


これまで、JENの活動を温かくご支援くださいました、

支援者の皆様に、深く感謝申し上げます。

詳しくは、こちらへ


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10月 31, 2011 緊急支援文化、生活、習慣東日本大震災心のケアコミュニティ再建復興支援 |

2011年10月25日 (火)

【生計回復】おとなり女川町に土を届けました。畑ができます!


去る10月23日(日)、隣町、女川町の農地に肥沃な土を運ぶお手伝いをしました。視力に障がいのある持ち主さんが、近くの仮設住宅に暮らす人のために、と農地を開放してくださったのです。この仮設住宅建設地は、この方の所有です。ご好意により、31世帯が入居できる仮設住宅の建設が実現していました。

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美里町の社会福祉協議会(以下、社協)が農家と交渉し、肥沃な土を譲り受けることになりました。これを受けて、トラックの支援を受けている業者さんの車輛5台がその農家に向かいました。到着後、この農家が所有していたショベルカーで、一気に5台のトラックに土を積み込もうとしましたが、前日の大雨の影響で道路がぬかるみ、悪戦苦闘し、やっとのことで1台分の土を積み込むことができました。 社協の方と共に、皆が待つ石巻の隣町、女川町の小乗浜まで運搬しました。

小乗浜では、大崎地方の小牛田農業高校の学生2人と仙台育英学園の学生が1人、そして現地ボランティア10人ほどが土の到着を待っていました。 積み下ろした土を皆でならし、うねを作り、早速種を植えました。全盲という障がいを持つ持ち主さんの夢がひとつ、皆の暖かい支援により結実しました。 この支援は、JENのパートナー団体でもある、ジャパン・プラットフォームのスタッフが、女川町を訪れた際に知ったことがきっかけでした。農地を作るにはトラックや土が必要で、それらの入手に四苦八苦していた際、そうだJENに聞いてみよう、ということになったのです。

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一方、JEN側でも、そんなことなら、ぜひとも実現のお手伝いをしよう、となりました。早速、トラック支援を受けている業 者さんに声を掛け、美里町の社協、JPF、農地を提供してくださった方、それを利用する方、そしてJENなど、支援に携わる多くの人たちの協働によって実 現しました。 ご協力くださったすべての皆様に感謝を申し上げます。


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10月 25, 2011 緊急支援文化、生活、習慣支援物資配布東日本大震災心のケアコミュニティ再建仮設住宅生計回復・収入創出 |

2011年10月20日 (木)

【泥だしボランティア報告】 まだまだ続く民家でのボランティア

期間:2011/10/7~10/13
参加者累計:3083名

浦屋敷地区にて、津波被害にあわれた民家のお掃除を行いました。

浸水は、家屋1階のなげしまで達していました。1日目は、床下のヘドロを撤去しました。今日2回目の訪問では、土台や根太に防腐剤を塗り、再度ここで生活できるように準備を進めました。

Dscn0534

家主さんは、感極まって涙目になってしまいました。「ここまで手伝ってくださったのは、皆さんだけです」と、感謝してくださいました。

建物の解体を覚悟していた、という家主さん。「何だか希望が見えてきました」と、とても喜んでいらっしゃいました。

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幹線道路を一歩入ると、まだまだ手つかずの個人宅があります。JENは、引き続き、お一人お一人からの声に応えてゆきます。

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10月 20, 2011 緊急支援文化、生活、習慣東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか) |

【仮設店舗】牡鹿半島にて、立ち上がった若者を応援!

鮎川の「のれん街(仮)」、着工して2週間。工事がかなり進んでいる、というので現場に向かう担当者に同行しました。10月6日に行われた「繁盛祈願式」の様子は、こちら

既に骨組みが完成。ふた棟のうち片方では断熱材の設置が済んでいました。

Img_1383

工事を請け負ってくださっている業者さんは、おとなり福島の方。自ら被災されています。地域の方から寄せられる多くの改修や新築工事の依頼に追われながらも、牡鹿の4,000人が利用する予定のこの「のれん街」を、一日でも早く完成させようと、10人近い大工さんを動員し、急ピッチで作業をされていました。本当にありがたいです。

さて、偶然のワンショット。復興市を右往左往、書類の束を抱えて忙しそう軽やかに走り回っていて、やたら目立っていました。写真左の青年は、のれん街にできる16店舗のうち最年少、干物屋の店主となります。気合いは服装からも。この日の気温は20度を下回っていました。写真中央は、担当のJENスタッフ。10月23日、この工事の合間をぬって、東京でのイベントのためにやってきます。イベント詳細は、こちら。ぜひ、彼女も応援してください!そして、右の男性は、牡鹿復興支援協議会の方です。震災直後に牡鹿に入り、以来、かた時も離れずボランティア派遣から支援物資配布までをお手伝いされてきました。のれん街の運営にも、影となり日向となり人々を支えます。

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地震前、牡鹿半島の漁場はとても豊かで、釣った魚を売る産業が中心だったそうです。しかし、今回の震災を機に、加工品を生産することで、加工に携わる人の雇用を生み出し人口の流出を止め、また、特産物として販売を始めよう!という周りの大人に諭されて、この若者は立ち上がったそうです。彼の大きな決心を応援したい、と思いました。

支援に携わる者は、きっかけを作る事はできても、それだけではなにも生まれません。参加するその土地の人々の協力と一歩があって、初めて自立の支援として機能するのです。牡鹿のみなさま、ご協力ありがとうございます!

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10月 20, 2011 緊急支援事務所・スタッフ文化、生活、習慣東日本大震災心のケア生計回復・収入創出 |

2011年10月19日 (水)

【防災訓練】 牡鹿半島の仮設住宅にて、安心して暮らせる環境を整備

 10月16日(日)、仮設住宅において、女川消防署牡鹿出張所の協力のもと防災訓練を行いました。


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JENは、これまでに、インドネシア、スマトラ島パダン沖地震被災者支援で、防災訓練を行いました。

また、ミャンマーにて、サイクロン被災者へも防災教育を行いました。 

そして、2005年にパキスタンのカシミール州を襲った大地震への支援活動でも、防災教育を行いました。

こうして、災害への「備え」に欠かせない防災教育を、必ず自然災害の被災地支援で実施してきました。

 

 さて、話を東日本大震災への支援活動に戻しましょう。

 現在、仮設住宅では消火器が1棟につき1本設置されていますが、消火水槽、外水道がありません。今後の防災体制強化のためにも、今回の訓練は非常に重要な意味を持っています。
 
 この日、高齢の方を中心として約20名が参加しました。消防署員の指導に従って火災・救急時の119番通報と初期消火の訓練を行いました。
 
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 <写真:
119番通報の訓練

P1040352
 
 <写真:
水消火器を用いた初期消火の訓練
 
  「火災が起きたらまずは大きな声でさわいで周囲に教えること、決して1人で消火しようとせずに消防署に迅速に通報すること、向かい風では消火器を使わないこと・・・」などの話に、みなさん強い関心を持って注意深く聞き入っていました。

P1040337


  JENはこの日、世帯ごとに粉末消火器を配布しました。また、今後も引き続き、他の仮設住宅で防災訓練の実施を進めていきます。こうして、多くの方が共に暮らす仮設住宅全体で、防災意識を高めること、そして
なによりも、新しい生活を始めた人々が、安心して暮らせる環境の整備のお手伝いに努めていきます。

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 <写真:
消火器を配るJENスタッフ

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10月 19, 2011 緊急支援文化、生活、習慣東日本大震災心のケア防災訓練・教育 |

2011年10月17日 (月)

【泥だしボランティア報告】 6月のビニールハウスでの作業、覚えていますか?

6月に企業ボランティアさんを総動員して渡波根岸前地区
のビニールハウスの泥出しを行いました。

夏を前に、蒸し風呂のようだと、それはそれは大変でした。

当時の様子は、こちら

先日、ビニールハウス所有者の方から連絡がありました。
秋野菜を無事に収穫することができた、というご報告でした。

残念ながら、例年通りの寸法とはいかなかったので、今年は売ることができないそうですが、
これからも続けていきたいとのことです。

Photo

ビニールハウスでご活躍下さった皆様、ありがとうございました!

渡波で、お待ちしています!


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10月 17, 2011 緊急支援文化、生活、習慣東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか)心のケア |

2011年10月11日 (火)

【コミュニティ・カフェ】 鹿妻南地区にて芋煮会開催!

 10月9日(日)、鹿妻西公園で芋煮会を開催しました。晴天に恵まれたこの日、子どもから高齢者まで多くの方が集まり、芋煮が出来上がるまで子どもたちはサッカーやボール遊び、お絵かきやくじ引きを楽しみました。一方、高齢者の皆さんは、テントに用意されたテーブル席に座り、思い思いに談笑していました。

 
P1040154

 <写真:
鹿妻西公園の様子
 
 くじ引き大会では、狙いの景品が外れて残念そうにする男の子に対し、「またくじ引きができるかもしれないよ!」と年上の男の子がなだめる光景も見られました。

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 <写真:
くじ引きに並ぶ子どもたち


 芋煮は、味噌ベースの宮城風と、醤油ベースの山形風の二種類を作りました。


P1040205
 <写真:
おいしそうなにおいまで伝わってきます


高齢者の皆さんは、互いに近況報告をしながら楽しく芋煮を味わっていました。


P1040195

宮城風と山形風の芋煮を両方味わう人、次回の開催を期待する人、それぞれに話題が尽きません。第1回芋煮会は、笑い声の絶えない盛況の一日となりました。

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10月 11, 2011 緊急支援文化、生活、習慣東日本大震災心のケアコミュニティ再建 |

2011年10月10日 (月)

【生計回復】北上町で、地元のために、共に支え合うということ。 その2

~ 河口から11キロ、そこに津波がきていました ~

10月4日に初めて社会貢献を行ってくださった同じ業者さんが、9日(日)、
河北警察署の近くで、2回目の社会貢献活動を行ってくださいました。

活動場所になったところは、海からかなり内陸に位置する場所にもかかわらず、
津波の浸水にあった場所でした。

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一番近い北上川の河口までの距離を測定したところ、北上川を約11キロも
内陸にまで津波が逆流していたことがわかりました。

写真を見る限りでは想像が難しい内陸です。
回りを見渡すと、50センチほど浸水した痕があります。

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津波の威力で田んぼのあぜがえぐれており、その部分に砂利を盛る
補修作業を社会への貢献活動としておこなって下さいました。

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10月 10, 2011 緊急支援文化、生活、習慣東日本大震災心のケア生計回復・収入創出 |

2011年10月 7日 (金)

【仮設店舗】 牡鹿半島・鮎川浜に、お待ちかね、お店がオープンします!

 漁業の町として栄えてきた牡鹿半島・鮎川浜地区は、今回の震災により大きな被害を受け、商売を営んできた多くの個人事業主が店舗を失いました。


Photo
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<写真:
地震直後の鮎川浜
 
JENでは、鮎川浜の人びとが自らの生計を回復し、産業を活性化させるために、石巻市、地元の牡鹿稲井商工会、牡鹿復興支援協議会と協力し、地域復興の拠点となる商業施設「鮎川浜のれん街」(仮称)の建設を進めてきました。そして、ようやく着工のはこびとなりました。

10月6日(水)には、鮎川浜の商売繁盛を祈願する「繁盛祈願式」と、地元のみなさんによる郷土芸能「七福神舞」が行われ、たくさんの人たちに出席いただきました。
 

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<写真:
商売繁盛を祈願する繁盛祈願式

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<写真:
地域の方々による七福神舞


 6月末から週1回行われてきた「牡鹿復興市」が、これからは仮設商店街「鮎川浜のれん街」(仮称)として常設オープンいたします。生鮮食品店や生活用品店のほか、薬局や飲食店まで幅広く、なんと16店舗が営業を開始します。11月中旬にオープン予定です。

これからもJENの復興支援は続きます。みなさんも、鮎川浜の復興の活気を味わいに是非いらしてください!

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<写真:
ただいま、建設中!


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10月 7, 2011 緊急支援文化、生活、習慣東日本大震災心のケア生計回復・収入創出 |

2011年10月 5日 (水)

【泥だしボランティア報告】蛤浜(はまぐりはま)の民家にて

期間:2011/9/22~9/29
参加者累計:2919名

9月30日に民家の泥だし作業をしました。ここは蛤浜(はまぐりはま)という20世帯に満たない小さい集落です。3月11日の東日本大震災の津波の被害にあったあげく、先月の台風15号で裏山の沢から鉄砲水をかぶってしまいました。その結果、大きな被害を2回も受けてしまった民家です。

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作業は、まずスコップでの泥だしに始まりました。ボランティアさんの中で大工仕事に堪能な方が、依頼主さんが用意した木材を利用し、少ない道具で床下の基礎となる根だ引きを行いました。

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10月 5, 2011 緊急支援東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか)心のケア |

【生計回復】北上町で、地元のために、共に支え合うということ

~ 10月4日、がれき撤去で社会貢献 ~

JENでは、生計回復支援として、石巻で運送会社を営む方にトラックの貸し出し支援を行っています。
この日は、北上町で活躍するトラックの活動に同行しました。

石巻市北上町といえば、地震と津波の後、長く支援の手が届かなかった地域のひとつです。
JENは、7月から、この地域で復興に向けた様々なお手伝いを行っています。

まずは、ボランティアの派遣。多くのボランティアたちが、牡蠣やホタテの養殖のお手伝いをしてきました。
このボランティアは、ほとんどが県外からの有志です。

この日は、北上町を拠点にしている運送業者さんがJENから支援を受けた車輛を使って社会貢献の活動に参加してくださいました。

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場所は北上町十三浜の『にっこりサンパーク』近くの釣石神社。この石段の下を巨大津波が襲いました。周囲はえぐれてしまいましたが、今日の作業で砂利を入れ整えました。

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2011年10月 3日 (月)

【仮設住宅】お茶っこのみ 大規模な仮設住宅にて、その1

10月1日(土)、仮設住宅の集会所にて、「お茶っこ飲み」を開催しました。今回の対象は、この大規模な仮設住宅の第3団地と第4団地の入居者です。今回が初めての開催でしたが、年齢を問わず多くの方にお集まりくださいました。

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 <写真:第3集会所の外観>
 
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 <写真:お茶っこ飲みのチラシ。開催1週間前には掲示します。>

 近辺には、スーパーや小売店がないため、地域の人たちは買物の際には市街地に出かけるか、週2回の移動販売を利用しています。

 お茶っこ飲みでは、初めは参加しようかどうか迷っていた人たちもいました。お互い見知らぬ者どうしでも、一緒にテーブルを囲めば自然と会話が生まれるようで、談笑する姿が多く見られました。ごく自然に、自己紹介や連絡先の交換、生活情報を教え合う様子も見られました。

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<写真:お茶っこ飲みの様子>

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話が盛り上がっている最中ではありましたが、お茶っこ飲みは閉会しなければなりません。
すると、住民の皆さんが、JENのボランティアスタッフと一緒に、後片付けを手伝ってくださいました。

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快晴に恵まれたこの日、まずは、とても楽しい第一回お茶っこ飲みとなりました。
ここでのお茶っ飲みは、まだまだ続きます。

お茶っこ飲みは、8カ所で開催中です。今後、状況に応じて、その数、頻度を調整してゆきます。

=====  ご報告 =====
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2011年10月 1日 (土)

【生計回復】地域のために、共に支え合うということ

~ 護岸を整え社会貢献 ~


今回、支援させていただいいている業者さんの中で、最も被害をこうむっている方による
社会貢献活動のご報告です。

この業者さんは、なにから再スタートすればよいか、
来る日も来る日も、考えていらっしゃいました。なぜなら、社屋と車輛のすべてが津波で流されたからです。

JENでは、この業者さんが復活への思いを固めた7月に、大量のボランティアを派遣しました。こうして、大勢のボランティアとともに再起へのスタート地点を目指したのです。

次に、生計回復支援として、車輛の貸出しを行いました。4トンダンプ車の貸出しです。
これで、被災前のお仕事を、なんとか再スタートするきっかけができました。

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自らも甚大な被害を受けながら、お得意先で海沿いにある造船会社の敷地にて、
津波で崩れた護岸を埋め立てる作業を、社会への貢献活動として始められました。

地域のみなさんが、共に支え合って乗り越える被災からの復興。
JENは、引き続き、地域の方おひとり、おひとりへ、求められている支援を
求めている人に届け、黒子となりサポートしてゆきます。

 

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2011年9月30日 (金)

【コミュニティ・カフェ】中屋敷 あみもの教室

9月29日(木)、中屋敷にあるコミュニティ・カフェにて第3回あみもの教室を行いました。


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<写真:JENスタッフと一緒に>

 この円型マットは、左右から互い違いに切り込みを入れた布を三ツ編みにし、それを束にしたものを糸で縫い合わせて作り上げます。

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 <写真:左右から切り込みを入れた布>

 畳の間からは、出来上がった円型マットを参考にしながら、楽しそうに布地を選んだり、色合いや手ざわりにこだわってお話したりするみなさんの声が聞こえてきました。

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 これまでは支援物資を受けながらの生活が長く続きました。何かを「つくる」、「生み出す」という行為によって、生活にハリが生まれ、定期的に行うことで生活にリズムが生まれつつあります。

 外へ出てみると、ヘドロの被害にあった地ばえのトマトが青々と実っており、コスモスがたくさんの花を咲かせていました。

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 今後作りたいもののアイデアで話が盛り上がり、みなさんの笑い声がたえない一日となりました。手作りの活動は継続してゆきます。


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2011年9月28日 (水)

10月の復興支援ボランティア、募集中です!

