ボランティア体験記3:牡鹿半島で泥だしボランティア
人生初のボランティア - by K
ゴールデンウイークの5月6~7日、人生初の災害ボランティア活動に参加ました。
初日は石巻市北部牡鹿半島の十八成(くぐなり)地区にて、漁船の修理工場とおぼしき場所での瓦礫の仕分・整理作業をメンバー6人で手伝いました。
工場長のおやじさんの話では、ここの海岸は踏みしめると砂が鳴く鳴き砂で有名な海水浴場だったそうですが、今や砂浜自体が無くなってしまっており、全く見る影もありません。
敷地内には海水をかぶって動きそうもない4トントラック、なぜか路線バス、泥に埋まったトラクターなどがあり、地面には、船のスクリュー、修理用の部品、釘、ネジ、ガラス片、スレート片などが混ざった泥がありました。
作業はこの泥からタイヤのパンクにつながる釘、ネジ、ガラス片を取り出すというもので、畳二畳ほどの片付けで一日が終わってしまいました。おやじさんが試しにトラックを始動してみると言うので手伝ったところ、水没したはずのエンジンが勢いよく始動しました。これによりトラックのウインチが使えるようになり泥に埋まっていたトラクターの引き上げに成功しました。この時のおやじさんの嬉しそうな顔が忘れられません。
2日目は、市内渡波地区のお宅の一階部分の片付けをメンバー6人で行いました。
わずか2日間の作業でしたが、日ごろの運動不足もあり、終わる頃には、足・腰・背中・肩・腕の筋肉がパンパンに張ってしまいました。
会社勤務に戻った今も筋肉痛が続いていますが、それを意識する都度わずかながら被災地の方と痛みを分かち合えたような気がします。
(追伸)ヨーロッパはスイスから、仕事を長期休んで(その間No Salaryとのこと)、単身、災害ボランティアに参加している若者が居ました。全く頭の下がる思いでした。
この狭い日本で何万人もの仲間が被災し困窮している今こそ、被災地向けの掛け声ばかりでなく日常生活の復旧を支える時だと痛感しています。
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5月 20, 2011 緊急支援東日本大震災ボランティア派遣(泥だし・漁業支援ほか) | Permalink