【泥だしボランティア報告】 果てしない作業、だからこそ人手が必要
期間:2011/6/3~6/9
参加人数:1192名
今週は渡波地区、民家周辺の側溝掃除です。
<写真:側溝の様子。3ヵ月ほどたった今も泥とゴミでいっぱい>
家屋の泥だしが進んでいる地区でも側溝は泥とゴミで埋まっています。なので、雨が降ると下水が逆流し溢れ出たという報告さえあります。
なので、梅雨に入る前までに水路の確保が急務です。
<写真:泥を出し終えた側溝には石灰をまいて消毒します>
側溝の掃除は、天候や場所の状況にもよります。一日約500mを30人程のJENボランティアが一斉に作業にあたります。重いコンクリート製の側溝のふたを一つ一つ手作業で開け、濡れた泥をかき出す作業は容易ではありません。
作業を終え疲れ切ったボランティアのもとに、近所の子どもがかけよってきました。
<写真:手作りのお礼カード>
家の周りをきれいにしてくれてる人たちに、自分たちは何が出来るだろう?と、兄弟で話し合い「お礼カード」を作ることになったそうです。
こういった暖かい心の交流も、外からやってくるボランティアにとっては明日への活力につながるのでした。
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<泥だし・がれき撤去にあたるボランティアへの注意事項>
―日射病対策―
・作業時間、休憩の取り方
休憩はこまめにとりましょう。作業を1時間行ったら10分の休憩、次に50分の作業、10分の休憩という風に作業時間を短くしていきましょう。
・持ち物
塩分、水分をこまめにとるようにしましょう。塩、うめぼし、水を持ちましょう。
(石巻市社会福祉協議会より)
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6月 10, 2011 緊急支援東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか)心のケア | Permalink