国境を越えると
震災直後からハイチの首都ポルトープランスにある国際空港は、米軍および国連のみが使用可能な状況に置かれています。そこで、私たちは、陸路にて28日早朝にハイチへと移動しました。
ドミニカ共和国では、幹線道路はどこまでも舗装されており、道の両脇にある住居もピンクやエメラルドグリーンなど様々な色に塗られて、まるでカリブの映画を見ているようでした。
しかし、ハイチ国内に入ると国境周辺も道路は舗装されてはいません。それどころか、すぐ脇にある石灰の切り出し場から、ものすごい量の石灰の粉じんが飛んでいました。窓を開けていた私は、思わず咳き込んでしまいました。
首都に向かって進めど進めど、バラックとしか呼べない建物が並んでいます。ハイチは震災以前からカリブ地域でも「最貧国」でしたが、その通りの光景でした。その結果、ハイチ地震の被害はとても大きなものになっています。
なるべく早く緊急支援物資の配布し、そして、防災教育を行いたいと、強く実感しました。