2011年3月11日に発生した東日本大震災と津波により、東北地方は甚大な被害を受けました。JENは9月までに述べ3,000人を超えるボランティアを宮城県石巻市へ派遣してきました。ご家庭の泥やがれき、側溝に溜まった泥の撤去や仮設住宅への物資の搬入など、毎日20名前後のボランティアが休みなく街の復興に参加してきました。

震災から半年、幹線道路沿いはもとの姿に戻りつつあります。その一方で、今もなお、ご家庭や避難所などの公共スペースや、個人事業主の方々が従業員の方とともに事業を再開するための工場の掃除などでは、ボランティアを必要とされている方が多くいます。また、漁業地区でのお手伝いでは、作業の遅れを取り戻すために、ボランティアの力が必要です。

復興に向かう地域の皆さんが、すこしでも早く元の生活に戻るためのスタート地点にたてるよう、そして前向きな気持ちを一緒に後押しするために、引き続き、皆さんのご参加をよろしくお願いいたします。

皆さまのご参加に心から感謝いたします。

<ご参加の条件>
1.現地まで自力でお越しいただける方(現地集合・現地解散)
2.宿泊所で共同生活ができること。
3.寝袋、滞在中の自分の食料品と飲料水、作業着、装備を持参できること。
4.ボランティア保険へ加入していること。

<募集期間&日時>
2011年10月~2012年2月
※毎週月・火曜日は活動お休みです(2011年10月より)
※活動期間は1日からお受けいたします。平日のご参加も大歓迎です。
※お申込締切りは、ご参加希望日の一週間前(17:00)です。
※定員:各日20名

<初回ご参加の方>
初めてご参加される方は、必ず以下のオリエンテーションにご参加ください。

◆毎週火曜
集合場所:「JEN 駅前事務所」前(※)
集合時間:毎週火曜17:00
★集合後、オリエンテーションを実施。その後、宿泊所までお連れいたします(18:00発)。
※住所:石巻市鋳銭場3-13 SASADENBILL201(JR石巻駅から徒歩5分)

◆毎週土曜
集合場所:同上  集合時間:毎週土曜9:00
★集合後、オリエンテーションを実施。その後、作業場まで移動いたします。

<宿泊場所>
JEN 渡波宿泊所
住所:宮城県石巻市渡波字山崎48-2
※宿泊は一泊500円/人です。

<作業内容>
◆個別家庭での汚泥・瓦礫の除去(津波により大量に流されてきた泥、ゴミ、瓦礫、水に浸かった家財道具の片づけ)
◆家庭や仮設住宅への物資配布補助
◆漁業復興に向けた活動の補助
◆子どもの遊び場であり、地元の方々の拠り所である沢や寺社、公園等の清掃
など、その時に最も必要とされている作業をお手伝いいただく予定です。
変化する支援のニーズに合わせ、お手伝い頂く作業の内容は随時変わります。ご了承いただけますようお願い申し上げます。

<その他>
◆募集日時や集合場所は、現地の状況によって変わる場合がございます。必ず、ご出発前にJENのホームページ上で変更がないか確認ください。
◆お申込みいただいた後、こちらからメール、または電話にて受付完了したことをお知らせいたします。
◆定員(各回20名)に達し次第、締め切りとなりますのでご了承ください。お申し込みの締切日を過ぎてしまった場合にも、定員に満たない回には、ご参加頂ける場合もございます。個別にご相談ください。
◆雨天の場合は、活動中止の可能性がありますのでご了承ください。
◆事務所は狭いため、集合時間以前に到着された方にお待ち頂くスペースがございません。集合時間の5分前を目途にお集まり頂けますようお願い致します。

<ボランティア保険加入について>
ボランティア保険(地震等にも対応した「天災プラン」)にご加入いただくことは必須です。お近くの社会福祉協議会等でご自身にて加入をお願いいたします。一度加入すると2012年3月末まで有効です。

<お申込み方法について>
申込み用紙にご記入の上、E-mail または Fax でお送りください。
E-mail  volunteer@jen-npo.org / Fax  0225-25-5612

申込み用紙→ 「application.doc」をダウンロード
ご参加のしおり→ 「manual.pdf」をダウンロード

<東北ボランティアに関するお問い合わせ>
volunteer@jen-npo.org 
080-3303-3249(ボランティア調整員)
080-3303-6727(ボランティア調整員)
※受付時間:平日9時~18時

9月 28, 2011 緊急支援東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか) |

2011年9月27日 (火)

【泥だしボランティア報告】イギリスから日本にやってきて2週間

ボランティア拠点、渡波ハウスに8日間滞在しました。まず、その「人数」に驚きました。
日本全国、いや、世界中から集まったボランティア仲間達。日帰り、数日、なかには、ひと月近く滞在している仲間もいました。ここで、皆が寝食をともにします。

作業自体はとても力仕事で、翌日には、これまで経験したことのない筋肉が痛んでいました。でも、牡鹿半島の鮎川で行ったボランティア作業が、地域の復旧に少しでも役立っているのだと思うと、感動の連続でした。

依頼主である地元の漁師さんは、私たちにとても親切に接してくれました。木製の板を運んできて、即座にテーブルを作ってくれたのです。そのテーブルを囲み、ランチをいただきました。ランチは、渡波ハウスに宿泊している姉妹が持参したカップラーメンでした。作業の充実感から、お腹もとてもすいていて、簡単な食事ではあったけれど、とても尊いものに思えて美味しくいただきました。

晴天に恵まれたこの日、海はとてもきれいでした。半年前に、津波が襲った同じ海とは想像ができないほどでした。

By D.A

追記:D.Aさんは、合計3週間の日本滞在中、JEN東京本部で2週間、石巻で1週間、JENサポーターとして活躍中。

9月 27, 2011 緊急支援東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか)心のケア |

【生計回復】牡鹿半島で、地元のために、共に支え合うということ

~ 9月27日、がれき撤去で社会貢献 ~

Photo

 牡鹿半島の小渕浜で運送会社を営む方に、JENは商売道具のトラックを支援しています。津波ですべてを失ってしまいましたが、なんとか商売が軌道にのる日を迎えるために、今ある数のトラックをフル稼働しています。

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 21日、22日は大型の台風15号が石巻地域を通過しました。地域一帯は、大きな被害をこうむってしまいました。そこで、台風が去った直後、まだところどころ冠水している地域がある中、ボランティアと共に、大原浜の沢から海へ流れ出た流木を撤去するお手伝いを行ってくださいました。

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 撤去するだけではありません。流木をチェーンソーで裁断して処分をするかたわら、お年寄りが近くのバス停でバスの待ち時間に腰掛ける椅子を作ってくださいました。なんと、一石二鳥が生まれていました。

 自らも震災の被害にあわれながら、地域のためにと社会貢献活動を申し出てくださったのです。地元民による地元のためのボランティア共同作業は、力強さに満ち溢れ、とても素晴らしい活動のように見えました。

 

人々の生活再建のための本事業は、支援者の皆さまと、ジャパン・プラットフォームのご協力により実施しています。

====== ご報告 =============

平成23年度 外務大臣表彰受賞しました。

これまで、JENの活動を温かくご支援くださいました、
支援者の皆様に、深く感謝申し上げます。
詳しくは、こちら

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緊急募金を受け付けています。

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○郵便振替口座 00170-2-538657
 
口座名 JEN

 
通信欄に「東日本大震災」と記載ください。


○クレジットカード:http://bit.ly/c7R8iA

 
プルダウンメニューから「東日本大震災」をお選びください。

その他、銀行へのお振り込みに関しては、恐れ入りますが、ジェン東京本部(03-5225-9352 担当:富田、浅川)までお問い合わせください。

9月 27, 2011 緊急支援文化、生活、習慣東日本大震災心のケア生計回復・収入創出 |

2011年9月13日 (火)

【仮設住宅】仮設住宅に入居する。

「狭くて、物に埋まった感じがする」
「暑い」
「殺風景だ」
「安いビジネスホテルの風呂のよう」
「床がぼこぼこしてきた」
「隣の人が歩くと分かる」
「ずっと換気扇をつけていないといけない」
「冬はひどく寒いだろう」
・・・・

入居された方の、建物そのものに対する思いというか、不満や不安は絶えません。

P1010335

そのような仮設住宅でも「我が家だね、マイホームだね」と口ぐちに言うのは、
言い換えれば、長くて半年に及んだ避難生活が、大変だったからなのでしょうか。
ようやく落ち着き、ひと息ついたあと、今後のことを考えられる状況になったのからなので
しょうか。

今後を考え始める人々を、JENは「お茶っこ飲み」を通して支えてゆきます。

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平成23年度 外務大臣表彰受賞しました。

これまで、JENの活動を温かくご支援くださいました、
支援者の皆様に、深く感謝申し上げます。
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9月 13, 2011 緊急支援東日本大震災心のケア仮設住宅 |

2011年9月11日 (日)

もうすぐ始まります。北上町十三浜地区での活動

台風、高波と、延期になっている十三浜地区でのホタテ養殖のお手伝い。

今日の活動は、高波のため延期でしたが、結果的にお天気が良かったので、
日中、依頼主さんにお会いしてきました。

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<写真:依頼主さんとスタッフ>

地域の方のどの方に伺っても、高波だから海には出ない、とおっしゃっていました。
素人の目には、ただただ美しい海なのですが。。。

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そして、ボランティアを迎える準備は着々と進んでいました。

「とにかく、急がないと、手遅れになってしまう。皆さんが来てくれる事を楽しみに待っていますから」

と依頼主のAさん。

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天気の予報が良好で、人数が集まる次の週末、お邪魔します!
よろしくお願いします。

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<写真:漁協の作業所では、造船も急ピッチ>

9月 11, 2011 緊急支援事務所・スタッフ文化、生活、習慣東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか)心のケア生計回復・収入創出 |

2011年9月10日 (土)

【泥だしボランティア報告】事前オリエンテーション

JENでは、4月よりボランティアの派遣を行っています。
毎日20名、途切れないように、地域のニーズに応えるために、
実施してきました。

8月末時点で延べ3000名に近いボランティアを受け入れ、求められているお手伝いに、
派遣させていただきました。男女、学生から〜?才まで、外国からのボランティアなどなど、実に特技もバラバラです。思いがけず役にたったり、空振りで消化不良だったりと、様々なストーリーがあります。そこもまた、ボランティアならでは。共通点は「思いはひとつ」です。

依頼主さんとの調整、ボランティア受け入れ準備、派遣、交流、見送り等など、
ボランティア派遣担当のスタッフは、一日のうちのほとんどをフィールドで過ごします。スタッフの一日は、また別の機会にご紹介します。

今日は、はじめてボランティアに参加する場合、不安はどうやって解消されるのでしょうか?オリエンテーションをご紹介します。

週二回行っているオリエンテーションをご紹介します。


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<写真:初参加のボランティアが集合>

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<写真:スタッフの自己紹介>

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<写真:これまでの活動紹介>

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<写真:これからのニーズの紹介、質問タイム>

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<写真:出発!なかには、成田空港から直行した、という方もいらっしゃいます>

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<写真:忘れ物ないように>

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<写真:いってらっしゃい!>

作業は、朝9時頃から午後3時頃まで、お昼や休憩をはさんで終日行います。
日帰りの方、長期で参加されている方、グループでいらっしゃる方など様々です。

これまで5ヶ月間、息をつく暇なくボランティア派遣を担ってきたチームにも、
ようやく夏休み。

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<写真:スタッフ紹介。夏休みに東京本部に立ち寄ってくれたチームと本部スタッフ>

JENのボランティア派遣はまだまだ続きます。


====== ご報告 =============

平成23年度 外務大臣表彰受賞しました。

これまで、JENの活動を温かくご支援くださいました、
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JENでは、これからも柔軟にボランティアを派遣してゆく予定です。引き続きボランティアの参加協力を呼び掛けております。

9月のボランティア募集は、こちら

*ボランティア参加者のみなさん、ぜひ、感想をお聞かせください!
メッセージの送付先は、こちらへ info@jen-npo.org  件名「ボランティア体験記:参加日、お名前」

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その他、銀行へのお振り込みに関しては、恐れ入りますが、ジェン東京本部(03-5225-9352 担当:富田、浅川)までお問い合わせください。


9月 10, 2011 緊急支援事務所・スタッフ東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか) |

2011年9月 8日 (木)

【仮設住宅】 入居者へ、ニーズ調査を行いました

 石巻市では、7500世帯全ての仮設住宅が完成間近です。JENは、これら全てに対し、生活用品の配布を行っていますが、とうとう終わりを迎えようとしています。

 配布が終われば支援が終了?ではありません。実際の活動はこれからです。

 JENでは、ようやく入居された方に対して、新しい家での生活が安心できるように、長期的なサポートを行ってゆきます。そのためには、入居者とお話をして、不安や期待、知りたいことやいやなこと、困っていることなど、ニーズをくまなければなりません。そこで、ニーズ調査を行いました。

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 阪神大震災の際には、仮設住宅での生活に様々な社会問題が起こりました。たとえば、避難所から生活の場を移したことで、被災者の細かな状況把握が難しくなり、一人暮らしのお年寄りの孤独死が相次ぎました。また、支援対象にされにくい50~60代男性のアルコール依存や自殺などの深刻な問題もありました。

 石巻市でも同様の問題を不安視する声があがっております。また、他には、

・元の住んでいる場所から仮設住宅が遠くては、通勤、通学が困難になる
・市街地から遠いと、車を持っていない人の買い物、通院が不便になる
・様々な地域の方が集まって住む大規模な仮設住宅群では、隣に住んでいる人がわからないため、安心して子どもを外に出せない(セキュリティ面の問題)。
・仮設住宅内のルールが定まっていないので、今後起こる問題に対してどのように対応していけばいいのか不安だ。
等々、

沢山の不安を抱えていました。

 ニーズ調査を行い感じたことは、130以上ある石巻市の仮設住宅群に起きている問題は、住んでいる場所や個人の状況によって多種多様であるということです。

 そこで、JENはこのような問題を住民の皆さんと一緒に考えていくために、現地の行政と相談の上選定した仮設住宅へ、「コミュニティ形成事業」を開始します。

 この事業では、仮設住宅に設置されている集会所や談話室の場を利用します。まずは、住民たち同士が集まり、語り合う場を提供します。その後、徐々に自治組織化に向けて住民が主体的に参加することをサポートしてゆきます。

 ニーズ調査は始まったばかり。引き続きご支援をどうぞよろしくお願いします。

====== ご報告 =============

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9月 8, 2011 緊急支援文化、生活、習慣東日本大震災心のケア仮設住宅 |

2011年9月 6日 (火)

9月のボランティア募集中です!

これまでに、ジェンの活動にご参加くださったボランティアの皆さまは、述べ2700人を超えました!

皆さまのご協力により、これまでに、渡波地区や牡鹿地区のご家庭の泥や瓦礫の撤去や、仮設住宅への物資の搬入、また、炊き出しでは、泥にまみれたご自宅を掃除する住民の方々に、毎日昼と夕に食事を提供することができました。

現在は、ご家庭や避難所などの公共スペースの他、個人事業主の方々が従業員の方とともに再び事業を再開するための工場の掃除や漁業地区でのお手伝いなどを実施しています。

復興に向かって、地域の皆さんが元の生活に戻るための前向きな気持ちを一緒に後押しするために、今後も皆さんのご参加をよろしくお願いいたします。

さて、9月のボランティア募集は以下の通りです。初めてご参加される方の保険の手続きが変更となっておりますので、ご一読ください。

皆さまのご参加に心から感謝いたします。

<ご参加の条件>
1.現地まで自力でお越しいただける方(現地集合・現地解散)
2.宿泊所で共同生活ができること。
3.寝袋、滞在中の自分の食料品と飲料水、作業着、装備を持参できること。
4.ボランティア保険へ加入していること。

<募集スケジュール>
集合場所や時間は、現地の状況によって変わる場合がございます。必ず、ご出発前にHPで変更がないか確認の上、ご参加ください。ご不便をお掛けしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

※水曜(前日集合)と土曜(当日集合)では、集合場所が違います。ご注意ください!
※事務所は狭いため、集合時間以前に到着された方がお待ち頂くスペースがございません。集合時間の5分前を目途にお集まり頂けますようお願い致します。
※お申し込みの締切日を過ぎてしまった場合にも、定員に満たない場合にはご参加頂ける場合もございます。個別にご相談ください。なお、各回の定員は20名です。

毎週水曜(参加日の1週間前 17:00 申込締切り)

9月14日、9月21日、9月28日

集合場所:「JEN 駅前事務所」前(※)
集合時間:前日(火曜)17:45
★集合後、オリエンテーションを実施。その後、宿泊所までお連れいたします(18:00発)。
※住所:石巻市鋳銭場3-13 SASADENBILL201(JR石巻駅から徒歩5分)

毎週土曜(参加日の1週間前 17:00 申込締切り)

9月10日、9月17日、9月24日

集合場所:専修大学脇プレハブ(旧JEN事務所)(※)
集合時間:当日(土曜)9:00
★集合後、オリエンテーションを実施。その後、作業場まで移動いたします。
※住所:石巻市南境新水戸284-1(石巻専修大学正門より徒歩1分。)

<宿泊場所>
JEN 渡波宿泊所
住所:宮城県石巻市渡波字山崎48-2

※満員の場合、「JEN専修大学脇事務所」(石巻市南境新水戸284-1)

<作業内容>
個別家庭での汚泥・瓦礫の除去(津波により大量に流されてきた泥、ゴミ、瓦礫、水に浸かった家財道具の片づけ)
家庭や仮設住宅への物資配布補助
漁業復興に向けた活動の補助
子どもの遊び場であり、地元の方々の拠り所である沢や寺社、公園等の清掃
など、その時に最も必要とされている作業をお手伝いいただく予定です。
変化する支援のニーズに合わせ、お手伝い頂く作業の内容は随時変わります。ご了承いただけますようお願い申し上げます。

<その他>
お申込みいただいた後、こちらからメール、または電話にて受付完了したことをお知らせいたします。
定員に達し次第、締め切りとなりますのでご了承ください。
活動期間は1日からお受けいたします。平日のご参加も大歓迎です。
毎週火曜日は活動お休みです。
お申込み2回目以降の方は、活動開始日など調整いたしますので、ご連絡ください。
雨天の場合は、活動中止の可能性がありますのでご了承ください。

<ボランティア保険加入について>
ボランティア保険にご加入いただくことは必須です。お近くの社会福祉協議会等でご自身にて加入をお願いいたします。一度加入すると2012年3月末まで有効です。

<お申込み方法について>
お申込み用紙にご記入の上、E-mail または Fax でお送りください。
E-mail  volunteer@jen-npo.org / Fax  03-5225-9357

詳しくはこちら → 「hp_manual.pdf」をダウンロード
お申込み用紙 →  「application.doc」をダウンロード   

<東北ボランティアに関するお問い合わせ>
volunteer@jen-npo.org 
080-3303-3249(ボランティア調整員)
080-3303-6727(ボランティア調整員)

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9月 6, 2011 緊急支援東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか) |

2011年8月31日 (水)

牡鹿半島へ、新鮮な野菜を配布しました

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 牡鹿半島の中部に突き出す東浜(ひがしはま)地区は、竹浜(たけのはま)、牧浜(まきのはま)、狐崎(きつねざき)、鹿立(すだち)と福貴浦(ふっきうら)の5つの浜からなる漁村です。半島の沿岸部を走る幹線道路からさらに奥まったところにあるため、震災当初は道路が寸断されました。そのため、安全を確保しながら集落を目指すには、海側から近づくしかありませんでした。震災以前は100世帯400人ほどが暮らした集落も、今や80世帯260人ほどに減少しています。

 この集落とJENとの出会いは4月中旬でした。震災・津波の傷跡が色濃く、にもかかわらず、支援の遅れが問題だった半島に、悪路(5ヶ月後の現在も)、地図をたよりに調査に入ったことがきっかけでした。調査を進めるうち、東浜地区が漁業を生業としていること、半島に多数生息するシカの食害によって、畑作があまり行われていないことがわかりました。そこで、緊急支援として、東浜への野菜配布の支援を始めました。被災された方々の栄養の偏りを防ぎ、健康管理に重要な栄養のバランスのとれた食事をとってもらうためです。8月末時点で4回、配布を行いました。

第1回搬入7月15日(金) 85世帯分の青果物
第2回搬入7月25日(月) 85世帯分の青果物
第3回搬入8月10日(水) 80世帯分の青果物
第4回搬入8月22日(月) 80世帯分の青果物と280個の総菜パン

 配布する野菜は、石巻で被災された青果屋さんから仕入れ、搬入しています。また、第4回の搬入のときには、ご覧の通り、牡鹿半島内の自立支援施設でひとつひとつ作っている総菜パンも搬入しました。こうして、被災された地域の方へ直接物質を届ける支援だけではなく、地元業者の経済活動の復興のお手伝いとなるよう、事業を組み立てています。この時点で、一石二鳥を達成。

