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2014年5月 1日 (木)

ララ祭

 ララ祭は、ハイチで2番目に大きな文化行事です。私のハイチ滞在は1年になりますが、昨年は参加することができませんでした。しかし、今年は見逃すわけにはいきません!

 もちろんこの国で1番大きな行事はカーニバルですが、私にとってララ祭は、よりハイチの文化を反映したもののように思われました。カーニバルは、カリブ地域の他の国々でも体験できることもその理由かもしれません。

 初めは、ララ祭の意味がよく分かりませんでした。

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 イースターの週末は4月20日ですが、その1か月前から、毎晩のように楽器(トランペットや手作りのチューバなど)を持ったバンドが通りを歩き、そのバンドに続いて群れをなす人々と大騒ぎをします。また、その行列には、飲み物がいっぱいに入ったクーラーを積んだ手押し車を持った人もいます。道を練り歩くこのご一行の中には、ライトのためのバッテリーを積んだ手押し車を押している人もいます。
時々、その音楽団は道端で止まり、一人の男性が進み出て、情熱的にそして時折激しくムチをたたきます。そして、またその集団は音楽を演奏しながら道を進んでいくのです。大通りのそばに住んでいる人にとって、毎年3月と4月は悪夢かもしれません。

 また、道でこの音楽団に出くわすのも厄介です。運が良くても数分、運が悪ければ時には1時間も足止めを食らってしまいます。大通りの真ん中で、何百人もの人々の集団が歌い、踊り、演奏し、そしてお酒を飲んでいるのを想像してみてください― 私たちにできることといったら、音楽を楽しむためにひたすら忍耐強く待ち、静かにしていることしかないのです。

 話をもとに戻しましょう。この、(私にとっては)異文化の行事について、その起源を知ろうと地元の人々に聞きまわりました。しかし、いろいろ聞いてみても、ヴードゥー教に由来するものだ、という以上の説明がありません。

 これでは納得がいかなかったので、さらに詳しく調べてみたところ、ついに妥当な答えに行きつきました。どうやらこれは、黒人奴隷の故地、西アフリカの風習です。大まかに説明すると、ちょうど雨季に入る前、農家の人々が近隣の人々に農作業を手伝ってもらうよう頼んで回っていたのですが、その際、夜に農地から農地へと呼びかけて回ったのです。なぜ夜かというと、昼間はもちろん皆働いているからです。

 これは、カーニバル終了から約1か月間行われます。イースターの週末には多くのグループがパレードのために市内に集まります。パレードは夕方6時頃始まり、翌日の朝まで、時には10時頃まで続きます。今年は、このイベント中に事件や事故はなかったようです。

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 この行事への参加は、ハイチの人々の文化を理解するために大変重要でした。また、JENが参加することで、「手洗いは感染症のリスクを減らす効果があります」という基本的な衛生促進メッセージをより多くの人々に、特に子どもたちに伝えるよい機会になりました。

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5月 1, 2014 ハイチ, 文化、生活、習慣, 衛生教育 |