【速報】被災者の想いに耳を傾けて
こなごなになったレンガの瓦礫(がれき)の山の間を歩いていると、2人の姉妹が木陰で無言のまま座っていました。
プラティバさんが2人に声をかけると、もうすぐ20歳になる、というお姉さんが淡々と被災の時の様子を語ってくれました。プラティバさんは、JENのパートナー団体として協働で今回の支援活動を行うNGOの代表の女性です。
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目の前の瓦礫の山は、かつては彼女の家でした。
17歳で結婚した彼女は、地震当時結婚3年目でした。最愛の夫を地震で亡くしてしまいました。
私はその時、彼女の夫の命を奪ったレンガの瓦礫の上に立っていました。はっとして、「ごめんなさい」と謝りました。被災の現場に外からやって来て、無意識に第三者的な気持ちでいたかもしれない、と自分を戒めた時でもありました。
支援活動を進める中で、多くの被災者の方から家族を失った辛く悲しい体験や、被災からの復興に向けた想いなど、いろんなお話をうかがうことになります。支援のプロとして、寄り添う気持ちを第一に、そして毎日の現地の人たちとのふれあい、一合一会を大切に、人びとの復興と自立に向けた活動を進めてゆきます。
皆様の、ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
*この活動は、支援者の皆さまおよび、ジャパン・プラットフォームの協力により実施しています。
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