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2011年7月25日 (月)

【コミュニティ・カフェ】 なかやしきっさ@中屋敷

-炊き出し最終日、餅つきでお疲れさま会-

 津波から3週間後の4月7日以来、休むことなく中屋敷地区で炊き出しを行ってきました。

 7月22日、その炊き出しが終わりました。JENが石巻市内数か所で行ってきた炊き出しは、これで一旦すべてが終了しました。

 炊き出しボランティア参加のべ164名、計24,967食を提供しました。この日は最終日ということで、中屋敷で活動を続けていたボランティアチームと地域の方々による“餅つきお疲れさま会”を行いました。

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 元気いっぱいの子どもたちが奏でる太鼓の音が鳴りひびくなか、近所からぞくぞくと人が集まってきました。

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<写真:力を合わせて、せーの!>

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<写真:お母さんたちが手際よく、きなこ・のり・納豆・あんこを>

 もちつきの後に、炊き出しを始めるきっかけとなった「スペース」を提供して下さっている阿部さんに、これまでの4か月を振り返っていただきました。

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 「…あの日から4か月経って、まだ夢見ているような感じはいまだにあるんだけど、なんとかここまで来ました。

(中略)

…津波があったけども、そのおかげで、こうして皆さんに出会うことが出来ました。近隣の人たちとも、普段はあまりしゃべらなかったけども、お互い苦しい状況のなかで助け合って、しゃべるようにもなりました。

もちろん津波は決していいことではないんだけども、マイナス面だけではなかったです。考えようっていうのかな…(中略)

 “千年に一度の場面に立ち会えた”、っていう側面から考えたら、あの…幸せ、っていうか…津波に流されて幸せってことはないんだけども…そういうふうな思いですね。炊き出しをする女性たちの明るい笑い声をきけば、男たちも頑張れるしね。女の人たちが沈んでいれば男も沈んでしまう。我々は本当に、運が良くて生かされたんだなって。

 被災したときは、これからどうやって暮らしていくんだって思ったけれども、JENさんはじめボランティアの皆さんがヘドロとがれきの片付けをしてくれたおかげで、なんとかやっていけるっていう気がしました。

ここまで来たら、あとは前進あるのみです。本当にありがとうございました」

 これまで炊き出しを行っていたスペースは、今後、「コミュニティ・スペース」と名前を変え、用途もご飯に限らず、その時必要な様々なアクティビティが加わります。スペースの運営は、地域の皆さんとJENが二人三脚で行います。

 中屋敷を含む上釜地区は、震災後5カ月たった今もまだ、ライフラインが完全に復旧していません。その結果、市から食糧の配給を受けながら2階で生活を送っている方が数多くおられます。自宅に避難されている方が多いということもまた、今回の震災の特徴です。この地域の人口は、少なく見積もっても震災前に比べて1/4以下(避難者含む)になりました。

 「3月11日が一番悪い日だったから。もうこれからはよくなっていくだけだから。頑張ります」

と話す阿部さんの奥さんを中心に、コミュニティが再び活性化する日まで、JENは、そのプロセスをお手伝いさせていただきます。

 周辺地域への支援活動の拠点として、またこの地域の方が、やってきて安心できたり、ほっとできる空間として、コミュニティ・スペースが発展してゆくことを願いながら、JENはコミュニティの皆さんと共に一歩一歩歩んでゆきます。

 人々の復興への歩みは、ようやくスタート地点にたったところです。引き続き、皆さまの心強いご支援をよろしくお願いいたします。

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7月 25, 2011 コミュニティ再建, ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか), 心のケア, 文化、生活、習慣, 東日本大震災 |