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2015年9月24日 (木)

心の痛みをいやす薬

 こんにちは。ナマステチームです。

 今週も雨による地崩れのために、支援物資の配布を進めるにあたってたくさんのチャレンジがありました。
それでも、村の人たちに手伝っていただき、計画通りに、カヴル郡ナヤゴン村とシンドゥーパルチョーク郡のビンタール村にある12の公立学校に通学する、2,600名の生徒への学用品の配布活動が完了しました。

【雨で通るのが大変です】
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【山道でも一生懸命白板を運びます】
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【中身を確認する子どもたち】
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【配布後の片づけもみんなで】
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【うれしそうな子どもたち】
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 学用品を配布した際に、校長先生、保護者の方や、生徒からとてもうれしい言葉をいただきました。

 例えば、校長先生は、子どもたちが学校カバンを背負う様子をみて、こうおっしゃいました。
「こうして、子どもたちみんなが同じものを使うことで、自然にみんながまとまってひとつになれると思います。そして、村人みんなも一緒にがんばっていける気がします」

 保護者の方からは、
「地震の1時間後に、村の学校を見て回った時は、学校が崩れてしまっていたので、教育の村としてカヴル郡1位を目指して今まで努力してきたのに、本当にどうしようと途方にくれていました。少しでも、自分たちで努力をして、カヴル郡1位の教育の村を立て直そうと村落開発委員会の人と話していたら、ジェンのみなさんに出会い、そして学用品のご支援をいただきました。子どもたちが、学用品を受け取って喜んでいる顔を見て、心の痛みをいやす薬をもらった気がしました」。

 そして、5年生のシターちゃんは、「勉強を続けて、看護師さんになるの」と、夢を語ってくれました。

 これらのお言葉をいただき、今回私たちが配布した学用品の支援が、子どもと村の人たちの復興の支えになったと感じています。

 今後も、台所用品、食器、寝具、トタン板の配布も行い、ネパールの人たちの生活の復興を引き続き支えていきます。

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9月 24, 2015 ネパール, 支援物資配布, 緊急支援 |

キオスク型給水施設1棟の建設開始

 JENの事業地グランゴアーブ地区バジェラー地域にて、キオスク型給水施設5号棟の建設を開始しました。
 
 バジェラーでは、今年に入りキオスク4棟の改設を終了しましたが、4号棟に多くの住民が集中しました。水を汲む待ち時間の短縮や住民のトラブルを防ぐため、4号棟から250メートル離れた場所に、5号棟を建設しています。

「昔は川の源泉まで片道45分歩いて水を汲みに行っていました。キオスク4号棟ができてからは片道25分、建設中のキオスク5号棟が完成すると片道10分で水を汲みに行けます」
 と話すのは、建設中のキオスク近くに住む女性の方。

 キオスク5号棟は、この地区に住む35世帯とバジェラー近くに住んでいる2つのコミュニティの15世帯にも利用される予定です。

【建設中のキオスク給水施設5号棟】
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【建設中のキオスク近くで洗濯をする住民】
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9月 24, 2015 ハイチ, 給水施設修復・建設 |

2015年9月17日 (木)

ネパールの人びとと自立

 こんにちは、ナマステチームのラジーブです。
 今日はネパールの人びとと自立についてお伝えします。

【ラジーブと子どもたち】
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 ネパールでは、4月の大震災からすでに5ケ月近くが経ちますが、いまだに280万人が支援を必要としています。雨季やデモの影響による通行止めがあり、支援活動の実施には時間がかかっています。雨季でアクセスが難しかった地域では、10月の乾季に入ってからやっと物資が配送できるようになる所もあります。

 このように大震災の被害は甚大で困難がたくさんありますが、それでも、コミュニティーの人びとが協力して、お互いを助けあったという話もよく聞きます。そういった相互扶助の話を聞くと、強く心が打たれました。

 たとえば、JENの事務所の裏にある民家は、震災で破損し倒壊の危険がありましたが、地元の人たちが協力して、手持ちの大工用具で建物を安全に解体しました。農村でも皆が協力して瓦礫の整理をしたり、道路を通りやすく整備したり、体の弱い人たちお年寄りに代わって若者や子どもたちが支援物資や水を運んであげたりなど、助け合っています。

【村で道路を整備する人びと】
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 JENはネパールの人たちが相互扶助や自立への想いが強いということをよく理解した上で、カヴル郡、シンドパルチョーク郡、ヌワコット郡のそれぞれの村で村人と話し合って、自立を促すことができるように支援物資の内容を決めました。
 そして、支援物資の一つである学用品をJENが提供することで、子どもたちの教育が中断されずにすみ、今後ネパールがより災害に強い国になるような国づくりに貢献できる人材の育成にもつながるのではないか、と考えています。