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 野菜を搬入するたび、地域の世帯数が減少しています。もとの生活が維持されなければ、物質的なアクセスが可能な内陸へ移住するしかない。人々にとっては苦渋の選択でも、これが被災地の現実です。ジェンは、「ここに残りたい」という人々がいる限り、アクセスの悪い地域の方が安心して暮らせるよう、必要とされる支援を届けてゆきます。

 この支援への調査と実施には、皆様からのご寄付のほか、環境ジャーナリストで、JENの活動をご支援くださっている枝廣淳子さん、システム思考の日本での第一人者、小田理一郎さんらにも応援していただいています。こうして、皆様おひとりおひとりのご寄付は、このように支援の届いていないところにも確実に、きめ細やかな支援を届けることに役立っています。

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8月 31, 2011 緊急支援文化、生活、習慣東日本大震災心のケアコミュニティ再建生計回復・収入創出 |

2011年8月29日 (月)

【泥だしボランティア報告】湊地区にて

期間:2011/8/12~8/25
参加者累計:2722名

今回も引き続き、湊地区の個人所有の事務所敷地内にて清掃作業を行いました。
家屋の泥だしなどと違い清掃範囲が広いため、想定外の繰り返し。なかなか進まないのですが、人の手でやらなければスタート地点にすら到達できないのです。

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<写真:広大な敷地>

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<写真:地道に進める>

付近には、水産加工場、製紙工場や合板工場などが立ち並ぶ日本でも有数の
工業団地が広がっています。

この一帯が被災したことで多くの方々が職を失っており、工業団地の復興なくして石巻の
復興はないと言っても過言ではありません。

泥だしや清掃作業は本当に地道な作業の連続です。

地元の人々の気持ちに寄り添いながら微力だけれどもこの活動を続け、まずは、復興のスタート地点をめざし、やがて復興へ向かう力強い一歩へと繋がっていけばと思います。

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<写真:ようやくスタート地点が見えてきました>

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8月 29, 2011 緊急支援文化、生活、習慣東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか)心のケア |

2011年8月28日 (日)

仮設住宅への物資配布:チームワーク

仮設住宅への日用品配布が佳境を迎えています。

当初、10,000世帯を建設予定だった住宅は、震災後5ヶ月の間に、その必要数が7,500世帯分にまで減りました。理由は様々です。

JENは、5月3日に最初の104世帯へ70品目の日用品を配布して以来、継続して全世帯への配布を行っています。その配布は、9月中にとうとう終了する予定です。

物資調達〜配布場所調整〜調達品配達〜配布準備(アッセンブリー)〜配布〜モニタリング

これが、物資配布の一連の流れです。

7,500世帯への配布には、配布場所の規模によって、20人から30人のアルバイトの皆さんが活躍しています。くわしくは、こちら

この日は、400世帯の住宅のうち、のこり100世帯への配布を行う、ということで、約20名が集まっていました。

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「集合!」
「はい!」

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「スタート!」
「わたし、1番いきます」
「わたし、2番いきます」
。。。

作業には、配布要員として活躍するアルバイトさんのみならず、物資を調達した業者さんも活躍。アイテムに不具合があれば、その場で修正、調整できます。

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物資を運んでくださった運送会社の運転手さんもまた、大活躍。「重いものを運ぶなら任せとけ!」と。そして、配布終了後は、遠いところから手前に向かって、順番に空の段ボール箱をトラックに積んでゆきます。

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100世帯への配布は、ものの1時間弱で終了しました。

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この後、アルバイトさん達は、次の配布準備のために倉庫に戻ります。そして、スタッフは、市への鍵の返却とモニタリングに立ち会います。

この段階では、まだ入居者にお会いする事はできません。新しい生活を始める入居者の引っ越しが落ち着いた頃、再び訪れてあらたなニーズの調査を行います。これも、配布のアルバイトさんの大切なお仕事です。被災を経験した者どおしのニーズ調査はとても辛いと、アルバイトさんは言います。だけど、やりたい、次は、いつやるの?と質問攻めにあいます。スタッフにとって辛いなと感じるときです。

スタッフとアルバイトさん、二人三脚がもたらす効果は数倍にもなります。

人々の生活再建のための本事業は、支援者の皆さまと、ジャパン・プラットフォームのご協力により実施しています。

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8月 28, 2011 緊急支援東日本大震災心のケア仮設住宅生計回復・収入創出 |

2011年8月27日 (土)

【泥だしボランティア報告】浦屋敷地区にて

8月26日、港にほど近い浦屋敷地区の個人宅にて、お皿を洗う、というボランティアを行いました。

「お皿を洗う?」

泥だし、がれきの撤去、家財道具を整理する。
これまでのボランティアでは、このような作業へ、精一杯の心の準備をして、
依頼主のお宅へ向かっていました。

なぜお皿を洗うのか、依頼主のおかあさんに聞いてみました。

「このあたりでは、1階が津波で流された家がほとんどで、2階で生活をしている
在宅避難者の方が多いのです。台所はほとんどの場合、1階にありました。なので
台所のものがすべて流された人がほとんどです。我が家の物置にあった引き出物などの大量の食器は、
幸い無事でした。この機会に、必要な人には自由に使ってもらえれば、とおもいました」

110826_113144

依頼主の妹さんのご主人が中学校の先生で、その学校の生徒さんグループを連れて、7月にJENの泥だしボランティアに参加されました。以来、生徒さん達の間で連帯感が生まれ、とても活発になられたそうです。おかあさんから聞いた思いがけないエピソードに、とても感激しました。

お皿を洗う他にも、ボランティアはありとあらゆる作業を手伝います。時間の経過とともに、その内容も変化しています。幹線道路沿いは、随分と復旧してきていますが、一歩中に入ると、手つかずの場所が沢山あります。長引く避難生活に心身ともに疲れてきている方への心のケアのためにも、隠れたニーズ、取り残されがちなニーズを掘り起こし、復旧復興のお手伝いを続けてゆきます。


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8月 27, 2011 緊急支援事務所・スタッフ企業の皆さまからのご支援文化、生活、習慣東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか)心のケア |

2011年8月26日 (金)

秋はすぐそこ:牡鹿半島

もうすぐ震災・津波から6ヶ月が経とうとしています。

ジェンでは、8月21日から、牡鹿半島の仮設住宅の集会所を利用して、「おちゃっこのみ」を開催しています。

新しい家に引っ越してきたばかりの人々へ交流の場をもうけ、やがて笑い声の絶えないコミュニティが生まれることを願っています。

この小さな新しい集落が、石巻市内の住宅街で既にスタートしている「コミュニティ・スペース」のように活気づくには、どうすれば良いか?毎日牡鹿半島に通い、住民の声に耳を傾ける日々です。

さて、牡鹿半島へは、本土から橋を渡り、リアス式の美しい海岸沿いを目的地までひたすら走ります。

半島にわたると、直後に見晴らしの良いポイントがあります。
そこから本土側を見渡すと、この時間は干潮。にもかかわらず、海辺の水位はいまにもあふれんばかり。

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海岸沿いの道という道のほとんどが、こんな状況です。道は牡鹿半島に暮らす人々にとって、まさに「ライフライン」です。わたしたちにとってもライフライン。万が一の急な天候の変化と土砂崩れ、そしてなによりも余震に備え、向かわなければなりません。震災後5ヶ月後の今もです。

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満潮をむかえた小さな浜。

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秋は、すぐそこ。

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8月 26, 2011 緊急支援文化、生活、習慣東日本大震災心のケアコミュニティ再建仮設住宅 |

2011年8月25日 (木)

季節はずれのラベンダー

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9月も間近というのに、10メートル先からでもここだとわかる、ほのかで柔らかい香りを放っていた。

眼下では、クレーン車やダンプカーなどが列をなし、もはや歩く人はほとんど見かけない。
あの日で時間が止まったままの街。

植物が根付いている。この地がふたたび息を吹き返す時が近い、と思った。

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8月 25, 2011 緊急支援文化、生活、習慣東日本大震災心のケア |

2011年8月23日 (火)

【仮設住宅】 初「お茶っこ飲み」を報告します @牡鹿半島

 仮設住宅への物資搬入が、9月いっぱいで終わりをむかえようとしています。

 JENでは、今後も仮設住宅入居者に対して長期的な支援を続けていくため、きめ細やかなニーズ調査を行い、住民の声にもとづいた活動を展開していきます。

 この日は、その第一回目。

 

牡鹿半島にある仮設住宅で顔合わせの「お茶(ぢゃ)っこのみ」です。

 

石巻で言う「お茶っこのみ」とは、近所のお家にお邪魔して、お茶と茶菓子や漬物をいただきながら、おしゃべりを楽しむことです。

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<写真:仮設住宅にある談話室>

P1030163

<写真:みんなで丸くなってお茶っこのみ>

 この仮設住宅には、周辺の異なる浜(地域)から入居者が集まっています。みな、出身地が違うのです。「お茶っこのみ」には、住民の約半分の人々が来てくださいました。

 

「こうやって、みんなで集まるのは初めて」と、久しぶりに唄や踊りも、少し照れながらも披露するおばぁちゃんたち。

 入居して1か月、少しづつ落ち着きも見えてきましたが、まだまだ震災発生時、避難生活の記憶が生々しく残り、当時の話しもぽつりぽつりと出てきます。にもかかわらず、今回、こうして集まったことで、住民のみなさまからは、

「自治組織を作っていきたい」、
「生活するうえでのルール作りをしていきたい」、
「みんなで裁縫などの手作業をしたい」

という意見がでました。

 帰り際には、「次回はいつくるの?みんなで何をしようかね~」と、私たちの訪問を楽しみにしてくれる声をいただきました。

 

私たちもこのつながりを大切に、サポートを続けていきます。

====== ご報告 =============

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8月 23, 2011 緊急支援文化、生活、習慣東日本大震災心のケア仮設住宅 |

2011年8月15日 (月)

【泥だしボランティア報告】掘ってはつめ、掘ってはつめ 土のう袋の山

期間:2011/7/29~8/11
参加者累計:2453名

今週の活動報告は、石巻市湊地区の清掃についてです。

 この地区は石巻の沿岸部に位置し、水産加工を中心とした工場地帯が建ち並んでいます。ほとんどの工場が壊滅的な被害を受けましたが、中には同じ場所での事業再開の準備を着々と進めている業者もあります。

 ジェンでは、そういった意志のある業者の方々が再開を果たせるように、まずは、ボランティアの力を総動員して、事務所や工場の再開準備のスタート地点にたてるよう、支援を行っています。

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<写真:5か月経った今もこの状態>


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<写真:靴もすっぽり埋まるほど>

 周辺の主要道路は整備が整い確保されていますが、未だにこの地域一帯には分厚い汚泥が山積しています。幹線道路を一筋入ると手つかず・・・、というたとえは、まさにこの地域のことです。

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 掘っては土のう袋につめ、掘ってはつめ、延々と続くこの作業。土のう袋が一日1000~1600袋ほど作られ、山積みになっていきます。場所や状況にもよりますが、家屋の泥だしは一日で100袋ほどなので、いかにこの現場が凄いのかが袋の数でもうかがい知ることができます。

P1020891

 真夏の暑さ厳しい時期ですが、ひたむきに泥だしを続けて下さっているボランティアの皆さん。最近では、風化の兆しがあるのか、報道で被災地の状況が取り上げられなくなってきている中で、平日ボランティアへの参加も減少傾向にあります。ですが、まだまだ手のつけられていないところがたくさんあります。

 建物の所有者にとっても、ようやく「やってみよう」という気持ちになられた方が、大勢います。そんな方からの依頼は、これからますます増えるでしょう。もう終わったのでは?とうわさされる中、このようなニーズを掘り起こすこともJENの役割です。

====== ご報告 =============

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JENでは、これからも柔軟にボランティアを派遣してゆく予定です。引き続きボランティアの参加協力を呼び掛けております。

9月のボランティア募集は、こちら

*ボランティア参加者のみなさん、ぜひ、感想をお聞かせください!
メッセージの送付先は、こちらへ info@jen-npo.org  件名「ボランティア体験記:参加日、お名前」

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2011年8月 1日 (月)

【泥だしボランティア報告】十三浜にて

期間:2011/7/22~7/28
参加人数:2172名

 石巻市北上町十三浜の沢清掃です。
ボランティアさんによる地道な手作業の成果が、どんどん見えてきました。

P1010400 <写真:十三浜沢清掃初日>               

                           Img_8052 <写真:沢清掃6日目>

 多くのがれきを一つ一つ撤去していくと、津波で流れてきた泥や石、細かな木片がみえてきました。きれいな水が海に流れるためには、この泥もある程度取り除かなければなりません。

Img_8395

 夏も本番になり、最近の作業は炎天下の中とてもつらい日々が続いています。そんな過酷な作業を黙々と続けて下さっているボランティアさんたちと、今日は沢の上流でスイカ割り!

Img_8415 <写真:きれいな上流の水でしっかり冷やして>

Img_8437_3<写真:スイカ割り!>

Img_8431_4  <写真:涼みながらスイカを食べたり会話を楽しんだり。ゆっくりとした時を楽しむ>

 作業の手を休め視界を広げれば、本当に美しい景色が広がっていました。
 

 あの日が来るまでは、どこまでも強く美しく、人々を支えていた場所だったのだろう。目の前の自然は、人々に癒しを与えもするし、悲しい想いも運んでくる、人は自然には勝てない。

  あらためて、深く感じた瞬間でした。

  しかし同時に、一度壊れた自然が自らの力で元に戻ろうとする時に、私たちは今までの恩返しとして少しでも手助けをすることが出来るのではないか。

 「守る」などという大きなことは言えませんが、私たちが行っている作業の意味を再確認し、これからもこの気持ちを忘れないように関わっていこうと思いました。

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8月 1, 2011 緊急支援東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか)心のケア |

2011年7月18日 (月)

【泥だしボランティア報告】 十三浜での出会い

期間:2011/7/8~7/14
参加者累計:1908名

 石巻市北上町にある十三浜での活動を報告します。

 この地区は、これまで4カ月に渡り、ボランティアががれきの撤去を行ってきましたが、まったくゴールが見えず、未だたくさんの震災ゴミが残っていました。


P1010422


 今回、十三浜での活動を開始したのは、”ある方”との話し合いがきっかけでした。

 その”ある方”とは、十三浜漁協の委員長、佐藤さん。

 「十三浜地区の漁師は、主にワカメやホタテの養殖を生業としてきたんだ。震災後、養殖に必要な資材や建物が流され、俺ら漁師は皆、海中のがれきを取り除くために毎日沖へ出ている。陸や海につながる水路の片付けまではどうしても手が回らないから、是非ボランティアさんの力を貸してほしい」

 十三浜は、震災の影響により、漁や養殖を断念しなければならないほどの打撃をうけました。「壊れずに残った船や生き残った漁師たちでもう一度、十三浜の漁業を復活させたい。そのためにも、きれいな海を取り戻したい」。佐藤さんの熱い想いに賛同し、今回の作業を始めることになりました。

 まず初めに、重機の入りにくい水路のがれき撤去作業です。


P1010400


Img_7857


<写真:足場の確保が難しほど。慎重に作業を行います>


 20人ほどのボランティアが一日かけて撤去できる範囲は、ほんの一山。でも、焦らず着実に取り除くほかないのです。

まだまだ、作業は続きます。



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7月 18, 2011 緊急支援文化、生活、習慣東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか)心のケア |

2011年7月12日 (火)

7月~9月のボランティア募集について

9月より、募集要項が変わりました!

9月からの新・募集要項は → コチラをClick !

**************************************

これまでに、ジェンの活動にご参加くださったボランティアの皆さまは、述べ1700人を超えました!

皆さまのご協力により、渡波地区や牡鹿地区のご家庭の泥や瓦礫の撤去や、仮設住宅への物資の搬入、また、炊き出しでは、泥にまみれたご自宅を掃除する住民の方々に、毎日昼と夕に食事を提供することができました。

広大なエリアに広がる津波の被害。
それでも、山のような瓦礫から被災された方々の大切なものを見つけだしたり、見つけた時に持ち主の方々と一緒に喜び合うことができるのは、全国から集まってくださったボランティアの力です。

地域の皆さんが元の生活に戻るための前向きな気持ちを一緒に後押しするために、今後も皆さんのご参加をよろしくお願いいたします。

さて、7月~9月のボランティア募集は以下の通りです。
引き続き、ご協力をいただけますようお願い申し上げます。皆さまのご支援に心から感謝いたします。

<ご参加の条件>
1.現地まで自力でお越しいただける方(現地集合・現地解散)
2.宿泊所で共同生活ができること。
3.寝袋、滞在中の自分の食料品と飲料水、作業着、装備を持参できること。

<募集スケジュール>
集合場所や時間は、現地の状況によって変わる場合がございます。必ず、ご出発前にHPで変更がないか確認の上、ご参加ください。ご不便をお掛けしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

※水曜(前日集合)と土曜(当日集合)では、集合場所が違います。ご注意ください!
※事務所は狭いため、集合時間以前に到着された方がお待ち頂くスペースがございません。集合時間の5分前を目途にお集まり頂けますようお願い致します。
※お申し込みの締切日を過ぎてしまった場合にも、定員に満たない場合にはご参加頂ける場合もございます。個別にご相談ください。なお、各回の定員は20名です。締切日前に定員に達した場合には、お申し込みを締め切らせて頂きます。

◆毎週水曜(参加日の1週間前 17:00 申込締切り)

7月20日、7月27日、8月3日、8月10日、8月17日、8月24日、8月31日、9月14日、9月21日、9月28日

9月6日~9日は活動をお休みいたしますので、予めご了承ください。

集合場所:「JEN 駅前事務所」前(※)
集合時間:前日(火曜)17:45
★集合後、オリエンテーションを実施。その後、宿泊所までお連れいたします(18:00発)。
※住所:石巻市鋳銭場3-13 SASADENBILL201(JR石巻駅から徒歩5分)

◆毎週土曜(参加日の1週間前 17:00 申込締切り)

7月23日、7月30日、8月6日、8月13日、8月20日、8月27日、9月3日、9月10日、9月17日、9月24日

9月6日~9日は活動をお休みいたしますので、予めご了承ください。

集合場所:専修大学脇プレハブ(旧JEN事務所)(※)
集合時間:当日(土曜)9:00
★集合後、オリエンテーションを実施。その後、作業場まで移動いたします。
※住所:石巻市南境新水戸284-1(石巻専修大学正門より徒歩1分。)

<宿泊場所>
JEN 渡波宿泊所
住所:宮城県石巻市渡波字山崎48-2

※上記(定員20名)が満員の場合、「JEN専修大学脇事務所」(石巻市南境新水戸284-1)

<作業内容>
個別家庭での汚泥・瓦礫の除去(津波により大量に流されてきた泥、ゴミ、瓦礫、水に浸かった家財道具の片づけ)
家庭や仮設住宅への物資配布補助
漁業復興に向けた活動の補助

子どもの遊び場であり、地元の方々の拠り所である沢や寺社、公園等の清掃

など、その時に必要な作業をお手伝いいただく予定です。
変化する支援のニーズに合わせ、お手伝い頂く作業の内容は随時変わります。ご了承いただけますようお願い申し上げます。

<その他>
お申込みいただいた後、こちらからメール、または電話にて受付完了したことをお知らせいたします。
定員に達し次第、締め切りとなりますのでご了承ください。
活動期間は1日からお受けいたします。平日のご参加も大歓迎です。
毎週火曜日は活動お休みです。
お申込み2回目以降の方は、活動開始日など調整いたしますので、ご連絡ください。
雨天の場合は、活動中止の可能性がありますのでご了承ください。

