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2015年1月29日 (木)

新事業開始 -(2)水管理委員会の再結成・育成・強化編 -

 前回は、キオスク型給水施設の改設について紹介しましたが、それを管理できるシステムがないと安定して水を供給することはできません。

 現在、レオガン地区ウジェラーでは、パイプ等の故障により、給水施設の半分しか利用されていません。また、グランゴアーブ地区バジェラーでは、私用の水道網から水漏れが発生し、水が浪費されることで、一部の住民に水が行き渡っていません。

 持続的に給水施設を管理するために、上記2つのコミュニティでは、以前存在していたものの機能していない水管理委員会メンバーの再結成・育成を行っています。
たとえば、給水施設の利用料を毎月徴収するシステムの導入や、適切に管理されるように水管理委員会が率先してガイドライン作りを行う予定です。

 他に、4つのコミュニティ(計2,005世帯)を選定し、水管理委員会のフォローアップを行ないます。これらの地域では、JENのコミュニティ・モビライザー(活動推進員)が2週間に1回程度現場を訪問し、問題があった場合は水管理委員会に対して維持管理を適切に行うよう指導を行います。

【地域住民への維持管理の仕組みや役割の説明をしている様子】
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 プロジェクトの終わりには、上記の6つの水管理委員会が継続して活動すること、給水施設の維持管理費が各委員会で貯蓄・管理され、施設の維持管理が住民主導で実施できるようになることを目指しています。



【JENでは、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。
ご寄付は、こちらから受け付けております】

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1月 29, 2015 ハイチ, 水管理委員会, 給水施設修復・建設 |

2015年1月15日 (木)

新事業開始 ―(1)安全な水へのアクセス編―

 JENハイチでは、支援者のみなさまと日本の外務省の協力により、2014年11月7日から10か月間に渡る水衛生関連の新事業を開始しました。
 このプロジェクトは3つのアプローチで構成されています。今回はその1つである、安全な水へのアクセスについて紹介したいと思います。

 現在、ハイチ西県レオガン地区ウジェラーとグランゴアーブ地区バジェラーの住民は、トイレの未整備及び十分な下水処理が存在しないことから、汚染された水源を利用しています。そのため、この2地区では9棟の蛇口式給水施設を10棟のキオスク型給水施設に改設することを計画しています。

【バジェラーにある蛇口式の給水施設】
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キオスク型給水所とは
1つのキオスクに2~4個の蛇口がついている箱形の建物で、中にいる管理人が水を管理しています。住民はバケツ1個につき1グルド(約2円)を窓越しの管理人に支払います。

【前事業でJENが建設したキオスク】
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キオスク型給水所の利点
(1)利用料の徴収がより確実に行えるシステムであるため、水管理委員会が主導して長期的な維持管理が期待できます。

(2)水の供給がコントロールできるため、水の無駄遣いも防げ、給水所が管理される事により水因性感染症の予防にもつながります。

 10基のキオスク型給水施設は8月には完成して、利用される予定です。




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1月 15, 2015 ハイチ, 水管理委員会, 給水施設修復・建設 |