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2012年11月22日 (木)

神秘主義

【2010年にレオガンで撮影したブードゥーホールの壁画】

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“ハイチ社会:2011年9月に女性が死亡したと宣されたが、2012年同日に生きていることがわかった”

これは、今週ハイチのメディアで取り上げられた記事のタイトルです。その記事には、2011年のいつどのようにその女性が葬られ、2012年にどのように蘇ったのかが説明されています。
その記事は、事実は問題にしておらず、奇跡を説明しようとしているわけでもありません。こういった考えは、ハイチでは一般的で珍しいことではありません。

ハイチは新しい楽園なのでしょうか?それともあらゆる神が戻ってくると決めた場所なのでしょうか?または、他に理由があるのでしょうか?

実際、なぜハイチ人がそのような情報を当然のこととして考えるか、またなぜ比較的真面目なメディアが、わざわざ外部に対してそのような情報を公開するのかを理解しようとしなければ、ハイチを理解することはできないかもしれません。

ハイチ人は、ほとんど皆が神秘主義を信じています。これは、ブードゥー教と直接つながっているようです。ですが、ブードゥー教は神秘主義が起源なのか、また逆なのかはわかっていません。

11月 22, 2012 文化、生活、習慣ハイチ |

2012年11月 8日 (木)

出張地ハイチより 2

 ジェンは、2010年1月に発生した大地震直後に実施した緊急支援を経て、2010年5月より、地震の被害が最大であった西県における緊急復興支援として、ニーズが非常に高い水衛生分野に焦点を当て、これまで3年弱の間活動を行ってきました。

 今回は、過去の事業含め、アクセスが可能な事業地を中心に視察しましたので、その模様をお伝えします。というのは、10月末にハイチを襲ったハリケーン・サンディの影響(10月31日現在、ハイチでは54名の方が亡くなった模様。UNOCHA)により、道路のアクセスが確保されないところも多くあったのです。

【塩素によって水の浄化が出来るよう、井戸に隣接して浄化処理設備が備え付けてあります。】
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【洗濯場所が隣接してあります。】
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【現事業地の一つであるここで、貯水槽の建設が急ピッチで行なわれています。】
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【ハリケーンの影響でしょうか、移動中に大木が小川を挟んで倒れていました。】
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【移動中に、素晴らしい景色を見ました。】
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 今後も、引続き皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願いします。

海外事業部/牛久保純平

11月 8, 2012 ハイチ |