<ボランティア保険加入について>
ボランティア保険にご加入いただくことは必須です。8月までの活動お申込みの際はJENが天災Aプランへの加入手続きを行い、費用も負担いたします。

9月以降のお申込みについては、お近くの社会福祉協議会等でご自身にて加入をお願いいたします。一度加入すると2012年3月末まで有効です。

詳しくはこちら → 「hp.pdf」をダウンロード 

お申込み用紙 → 「application.doc」をダウンロード  

お問い合わせは volunteer@jen-npo.org  まで。

7月 12, 2011 緊急支援ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか) |

2011年7月11日 (月)

【子どもたちへの心のケア】 シルク・ドゥ・ソレイユによるワークショップ

6月17日、石巻市にある石巻北高等学校にてシルク・ドゥ・ソレイユ「ZED」の出演者が先生となり、体操教室ワークショップを行いました。ブラジル、ロシア、アメリカなど世界各国から集まった先生方に、生徒たちは興味津々。

この高校には、津波で壊滅状態になってしまった雄勝町の船越小学校が間借りをし、授業を再開しています。

午前は、石巻北高等学校の生徒43名を対象にしたワークショップです。

P1000913
<写真:はじめは、みんなで輪になりコミュニケーション!>

次に、ジャグリング・アクロバティク・ダンスの3つのグループにわかれます。

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<写真:思い思いの動物になりきる。中央、トラとヒョウの戦い>

「はずかしがらないで、ただ楽しんで!」先生からアドバイスが飛びます。
どんどん、みんなの動きも自由になってきます。

午後は、船越小学校の児童14名が対象です。

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<写真:ひょうきんなアーティストの演技に、みんなの緊張がほぐれる>

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<写真:アーティストの動きを真似て、大きくダンス!>

ワークショップを振り返り、北高校の先生は、
「生徒は被災地域から通っていますが、我が校は校舎が無事でしたので、今まで支援が届くことはありませんでした。今回の体操教室では、震災以後ふさぎがちだった生徒の笑顔を久しぶりに見ることが出来て、とてもうれしく思う」
と話してくださいました。

支援の形は様々ありますが、一緒に動き、ふれあい、笑い合う。輪になって皆が参加すると、言葉が通じなくても、一つにつながることが出来るのだなと、あらためて感じた時間でした。

心のケアには時間がかかります。人と人とが出会うことで生まれる力、作用する力を信じ、繰り返すことがとても大切です。

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7月 11, 2011 緊急支援企業の皆さまからのご支援東日本大震災心のケア |

【泥だしボランティア報告】 自然治癒力を信じる

期間:2011/7/1~7/7
参加者累計:1785名

 牡鹿半島荻浜地区水路の、がれき撤去・泥だし作業を行いました。

 こちらの水路は以前から作業を続けてきた荻浜小学校脇の、沢から海へと繋がる場所に位置します。この水路に入り込んだ大量の土砂やがれきを撤去しない限り、上流から流れてくる美しい水が海へと流れ込むことが出来ません。


Img_7819
<写真:下に見えている石や泥は、以前全くなかった>


Img_7820

<写真:リレー方式で泥やがれきを出す>


 荻浜小学校の校長先生にお話しをお聞きしたところ、以前、この辺りは鮎が遡上する程のきれいな沢だったとのこと。


Img_7830

 20名のボランティアによって、ほぼすべての泥・がれきを取り除くことが出来ました。

 一度汚れてしまった水路は、清掃してもすぐには以前の状態に戻らないかもしれません。ただ私たちは、少しでも早く、昔のように鮎が気持ちよく泳げる環境に戻るよう、自然の持つ治癒力を信じて活動していくことが大事だと思いました。
ここに、JENが目指す、「被災地の自然治癒力を信じる」が息づけば、と願っています。


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2011年7月 4日 (月)

【泥だしボランティア報告】 人海戦術、求むボランティア!

期間:2011/6/24~6/30
参加者累計人数:1663名


 24名のボランティアが、
渡波栄田地区の側溝清掃を行いました。

P1010006
<写真:まだまだたくさんの泥が>

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<写真:様々ながれきも詰まっている>


 炎天下の中作業をされる一人の女性に、お話を聞くことが出来ました。東京からボランティアに参加し、今回で3回目という石田さん。

 「ここの地区は、以前よりはきれいになってきているね。ただ、まだまだ復興だとか、そういうところまで来ていない。これからどうするかを頭で考える前に、まずは一度みんな現地に来てほしい。時間はかかるけれども地道な人海戦術しか今はないと思う」

 3ヵ月も経ったのに、と清掃作業の進捗に唖然とされることがあります。しかし、作業を進めていく中で、季節・状況によって新たに出てくるニーズもあります。

 梅雨の時期に緊急に必要な側溝の泥だしや、牡鹿半島や北上町など、市内から離れている地域は、ボランティアが不足していました。なので、まだがれきが山のように積まれています。自衛隊による大まかな撤去作業が終わり、後を継ぐ形でたくさんの重機が動いてはおりますが、人の手でしか取り除けない震災ゴミが、まだまだたくさんあるのが現状です。

最後に石田さんは、

「年齢を公表してちょうだい。61才女性でも泥かきが出来るってこと!」

このようなボランティアさんの一人一人の力が積み重なることで、大きな大きな力となり、被災地では今日も町が少しづつきれいになっていくのです。

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<写真:作業後の側溝>

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2011年6月27日 (月)

【泥だしボランティア報告】 百か日、合同慰霊祭にて

期間:2011/6/17~6/23
参加者数累計:1499名


 震災から百か日を迎える6月18日に、石巻市では、合同慰霊祭が行われました。

 渡波・湊地区の方々がその会場となる総合運動公園に向かう際に通る、国道398号線をきれいにしようと、石巻で活動する個人ボランティア、団体ボランティア等約300名が一斉に集い、清掃作業を行いました。

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<写真:始動式には大漁旗が>


Img_7692

<写真:一斉に、意気を高めるかけ声!>

Img_7703

<写真:道路わきの泥をかきだす>

Img_7705

<写真:土のうにどんどん入れていく>


 このような大人数で作業したのは、今回がはじめてです。今まで、場所は違えど、同じ思いで被災地の為に力を尽くしてきた仲間たち。この日だけは、声の届く範囲で、心強さを肌で感じながら作業に当たりました。

 震災がなければ、出会うことがなかった仲間たち。もちろんこんな災害、一生起きなくていい。起きないでほしい。

 でも、石巻を、宮城を、日本を、“想う”気持ちを持った人たちが、こんなにも大勢集まったのです。復興までは、まだ長い道のりが続いています。あきらめず、くじけることなく、同じ方向を見ている仲間を信じて進むしかないと、この日、きれいになった長い道を目の前に、強く思いました。

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6月 27, 2011 緊急支援文化、生活、習慣東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか)心のケア |

2011年6月23日 (木)

ボランティア体験日記5: 復興の細かい部分

~ どっちも必要、大きなかじ取りと小回りのきく活動と ~ byRT

6月15日、ボランティア活動に参加してきました。

 この日の作業は、とあるお宅が所有するビニールハウス4棟内の、海水をかぶってしまった土をかき出す作業でした。

 ほ場が海水をかぶると、作付を行っても塩害が発生する可能性が高いのだそうです。スコップで土を削り取り、土嚢に詰め、ハウスの外へ運びだしました。土嚢はおそらく百個以上、もしかしたら数百にも及んでいたかもしれません。少し蒸すハウス内での作業は、参加者の中で最も若い10代の青年でさえもヒーヒーいう作業でした。この日は、個人参加の11名と、企業の社員ボランティア、総勢30名程で作業を行いました。朝9時過ぎから15時半頃まで、途中1時間の休憩をはさみ、正味5時間ぶっとうしで無事に全てを終えることができました。

Volunteer1
 ボランティアへの参加を決意する前に、JSC主催の「東北ボランティアへ行こう、行く前に」という報告会に参加しました。この時、JENの木山さんがボランティアについてこうおっしゃっていました。

「ガラスの靴をもって、その靴にピッタリ合う人を探すようなものだ」

 当初「こんなひ弱な女が1人行って、何の役に立つのだろうか、足手まといにならないだろうか」と不安だった私に、現地でのボランティア活動の参加を決断させてくれた言葉でした。ニーズは様々であるからこそ、1人ひとり、出来る人が出来ることで支援する。それでいいんだと思った言葉でした。

 現地で実際に目にした瓦礫の山々に、国が復興に向けて動き出さなければ解決しない問題が山積みであるように思いました。大きな問題の裏には、細かい部分の支援を必要としている方々がまだまだ潜んでいるようにも思えてなりませんでした。特に年配の方が多い東北地方です。気力も体力もギリギリの中「さぁ、立ち上がろう」とする時に、踏み出す初めの一歩に手を貸せる、細かな要望に答えられる「小回りのきく」ボランティアのニーズこそがまだまだ必要なのではないかと感じています。

Voluteer2_2

JENは、石巻の渡波に無料で宿泊できる拠点(通称:渡波ウス)を持ってます。食料、寝袋、ボランティア活動を行うための十分な装備があれば、(一部貸し出してくれるアイテムもありました)後はそこに向かうだけです。

 就寝する部屋は男子、女子と分かれているので、女子でも心配は無用です。トイレも完備されていますし、水もあり、ガスコンロも利用できます。近くにはコンビニエンスストアや温泉もあります。また、震災から3ヶ月経ち、支援活動のプロでなくても、それほどの危険を侵さずに活動できる状況になってきているようにも感じました。

 ここに偶然にも同じ時期にさまざまな場所から、それぞれの思いを胸に集まった人たちとの交流も良いきっかけ、経験になりました。

 色々な形での支援がありますが、時間や体力が許す限り、今後も直接関わって行きたいなと強く感じております。

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6月 23, 2011 緊急支援文化、生活、習慣東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか)心のケア |

2011年6月21日 (火)

【子どもたちへの心のケア】じっくりと向き合う、集中!

 6月16日、石巻市の牡鹿半島にある東浜小学校で、イギリスから来たブリティッシュヨーピアン・デザイングループの皆さんが人形作りのワークショップを行いました。

 東浜小学校は牡鹿半島の中間に位置し、北・西・南が海に面する自然豊かな学校です。
学校は高台にあるため津波の直接的な被害は受けませんでしたが、児童の家々が並ぶ地域は、甚大な被害を受けました。

P1000801 <写真:どの人形を作ろうか、話をきく子どもたち>

 ブリティッシュヨーピアン・デザイングループは、今回の震災をうけ、このプロジェクトを立ち上げました。

『イギリスから愛を込めて。Give-a-Smile Toys Project―みんなで作ろう、笑顔のおもちゃ―』

のスローガンのもと、日本の子どもたちが笑顔になるよう人形のデザインを手がけました。人形をただ与えるのではなく、子ども自らが作ることによって“楽しく何かを創造できる機会を与えたい”という想いがつまっています。

P1000848 <写真:今回初めて針をさわる子も。動じず、躍動的な針づかい!>

 24名の全校生徒のなかには、針を触ったことがない子もいます。そんな中で、みんなすごい集中力です。先生にも手伝ってもらいながら、90分の時間をいっぱいにつかい、なんとか作品が完成しました。

P1000877 <写真:思いがぎゅっとつまった作品>

角田研校長は、
「今まで、物質的な支援をしていただいたり何かを見たりの、子どもたちが受け身になる支援が多かった。これからは震災うんぬんではなく、こういった様々な人と出会い学べる素晴らしい機会ととらえ、子どもたちの知的財産にしていきたい」

と、今回のワークショップを振り返ってくださいました。

 子どもたちへの心のケアは、大人以上に、このような「集中できる楽しい作業」を組み合わせます。様々な楽しいアクティビティを組み合わせ、じっくりとむきあってゆくために、長期にわたるサポートが大変重要なのです。


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6月 21, 2011 緊急支援教育支援東日本大震災心のケア |

2011年6月17日 (金)

【泥だしボランティア報告】きれいにすること、衛生状態を保つこと

期間:2011/6/10~6/16
参加人数累計:1356名

今週は中浦地区のお寺の掃除です。

Img_7617
<写真:お寺敷地内の池に津波によって泥が。バケツリレーでたまった水を外へ出す
作業>

 一度たまってしまった水は約3ヵ月の間ずっとこのまま、ボウフラなどの幼虫や細菌の繁
殖につながります。水を外に出し終えたら、底にたまった泥もかき出し土のうにつめて処
理します。

Img_7635
<写真:お墓のようす>

Img_7644
<写真:お墓の敷地内に入った泥を出す作業>

津波は、お墓をなぎ倒しました。墓石を元の位置に戻す作業は専門の業者が行いますが、
泥をかぶっているお墓や周辺の細かな掃除は、ボランティアの手で行いました。

Img_7639
<写真:お寺の中のようす>


泥をかぶった写真や資料を、一枚一枚丁寧にふき取り整理します。

今回のように、一つの場所で様々なニーズがあるケースも多く、作業には時間と根気を要
します。こちらのお寺での清掃作業は、一日平均20名前後のボランティアが行っていますが、今後もまだまだ続く予定です。


6月 17, 2011 緊急支援東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか)心のケア |

2011年6月10日 (金)

【泥だしボランティア報告】 果てしない作業、だからこそ人手が必要

期間:2011/6/3~6/9
参加人数:1192名

今週は渡波地区、民家周辺の側溝掃除です。

P1000338 <写真:側溝の様子。3ヵ月ほどたった今も泥とゴミでいっぱい>

家屋の泥だしが進んでいる地区でも側溝は泥とゴミで埋まっています。なので、雨が降ると下水が逆流し溢れ出たという報告さえあります。

なので、梅雨に入る前までに水路の確保が急務です。

Img_7586 <写真:ふたを一つずつあげていく。重さは約20kg>

Img_7625

Img_7626
<写真:かき出した泥は土のう袋に入れていく>

Img_7627

<写真:泥を出し終えた側溝には石灰をまいて消毒します>

側溝の掃除は、天候や場所の状況にもよります。一日約500mを30人程のJENボランティアが一斉に作業にあたります。重いコンクリート製の側溝のふたを一つ一つ手作業で開け、濡れた泥をかき出す作業は容易ではありません。

作業を終え疲れ切ったボランティアのもとに、近所の子どもがかけよってきました。

110605_144319

<写真:手作りのお礼カード>

家の周りをきれいにしてくれてる人たちに、自分たちは何が出来るだろう?と、兄弟で話し合い「お礼カード」を作ることになったそうです。

こういった暖かい心の交流も、外からやってくるボランティアにとっては明日への活力につながるのでした。

***

<泥だし・がれき撤去にあたるボランティアへの注意事項>

―日射病対策―
・作業時間、休憩の取り方
 休憩はこまめにとりましょう。作業を1時間行ったら10分の休憩、次に50分の作業、10分の休憩という風に作業時間を短くしていきましょう。
・持ち物
 塩分、水分をこまめにとるようにしましょう。塩、うめぼし、水を持ちましょう。
(石巻市社会福祉協議会より)



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6月 10, 2011 緊急支援東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか)心のケア |

2011年6月 6日 (月)

【泥だしボランティア報告】 ボランティア1000人突破しました!

期間:2011/5/27~6/2
参加人数累計:1037名

 今週は、牡鹿半島の荻浜小学校脇にある沢のがれき撤去が主な作業でした。ここは災害前、子どもたちが沢遊びをする遊び場になっていました。いつも当たり前のように美しい水がさらさらと流れる沢に、津波によってがれきが押し寄せてきたのです。

110603_104613 <写真:小学校脇の沢。海から濁流とともにがれきが>

P1000334
<写真:大まかに分類し、重機が入りやすい道路沿いへ運ぶ>

P1000335

<写真:途中、「Are you OK?」と声をかけた瞬間、三輪車からこぼれ落ちる!
「You are Hero~!」大変な作業の中、初対面のボランティアさん同士の交流も>

110602_140228_2
<写真:毎日来てくれる大勢の大人(外国人!)たちに驚きながらも興味津々。地域の人たちとのコミュニケーションも>

 JENがこの沢の作業を担当してからは、毎日約20名のボランティアさんが来てくださり、5日間かけて撤去作業を行いました。足元が滑りやすく、流れてきた木材等も水分を含んで重いため作業は難航しましたが、みんなで声を掛け合いながら無事作業を終えることが出来ました。

 余震が続く中、がれきを撤去しても以前のように安心して遊べる沢に戻っていないのが現状です。ただ、一日も早く目の前から災害の爪痕が消えることが目標です。

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6月 6, 2011 緊急支援文化、生活、習慣東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか) |

サッカー少年大集合!

~岡田元代表監督のサッカー教室~

 6月4日(土曜日)、鹿妻(かずま)小学校は、わくわく感とドキドキ感につつまれていました。始まる2時間も前から体をあたためていた子どもたち。日差しが強く暑い一日だったので、バテないかな?と心配でしたが、駆け足で岡田監督が校庭に現れた瞬間、歓声が湧き上がり子どもたちの疲れも吹っ飛びました。

 簡単なあいさつの後、元Jリーグ監督城福さん、元Jリーガー黄川田さん、権東さんも加わりさっそく岡田監督によるサッカー教室スタート!

 石巻のサッカー少年団4チームが集まっての合同練習です。まずは、チームワークを作るためのレクリエーション。

Rimg3373_low <写真:レクリエーションでももちろん真剣>

P1000440_low
<写真:2人でボールを運ぶ。なかなか難しい~>

ボールとも仲良くなったところで、さあ、大人数で大サッカー大会!

