« 2015年9月 | トップページ | 2015年11月 »

2015年10月29日 (木)

女性・女の子たちの声

 こんにちは、ナマステ・チームです。
 
 本日、10月29日にネパールで初の女性大統領が就任しました。女性が大統領となり、今後、社会・政治面で女性の参画がより増えていくことが期待されます。

 残念ながら、4月の大震災後は、女性や女の子たちは、より多くの困難を抱えています。
 国連の調査によると、4月の大震災以降に、7割の女性がより多くの時間を子どもや家族の世話、水汲みなどに使うようになりました。また、7割の女性が休息や睡眠時間が減少した、という結果が出ています。女の子が人身売買の被害にあう件数は、震災後は平常時よりも2倍以上に増加した、という報告もあります。

 このように、ネパールでは、まだまだ女性にとって多くの困難があります。でも、JENが学用品を配布した女子学生は「勉強して学校の先生や看護師になりたい」と将来に向かってとても前向きに進んでいることが、彼らの言葉からよく分かりました。
 
 今回、JENが学用品を提供したことで、女子の教育機会の向上や励ましになったと信じています。JENは、11月の半ばまでモニタリングなどを行いながら、今後もネパールの支援を継続します。

【ネパールの女性は働き者です】
20151029_np_01_2


【女の子も男の子も学校に行きます】
20151029_np_02




△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

より迅速な支援を届けるために皆さまのご支援が必要です。  

ネパール地震への緊急支援募金を受付けています。

▼クレジットカードはこちらから

nepal

▼郵便振替の場合は↓

口座番号:00170-2-538657 

口座名: JEN

*通信欄に「ネパール」とご記入ください*

10月 29, 2015 ネパール, 支援物資配布, 政治、経済、治安, 緊急支援 |

2015年10月22日 (木)

本当に来てくれてありがとう

 こんにちは、ナマステ・チームです。

 今週はトタン板の配布の様子をご報告します。

 今週、カヴル郡ナヤゴン村にて、被災した155世帯の方たちの仮の住まいを補強するためのトタン板を配布しました。
 配布の対象となったのは、震災前から経済的に困難な立場にあった方たち、カーストが低いために土地を所有していないダリットの方たちです。かれらは、ネパール政府からの給付金は食糧の購入に使わざるを得ず、家の補強材を購入できませんでした。そのため、竹や木などの弱い材料で仮屋を作り、屋根に穴があって雨漏りする中で生活していました。

 そこでJENは、屋根を補強することができるように、トタン板を配布することにしました。
 トタン板の配布の後、村の人たちは「やっとまともな屋根の下で眠れる。これまで雨漏りがあったが、このトタン板のおかげで、冬も無事に過ごせるだろう」と、笑顔で話してくれました。
「他の支援団体から、トタン板を配布するということは聞いたが、実際の配布はなかった。JENは本当にきてくれた。どうもありがとう」という言葉もいただきました。

 JENは6月からネパールに駐在員を派遣し、被災者の生活の復興を支えるために、これまでに、生活用品・寝具を1,568世帯に配布し、トタン板を155世帯に配布しました。また、学用品を2,600名以上の生徒に提供しました。

 しかし、まだネパールでは50万人以上の方たちが、シェルター、教育、食糧、医療など、基本的なニーズを満たすための支援を必要としています。JENは、今月末まで現地に拠点をおき活動を継続します。その後は、出張や現地の協力団体からの情報収集によって、ネパールの様子をフォローしていく予定です。
 
【トタン板を運ぶのも道が険しいので注意が必要です】
20151022_np_01


【女性や子どもたちが配布を待っています】
20151022_np_02


【トタン板を村人が確認しています】
20151022_np_03


△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

より迅速な支援を届けるために皆さまのご支援が必要です。  

ネパール地震への緊急支援募金を受付けています。

▼クレジットカードはこちらから

nepal

▼郵便振替の場合は↓

口座番号:00170-2-538657 

口座名: JEN

*通信欄に「ネパール」とご記入ください*

10月 22, 2015 ネパール, 支援物資配布, 緊急支援 |

森林破壊が進むハイチ

 ハイチから隣のドミニカ共和国に入ると、緑や木が増えることに気づきます。
 カリフォルニア大学ロサンゼルス校の教授で生物地理学者のジャレド・ダイアモンド(Jared Diamond)は、著書「Collapse」の中で、「ドミニカ共和国の28%の国土は森林で覆われている一方、ハイチにある森林は国土の1%」と述べています。同じイスパニョーラ島にある国なのに、なぜこのような差が生まれるのでしょうか。