【学用品を緊張して受け取る男の子】
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9月 17, 2015 ネパール, 支援物資配布, 緊急支援 |

2015年9月10日 (木)

子どもたちの想い

 こんにちは、ナマステチームです。

 今週はカヴル郡ナヤゴン村で、スクールバッグ・教科書・ノートなどの学用品の配布を行いました。6校の1,250名の子どもたちに支援をすることができました。

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 みんな、山道を歩いて毎日学校に通っています。私たちは配布のために、数日間山道を歩きましたが、大人にとっても体力を使う道です。子どもたちは、学用品を受け取ったときは、喜んで、本当に元気そうに歩いていました。

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 地震の後、ネパールでは多くの家庭が困窮しています。家庭の経済的な困窮のために、子どもたちが、児童労働・人身売買・早期結婚といった危険にあうケースが多く起きてしまっています。そのため、学校に通学できるようにJENが支援することで、子どもの安全と人権をまもることに貢献できます。

 震災後、5月・6月にユニセフと国際NGO数団体が協力し1,838人の子どもを対象に調査をしました。その調査報告書には子どもたちが今回の地震で感じたこと、今後の復興に向けての子どもからの提案が載っていました。
多くの子どもたちは、耐震性のある学校と家の再建を希望しています。そして、地震の後に学校に継続して通えることが、子どもたちにとって、本当に大切とのことでした。

 JENも、学用品の配布と同時に、子どもたち・先生・親御さんの声を聞いて、どのように現状の困難を乗り越え、自然災害に強い学校と地域社会を将来作っていけるか、みんなで相談していきます。地元の人たちの主体性を大切に、復興に向けて一緒に進めていきたいと考えています。

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9月 10, 2015 ネパール, 支援物資配布, 緊急支援 |

ハイチで起こる干ばつ

 ハイチでは今年、雨季にあたる4月から6月の間の干ばつによる影響が出ています。
CSSA(Coordination Nationale de la Sécurité Alimentaire)によると、この干ばつにより農産物の収穫が大幅に減っていて、普段の年の半分にも満たない収穫量になる見込みです。異常な天候は今年の12月まで続き、雨量は例年の平均以下になることが予想されています。

 収穫量の減少とそれに伴う物価の値上がりによって、ハイチ南半島、北西県、北東県、南東県に住む貧しい人々の食糧確保が難しくなることが予測されています(注1)。
 また、灌漑施設の不足や川の水位の低下が、農民や地方の住民の生活をより一層厳しくすることが予想されます(注2)。

 今のところ、レオガン地区では干ばつの影響は目立っていませんが、今後の天候によっては被害がでる可能性があります。 JENは引き続き安全な水へのアクセスを提供し、住民の生活に貢献できるように活動を行っていきます。

【水位が下がった川で洗濯をする人々 事業地バジェラーにて】
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(注1) HAITI Perspectives sur la sécurité alimentaire (CNSA ,2015).

(注2) Bulletin humanitaire Haiti numéro 52/Juillet 2015(OCHA, 2015




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9月 10, 2015 ハイチ, 政治、経済、治安, 水衛生改善 |

2015年9月 3日 (木)

子どもたちが学校に戻れるように

 こんにちは、ナマステチームです。

 JENは震災のために教科書、制服、文房具をなくしてしまった子どもたち2,600人に学用品を提供します。
 今週はカヴル郡ナヤゴン村の小中学校で配布する学用品の最終確認をしています。

 学用品を提供することで、子どもたちの復学を促すことができます。子どもたちは学校で友達に会えることで気分が明るくなり、震災でうけたショックを乗り越えやすくなります。

 悲しいことに、震災の後、ネパールでは何百名もの子どもたちが人身売買の被害にあいました。震災により家庭が困窮していることにつけこみ、人身売買組織がご両親をだまして子どもを連れ去ってしまったケースが多くあるためです。震災から4か月が経ちますが、人身売買の被害にあい保護施設に保護された子どもは既に331名にもなります。

 JENは子どもたちの復学を支援することで、子どもが人身売買などのリスクから守られ、安全に過ごせる場も確保したいと考えています。そして、困窮する世帯に対して、生活必需品、寝具、トタン板も提供することで、困窮から少しでも早く回復できるよう支えていきます。

【低学年も勉強熱心】
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【みんなで一緒に帰ろうね】
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【学校帰りは楽しいな】
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9月 3, 2015 ネパール, 支援物資配布, 緊急支援 |