P1000469_low
<写真:元Jリーガー黄川田さんも真剣勝負中>

Rimg3397_low
<写真:集合写真を撮るとる時も、岡田監督はしっかり厳しく指示「ほら、そこ!」>

 子どもたちの岡田監督を見つめるまなざしは、真っ直ぐでキラキラしていました。終始和やかに、また叱るときは真剣に、岡田イズムが校庭の隅々まで行きわたった素晴らしいサッカー教室でした。

 サッカー教室の後、近くにあるJENのコミュニティーカフェ「鹿妻茶屋」へ。地域の方がいれてくださったコーヒーをいただきながら、被災地の状況やJENが行っている現在の活動をお話させていただきました。

Rimg3414_low
<写真:「ここまで津波きたの!?」>

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<写真:自治会長さんのお話しを聞く岡田監督>

 被災地のことを震災・津波直後から真剣に思い、考え、アクションにつなげていらっしゃる岡田監督。サッカーが持つ力、これからの日本についてなど、大きなビジョンをお聞かせくださいました。感動の余韻にひたりつつ、石巻の片隅での熱い熱い一日は幕を閉じるのでした。

*「KICK OFF未来」サッカー教室は、ジャパン・フラットフォームの協力を得て開催しました

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6月 6, 2011 イベント緊急支援企業の皆さまからのご支援東日本大震災心のケア |

2011年6月 1日 (水)

【泥だしボランティア報告】より複雑になってきた泥だしのニーズ


期間:2011/5/20~26
参加人数累計:875名

先週に引き続き、JENの泥だしボランティアは渡波地区、牡鹿地区の2ヵ所で行っています。

泥だしボランティアは開始から2ヵ月がたちました。最近のニーズは、避難先から帰宅された方の家屋の泥だしや、以前に活動したところへの再ニーズも出てきています。また、歩道上のがれきの撤去も進んでいて、側溝掃除が可能になりつつあります。ただし、公道に関しては市役所の道路課が行う方針を打ち出したので、JENでは個人宅間の側溝掃除を進めるため、現在市役所から預かった下水道台帳をもとに、作業可能な箇所を選定しています。

Rimg3340_20052011_low(写真:牡鹿半島での水路掃除の様子)

足場の悪い場所での作業は危険が伴います。重機でしか取り上げられないものもありますが、細かながれきやゴミは人の手によって取り除かなければなりません。

どうすれば安全にかつ効率的に作業を進めていけるか、互いに声を掛け合いながらこのような作業は延々と続いていきます。

P1000196_20052011_low(写真:がれき一時置き場)

集められたがれきは、このような仮置き場に運ばれ積み上げられていきます。石巻市のがれき量は、宮城県全体の3分の1を占める膨大な量です。仮置き場に適した平らなまとまった場所の確保は、仮設住宅建設が優先的に行われる現状では、困難な状態が続いています。

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6月 1, 2011 緊急支援東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか) |

2011年5月23日 (月)

【泥だしボランティア報告】 3日通ったお宅の話

2011/5/13~19
参加人数累計:701名

 こちら石巻では大型連休後ボランティアに来てくださる方が減っていく中、引き続き瓦礫撤去、被災家屋の泥だし片付けのニーズは増えています。また新たなニーズで、梅雨に入る前までに側溝の泥だしをしてほしいという声も出てきています。

 ただいまJENで行っている泥だしは渡波地区、牡鹿半島の2つの地域です。
P1000131_23052011_low


 (写真:渡波地区のお宅の庭。家屋からかき出した泥が積み上げられている様子。)
 

 こちらのお宅の泥だし作業は今回で3回目。1回目、2回目は泥を出すスペースを確保するため、初めに庭にある瓦礫の撤去を行い、次に家屋の中の大きな家財道具等の撤去、そして泥だしと続いています。

 家屋から出された泥は一定期間外で乾燥させた後、泥とゴミに分別します。分別されたものは、それぞれ土のう袋に入れ処理しますが、割れた木材、ガラスの破片や鉄くず等の危険物が混じっていた場合は、他のゴミとは別の土のう袋に入れたりと根気のいる作業は続きます。

P1000134_23052011_low

 家屋から泥を出す際には、あらかじめアルバムや遺影などの「大切な思い出の品々」は分けます。乾燥した泥の中から見えているもの一つ一つにそこに住む人の思い出が詰まっているような、そんな気がしてきます。

そんな思い出を傷つけないよう、丁寧にかつ力強く今日も作業は続きます。

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5月 23, 2011 緊急支援東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか) |

2011年5月21日 (土)

ボランティア体験日記4:もちつもたれつ

〜 その気持ちがあれば大丈夫だよ!一緒に行こう!! 〜 by K.K

国籍、年齢、職業、性別・・・バックグラウンドが全く違う人達と共同生活をする事は良い刺激となりました。作業チームの団結力が容易に形成されたと思います。

Img_1747

作業内容は各ニーズに基づいた作業で、様々なニーズがありました。泥出し、藁出し、瓦礫撤去、家の片付け、物資運搬・・・ 正直楽な作業なんてありません。

それでもニーズ元のお宅に伺えば、みなさん前向きに復興に向けた思いを秘めて気丈に振舞っていらっしゃったのが印象的でした。休憩中やお昼には差し入れを頂いたり、道ですれ違えば「ご苦労様です」と声を掛けて頂きました。

「食料は自己完結で」と言われていますが、石巻市に限っては少しは地元のスーパー等に頼るのも良いと思いました。スーパーや飲食店も徐々に営業再開されて商品も充実しており、現地でお金を使っていくのも支援のひとつだと思います。また、現地の方からの食事や差し入れを頂く事も大事だと思いました。「持ちつ持たれつ」の関係が、双方にとって気持ちよく作業できる(お願いできる)事に繋がると思います。

GW中は、道路がボランティア渋滞をしたり、ボランティアの受け入れを中止したという話を耳にしました。阪神大震災に比べて、SNSやインターネットの発達によって3.11が「対岸の火事」と思わない人が増えたと思います(自分もその1人です)。

ボランティア休暇に対して前向きな考えを示している企業も増えているようです。この流れが一過性の物ではなく半年後、1年後、2年後以降に自分も含めて世間の関心が薄れていかないように継続的な活動を出来たらと思います。

「ボランティア行きたいけど経験ないし・・・なかなか一歩が踏み出せない」

周囲にそんな人がいたら、経験している人が

「その気持ちがあれば大丈夫だよ!一緒に行こう!!」

と、一歩を踏み出す手伝いが出来れば、もっと支援の輪が広がっていくと思います。

Img_0914

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5月 21, 2011 緊急支援東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか) |

2011年5月20日 (金)

【炊き出しボランティア、チーム5】鹿妻地区で毎日200食(超え)!

(お詫び)さきの公表にて、鹿妻(かづま)を牡鹿(おしか)と表記しておりました。混乱をお招きしてしまいましたこと、深くお詫び申し上げます。正しくは、鹿妻地区です。

5月9日までは、ひとつのチームで運営していた炊き出しですが、10日より、2チームに増えました。これに伴い、毎日400食以上を提供できるようになりました。

110512_115800

このたびオープンした炊き出し場は、鹿妻(かづま)地区です。いずれ炊き出しは終わりますが(始まったばかりなのに、変な言い回しですね、すみません)、この場所は、いずれコミュニティの人たちが、気軽に立ち寄れる場所になる予定です。

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ボランティア体験記3:牡鹿半島で泥だしボランティア

人生初のボランティア - by K

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ゴールデンウイークの5月6~7日、人生初の災害ボランティア活動に参加ました。

初日は石巻市北部牡鹿半島の十八成(くぐなり)地区にて、漁船の修理工場とおぼしき場所での瓦礫の仕分・整理作業をメンバー6人で手伝いました。

工場長のおやじさんの話では、ここの海岸は踏みしめると砂が鳴く鳴き砂で有名な海水浴場だったそうですが、今や砂浜自体が無くなってしまっており、全く見る影もありません。

敷地内には海水をかぶって動きそうもない4トントラック、なぜか路線バス、泥に埋まったトラクターなどがあり、地面には、船のスクリュー、修理用の部品、釘、ネジ、ガラス片、スレート片などが混ざった泥がありました。

作業はこの泥からタイヤのパンクにつながる釘、ネジ、ガラス片を取り出すというもので、畳二畳ほどの片付けで一日が終わってしまいました。おやじさんが試しにトラックを始動してみると言うので手伝ったところ、水没したはずのエンジンが勢いよく始動しました。これによりトラックのウインチが使えるようになり泥に埋まっていたトラクターの引き上げに成功しました。この時のおやじさんの嬉しそうな顔が忘れられません。

20110512oshika_3

2日目は、市内渡波地区のお宅の一階部分の片付けをメンバー6人で行いました。




わずか2日間の作業でしたが、日ごろの運動不足もあり、終わる頃には、足・腰・背中・肩・腕の筋肉がパンパンに張ってしまいました。

会社勤務に戻った今も筋肉痛が続いていますが、それを意識する都度わずかながら被災地の方と痛みを分かち合えたような気がします。

(追伸)ヨーロッパはスイスから、仕事を長期休んで(その間No Salaryとのこと)、単身、災害ボランティアに参加している若者が居ました。全く頭の下がる思いでした。

この狭い日本で何万人もの仲間が被災し困窮している今こそ、被災地向けの掛け声ばかりでなく日常生活の復旧を支える時だと痛感しています。

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5月 20, 2011 緊急支援東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか) |

2011年5月17日 (火)

ボランティア体験記2:うちも、お願いできるかね?

~ うちも、お願いできるかね?~ by P.F

 4月23日~5月10日までボランティアに参加し、昨日、石巻から戻りました。おかげさまで有意義な時間を過ごせました。

 渡波(わたのは)の家があったおかげで、各地から来たボランティアとも初対面なのにチームとしてうまく機能したと思います。また活動地域の住民の方々ともコミュニケーションがとりやすかったです。


 所有する三軒すべてが浸水したというご家庭の、うち二軒を清掃しました。持ち主さんは、非常に喜んでくださり、一階部分を清掃した一軒目は、早速翌日から避難所生活でノイローゼ気味だったお友達に、かしてあげたそうです。私が作業をしていると、次第に住民の方々も気楽に声をかけてくださるようになり、「うちもお願いしたい」といってくださるようになりました。

Img_1418_low


 作業現場では、お茶をふるまってくださる方も多く、作業の合間にお茶のはしごをするようなこともありました。
中には、夜に豚汁を作って渡波の家に持ってきてくださる方もいらっしゃいました。まるで、被災者の方から炊き出しを受けているような状態になりましたが、それによって会話がはずんだことが楽しかったです。

 一方、「ボランティアに掃除を頼むことに気がひけた」、といっていた方もいましたし、頼んでもなかなか来てもらえないから不安になった、と胸の内を明かしてくださる方もいました。

 仲良くなっていろいろお話したおばあちゃんの中には、私が数日のあいだ顔を出さないと、不安気に「まだお願いしたいことがあるけれど、忙しそうだから頼んでもいいのだろうか?」、と言う方もいました。

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 ごみ捨て場所の境界線や、狭いコミュニティならではのそれぞれのご家庭の関係など、深入りすればするほどいろいろと話を聞くこともありました。バランスを保ちながら信頼関係を築くことが重要だなと思いました。

 たまたま私は長期間いることができたので、いろんな体験をしました。短期ボランティアのみなさんにとって、そこで働きやすく、また地元の人たちに受け入れられやすくするためには、地域コミュニティでの関係性が大きく左右すると思います。その点でコミュニティに根差したJENの活動は有意義だと思いました。

 現地スタッフの皆さんはハードワーカーでした。(調整員)二村さんなど、そのうちぶっ倒れるかと思いましたが、見かけによらずタフそうです。

 GWがすぎて人が少なくなり、現地での需要も時間の経過とともに変化すると思いますが、私もできるかぎり必要とされることをすることで支援できればと思っています。

 そんなわけでまた5月22~26日にボランティア参加したく思いますのでよろしくお願いいたします。
またバイクで行く予定です。


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泥だしボランティア、まだまだ募集しています。
くわしくは、こちらへ

*ボランティア参加者のみなさん、ぜひ、感想をお聞かせください!
メッセージの送付先は、こちらへ info@jen-npo.org  件名「ボランティア体験記:参加日、お名前」

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口座名 JEN

 
通信欄に「東日本大震災」と記載ください。


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プルダウンメニューから「東日本大震災」をお選びください。

その他、銀行へのお振り込みに関しては、恐れ入りますが、ジェン東京本部(03-5225-9352、担当:富田、浅川)までお問い合わせください。

皆様のご協力をよろしくお願いします。
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5月 17, 2011 緊急支援東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか) |

渡波ウス管理人より、その2:~ボランティアの力~

 様々なバックグラウンドを持つ全国から集まったボランティアさんは、泥出しや炊き出しの作業はもちろん、宿泊所の中でも大活躍。

 宿泊所では、電気、ガス(カセットコンロ)、水道が使えますし、少しの調理器具や食器もありますので、簡単な調理ができます。ボランティアさんの一人(イタリア料理店で働くシェフ)は、各々が持ち寄った食材と、「にんにく」のかわりに「しょうが」を使い、「だし」のかわりになんと「インスタントラーメンのスープの素」を使って、おいしいバスタを皆にふるまってくれました。

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 前回、ここで訴えた(!)「動かない障子」は、もう一人のボランティアさん(本業は建具職人)の出番です。枠を削って動くようにしてくれました。さすがの職人技にボランティア全員が注目。すると、残りの障子についても、あっという間に、きれいに張り替えてくださいました。あっという間ですよ! まわりからは感嘆の声があがりました。


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 裏庭でとってきた竹を使ってコップやお箸を作ってくれたボランティアさん(本業は庭師)、ホットワインをふるまってくれたボランティアさん(フランス大使館の皆様)などなど、宿泊所では、ボランティア同士の交流がとても活気にあふれ、皆さん充実した日を送られていたように感じました。

 今回、宿に訪れたボランティアさんの多くが、
「震災の被害の大きさを知り、いろいろと考えるより先に、まず体が動いた」と仰っていました。

 これから先、長い支援が必要になります。人手がまだまだ必要です。しばらく管理人は留守にしますが、宿泊所では、いつでも皆様をお待ちしています。



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5月 17, 2011 緊急支援東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか) |

渡波ウス管理人より、その1:~ゴールデンウィーク限定の管理人~

 ゴールデンウィーク期間中、JENボランティアの拠点となる宿泊所で管理人ボランティアをしました。JENの渡波(わたのは)宿泊所には、毎日平均20名程のボランティアが訪れます。施設の管理を任された私の主な仕事は、その日の宿泊人数の把握、部屋割、室内のルール説明などですが、ここはオープンしたばかりの宿泊所。管理人の大切なもう一つの仕事は、住環境を整えることでした。

 何年も使われていなかったこの民家は、障子が破れたままになっていました。東北の春は一足遅れなので、ゴールデンウイークといえども朝晩は大変冷えます。なので、障子を張り替えるだけでも部屋の温かさがずいぶん違います。そこで、早速、張り替えの作業にとりかかろうとしたところ・・・・ 地震の影響で「壁」が下がってしまい、障子がするりと上手くはずれません。仕方なくそのままのりをつけることに。

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 また、一生懸命泥出しのボランティアをしている皆さんが帰ってくる夕方は、玄関があっという間に泥だらけになるので、玄関の掃除も欠かせません


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 その他にも、ほこりをかぶった食器をきれいに洗ったり、食器棚を整頓したり、部屋の掃除や共用タオルの洗濯をしたり、作業の様子を語るボランティアさんの話を聞いたり、まるでボランティアの皆さんのお母さん(!)になったような気分でした。

 JENボランティアの皆様、短い間でしたが、住み心地はいかがでしたでしょうか?

(by Y.S)

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5月 17, 2011 緊急支援東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか) |

2011年5月15日 (日)

【大工道具の募集】本日をもって無事に終了いたしました。

道具をお送りくださった皆様、ご協力ありがとうございます!

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(写真:牡鹿半島、鮎川の公民館前、5月末の様子)

地震・津波から2か月たった現在も、石巻ではがれきの撤去、汚泥の除去作業が続いています。

石巻の牡鹿半島では、2か月以上たった現在でも大型の重機が入りにくい危険な場所がたくさんあり、人の手を使っての細かな作業はまだまだ困難な状況です。

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それとは別に、建築制限区域に指定されている場所、今後の復興計画の見通しがつかない中、津波の被害にあった家屋の修復作業が着々と進んでいる地域もあるのが現状です。

そこで、住宅再建や修復の作業にあたられる方々のために、大工道具の募集を呼び掛けさせていただきました。その結果、計33名の支援者のみなさまが応じてくださいました。

ざっと280品目もの大工道具などの工具類・釘・ネジが集まりました!

以下、道具を配布させていただいた場所です。

・小網倉浜
・給分浜
・小渕浜
・牧浜
・竹浜
・福貴浦
・荻浜
・大原浜
・狐崎浜
・鹿立浜

こちらの大工道具を使わせていただき、被災地の復興は進みます!

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5月 15, 2011 緊急支援支援物資配布東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか)住宅再建 |

2011年5月 7日 (土)

ボランティア体験記1:ドロダシボランティア

アルガイジンノタイケン ー By GM (日本在住イギリス人)

ゴールデンウイーク前の4月26、27日、石巻で泥だしボランティアに参加しました。私がジェンのボランティアに参加を決めたのは、「無駄なし、草の根、支援の届かないところに向かう」、という団体の評判を聞いていたからでした。

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石巻へは、持参したテントで他のボランティアと共に野営する心の準備をして向かいました。ところが、到着してみると、たった2日前にボランティアの拠点となる古い一軒家を確保した、というではありませんか。そこは、渡波(わたのは)という、津波が直撃した地域にありました。結果的に、私と同じ時期に参加したジェンのボランティアは、幸運にもこの古い一軒家に一番乗りとして泊まる事ができました。ここにはシャワーはありませんが、電気とトイレが使えるようになっていました。日中のハードワークの後、屋根と電気のある場所でほっとひと息つけることは、とてもありがたかったです。(キャンプサイトでは、この日は春だというのに朝晩とても寒く、風が強く、加えて雨も降っていました。なので、多くのボランティアが車で寝泊まりしていました)

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石巻で出会ったボランティア仲間を紹介します。皆、それぞれに、とても興味深いバックグランドの持ち主でした。息子とその友達を車にのせてやってきた人は、アフガニスタン生まれだそうです。ドイツで教育を受けた半導体研究者で、1991年から日本に住んでいます。会社のボランティア休暇を利用してスイスからはるばるやってきたウエブデザイナーもいました。ヘブライ語に堪能な日本人写真家は、東京からなんとバイクでここまで来たそうです。

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泥だしの「ニーズ」は、被災者のみなさんがボランティアセンターに提出します。ボランティアセンターでは、登録者の中からニーズに応えらそうなボランティアを指命します。私の滞在中、ニーズの多くは、津波によって大量のゴミが堆積した地面をきれいにすることを手伝ってほしい、といった内容でした。作業初日、私に課せられたミッションは、ゴミを整理する作業でした。期待どおりだったので喜び勇んで挑みました。ところが、ゴミの種類は様々でドアや窓、柱など、重い固まりが多く、とにかく移動することさえ手こずりながらの骨の折れる作業となってしまいました。

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二日目は、「わら(藁)」の掃除です。一面に乾燥した草が散らばっていたのですが、これを拾い集めて一カ所にまとめるという作業でした。初日のハードワークに比べると、草の除去ですから楽勝だと思いました。ところが、これがまた大変で、重さはドアや窓にくらべると格段に軽いのですが、倒れた木の下や、ちょっとした隙間に挟まっているので、取り出すのが大変。まとめてもまとめても風で飛んでしまったり、腕からこぼれ落ちたりと、悪戦苦闘の連続。最終的に、仲間4人でわらをかき集め、悪臭を放つおんぼろ絨毯をくるくる巻くようにして、一気に巻き固め、なんとか除去できました。掃除を終えたときには、その達成感に、とにかくうれしかったです。

津波は、433,000平方キロを襲ったそうです。ということは、どれほど多くのボランティア有志が街の掃除に参加したとしても、何年もかかる、気が遠くなるほどの作業だ、ということです。

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泥だしボランティア、まだまだ募集しています。
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5月 7, 2011 緊急支援東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか) |

5/11以降のボランティア募集について

ゴールデンウィークにはたくさんのご参加をありがとうございます!

皆さまのご協力により、渡波地区や牡鹿地区のご家庭の泥や瓦礫の撤去を行うことができました。また、炊き出しでは、泥にまみれたご自宅を掃除する住民の方々に、昼と夕に毎日の食事を提供することができました。

広大なエリアに広がる津波の被害。
それでも、山のような瓦礫から被災された方々の大切なものを見つけだしたり、見つけた時に持ち主の方々と一緒に喜び合うことができるのは、全国から集まってくださったボランティアの力です。

地域の皆さんが元の生活に戻るための前向きな気持ちを一緒に後押しするために、今後も皆さんのご参加をよろしくお願いいたします。

さて、5/11(水)以降のボランティア募集は以下の通りです。
引き続き、人びとが元の生活を取り戻すための復興までの道のりに、ご協力を頂けますようお願い致します。皆さまからのご支援に心からの感謝を申し上げます!