 その理由は、人々の生活にあります。ドミニカ共和国では、料理を作る際にガスが使われていますが、ハイチでは炭を利用して火をおこし料理を作っています。
 農村に住んでいるハイチの人びとの収入源は限られます。木を切り倒し、炭を作ることが、貴重な収入源となります。また、貧困層が多いハイチでは、ガスを買う金銭的な余裕はありません。負のサイクルに陥っているのです。

 森林がなくなれば、水を蓄えること、やがては私たちの住む場所も失われます。負のサイクルから抜け出し、少しでも森林破壊を抑制できるように、考えていかなければいけません。

【炭を作る住民】
20151022_ht_01


【市場に販売しに行く前の炭】
20151022_ht_02


△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△

JENでは、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。

▼クレジットカードはこちらから

haiti

▼郵便振替の場合は↓

口座番号:00170-2-538657 

口座名: JEN

*通信欄に「アフガニスタン」とご記入ください*

10月 22, 2015 ハイチ, 政治、経済、治安, 文化、生活、習慣 |

2015年10月15日 (木)

ネパールの人たちとともに

 ネパールの震災からすでに半年近くがたちます。残念ながら、未だに50万人以上の方たちがシェルターや生活必需品などの支援を必要としており、十分な食糧が得られない中で日々を過ごしています。

 今週は、これまで雨季のために配布ができなかったヌワコット郡のタナパティ村で生活用品と寝具を約260世帯に提供しました。これからの寒さに備え、毛布やマットを配布することで、村人がなんとか冬を乗り越えることができます。


【生活用品を受け取った女性】
20151015_np_01_2


 なお、JENは今回ネパールでの活動は現地NGOのラルパテのスタッフ、村の行政機関である村開発委員会、学校の先生たち、PTAの方たちと、配布内容の選定から配布の実施、モニタリングにおいても、協力して実施しました。

 事業の計画からモニタリングの段階まで、現地NGOや村の関係者とJENが一緒に実施したので、現地NGOスタッフや村の関係者にとっては、新しい作業を経験する機会になったようです。

 ラルパテのスタッフが、今後も、JENのスタッフと一緒に仕事した時の注意事項を思い出し、配布物資を計画的に業者から購入し、決まった日程で配布するなど、効率的な活動が実施できるようになることが期待されています。

 JENが被災地で自然災害後の対応をする際には、必ず、現地の人たちと一緒に業務を行い、彼らの能力を伸ばすように努めています。今後、自然災害後の対応や防災活動を現地の人たちが自分たちでできるようになることを目指しているからです。JENは現地の人たちの能力の育成を通じて自立につながる支援を行っています。

【学校の子どもたち】
20151015_np_02


△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

より迅速な支援を届けるために皆さまのご支援が必要です。  

ネパール地震への緊急支援募金を受付けています。

▼クレジットカードはこちらから

nepal

▼郵便振替の場合は↓

口座番号:00170-2-538657 

口座名: JEN

*通信欄に「ネパール」とご記入ください*

10月 15, 2015 ネパール, 支援物資配布, 緊急支援 |

2015年10月 8日 (木)

ガソリン不足がもたらす影響

 こんにちは、ナマステチームです。

 ネパールでは9月20日に新憲法が制定されました。その憲法に対する反対派の運動のために、インドとネパールを結ぶ道路が封鎖されています。そのため、燃料などの物資のインドからの輸入が十分でなくなり、その結果ガソリン不足となって、一般の乗用車が運転できない他、NGOや国際機関の物資配布活動も停滞しています。

 JENはネパール人の事業責任者がいろいろな関係者に連絡をとり、なんとかガソリンを入手して、現在も配布活動を継続しています。今回は、政治状況が大変深刻に活動に影響を及ぼしており、今後どのような国で活動する際にも、ある程度の燃料の備蓄が必要であると痛感しました。

