JEN熊本支援のこれまで
たくさんの被害をもたらした熊本の震災から1年と1ヶ月が経過しました。熊本県庁の発表によると、225名の方々が尊い命を亡くし、200,000棟近い家屋が被害に遭っています。現在でも、地元の方々や行政、支援団体等、たくさんの人びとが復興に尽力しています。
JENは前震の翌日である4月15日に熊本へ到着しました。当初はライフラインも復旧しておらず、主に避難所にいる人びとへの支援を行いました。例えば、商店が復旧していないこともあり、弁当や下着の配布、入浴が困難な方への入浴サービスを行いました。
また、避難所が集約・閉鎖されていくのに伴い、瓦礫の撤去を促進するために地元のコミュニティや支援団体にトラックや資材を供与しました。
【JENのトラックが瓦礫撤去で活躍】
緊急期の終わりが見えた頃、熊本の地域課題を根本から解決できる支援の方法はないかと考えました。たくさんの方々と会う中、震災の前から熊本で同様の活動をしている団体をパートナーとして「明日のくまもと塾(あすくま)」というワークショップ事業を立ち上げました。
【地域での問題に対峙する方々へのワークショップ“あすくま”の開催】
このワークショップは2017年3月に1期を終えました。たくさんの参加者は現在も様々な分野で地域の課題解決に挑んでおり、JENは引き続き熊本の方々と歩んでいきます。