« 2009年7月 | トップページ | 2009年9月 »

2009年8月27日 (木)

雨期で学校に行けない・・・

090827_bglktytbk048_23709s  現在ジェンがシェルターキットを配布した村で、いくつかの小さな橋の支援を行っています。これらの村では、サイクロンですべての家が流されました。そのため、より安全な場所を求めて、サイクロン前と後では異なる場所に住むようになった人たちが多い村があります。それらの村では、サイクロン前の家から学校や僧院などへは、川を渡らずに行けましたが、現在の家からは、川を渡らなければいけなくなった人が多くいます。

 乾期の場合は、川の水かさも少なく、歩いて渡ることができましたが、現在の雨期では、干潮の時はかろうじて渡れるものの、満潮になると大人でも足がつかないほどの深さになります。そして、子どもたちが学校に行くことも、お坊さんが僧院と村を行き来することもできなくなります。090827_bglktytbk071_23709s

 村人たちから、ジェンに橋の支援をしてほしいとお願いがありました。調査をした結果多くの村人がその川のせいで、生活へ様々な障害が出ていることが分かりました。そのため、ジェンは橋の材料を提供し、村人が農業の田植えの合間を縫って、自分たちで建設という条件で、支援を行っています。写真のダーボーチョンという村では、大変村人が協力的で、予定より早いペースで橋が作られています。最初は道具もあまりなく、村人だけでこれだけの橋を作れるか不安でしたが、この進み具合なら、きちんと村人だけでつくれそうな確信がわいてきました。

090827_bglktytbk078_23709s  早くこの橋が完成し、みんなが安心して僧院や学校や村を行き来できるようになることを心から願っています。

8月 27, 2009 ミャンマー, 文化、生活、習慣 |

2009年8月13日 (木)

竜巻

090813_tornado00482s_3   7月中旬に、ジェンがジャパン・プラットフォームのご支援を受けてシェルターキット(住宅用建材)を配布した地域で、竜巻が起こりました。

  竜巻はすさまじい勢いで20軒の木造家屋を全壊させました。ジェンが配布したシェルターキットで作った家は、8軒ほどが被害を受けましたが、幸い屋根や壁の一部が風に飛ばされただけで、家そのものは健在でした。死亡者やけが人もでていません。

  ジェンは、柱の基礎部分をセメントとレンガで固めて作る技術を村人たちに新しく紹介し、彼らの同意を得てシェルターキットにその技術を採用しました。このことが家を頑丈にしています。

  村の人々にとっても竜巻は珍しい現象のようで、多くの人がどう逃げてよいのか分からずにいる状況でした。そうしたなか、ジェンのシェルターキットが竜巻でも家の構造自体はびくともしなかったことから、村人たちはジェンのシェルターキットでできた家の強度をさらに信頼するようになりました。

090813_tornadoktykp022_22709s   ジェンはこれからも、単純にサイクロン前の状態に戻すだけではなく、より安全に村人たちが生活できる新しい技術や方法を無理のないように紹介し、今後自然災害に襲われても、人々が安心して暮らせるような環境づくりを通して被災地の復興と自立を支える支援をしていきたいと思っています。

8月 13, 2009 ミャンマー, 文化、生活、習慣 |