2016年4月30日 (土)
2016年4月28日 (木)
熊本市東区でのニーズ調査
熊本市東区は震源地に近いところもあり、地震による大きな被害を受けている地区の一つです。多くの地区では電気や水道が復旧しましたが、家屋の半壊や全壊により、避難所での生活を余儀なくされている方や、車中泊をされている方もいます。
被災者がより健康的で快適な生活が送れるように、避難所を周り、調査を行いました。住民の中には、被災によりお風呂に入れない方もいて、これから暑くなる季節に備え、衛生環境を整えることが急務です。
【避難所を周り、聞き取り調査をしている様子】
【避難所にある駐車場で遊ぶ子どもたち。奥に写っているのは車中泊用の車】
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JENでは、緊急対応を迅速・柔軟に行うために、みなさまからのご寄付を募っています。
何卒、ご協力をお願い致します
2016年4月26日 (火)
【熊本地震】衣類配布を行いました
4月25日、南阿蘇の避難所や、車の中で避難生活を送っているみなさまを対象に、ユニクロさんからご寄付頂いた、下着や靴下の配布を行いました。

==JENとユニクロのパートナーシップ===
◎スタートは2001年でした。詳しくはこちらから。
◎東日本大震災の緊急支援では、宮城県東松島市、石巻市の避難所で衣料を配布しました。
◎シリア難民支援では、ヨルダンの難民キャンプで衣料を配布しました。
2016年4月25日 (月)
【熊本地震】被災状況調査
被災された方々の中には自宅の片づけが難しい高齢の方々なども多数おられます。こうしたことを肩代わりして行うボランティアの要望を聞く調査に参加しました。
自力で、また親族や友人の手助けを得て家の片づけを行っている方々もおられましたが、その多くは余震が怖くて車の中やテントで夜を明かしておられます。ビニールハウスで寝ているという方もおられました。
歩いて家々を外から拝見したところ4分の1くらいが全壊している様子でした。余震により自宅が倒壊するかもしれないという恐れを科学的に軽減することが必要です。本格的な損壊診断が開始されるようです。
避難所を回らせていただくと、それぞれが特有の状況を抱えていることが垣間見えます。中には自治会が被災された方々の支援をしっかりと行っているところもありました。
避難所運営を担当されている住民の方は「私達は被災者であるといっても元気なのだから支援を待ち続けているだけではだめだ。自ら動いていかなければ」とおっしゃっていました。
自らも被災者である同行していたボランティアの学生はこうした言葉に勇気づけられるとともに「もっと勉強に励んでいきたいと思う」と話していました。
現地には物資が十分に入ってきており、他の地域からボランティアが続々と来ています。それでも足りない支援があり、JENは被災された方々に必要なそうした支援を確定し、実施していきます。
【ご報告】 南阿蘇で、お弁当を2000食お配りしました。
4月19日、20日の二日間に渡り、南阿蘇にて、合計2000食のお弁当を被災された方々にお配りいたしました。
この時期、益城に支援が集中し、支援の手が届いてなかった南阿蘇は、水も電気も止まっており、支援を必要としていました。
ここに避難されている方は、自分たちで毎食、毎食、限られた食材で調理してきました。そのため、休む暇もなく、食事も偏っていました。
お弁当の配布によって、食事にバラエティが加わり、また1食、調理を休憩することができました。
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何卒、ご協力をお願い致します
2016年4月22日 (金)
熊本市 東区東町団地集会所
この写真は、熊本市 東区東町団地集会所です。
集会所の電源は、15Aしかなく、団地の住民の1人がポット1つを持ち込み、みなさんでお茶を飲む程度でしのいでいます。お湯を沸かすにも苦労しており、カップ麺などがあっても食べられないと話ていました。もともと脆弱な立場にいる方々が被災した場合には、より手厚い支援が必要です。
2016年4月20日 (水)
2016年4月19日 (火)
2016年4月17日 (日)
【速報】 熊本地震 // 緊急支援を開始しました
ニーズ調査を行ってきた緊急対応チームからの報告です。
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(粗大ゴミ、となってしまった日用品が町の至る所に。被害の甚大さがわかります)
JENは被災された方への緊急支援として、がれき撤去や生活物資の配布に向けた準備を進めています。特に水や毛布、高齢者の方や赤ちゃんのおむつ、おしりふきなどの物資が不足しているとの情報も入ってきています。
続く余震によって、ニーズは刻一刻と変化しています。行政や他団体とも密に連携しながら、緊急に必要とされているものを、必要とされているところにお届けするため、調整と準備を進めています。
明日以降、緊急対応チームを増強します。
JENでは、緊急対応を迅速・柔軟に行うために、みなさまからのご寄付を募っています。
何卒、ご協力をお願い致します
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2016年4月16日 (土)
スタッフ紹介:情報マネジャー
「道路が寸断、支援の格差。まるで、中越地震の時のようだ」
浅川葉子(あさかわ・ようこ)
