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2013年5月16日 (木)

ハイチの新事務所が開設されました

 JENのハイチ事務所が移転することになりました。ポルトープランスとグランゴアーブの2事務所を、レオガンに統合します。

 2010年1月12日の大地震以降、交通事情が悪いため、フィールドチームが活動地に移動するのに片道3時間から5時間かかっていました。しかし、これ以上時間をかけ続けるわけにはいきません。渋滞で移動時間が長くなることは安全確保にも影響するため、2010年6月にグランゴアーブに第2の事務所を開設しました。

 しかし最近、状況が大幅に変わりました。道路からの瓦礫の撤去、橋の再建、国道の整備により、グランゴアーブ方面へ向かう70kmの行程は、かなり円滑になりました。順調な日は、わずか1時間半で グランゴアーブに到着することができます。
 加えて、現在ハイチで行っているほとんどの事業が、ポルトープランスとグランゴアーブの半分の距離にあるレオガンで行われているのです。
事務所の統合は、コストを削減し、物資調達やスタッフ間のコミュニケーションの効率を高めるために最適な方法です。

 新しい事務所は、国道から250m、MINUSTAH(国連ハイチ安定化ミッション)キャンプからから300m、二つのガソリンスタンドから500m、更にレオガンの中心地から1kmという理想的な立地に設けられ、治安面も良好です。

 18の事業地の内、17か所が5km以内の場所にあるので、移動のリスクも劇的に減らすことができます。(ただ、グランゴアーブ地区から10分以内にある活動地のジェンティだけは逆に離れてしまいます)
 
 事務所が1つになったことにより、国際スタッフ同士の事業地訪問が容易になりました。
関係機関との調整もしやすくなり、グランゴアーブに建設資材のお店が1軒しかないのに対し、レオガンには多くのお店があるため、調達面でもメリットがあります。ポルトープランスで調達の必要性が発生しても、1時間足らずで帰ってくることができます。

 ハイチでの活動3年にして、5月6日よりJENは新しいスタートを切りました。良い方向に進むと確信しています。

 ロマン・ブリ―

5月 16, 2013 ハイチ |