ゴールデンウィーク中の「ボランティア体験記」は、コチラ(泥だしボランティア)とコチラ(物資配布)。

<ご参加の条件>
1.現地まで自力でお越しいただける方(現地集合・現地解散)
2.宿泊所で共同生活ができること。
3.寝袋、滞在中の自分の食料品と飲料水、作業着、装備を持参できること。

<募集スケジュール>
集合場所や時間は、現地の状況によって変わる場合がございます。必ず、ご出発前にHPで変更がないか確認の上、ご参加ください。皆さまにはご不便をお掛けしますが、どうかご了承いただけますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

◆毎週水曜(毎週月曜・昼12:00 申込締切り)

5月11日、5月18日、5月25日
6月1日、6月8日、6月15日、6月22日、6月29日
7月6日、7月13日、7月20日、7月27日

集合場所:JEN事務所前(※)
集合時間:前日18:00
★集合後、オリエンテーションを実施。その後、宿泊所までお連れ致します。

◆毎週土曜(毎週木曜 17:00 申込締切り)

5月14日、5月21日、5月28日
6月4日、6月11日、6月18日、6月25日
7月2日、7月9日、7月16日、7月23日、7月30日

集合場所:JEN事務所前(※)
集合時間:当日9:00
★集合後、オリエンテーションを実施。その後、作業場まで移動致します。

※JEN事務所は、5月中に移転の予定です。変更の際には、このHPで告知いたします。
住所(5月7日時点):
石巻市南境新水戸284-1(石巻専修大学正門より徒歩1分)

<宿泊場所>
JEN 渡波宿泊所
(宮城県石巻市渡波字山崎48-2)

<定員>
各日30名

<作業内容>
★個別家庭での汚泥・瓦礫の除去(津波により大量に流されてきた泥、ゴミ、がれき、水に浸かった家財道具の片づけ)
★家庭や仮設住宅への物資配布補助

など、その時に必要な作業をお手伝い頂く予定です。
変化する支援のニーズに合わせ、お手伝い頂く作業の内容は随時変わります。どうかご了承頂けますようお願い申し上げます。

詳しくはこちら→「voluntter_from_may_11.pdf」をダウンロード

お申し込み用紙→「application.doc」をダウンロード

お問い合わせは、volunteer@jen-npo.org まで。

5月 7, 2011 緊急支援東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか) |

2011年5月 6日 (金)

【炊き出しボランティア、チーム4】 毎日200食

石巻市の中屋敷地区で行わせていただいている炊き出し。
スタートしてから早、ひと月がたちました。

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4月7日に100食でスタートした炊き出しは、ゴールデンウイーク期間中ということもあり、たくさんの方が利用してくださっています。この地域の住宅では、津波が運んできた泥をかきだす作業に日々奮闘中です。お掃除の合間に食事を取ろう、とこの炊き出しテントに通ってきてくださいます。

1週間毎にローテーションを組んでいる炊き出しチームですが、今回は、4月7日のチーム1が再び登場!

現場では、石巻事務所のスタッフ(写真:加藤由美子)も加わり、被災者のみなさん、ボランティア、ジェンスタッフが和気あいあいと暖かい食事を楽しく作ります。

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もうすぐすると、炊き出しボランティアの拡大版「コミュニティ・スープ・キッチン」がスタートします。

ゴールデンウイークはもうすぐ終わりますが、復興への歩みは始まったばかり。
引き続き、皆さまおひとりおひとりからの応援をよろしくお願いします!


炊き出しボランティア、大募集
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5月 6, 2011 緊急支援事務所・スタッフ東日本大震災炊き出しボランティア |

2011年4月28日 (木)

【炊き出しボランティア、チーム2】 番外編 お花見

4月25日、炊き出しチームは、お花見メニュー: かき揚げうどん、もち、ぜんざい

敷地をお借りしている中島産業さんにお誘いいただいたそうです。
きれいな桜の木ですね。





Ishinomaki_04255炊き出しボランティア、大募集
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4月 28, 2011 緊急支援文化、生活、習慣東日本大震災炊き出しボランティア |

2011年4月26日 (火)

【炊き出しボランティア、チーム3】ほっかほっかのラーメン3000食!

4月22~24日の3日間、ラーメンの炊き出しが行われました。
大量に3000食もご準備いただけたので、場所も思いきって、初日は駅前に設置。

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津波以来、残念ながら電車が運行していないので、6週間もの間、
少しさびしいたたずまいのままの、渡波(わたのは)駅。

初日の22日は、あいにくの雨にもかかわらず、長蛇の列が出来てしまいました。
4月中旬とはいっても、東北では雨が降ると一気に気温が下がってしまいます。

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初日1200食、2日目600食(すし屋前)、最終日1200食(かずま地区の住宅街)、合計3000食はみごとに完食!

チーム3の皆様、どうもありがとうございました。

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4月 26, 2011 緊急支援東日本大震災炊き出しボランティア |

2011年4月25日 (月)

ゴールデンウィーク中の「泥だしボランティア」募集!

募集を終了致しました。ゴールデンウィーク期間中(4/29-5/8)には、述べ479名のボランティアの方々にご参加いただきました。ありがとうございました!今後も引き続き、ご参加いただけますと幸いです。5/11以降のボランティア募集要項はコチラ

ゴールデンウィーク中の「泥だしボランティア」を以下の通り募集いたします。

ゴールデンウィークは、多数の方のご参加が見込まれるため、各日、定員が50名となり次第、締め切らせていただきます。

皆さま、ぜひお早目にお申し込みください!

現在までの「泥だしボランティア」活動報告はコチラ

<ご参加の条件>
1.現地まで自力でお越しいただける方(現地集合・現地解散となります)
2.宿泊所での共同生活ができること。
3.寝袋、滞在中の自分の食料品と飲料水、作業着(厚手の長靴(安全靴も可)、厚手のゴム手袋、汚れてもよい長袖長ズボン)を持参できること。

<募集スケジュール>
4月:29日(金)、30日(土)
5月:1日(日)、2日(月)、3日(火)、4日(水)、5日(木)、6日(金)、7日(土)、8日(日)

◆お申込締切
4月29日(金)、30日(土)、5月1日(日)、5月2日(月)、5月3日(火)、5月4日(水)、5日(木)、6日(金)、7日(土)、8日(日)

→定員に達したため締め切りました。

<集合について>
場所: JEN石巻事務所前(石巻市南境新水戸284-1)
◆時間:  前日に石巻入りされる方  夕方17:00集合
            当日に石巻入りされる方  朝8:30集合

※前日に石巻入りされる方は、集合後、マイクロバスで宿泊所に移動します。
※当日に石巻入りされる方は、集合後、マイクロバスでオリエンテーションの場所まで移動します。

<オリエンテーション>
時間:当日 朝9:00~
場所:石巻市立女子商業高校(宮城県石巻市渡波浜曽根山1)

集合場所、時間は、現地の状況によって変わる場合がございます。必ず、ご出発前にHPで変更がないか確認の上、ご参加ください。皆さまにはご不便をお掛けしますが、どうかご了承いただけますよう何卒よろしくお願い申し上げます

<作業内容について>
泥出しボランティアの皆さまには、泥出し作業以外に、瓦礫撤去や家の片付けなどの活動も行っていただいております。また、ゴールデンウィーク中には、仮設住宅への物資配布・物資の仕分け作業等も発生してくる予定です。予めご了承いただけますようお願いいたします。

詳しくはコチラ→「dorodasi_GW.doc」をダウンロード   

お申し込み用紙はコチラ→「application.doc」をダウンロード

お問い合わせは、volunteer@jen-npo.org

※メールの件名を【泥だしボランティアについて】と記載してください。

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4月 25, 2011 緊急支援東日本大震災 |

2011年4月21日 (木)

【炊き出しボランティア、チーム2】毎日130~150食、配布しています

4月12日にスタートしたチーム2のみなさんから写真とメッセージが届きました。

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「炊き出しを始めて1週間、昼食・夕食の炊き出しを毎日続けています。毎食約100人くらいの人が来てくださいます。ずっとおにぎりしか食べてなかったという、避難所に滞在中の避難者の方が、ここの噂を聞いて来てみた、とおっしゃったり、わいわいがやがやと、口コミで食事に来て下さる方が増えています。
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 災害の被災地では、水が不足することが多いので、衛生上の理由から生野菜などは出せません。でも、自分達の作っているおいしい野菜を食べてほしいし、石巻ではベースキャンプで洗うことができるので、トマト・キャベツ・きゅうりなどを出させていただいてます。すると、とても喜ばれます。

 うどん・コロッケを出した時は、熱々を食べてもらうことができたので、格別の反応でした。

 食事の時に
『何か困ったことないですか』と声かけると
『夏服がないからどうしよう』、『ほうきとチリトリがほしい』など困っていることを出してくれます。

 毎日お会いする被災者の皆さんと、少しずつ気持ちが通じ合ってきているので、やはり、単発よりも最低1週間は続けてボランテイアをするのが良いと思いました」

 炊き出しチームの中には、その合間に泥出しをおこなっている人たちもいます。

「『泥だし隊』も、最初は機械や車を使って、猛スピードでガンガンやろうと思いましたが、近頃は、その家の人と一緒に一軒一軒色々会話をしながら進めるのもいいかなと、その取り組み方も少し調整しています。

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 ここに今日(20日)から理容師美容師ボランティアが応援に駆けつけました。隣の工場敷地内に臨時サロンが登場し、早速8人の方が利用されました。『男前あがった!』とお友達に自慢げに理容を宣伝してくれたり、被災以来始めてとなったヘアカットに、女性は炊き出しチームにわざわざ見せに来てくれました。

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 全国の若者がたくさんボランティアに来ています。被災者の方から、『ほんとうに、炊き出しに来てくれたり、いっしょに泥だしをしてくれるのが、涙が出る程うれしいし、若い人達の親御さんに、よくこんな風に育ててくれたと感謝の気持ちでいっぱいです』と言ってもらったるするそうです」

 この一週間で、ある程度日々の流れが出来てきましたが、被災者の皆さんの声をもっと聞いて、必要なことをやれるようにしていきたいと、炊き出しチーム2の隊長、光太郎さんはおっしゃっていました。

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4月 21, 2011 緊急支援東日本大震災炊き出しボランティア |

2011年4月17日 (日)

世界中から集まるボランティアと共に

ここ、宮城県石巻市にあるボランティアセンターには、世界中からボランティアが集まっています。
ジェンのボランティアもしかり。先週末はタイからひとり、勇敢な助っ人が登場しました。
お友達で日本語がわからない方でも大丈夫。ジェンのスタッフは国際協力NGO職員です。安心してお申し込みください。

Call for volunteers around the world.
We are receiving inquiries from various countries. Those who wish to contribute to the recovery of Tohoku, feel free to contact us. JEN is an established International NGO implementing emergency - self-reliance program in Haiti, Iraq, Afghanistan, Pakistan, Sri Lanka and Sudan.

For inquiries (in English)

Sludge Removal Volunteer click here

Soup Kitchen Volunteer, click here

4月 17, 2011 緊急支援東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか)炊き出しボランティア |

2011年4月12日 (火)

第1回泥だしボランティア:元の生活への第一歩 - マッドバスターズ、奮闘中です。

Uni_1036_2 先週から募集をスタートした「マッドバスターズ」(泥出し隊)ですが、本日12日に、2回目を実施しました。本格的な泥だしミッションは今回が初、ということで第1回と命名します。参加人数は9名。

10日に集まった準備隊ボランティアの様子はこちらへ。

この「マッドバスターズ」。

泥出し、と言えども、実際は泥だけではなく、津波が街や家の中に運んできた瓦礫の撤去や、家財道具の運び出しや処分など、男性が数人がかりでやっとの過酷な作業です。

にもかかわらず、ここ数日で、企業の社員の皆さまからなど数十人単位でのお申し込みがあり、人手が必要なこの作業に少し光が見えてきました。第1回目の今日は、9名中4名が、新潟県十日町市池谷・入山集落から駆けつけてくださったメンバー。ここは、ジェンが2004年10月の中越震災直後から2010年11月まで緊急〜復興〜村おこしをお手伝いさせていただいたたった7軒の集落です。田植えの準備は大丈夫?と老婆心。ジェンの新潟支援については、こちらを。

ジェンが活動を行っているのは、石巻市の渡波(わたのは)地区。この辺りは、震災後ひと月が経過したにもかかわらず、瓦礫も泥の撤去もまだ手つかずで残っています。そんな中、自宅のお掃除を始められた住民の皆さんからの要望を受けてスタートしました。

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瓦礫に埋もれたある避難所の庭(上)と渡波地区のある個人宅の庭(下)。

Img_7405

「今日の1件目は海水に浸かってしまった畳の除去作業でした。15畳と冷蔵庫を30分くらいで運び出して作業を終了しました。あまりの作業量に、取材に来たテレビのクルーさんも加わってくださいました。

2件目は家財道具の運び出しでした。

家の中にある全ての生活道具;ふとんや服が水に浸かってしまったのですが、水分を多量に含んだタンス一段分やふとん1セットでも運び出すのがやっとの重さで苦戦しました。

<写真>搬出したものの約3分の1くらいの量です。

Photo_26

廃棄物を路上に出せば市役所が回収に来てくれるということで、どのお宅もゴミを出しています。なので、道路のいたるところに廃棄物がうずたかく積まれ、ゴミだしの場所もまた、道路を掃除するチームとの調整が大変です。

<写真>道路に積まれた各家庭からの廃棄物。

Photo_27

まだほとんどの家が泥の掻きだしおろか、家をぴかぴかに磨く、整理整頓もできる状態ではありません。早く泥を出さないと、あたたかくなったら、海から流れ着いたゴミや魚などが腐ってしまいます。当然、衛生上にも問題が出てきます。

どこから手をつけていいのかわからない、あまりにも甚大な被害から立ち直るために、被災者のみなさんと全国から駆けつけるボランティアが皆で力を合わせて街や家をキレイにしようと思う前向きな気持ちは、大きな第一歩につながると信じています。

元気とやる気一杯のボランティアですが、やる気と根気で作業するレベルを超えた住宅や大きな施設の多くも、いまだ手つかずのまま。一刻も早く泥をかき出すために、ジェンスタッフ、ボランティアの方々、地域の住民の方々、他のNPO、行政の方々、それぞれができる役割を果たすべく力を合わせ、街や人びとが元の生活に戻る第一歩を踏み出すお手伝いが、少しでもできればと思っています 。ボランティア参加を考えていらっしゃるみなさん、石巻でお会いしましょう。お待ちしています!」(ジェン第4陣スタッフ・二村輔)

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<写真>ある個人宅での瓦礫撤去(上)。私、二村はこれまで作業に集中しすぎて、なかなか写真をとるチャンスがありませんでしたがこのたびボランティアさんのご協力により一枚を確保しました。記念すべき第1回「マッドバスターズ」の皆さん(下)。ありがとうございました!!

泥かきボランティア、マッドバスターズは始まったばかり。参加者大募集中! くわしくは、こちら

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緊急募金を受け付けています。

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その他、銀行へのお振り込みに関しては、恐れ入りますが、ジェン東京本部(03-5225-9352、担当:富田、浅川)までお問い合わせください。

皆様のご協力をよろしくお願いします。
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4月 12, 2011 緊急支援東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか) |

2011年4月11日 (月)

もうすぐ泥だしボランティア:ツール搬入

4月9〜10日に、「もうすぐ泥だしボランティア」を行いました。

参加者は4名、皆さん声を揃えて「なにかできないか、この日をずっと待っていたのです」と
語ってくださいました。

10日の日曜日に「石巻スマイルプロジェクト」という、一斉泥かきイベントがキックオフ。急遽決まったこのイベントには総勢900名近いボランティアが全国から集まりました。

ボランティアがスムーズに泥かきを行えるよう、9日には一輪車、スコップ、土嚢袋などのツールが次々と到着しました。200セットにも及ぶ大量のツールの仕分け作業も、とても大切です。
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早々と金曜日夜に到着したポリタンクの倉庫移動にはじまり、土曜日の作業は終日ツールの搬入と整理に追われました。
Img_0950

そして日曜日、900名のボランティアとともに、JENの泥かきボランティアも大活躍。


Img_0938_2今回の「もうすぐボランティア」では、拠点をボランティアセンターのキャンプサイトにしたため、突風と格闘しながらのテント生活を余儀なくされましたが、みなさん元気いっぱいに石巻をあとにされました。

泥かきボランティアははじまったばかり。これから参加を考えていらっしゃる皆さん、ぜひご参加ください!

募集要項は、こちらまで

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4月 11, 2011 緊急支援企業の皆さまからのご支援東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか) |

2011年4月 7日 (木)

今週末(4/9 - 4/10)、石巻市でのボランティア募集します!

ジェンでは、今週末(4/9 - 4/10)、石巻市での物資仕分けボランティアを募集いたします!

作業内容は、被災された方々にお配りする「ツールキット」(汚泥除去用の道具一式)の配布準備(仕分けなど)です。

被災された方々が元の暮らしに戻るためには、街や家を覆う津波の泥を早急に除去する必要があります。

(3/31のブログをご覧ください)

ジェンでは、石巻市の在宅避難中の方々に道具一式(防塵マスク、ゴム手袋、長靴、スコップ、バケツなど)を配布することにいたしました。

ついては、東京から石巻の倉庫に届く「ツールキット」の仕分けをお手伝いしてださるボランティアの方を募集いたします。

一刻も早く、被災者の皆さまへ道具をお届けしたいと思っています!

皆さま、どうぞよろしくお願いいたします!

<日時>2011年4月9日(土)-10日(日)
※どちらか1日でも可。

<活動場所>宮城県石巻市

<現地集合場所&時間>
石巻専修大学5号館入口付近 9:00
http://www.isenshu-u.ac.jp/general/access/

詳しい内容はコチラ→「tool_kit.pdf」をダウンロード

お申し込み用紙はコチラ→「application.doc」をダウンロード

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<写真>栄田地区で泥だしをする住民の皆さん

4月 7, 2011 緊急支援東日本大震災 |

2011年3月31日 (木)

今、必要とされていること(その1)-汚泥の除去

現在、JEN石巻チームは、

◆汚泥除去チーム(避難所や個別家庭での泥の撤去)
◆炊き出しチーム(避難所での炊き出し)
◆心のケアチーム(被災された方の精神的なケア)
◆ローラー作戦(地区ごとに個別家庭を周り、物資の配布をしながらニーズと被災状況の調査を実施)

の4班に分かれて活動をしています。

中でも急務とされているのが、汚泥の除去です。

なぜ、今、早急に汚泥の除去なのか。
この写真を見るとお分かりいただけるかと思います。

Photo_4

<写真>石巻市・大街道で。何十センチにも降り積もる泥。

津波が運んできた汚泥は、ヘドロも混じり、地域中に悪臭を放っています。

地震と津波の発生から3週間。
泥は乾き始め、固くなってきています。
これが粉塵となり空気中を舞うようになると健康にも影響が出てきます。

石巻市には、在宅避難者が約20,000人いるとされています。

津波が侵入した家屋に降り積もった泥は重く、畳や家具が水を吸って重さを増すので(畳1枚100kgにもなります)、女性や体力のない人では家の掃除さえ太刀打ちできません。

一階部分は泥をかぶっているので2階で生活している方がほとんどです。他地域に疎開した人びとも、泥を出せば、家に戻れる可能性もあります。

JENでは、現在、他の団体と情報共有などの協力をしながら、道具の調達とボランティアの受け入れ体制を整えています。

今週土曜には、現地で張替に使う畳約30枚、現地で在庫が払底している土のう袋(かき出した泥を運ぶためのもの)2600枚など、汚泥除去に必要な道具をダンプカーと一緒にJEN足立倉庫から搬送します。

一刻も早く泥を除去し、避難されている方々の生活が元の生活に近づくよう、今後は地域の人びととボランティアの方々の力を借りながら急ピッチで調査と準備を進めます。

3月 31, 2011 緊急支援東日本大震災 |

終了しました!【募集第3弾】今週(3/31-4/7)の募集アイテムです!

