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2009年5月21日 (木)

復興への絆 - サイクロンから一年を迎えて

090521_dscn8639s_low  先日、サイクロンで亡くなられた方々のために、村人とともに1周忌の法事を行いました。

 村のお坊さんたちにお経をあげてもらい、亡くなった方々の冥福を祈りました。その席では、すすりなく女性の姿が多く見受けられました。1年経過した今でも心の痛みが消えることはないようです。

 JENのスタッフたちも、それぞれ特別な思いでセレモニーに参加したようでした。改めて、ミャンマー人にとって、仏教はとても身近にあり、そして尊いものであることを感じました。法事の後には、子どもから大人まで村人総出で食事をしました。普段は復興の忙しさで、村人達は以前のように頻繁に集まることができないそうです。ささやかな集まりでも、その中の会話を通じて、村人たちが少しずつ被災以前の絆を取り戻していってくれればと思います。090521_dscn8754s_low

 この場を借りて改めて、サイクロン「ナルギス」で亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。被災地が一刻も早く復興できるよう、今後もジェンは支援を継続していく予定です。

5月 21, 2009 ミャンマー |

2009年5月 7日 (木)

ひとときの喜び

090507_img_0282s_low  多くの皆様にご支援をいただき行ってきたシェルターキット1500世帯分の配布が4月に終わりました。船で何時間もかけて資材を運び、到着した後も、大小の困難も伴いましたが、その苦労がいっぺんに報われる出来事が起きました。

 先日、私たちは、シェルターの配布が終わった事業地のひとつ、テーチャウ村へモニタリングに訪れました。ちょうど、住民たちは自分たちで建てたシェルターに住み始めたところでした。

 いつものように村に船で近づくと、船着場に大勢の人がいて、なんだか賑やかです。なんと村人が総出で出迎えをしてくれていたのでした。何より嬉しかったことは、子どもたちが、手作りで作ってくれた赤と青のジェンの旗でした。それも一つや二つではなく、かなりの数でした。ここまで熱烈な歓迎を受けたのは、ミャンマー赴任以来、初めてでした。最初は戸惑ったものの次第にうちとけ、村人と楽しいひとときを過ごすことができました。090507_img_0291s_low

 この村ではサイクロンの影響で、今も多くの農民たちが米作りを再開することができていません。支援物資の食糧で何とかしのいでいる状態です。ほとんど何も持たない村人たちの感謝の気持ちがこもった精一杯のもてなしは、私たちにとって忘れることのできない思い出となりました。

5月 7, 2009 |