ついにサイクロン・シェルター型学校が完成
外務省NGO連携無償資金協力の助成と清原美彌子様のご遺志、そしてご寄付や様々な形でご支援をいただいている皆さまのご協力を得て、9月16日、サイクロン・シェルター型学校2校が完成しました。現地調査・計画から含めると本当に長い時間がかかりました。しかしその甲斐があって、強固で安全な建物を作ることができました。温かく見守って支援をしてくださった皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
村人たちの話にあった「夢にまで見た建物」という感覚は、我々も同じです。様々な問題に直面し、何度も「完成できるのだろうか」と思うことがありました。ですが、問題をひとつずつ、村人やスタッフとともに泣き笑いながら乗り越え、完成しました。村人たちが、「ただ支援をもらうのではなく自分たちも協力したからできた。皆が協力すればなんでもできる」そういう希望を持ってくれて初めて、本当の意味で「村でひとつのことが成し遂げられた」と言えると思います。
子どもたちが本当に嬉しそうに学校じゅうを走り回っている笑顔をみると、仕事の苦労も疲れも吹き飛びます。この続きは、10月末の東京での報告会でお話しいたします。報告会の詳細はホームページなどで近日お知らせいたしますので、皆さまどうぞご参加ください。
最後に改めてサイクロン・シェルター型小学校の建設のために多大なるご支援をいただいた故清原美彌子様、ご遺族の皆様、そして日本の皆さまに心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。