支援物資の募集は終了致しました。

週替わりで募集している緊急支援アイテムですが、
本日より4月7日(必着)まで
以下の救援物資を募集いたします。

以下の注意事項を必ずお守りいただき、
下記の住所まで直接お送りください。

注意事項をお守りいただけないと、物資の仕分けに時間がかかり、現地にお届けするのに遅れが生じます。
一刻でも早く物資が被災者のもとに届くよう、ご理解とご協力をお願いたします!

また、募集の内容は毎週(水曜更新)変わりますので、
必ずこのブログをご確認ください。

皆様のご理解とご協力に、心から感謝を申し上げます!

★募集期間
支援物資の募集は終了致しました。

★必要な物品
1 缶詰(肉や魚などタンパク質系食品。缶切り不要なもの)
2 レトルト食品(パックごと温めて食べられるもの)
3  介護用ウェットタオル(大きめのもの。お風呂に入れない方々が体を拭くためのものです!)
4 尿取りパッド(お風呂に入れない方の下着代わりです)
5 パンティライナー(お風呂に入れない方の下着代わりです)
6 下着(新品のみ)
7 靴下(新品のみ)
8 大人用長ぐつ(津波の汚泥の撤去作業で履きます)
9 厚手のゴム手袋(津波の汚泥撤去用です)

★送付先
支援物資の募集は終了致しました。

★送付上の注意事項
①上記9つの物品別に分けて梱包願います。
②必ずダンボールに梱包願います。ダンボール箱以外は受取できません。
③ダンボールの外側に、物品の内容と個数をお書きください。
④募集期間を過ぎた物品、上記以外の物品はお受取できません。着払いで返送させていただきます。

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<写真>足立倉庫に全国から届いた物資。皆さまのご協力のお陰で、混乱なく物資の仕分けが進んでいます。ありがとうございます。

Photo

<写真>今日(3/31)は、物資が石巻に向けて出発します。

3月 31, 2011 緊急支援東日本大震災 |

2011年3月30日 (水)

石巻市でユニクロの衣料配布を実施。第4陣が到着!

29日、ジェンでは、宮城県石巻市の3箇所でユニクロの暖かい下着やフリースを配布しました。

配布をお手伝いくださったのは、物資をご提供くださった
ファーストリテイリング社(ユニクロ)の社員の皆さま。
3箇所で合計759人の周辺住民の皆さまが集まってくださり、お渡しすることができました。

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<写真>物資配布の様子。ラジオでの呼びかけによりたくさんの方々にお集まり頂きました。

配布会場では、ユニクロのフリースやスウェット、下着などに加え、
支援者の皆さまのご支援によりジェンが東京から輸送した
レトルト食品、缶詰、粉ミルク、大人用オムツ、介護用ウェットタオルなども配布。
今後も市内数か所で配布を続ける予定です。

また、ジェンでは、同日、第2陣(濱坂都、二村輔)が石巻入りしました。
今後はこのエリアでニーズが高い避難所や一般家屋での津波の汚泥除去、避難所での炊き出しなどと並行し、より支援の届かない地域の特定と支援ニーズの調査を実施します。

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<写真>宮城県石巻市で。地元の方へ被害状況とニーズの聞きとりを実施。

3月 30, 2011 緊急支援東日本大震災 |

2011年3月24日 (木)

【ニュースリリース】 東北地方太平洋沖地震緊急支援(第4報)

東北地方太平洋沖地震緊急支援(第4報)
第3陣が現地に到着
いわき市に物資輸送。今後はより支援の届きにくいエリアへ。

特定非営利活動法人ジェン(JEN、本部・東京都新宿区)では、本日23日、第3陣(大野健太、小林浩之の2名)を派遣。宮城県北部・石巻市で調査を進めている第2陣と合流しました。これまでは、仙台市の避難所での物資配布や炊き出しを行ってきましたが、今後はそれと並行し、被害が甚大にも関わらず最も取り残されているエリア(南三陸町、女川市、東松島市、石巻市)を中心に活動を広げていく予定です

また、本日夜、原発事故の風評被害により物資が届いていないとの情報があった福島県いわき市に物資を輸送(2000東京発、翌000現地着予定)。同地域で緊急に必要とされている、大人用・子ども用の紙オムツ、女性用生理用品ほか、レトルト食品や缶詰(魚・肉)、介護用ウェットタオルなど約3トン分を輸送するため、都内のJEN倉庫(足立区)より2トン車1台が出動しました。

仙台市を中心に道路の復旧も急ピッチで進められ、アクセスできる地域が増えているものの、未だ孤立している地域や避難所が多数あります。そのため、震災から10日後の現在、アクセスの良い地域と悪い地域に届く支援の差が顕著になってきています。沿岸部の被害が甚大なエリアでは、役所自体が津波で流されているなど、支援の手も届かず、それを調整する役目も機能していない状態です。一方で、都市部においても、津波等で家自体を失った人々は帰還する見込みがなく、劣悪な環境での滞在を続けています。避難生活は今後も長く続くことが予想されるなど、状況とニーズは複雑化しています。


<これまでのJENの東北支援の動き>
地震発生後、3月13日(日)に第1陣(2名)、20日(日)に第2陣(3名)、23日(水)に第3陣(2名)を派遣。仙台市内の避難所での物資配布および炊き出し(ご飯・味噌汁など)を実施してきました。これまでに配布した物資は、炊き出し用の生鮮食品(野菜・米)、衣料、毛布、衛生用品(女性用生理用品、消毒液、ウェットタオル、大人用・子ども用おむつ)、燃料など。物資の配布と並行し、現在、より支援の届いていないエリアで、心のケアも含めた中長期的な支援にシフトするための調査を進めています。

JEN東北地方太平洋沖地震募金を受付けています=
◆ 公式サイト(http://www.jen-npo.org)からクレジットカード
◆ ゆうちょ銀行 00170・2・538657 「JEN」
◆ 三菱東京UFJ銀行大久保支店(普)1081322「特定非営利活動法人JEN」

※ 通信欄に「東北地方太平洋沖地震」と明記。

3月 24, 2011 緊急支援東日本大震災 |

2011年3月23日 (水)

第3陣、出発しました

今朝、無事に第3陣が出発しました。

本日中に、仙台市内で第2陣に合流の予定。
第2陣は、今日は周辺の地域を重点的に回っています。

(写真:第3陣、出発)
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3月 23, 2011 緊急支援東日本大震災 |

2011年3月16日 (水)

スタッフ紹介: プログラム・オフィサー (現地調整員)

Dscf1485_low スタッフを紹介します。

左の写真は、インドネシア スマトラ島沖地震に出動した時の浜津裕香(プログラム・オフィサー)です。

宮城県出身。大学卒業後、海外留学の後に編集制作会社、PR会社に勤務。
2009年1月よりJENに参加。同年9月に発生したインドネシアスマトラ島沖地震緊急支援に出動。現地調整員として活躍した。

趣味というか、ボランティアとして「アフリカ映画祭」に携わり、世界の現状を伝える活動もしています。

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3月 16, 2011 緊急支援事務所・スタッフ東日本大震災 |

スタッフ紹介: ヘッドオブミッション(現地代表)

Dscf2811_2 スタッフをご紹介します。 

左は、ヘッドオブミッション(現地代表)の平野敏夫(東京本部海外事業
部次長)です。昨日届いた写真です。

東京大学大学院修士了(薬学)。アメリカで農場勤務を経て、海外青年協力隊でザンビアへ。

その後、会社員をする傍ら、夜間の大学院で開発を学んだ後、国際NGOでザンビアとアンゴラに駐在し、地雷回避教育、給水事業、保健・医療、農業事業などを担当してきました。

2005年6月よりJENエリトリアにて、紛争被災者支援に従事、2007年3月より現職。新潟県中越大震災でも、緊急復興支援を行いました。


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3月 16, 2011 緊急支援事務所・スタッフ東日本大震災 |

2011年3月15日 (火)

【速報】 津波の爪あと - 写真が届きました

Dscf2808 昨日、調査を行った宮城野区の様子。

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3月 15, 2011 緊急支援文化、生活、習慣東日本大震災 |

プレスリリース: 緊急支援活動 開始

東北地方太平洋沖地震緊急支援 JENは仙台を拠点に支援活動開始!!

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2011年3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震に際し、14日、JENの調整員3名が仙台に到着いたしました。早速、緊急支援物資配布の準備と、刻一刻と変わるニーズの中で最も必要とされているものの調査を始めました。

14日に調査のために回ったのは、青葉区、若林区と仙台で避難所人口が最も多いと言われる宮城野区。今回、被災地に入り活動をしている職員の一人、浜津裕香(はまつ・ゆか)は、宮城県仙台市宮城野区出身です。小学校、中学校が避難所となっているので、訪れた避難所のうちの二つは、たまたま両方とも母校という奇遇さでした。

「母校、高砂中学校の校舎の壁にくっきりと津波の痕が残っていました。津波の泥が入っていたためみんなが土足で上がったので、二階も三階も汚れてしまい、ヘドロのような臭いに包まれています。

津波で流された車が並んでいるので、校庭も見るも無残な状態です。青春を過ごしたこの学校で、まさか自分が支援活動をすることになろうとは、思いも寄りませんでした。

明日16日には、母校の小学校で炊き出しをします。被災された方々のために、地震後初めての温かい食事をお届け出来て、何とも言えない気持ちです」
 
3月16日水曜日、ジェンは、母校の小学校で緊急支援物資配布として炊き出しを行います。


このリリースに関するお問い合わせは、広報担当:濱坂・池田まで。


=JEN東北地方太平洋沖地震募金を受付けています=

公式ホーム―ページから、
クレジットカード決済の寄付を受け付け。 こちらへ

ゆうちょ銀行 00170・2・538657 「JEN」
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(写真:ガソリン不足をなんとか解消してほしい 。。。調整員のつぶやき)


3月 15, 2011 緊急支援東日本大震災 |

2011年3月14日 (月)

JENの地震に対する支援について

先ほど、被災地に向かっている調整員3名からメッセージが届きました。
TwitterのNGO_JENに、これからも随時、調整員からのつぶやきが届く予定です。
ぜひ、この機会にフォローしてください。

今日は、これまでのジェンの地震緊急支援についてご紹介いたします。

<2001年 インド西部地震緊急支援>
グジャラード州を襲った地震への緊急支援を行いました。
くわしくは、こちら

<2003年 イラン南東部地震緊急支援>
イラン南東部ケルマン州にて、緊急支援を行いました。
くわしくは、こちら

<2004年 新潟県中越地震緊急支援>
最大規模の被害があった十日町市にて緊急支援を行いました。
くわしくは、こちら

<2005年 パキスタン大地震緊急支援>
ほど近い標高2000M級の山が連なるパキスタン側カシミール州にて、緊急支援を行いました。
現在は、2010年に起こった大洪水支援を行っています。
くわしくは、こちら

<2005年 インド洋津波緊急支援>
津波被災地の中でも、(当時)紛争国だったスリランカにて、緊急支援を行いました。
現在は、東部/北部にて、紛争帰還民への支援を行っています。
くわしくは、こちら

<2007年 新潟県中越沖地震緊急支援>
甚大な被害を受けた新潟県柏崎市にて、緊急支援を行いました。
くわしくは、こちら

<2008年 ミャンマー大型サイクロン緊急支援>
デルタ地帯を襲った大型サイクロン・ナルギスの被災者地は、まるで津波が襲ったかのように、すべてを拭いさりました。
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<2009年 インドネシア パダン沖緊急支援>
スマトラ島パダンを襲った地震の被災者へ、緊急支援を行いました。
くわしくは、こちら

<2010年 ハイチ大地震>
世界で最も貧しい国、ハイチを襲った大地震の被災者へ、緊急支援を行っています。
くわしくは、こちら

今回の地震の被害は、これらすべてを合わせたほどの甚大さです。
慎重にそして、迅速な対応をめざし、支援を始めました。

このたびの地震緊急支援に対し、皆様からの緊急募金を受け付けております。

クレジットカードによるご寄付は、
こちら

郵便振替によるご寄付は、
こちら

3月 14, 2011 緊急支援避難民・難民緊急支援東日本大震災 |

2011年3月13日 (日)

【速報】 皆様のお気持ちに感謝いたします

3月13日夕方、ようやく緊急車両通行証明書を入手できました。

その後、19:43にスタッフ3名が、被災地に向けて出発しました。

昨日、出発直前に福島原発の事故の情報を入手した際、目の前が真っ暗になりました。

24時間後の今日、ようやく出発できたことに安堵を感じております。

被災地到着後、ジェンが行う活動は、すべてを失った人が生活再建をスタートするために
必要な支援です。

そして、これを必要としている被災者の数は相当な数に達しています。

情報を発信できない人、受信できない人、孤立した人など、
想像を絶する状況であることを想定し、
被災者の不安を少しでも和らげられるよう、
精一杯の支援を行ってゆきます。

多くの支援者の皆様から、温かいメッセージ、ご寄付をお預かりしています。
まずは、応援してくださっている皆様へ、深く御礼申し上げます。

被災地に到着し、皆様のお気持ちを現地に届けたころ、
再び、ご報告させていただきます。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

ジェン東京本部事務局

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緊急募金を受け付けています。

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3月 13, 2011 緊急支援事務所・スタッフ東日本大震災 |

2011年3月12日 (土)

【速報】 調査隊派遣決定

JEN(本部:東京都新宿区)は、甚大な被害をもたらしている東北地方太平洋地震の被災者支援に向け、調査隊を派遣することを決定しました。

本日(3月12日)朝、被災地に向けて出発します。

緊急支援をはじめるにあたり、皆さまからの緊急募金を受け付けます。

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 口座名 JEN

 通信欄に「東北地方太平洋沖地震」と記載ください。

○クレジットカード:こちら

 メモ欄に「東北地方太平洋沖地震」と記載ください。

皆様のご協力をお願いいたします。

3月 12, 2011 緊急支援東日本大震災 |

2010年1月21日 (木)

【ハイチ地震支援速報】スタッフ3名がハイチで調査を開始。

海外事業部次長・平野です。
ハイチからの第一報をお届けいたします。

 日本時間20日(現地19日)、ジェンのスタッフ(シリル、オリビエ、米川)の3名は、ドミニカ共和国から陸路で約8時間かけて、ハイチの首都ポルトープランスへ無事に到着しました。

 現在、ポルトープランスには、宿泊できるホテルがほとんどないため、事前に連絡のついた知人宅を拠点にしています。現地では、余震はありますが、建物の中でも比較的安全だとのこと。蚊が媒介する病気があるので、寝るときは蚊帳を使用しています。

 現地との連絡手段は、日本から携行した衛星電話1台のみ。時差が14時間もあるため、日本と連絡するときは、現地はいつも夜です。
通話中も2分おきくらいに切れてしまいます。電気がなく、電話中にメモを取るだけでも苦労しています。

 到着後は、翌日から早速、被災地を訪問。国連・NGOとの調整会議にも出席しています。
また、同時に、町の中心地から約10キロほど離れた町の調査を開始しました。
海外事業部長 シリル・カッパイによると、町の状況は、長年NGOに従事してきた彼でさえ、初めて見る光景で、「まるで爆弾が投下された後みたいだった」とのこと。家という家は全て倒れ、多数の遺体が放置されています。

 JENは調査を通じて、支援を必要としている地域と、支援の内容を決定します。支援物資は隣国ドミニカ共和国から輸送し、配布する予定でいます。現地の状況と支援の進捗は、引き続き、このブログでお伝えいたします。

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JENではハイチ地震の緊急支援募金を受け付けています
より迅速な支援を届けるために皆さまのご支援が必要です

クレジットカードでのご寄付
http://www.jen-npo.org/contribute/form01_1.php

郵便振替口座でのご寄付
00170-2-538657 口座名  JEN
*通信欄にハイチとご記入ください*

1月 21, 2010 緊急支援ハイチ |

2010年1月14日 (木)

【ハイチ地震支援速報】<プレスリリース>ハイチ地震被災者 緊急支援を開始します

プレスリリース

2010年1月13日発生
ハイチ地震被災者 緊急支援を開始します

特定非営利活動法人ジェン(本部:東京都新宿区)は、1月13日に中米カリブ海の島・ハイチで発生した地震への対応として、被災者の緊急支援を開始します。

地震は、1月12日午後4時53分(日本時間13日午前6時53分)に、ハイチの首都・ポルトープランスの直下で発生しました。国際赤十字赤先月社連盟によると、被災者数は、最大で300万人に達することが予測されています。また、同国の大統領は、死者数は3~5万に上る可能性があると発表しました(1月14日現在)。地震による壊滅的な被害は、周辺地域の被災状況の把握が進むにつれ、今後さらに広がると見込まれます。

JENは、過去15年間に渡る、国内外での地震や津波、サイクロンなどの自然災害に対する緊急支援の経験から、今回の緊急支援を決定しました。国外ではこれまでに、現在支援を継続中のインドネシア(2009年10月スマトラ沖地震)、ミャンマー(2008年5月サイクロン「ナルギス」)の他、パキスタン(2008年10月南西部地震、2005年10月カシミール地震)、スリランカ(2004年12月スマトラ沖地震による津波)、イラン東部地震、インド西部地震、モンゴル雪害でも緊急支援を行ってきました。また国内では、2004年10月の新潟県中越大震災にて緊急支援を実施。現在も高齢被災者に対する自立支援を継続しています。

今回の緊急支援では、1月15日から、シリル・カッパイ(海外事業部長、フランス出身)、米川正子、オリビエ・デ・ラ・モット・サン・ピエール(ともに調査員)の3名が、現地に向けて出発(16日頃到着予定)。地震で悪化している治安を考慮しながら、まずは被害状況と必要とされる支援についての情報収集を行います。並行して、可能な限り、必要とされている緊急支援物資の配布をします。

JENでは、ハイチ地震被災者への緊急支援のため、緊急募金を開始しました。より多くの人々に、迅速・的確・柔軟に支援を届けるために、皆さまのご協力をお願いいたします。
なお、現地の最新の情報は、JENホームページおよびメールマガジン号外でご報告いたします。

JENホームページでメルマガ登録ができます。⇒ http://www.jen-npo.org

ハイチ地震 緊急支援募金を受付けています:
より迅速な支援を届けるために皆さまのご支援が必要です。

クレジットカードでのご寄付は、ホームページへ
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*「ハイチ」を選んでください*