 村の人たちもガソリンが不足していることはよく知っているので、JENのスタッフが今週も配布に行ったときは本当に驚いていました。そして、いつものようにとてもやさしい笑顔でJENのスタッフを迎えてくれました。

 これまでにJENは、シンドゥーパルチョーク郡とカヴレ郡での、生活用品・寝具の800世帯への配布、そして学用品の2,600名の生徒への配布を完了しました。今週もガソリンの調達に力を入れ、支援を必要としている被災者の方たち全員に、1日でも早く物資を届けるように、精一杯努力していきます。

【1年生の女の子】
20151008_np_02


【学校帰り】
20151008_np_03


【お母さんが、JENが提供した生活用品が役立っていることを教えてくれました】
20151008_np_04

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

より迅速な支援を届けるために皆さまのご支援が必要です。  

ネパール地震への緊急支援募金を受付けています。

▼クレジットカードはこちらから

nepal

▼郵便振替の場合は↓

口座番号:00170-2-538657 

口座名: JEN

*通信欄に「ネパール」とご記入ください*

10月 8, 2015 ネパール, 支援物資配布, 政治、経済、治安, 緊急支援 |

水源修復工事が完了

 本事業地グランゴアーブ(Grand Goave)地区バジェラー(Bas Gerard)地域にて、水源の修復工事が完了しました。

 修復する以前は、コンクリートで覆われている隙間から水が外に流れ出ていました。そのため、水が逆流し、汚染水が水源に入ってくる可能性がありました。また、水が外に漏れることにより、貯水槽へ流れる水の量が少なくなっていました。

 水源をコンクリートで修復・強化したことにより、より安全な水を住民に供給し、水の量もこれまで以上に確保することができます。

 バジェラー(Bas Gerard)地域では、水源からキオスク型給水施設と私用水道を通して、安全な水が供給されています。水源が汚染されることは、全ての給水施設が汚染されることに繋がります。JENは住民が安全な水にアクセスできるように、引き続きサポートしていきます。

【修復前の水源】
20151008_ht_01


【修復後の水源】
20151008_ht_02





△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△

JENでは、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。

▼クレジットカードはこちらから

haiti

▼郵便振替の場合は↓

口座番号:00170-2-538657 

口座名: JEN

*通信欄に「アフガニスタン」とご記入ください*

10月 8, 2015 ハイチ, 水衛生改善, 給水施設修復・建設 |

2015年10月 1日 (木)

生活用品の提供と子どもの人権

 こんにちは、ナマステ・チームです。今日はシンドゥーパルチョーク郡ビンタール村での食器・調理具などの生活用品と寝具の配布の様子をお伝えします。

 食器や調理具などは、毎日の生活で絶対に必要なものですが、日々のやりくりに困っている被災者の方たちにとっては、それらを購入する余裕はありません。家庭によっては、政府から受けたほんのわずかな支援金でさえ、食糧の購入に使い切ってしまうほど、困窮しています。

 そのため、JENが食器・調理具などの生活必需品、これからやってくる冬に備えた毛布などの寝具を提供することで、被災者の方たちの家計の圧迫を緩和することができます。

20151001_01_2


20151001_02

20151001_np_03


 震災後、被災者の方たちが経済的に困難な中で、子どもたち、特に女の子の人権がおびやかされる危険もあります。ネパールの合法的な結婚の年齢は18歳ですが、経済的な困窮から、まだ幼い、14歳などの女の子を結婚させてしまう家庭もあります。

 そのため、JENが少しでも家計の困窮を緩和するように、支援活動を継続することは、子どもたちの人権を守るためにも大切です。

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

より迅速な支援を届けるために皆さまのご支援が必要です。  

ネパール地震への緊急支援募金を受付けています。

▼クレジットカードはこちらから

nepal

▼郵便振替の場合は↓

口座番号:00170-2-538657 

口座名: JEN

*通信欄に「ネパール」とご記入ください*

10月 1, 2015 ネパール, 支援物資配布, 緊急支援 |