« ミャンマーのお正月「ティンジャン」 | トップページ | JENとの出会い »

2010年4月16日 (金)

緊急支援のあれこれ:情報共有のしくみ

 地震発生から約3カ月、ハイチでは大小様々な支援団体が、それぞれの理念の下に、支援活動をしています。このような状況では、それぞれの団体が単独で活動してしまうと、物資が重複してしまったり、一か所に多くの団体が集中してしまい、必要としている他の地域の被災者の方々に支援が行き渡らない、といった問題が発生する可能性が高くなります。このような問題を避けるためには、団体・機関同士の情報共有が不可欠です。それでは、情報共有はどのように行われているのでしょうか?

 緊急支援の現場では、国連機関である国連人道問題調整事務所「OCHA」によって、シェルター(住居関連)、保健医療、教育など、分野別に調整会議「クラスター」が開かれます。この会議は、災害発生直後で週3回、発生から3カ月ほど経過すると週2回のペースで行われ、「どの団体が、どのキャンプで、どのような活動を、いつ行うのか」といった具体的な情報が発表されます。また、会議では、様々な情報や問題の議論も行われます。

 さて、「情報共有のしくみ」は、常に進化をしています。ハイチでは、OCHAが管理をするウェブサイト上で、支援を行う全ての団体・機関が、情報共有をできるようになりました。グループソフトを用いて、掲示板を運営しているクラスターもあります。活動地域が遠方のため、会議に出席できない団体や、現場での限られた時間の中では、とても便利です。

 JENは、シェルター分野のクラスターに所属していますが、シェルタークラスターでは、Google Earth(地球上のあらゆる場所の衛生画像・地図などを見る事ができるバーチャル地球儀ソフト)を使って、「どの団体が、どこで、なにを、どれだけ配布したか」を情報共有しています。積極的に他団体と情報共有することによって、安全で効率的な支援を行うことができるのです。

 OCHAが管理するウェブサイト「oneresponse」には、クラスターや国連・NGOなどの垣根を越え、様々な情報が公開されています。

ご興味のある方はこちら⇒

JENでは ハイチ地震の緊急支援募金を受け付けています より迅速な支援を届けるために、皆さまのご支援が必要です クレジットカードでのご寄付 こちらへ 郵便振替口座でのご寄付 00170-2-538657 口座名  JEN *通信欄にハイチとご記入ください* ご協力お願いいたします。

4月 16, 2010 ハイチ |