郵便振替口座は、こちら
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*通信欄に「ハイチ」とご記入ください*

*このリリースに関するお問い合わせは、広報担当:浜津、濱坂 (TEL:03-5225-9352)まで。

1月 14, 2010 緊急支援ハイチ |

【速報】ハイチ地震対応

2010年1月13日にハイチで首都圏直下型地震(マグニチュード7.0)の大地震が発生しました。

JENは現在、被災状況を調査中です。

倒壊した建物のまわりでは、人々が路上生活を余儀なくされているという情報もあります。

引き続き、情報収集を行います。JENの動きは、メルマガでも配信いたします。

この機会に、是非ご登録ください。

1月 14, 2010 緊急支援ハイチ |

2009年12月24日 (木)

次のステップに向けて

 2009年9月30日、10月1日に発生したスマトラ沖地震の被災者を支援するために、JENがインドネシア西スマトラ州のパダン・パリアマン県で活動を開始してから2ヵ月以上が経過しました。

 当初から支援してくださる日本の皆さまの十分なご支援を受けることができ、迅速な緊急救援活動が可能となりました。厚くお礼申し上げます。

 現地では緊急支援の時期が過ぎ、政府が復興期の段階に入ったことを宣言するとともに、現地から撤退する国際支援団体も増えています。一方で、家を失った人たちへ政府からの補償金が支給されるにはまだ数ヵ月かかるとみられ、大きな損害を受けた学校もあちらこちらに残されたままです。

 このような状況から、JENは、は2010年から教育分野への簡易衛生施設設置などの活動を通して現地の人びとの復興を支えていく予定です。

 今後とも現地で復興に取り組み人たちを温かく見守っていただければ幸いです。この3ヶ月間、温かいご支援をいただき本当にありがとうございました。

12月 24, 2009 緊急支援企業の皆さまからのご支援教育支援インドネシア スマトラ沖緊急支援 |

2008年12月11日 (木)

親を亡くした子どもの問題

081211_dscn2968s_low_2   現在、シェルターキットの配布対象を決定するため、詳細なニーズ調査を行っています。

 先日、ニーズ調査の最中に、4人の子どもたちと出会いました。この4人は兄弟で、両親をサイクロンで亡くしたために、親戚の家で暮らしていました。しかし、親戚も仕事がなく、子どもが1人いるために、4人を養う余裕がありません。

 一般的に、親のいない子どもたちは、養護施設に入ることを行政から勧められます。しかし、兄弟が離れ離れになってしまう可能性が高いため、この親戚が4人全員の面倒をみているそうです。

 自分の子どもに加え、さらに4人を学校に行かせるのはとても難しいと話していました。でも、他の人に預けたら、働き手となってしまい学校に通える可能性は少ない、と言います。生活は苦しくても、なんとか4人の面倒を見ているとのことでした。

 この子どもたちに出会って、サイクロンが単に家やひとの命を奪うだけでなく、人生に影響を与える様々な問題を引き起こすことを実感しました。

 今後の支援内容を考えながら、現在取り組んでいるシェルターの配布事業を進めています。

12月 11, 2008 緊急支援 |

2008年11月 6日 (木)

シェルターの作り方

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 さて、今回は、シェルターキットが配布された後、実際にどのように建設されているかを説明しましょう。配布した資材は同一ですが、村によって若干作り方が異なるようです。その中でも一般的な建て方をご紹介します。4_nov_08004_low

① 敷地に木の柱を建てる位置を決める
② 柱を建てる
③ 高床を竹で組む
④ 屋根を竹を使って組む
⑤ 床に使用するため、竹を割いて編む
⑥ 壁用の竹マットを柱に付ける
⑦ 開口部をのこぎりで開ける
⑧ 屋根にブルーシートを針金で留める
⑨ 屋根のブルーシートがバタバタしないように、竹を格子状にしたものを付ける
⑩ 竹のマットで作った窓やドアを取り付ける

4_nov_08img_2930s_low
こうして完成するのですが、
私も時間があればシェルター作りに参加したいと思うほど、
建設している様子は興味深いものです。

11月 6, 2008 緊急支援ミャンマー |

2008年10月30日 (木)

さらに1500世帯へ、シェルター配布事業を開始しました。

サイクロンの被災地で3000世帯分のシェルターキットと10080枚のトタンを配布する事業が完了しました。
10月中旬には、ジャパン・プラットフォーム様のご支援のもと、さらに1500世帯を対象としたシェルターキット配布事業を開始したところです。
各村をまわりながら、支援先の調査を進めています。

サイクロンから5ヶ月を経過した現在でも、拾った材料で風や雨が吹けば飛びそうな小屋に住んでいる人、親戚の家に同居している人が数多く見られます。
そのような人びとが一刻も早く安心して住めるように、ジェンはシェルター支援していきます。

今後ともミャンマー事業について、皆さまのご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
30_oct_08img_2341s

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10月 30, 2008 緊急支援ミャンマー避難民・難民緊急支援 |

2008年10月23日 (木)

忙しい合間のひと時:船長のカレー

先日、事業のモニタリングのためにラプタの村々を訪問した際、3グループに分かれてボートに乗りました。
モニタリングに赴いたスタッフは、3つのなかでもある比較的大きなボートに乗りたいとひそかに願っています。
それというのも、このボートの船長である「コ カドン」の料理がとても有名だからです。

写真は、彼の料理を写したものです。

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玉ねぎたっぷりの油に、搾りたてのライムと地元の新鮮な海老を入れ、マサラを加えたシンプルな海老カレーです。
船長特製のおいしいカレーで私たちも癒され、楽しいひと時を過ごすことができました。

コ カドンは、料理が上手というだけではありません。
彼の身振り手振りを交えた熱心に航路を説明してくれる話がとてもおもしろいのです。
その上、現地スタッフが手一杯の時は、私たちと一緒に村の住民と話すために案内もしてくれる。
まさにJENにとっては、心強い影のサポーターという存在です。

10月 23, 2008 緊急支援ミャンマー事務所・スタッフ文化、生活、習慣避難民・難民緊急支援 |

2008年10月16日 (木)

通称 日本村

15_oct_08_low  現在、着々とシェルターの建設が進んでいますが、多いところでは、ジェンの配布したキットによる家が200軒近く建てられています。そのような村は、通称「日本村」と呼ばれています。彼らは、家をもたらした日本人に感謝し、自分たちの村を「日本村」と呼び始めたそうです。村人は、日々の食事にも苦労しているにもかかわらず、「感謝の気持ち」として、もち米やココナッツを私たちに差し出します。「何にもないけど、気もちだけは伝えたい」と。

 貴重な食べものをいただくのは大変心苦しいのですが、彼らの気もちを尊重して受け取るようにしています。我々にとって、心のこもったプレゼントは、一生忘れることのできない宝物です。事業の実施に伴う疲れや苦労も吹き飛びます。15_oct_08_2_low_3

 JENのスタッフは、支援するという一方向ではなく、支援される側からも多くのことを学び、元気をもらいながら活動しているのです。

□■□■□■□■ミャンマー緊急支援事業 活動報告会■□■□■□■□
★報告者: 木山啓子(JEN事務局長)、
      三上泰(海外事業部 ミャンマー担当プログラムオフィサー)
☆日時: 10月16日(木)18:30~20:30(受付18:00~)
★場所: JEN東京本部事務局
☆定員: 25名 ※定員になり次第締め切らせていただきます
★参加費:JEN&JSC会員無料、非会員500円
☆お申込・お問合: JEN東京本部事務局(担当:坂本、濱坂)
TEL:03-5225-9352 FAX:03-5225-9357 

      ★☆★詳細はこちら★☆★

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10月 16, 2008 緊急支援ミャンマー支援物資配布 |

2008年10月 9日 (木)

ミャンマーの火祭り

9_oct_08_low  ミャンマーでは、雨期が終わる時に、仏教の火祭りが開催されます。雨期の間、人やものが移動することは、仏教の教えでは禁止されています。引っ越しのために最も良いのは、この時期に合わせて家を新築し、僧侶を呼んで功徳を積むことだといわれています。

 ジェンが配布したシェルターキットの建設が住民によって出来上がるのは、幸いにも火祭りの時期に当たります。村人は、「ちょうどよい時期にシェルターをもらうことができました」といっています。ジェンは、可能な限り地域の文化を尊重しながら支援活動を行っており、この偶然の一致は大変嬉しいニュースです。

 これまで、ミャンマー事業にご支援いただきました皆さまにこの場をお借りして深くお礼申し上げるとともに、今後ともご支援よろしくお願い申し上げます。

□■□■□■□■ミャンマー緊急支援事業 活動報告会■□■□■□■□
★報告者: 木山啓子(JEN事務局長)、
      三上泰(海外事業部 ミャンマー担当プログラムオフィサー)
☆日時: 10月16日(木)18:30~20:30(受付18:00~)
★場所: JEN東京本部事務局
☆定員: 25名 ※定員になり次第締め切らせていただきます
★参加費:JEN&JSC会員無料、非会員500円
☆お申込・お問合: JEN東京本部事務局(担当:坂本、濱坂)
TEL:03-5225-9352 FAX:03-5225-9357 

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10月 9, 2008 緊急支援ミャンマー |

2008年9月25日 (木)

学校へのトタン配布

現在、サイクロンでトタン屋根が飛ばされてなくなってしまった学校に、トタンの配布を行っています。
「子どもたちが少しでも快適な環境で勉強できるよう、トタンがもらえるのはとても嬉しい」と先生方はおっしゃいます。
ある学校では、感謝の気持ちをこめ、子どもたちが歌を歌ってくれました。

トタンの配布先は、骨組みが残された学校ばかりではありません。
今、サイクロンの被害に遭った多くの学校が、土台さえない状態です。
現状では狭い仮設の小屋で、午前と午後に学年を分けて授業が行われています。このため普段の半分の時間しか勉強ができない状態が続いているのです。
これらの学校が再建される際にも、JENが支援するトタンが役立てられます。

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9月 25, 2008 緊急支援ミャンマー企業の皆さまからのご支援 |

2008年8月12日 (火)

サイクロン「ナルギス」の襲来から、3ヶ月が経ちました。

現地のアクセスの悪いところではいまだに、支援物資だけで生活している人や家のない人が数多くいます。
被災地は、白米がたくさん取れる地域です。
通常、7月中旬までに田植えが終わり、10月、11月に収穫できます。
しかし、今年はサイクロンにより、種モミが流されてしまい、発育不良が起きているため来る収穫の季節が心配されています。
もし、収穫量が十分でなければ、生活していくための金銭を得ることができません。
また、農民だけでなく、漁民も、魚網や舟を失い生計を立てることが難しくなっています。
さらに、ため池の水が高潮で流れ込んだ塩水によって飲めない状態にあることも、人びとの生活に困難をもたらしています。

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このように、10万人以上がなくなったサイクロンの傷跡は深く、大きなものです。
これから、人々が元の生活を取り戻すためには、大変な時間と労力が必要となります。
ジェンは、被災者の将来を考えながら、さらなる支援を検討しています。

8月 12, 2008 緊急支援ミャンマー避難民・難民緊急支援 |

2008年8月 7日 (木)

32km以上流されて生き延びた村の人の話

Dscn0652__low  ラプタのダンジーゴン村で100世帯の長をしているヤエムさんの体験です。

 彼は、サイクロンで高波に襲われ、32km以上も流されました。

しかし丸太を両脇に抱えていたので、奇跡的に生き延びることができました。

残念ながら、奥さんと二人の子どもを目の前で失ってしまいました。

Dscn0780__lowサイクロン発生から3週間後、唯一生き残った一人の子どもに再会することができました。

彼は、村の責任ある立場を担っています。

今は村の再建のために、子どもと一緒に過ごせる時間をほとんどつくれません。

彼も子どもも、風や雨が吹くたびに思い出し恐怖を感じていると言います。Dscn0775__low_3

 今回のサイクロンでは、何キロも流されながら生き残った人が多くいます。彼らの多くは、目の前で家族が流されてしまった状況を鮮明に記憶しています。家族を救えなかったことを、彼らは本当に悔やんでいます。

 ジェンは、シェルター配布を行う中で、被災者に今後どのような支援をすべきかを考えながら活動しています。

JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

郵便振替口座番号:00170−2−538657  口座名義:JEN
※通信欄に「ミャンマー」とご明記ください。

8月 7, 2008 緊急支援ミャンマー支援物資配布 |

2008年7月31日 (木)

ラプタでのシェルター配布

Dscn0650s_low  サイクロンが直撃した地域の中でも、特に被害が大きかったラプタでシェルターの配布を開始しました。

 現在、ジェンが支援するラプタの村々では、サイクロンによって家屋の全てが崩壊しました。その後、流されてきた廃材で仮の掘っ立て小屋を建てたり、それができない人は、親戚や他人の小屋に居候している状況です。Dscn0732s_low

 家族以外の人と狭い家に同居することは、被災のショックに加え心的なストレスの原因にもつながります。たとえば、本来5、6人で住む家に、15人で住んでいる小屋もあるのです。「家族だけの元の生活に戻りたい。家さえあれば何とかなる」と人々は口をそろえて言います。

Dscn0827s_low  ジェンは、過剰な支援は行いません。被災者が元の生活を取り戻すために、本当に必要な支援のみを行います。人々の自立を促すために必要な支援とは何かを考え活動する中で、シェルターを配布している村々では、ようやく人々に笑顔が戻り始めました。

JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

郵便振替口座番号:00170−2−538657  口座名義:JEN
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7月 31, 2008 緊急支援ミャンマー支援物資配布 |

2008年7月17日 (木)

さあ、家を作るぞ

15th_july_low  7月11日、いよいよシェルター・キットの配布をデダエのレイチョン村で開始しました。配布当日は、村人たちが総出で私たちを出迎えてくれました。これまで親戚の家や流れてきた材料で建てた仮の小屋に住んでいた人びとが、ようやく家を作れる段階まで来たのです。

 ジェンの配布するシェルター・キットは、家一軒分の資材からなります。資材配布後に、建設会社の指導のもと、住民みずから家を建てます。

 写真は、建設の様子です。7、8人なら一日で完成します。このシェルターは、2、3年はそのまま使えます。メンテナンスをすれば、さらに長く住み続けることができます。ジェンは、現地の風土に合わせたキットを配布するため、建設会社と相談の上、サイズや材料を決めました。「大変馴染みのある材料で、安心して住める」と村びとから喜びの声が聞こえてきます。

 他の地域や村でも、資材の調達が進み、配布にむけて準備が進んでいます。

JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

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7月 17, 2008 緊急支援ミャンマー支援物資配布 |

2008年7月 3日 (木)

まだまだ必要なシェルター・キット

080701_low  住宅の被害の大きかったデダエおよびボーガレにおいてニーズ調査を実施しました。そして、デダエの約380世帯、ボーガレの約460世帯にシェルター・キットを配布することを決定しました。

 家を失った人びとは、仮の小屋を作ったり、被害を免れた家に数家族が共同で住んだりしている状態です。仮の小屋は雨風に弱く、村人は「早く安心して住める家に住みたい」と言います。また、他の家に身を寄せている人も、「家族だけの生活をしたい。家主にあまり迷惑をかけたくない」と、シェルター・キットの配布を心待ちにしています。

 ラプタでは、配布が決定した約千世帯に加え、引き続きニーズ調査を行っています。海岸近くの村は特に被害が大きく、調査をすればするほど、シェルター・キットに対する必要性が見出せます。

 さらにラプタでは、シェルター・キットの資材の調達が進んでいます。支援先の村は、サイクロンによって竹も木もヤシも全て流されてしまったため、調達が困難になっています。ジェンとミャンマー商工会議所は、被害の少なかった地域から資材を集めて支援先の村に搬送し、村人にシェルター・キットとして配布する予定です。

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7月 3, 2008 緊急支援ミャンマー支援物資配布 |

2008年6月10日 (火)

シェルター・キット配布決定

186_low  サイクロンの被害で、多くの人びとが家を失い、避難キャンプやブルーシートでの生活を余儀なくされています。

 ジェンは、ジャパン・プラットフォームの協力の下、一刻も早く安心して生活できるよう、3000世帯を対象にシェルター・キットを配布することを決定しました。

 具体的な配布先は、UMFCCIとともにジェンの現地スタッフが様々な村を回りながら調査しています。_low_4

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6月 10, 2008 緊急支援ミャンマー事務所・スタッフ避難民・難民緊急支援 |

2008年6月 9日 (月)

ミャンマー商工会議所連盟との合意書締結

Img_1543_low  ジェンは、ミャンマーでのサイクロン「ナルギス」被災者支援を行うにあたり、ミャンマー商工会議所連盟(以下UMFCCI)と協力することになりました。

 UMFCCIには、ミャンマーにあるほとんどの企業が加盟しています。6月9日には合意書を締結、両者でニーズに関する検討を進めています。

JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

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6月 9, 2008 緊急支援ミャンマー事務所・スタッフ避難民・難民緊急支援 |

2008年6月 1日 (日)

ヤンゴン事務所開設

Img_3335_low  6月1日、サイクロン「ナルギス」の被災者支援を行うため、ミャンマーのヤンゴンにジャパン・プラットフォーム加盟のNGO3団体(ピースウィンズ・ジャパン、社団法人日本国際民間協力会、ジェン)が合同事務所を開設しました。

 現在、ニーズ調査を行い、支援の必要な村を検討しています。ヤンゴン市内では、既に倒木などは撤去され、平静を保っています。

 写真は、事務所からヤンゴン市内を撮影したものです。

JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

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6月 1, 2008 緊急支援ミャンマー事務所・スタッフ支援物資配布 |

2008年5月29日 (木)

ミャンマー サイクロン被災者支援

現地調査を経て、シェルターキット配布準備を進めています。

 97万人超とも目される被災者を出したサイクロン「ナルギス」は、雨季を迎えてますます難しくなる被災地へのアクセス等に伴う支援の遅滞により、二次災害が懸念されています。

 現地での被災者緊急支援のため、JENは海外事業部次長の平野敏夫(ひらの・としお)を現地に派遣しました。平野は5月10日(土)にミャンマーに入国し、支援活動にあたっての現状及びニーズ調査を実施。またパートナー候補の組織や国連機関等との調整会議に参加し、事業形成にあたりました。今週末には追加で1名が現地入りし、事業実施に向けての準備を進めます。

 高波が繰り返し押し寄せるなか、屋根や木にしがみついていた子どもたちが次々と流される様子を目にした被災者たちは、未だその衝撃の渦中にいます。

 すべての分野での支援が急がれるなか、JENはシェルターキット(家の修復用道具セット)を配布します。このプロジェクトはミャンマー商工会議所連盟を通じて実施します。

 車両での移動可能地域が限られており、またボートの数も少ないため、輸送にも大きな障壁があります。間もなく雨季の作付け時期を迎える現地では、収穫物の被害や塩害など農業への影響も懸念されています。

事業詳細(予定)
■ 対象世帯 約3000世帯
■ 対象地域(変更の可能性があります)
ヤンゴン管区 クンチャンゴン(Kungyangon)/エーヤワディ(Ayeyawady)管区 デダエ(Dedaye)
■ 事業内容
シェルターキット(*)配布

(*)家の修復に使うビニールシート、釘、ハンマー、のこぎり等の道具

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5月 29, 2008 緊急支援ミャンマー |