復興への絆 - サイクロンから一年を迎えて
先日、サイクロンで亡くなられた方々のために、村人とともに1周忌の法事を行いました。
村のお坊さんたちにお経をあげてもらい、亡くなった方々の冥福を祈りました。その席では、すすりなく女性の姿が多く見受けられました。1年経過した今でも心の痛みが消えることはないようです。
JENのスタッフたちも、それぞれ特別な思いでセレモニーに参加したようでした。改めて、ミャンマー人にとって、仏教はとても身近にあり、そして尊いものであることを感じました。法事の後には、子どもから大人まで村人総出で食事をしました。普段は復興の忙しさで、村人達は以前のように頻繁に集まることができないそうです。ささやかな集まりでも、その中の会話を通じて、村人たちが少しずつ被災以前の絆を取り戻していってくれればと思います。
この場を借りて改めて、サイクロン「ナルギス」で亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。被災地が一刻も早く復興できるよう、今後もジェンは支援を継続していく予定です。