「えがお」への物資提供
5月上旬、熊本市内に約300ヶ所あった避難所が「拠点避難所」として22ヶ所に集約されました。
しかし、自宅から離れることや知らない人々と一緒に暮らすことにためらいがあるなど、さまざまな理由で拠点避難所に移れない人びとも多く、従来の避難所も多く残っています。
健康食品会社である「えがお」の旧社屋を活用した避難所もその一つです。
JENはこの避難所に対してえがおと共同で訪問入浴サービスを行っていますが、このたび避難されている方々がより快適に暮らすことをお手伝いするため、いくつかの物資を提供しました。
たとえば、50人ほどいらっしゃる方々に対して電気ポットが1つしかなく、インスタントラーメンを食べるにも少し行列ができたり、お湯がすぐなくなったりしました。これに対してポットを2つ、提供しました。
また、これから暑くなってきます。地震が発生して皆様が避難された頃はまだ夜は冷え込んでおり、毛布が提供されたのですが、だんだん不要になってきています。このため、お一人お一人用にタオルケットを提供しました。
1日も早く皆さまが避難状態から抜け出されることが望まれますが、この状況は当面、続くかもしれません。
えがおは社会貢献に力を入れている企業で、避難されている方々が快適に過ごされるようにさまざまな尽力をなさっていますが、これを側面支援していきたいと思います。