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2014年5月22日 (木)

チクングニヤがハイチに。。

 蚊を媒介する感染症は、ハイチを含め、世界のある地域ではよく見られます。その中で、マラリアやデング熱は、日本でも名前は聞いたことがあるという人は多いかもしれませんが、チクングニヤ熱を知っている人はそう多くはないのではないでしょうか?

 チクングニヤ熱は、ウイルスを保有している蚊から人へ感染し、その症状は一般的には高熱、発疹、関節痛などです。もし、感染後すぐに治療を施せば大きな問題とはなりませんが、関節痛は年齢や元々の健康状態次第では、数ヵ月から数年続くこともあります。
 これはカリブ海諸国で急速に広まっており、夏の旅行シーズンが間近に迫っていることから、北・南米でも広まってしまうのでは、という懸念があります。

 ハイチ隣国のドミニカ共和国でこの感染が広まったというニュースを聞いてすぐ、JENのコミュニティモビライザーチームは、それぞれ担当のコミュニティを訪問し、この感染症について伝えるとともに、予防法について説明しました。

 過去、ハイチでコレラが蔓延した時に経験した通り、適切に対処可能な病院の数が不足し衛生環境があまり良くない国では、感染症は早く蔓延してしまいます。加えて、現在ハイチは雨季に入り増水していることと、下水システムが整っていないため、汚染された水は街に流れ出てしまいます。
 いくつかのNGOやヘルスケアを行なっている団体が、この感染症に対応しています。コレラで経験したような新たな伝染病の蔓延にならないことを願っています。

 私は約1年間ハイチに住んでいますが、病気にかかったことはありません。蚊に刺されてチクングニヤに感染しないよう、今後数ヵ月は虫よけや蚊取り線香が手放せなくなりそうです。

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5月 22, 2014 ハイチ |