JEN東京本部 情報マネージャー(写真前列右から3人目)
写真は、中越沖地震で、ボランティア派遣事業をサポートしていたころのもの。基本は本部勤務でしたが、ときどき事業地を訪問していました。
***
大学卒業後、民間企業での勤務を経て、1994年にJENに入職。
1994年~1999年、旧ユーゴスラビア地域に駐在。難民、国内避難民を対象とした心理社会プロジェクト、収入向上プロジェクト、難民キャンプ運営などの緊急支援事業に従事。
1999年よりJEN本部事務局(東京)勤務。中越地震・インド洋津波(2004年)、パキスタン地震(2005年)他、JENが出動したすべての緊急支援で事業統括担当と連携し迅速・柔軟なプロジェクト実施をけん引。
東京都出身。
浅川が5年間駐在し担当した旧ユーゴスラビアでの活動について、くわしくはこちら
中越地震・中越沖地震緊急復興支援について、くわしくはこちら
スタッフ紹介:事業責任者
「JENとしてやらなければならないこと、見極めます」
写真は、前任地、ヨルダンのシリア難民支援。全国の公立学校の教育環境を調査し、緊急に数百校の学校の施設を整える事業を担当しました。
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大学卒業後、民間企業、在ボツワナ日本大使館での勤務を経て、2012年7月にJENに入職。 プログラム・オフィサーとして、ヨルダン(シリア難民支援)、イラク(国内避難民支援)、東北に駐在。 2015年よりエマージェンシー・オフィサー(緊急支援担当)として東京本部を拠点に支援活動に携わっている。大分県出身。
廣瀬がこれまでに担当したシリア難民支援、イラク国内避難民支援、東北復興支援について、くわしくはこちら
緊急募金を受け付けています。
↓↓↓↓↓↓↓
郵便振替口座 00170-2-538657?
口座名 JEN
通信欄に「熊本地震」と記載ください。
クレジットカード:http://www.jen-npo.org/jp/contribute/credit.php
プルダウンメニューから「熊本地震」をお選びください。
皆様のご協力をよろしくお願いします。
【続報】 初動チームが熊本市に到着しました
本日、皆様から様々なお問い合わせをいただいております。
皆様のお気持ちに深く感謝いたします。
JENスタッフ一同
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4月16日未明、初日の調査を終えたスタッフからレポートが届きました。
直後にM7の本震(といわれる)が発生しました。
スタッフの安全は確認済ですが、15日の状況から大きく変化しました。
頻発する余震によって、被災地へのアクセス状況にも変化があらわれてきています。
ニーズ、状況は刻一刻と変化しています。
チームから一報が入り次第、あらためてご報告いたします。
また、最新情報は、メールマガジンでもお知らせいたします。
http://www.jen-npo.org/jp/info/mm.php
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
JEN東京本部事務局
〓〓〓〓皆さまからの緊急募金を受け付けております〓〓〓〓
2016年4月15日 (金)
【速報】熊本に向かったJENスタッフ
廣瀬 美紀(ひろせ・みき):エマージェンシー・オフィサー
浅川 葉子(あさかわ・ようこ):情報マネージャー
▼JEN / 緊急支援実績
国際協力NGOであるJENは、旧ユーゴスラビア、イラク、アフガニスタンなど紛争地での緊急支援だけでなく、インド西部地震(2003年)、イラン東部地震(2004年)、インド洋津波(2004~8年)、パキスタン・カシミール大地震(2005~8年)、そして近年では、ハイチ大地震(2010年~15年)など、1994年の設立以来、世界各地の巨大地震の被災地でも迅速な緊急支援を行ってきました。昨年は、ネパール地震、アフガニスタン・パキスタン大地震の緊急支援へ出動しました。
▼JEN / 日本国内での緊急支援実績
日本国内では、新潟県中越震災(2004年)、中越沖地震(2007年)、東日本大震災(2011年)に出動しました。現在、東北3県で復興に向けた自立支援を行っています。
緊急募金を受け付けています。
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口座名 JEN
通信欄に「熊本地震」と記載ください。
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プルダウンメニューから「熊本地震」をお選びください。
皆様のご協力をよろしくお願いします。
お問い合わせ:広報担当 濱坂・井上
JEN東京本部事務局
電話 03-5225-9352
http://www.jen-npo.org/
【速報】 熊本地震 // 調査隊派遣決定
このたびの熊本地震に際し、被災された方へお見舞い申し上げます。
JEN(本部:東京都新宿区)は、甚大な被害をもたらしている「平成28 年熊本地震」の被災者支援に向け、調査隊を派遣することを決定、本日(4月15日)午前、被災地に向けて出発しました。
緊急支援をはじめるにあたり、皆さまからの緊急募金を受け付けます。
○郵便振替口座 00170-2-538657
口座名 JEN
通信欄に「熊本地震」と記載ください。
○クレジットカード:こちら
メモ欄に「熊本地震」と記載ください。
皆様のご協力をお願いいたします。