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2009年4月23日 (木)

ミャンマーの正月

090423_my_water_festivalapril2009c_  4月11日から21日にかけて長いミャンマーの正月「水かけ祭」が行われました。

 毎年、黄色い紫壇の花(現地語ぺダウ)が咲くこの時期になると、人々は灼熱の中、水をかけ合って楽しみます。

 「水かけ祭」の初日は、子どもたちが路上で水鉄砲やバケツを使って、通行人や車に水をかけることから幕が開きます。最も盛大になる翌日から3日間は、ヤンゴンの数箇所で野外ステージが設置されます。ステージ上からホースで湖から汲んできた水をかけ合います。そして、十分に水かけをし、街を清めた後、家で家族と静かに正月を迎えます。090423_my_water_festivalapril2009_2 

 今年の水かけ祭りは例年に比べてステージも少なく、寂しい、という声をよく聞きます。近年の気候の変化のためか、水祭りの4日間は雨が降ったり止んだりで参加者が少なかったようです。

 写真は水かけ祭りと同時に事務所の水道が止まったため、汗だくの日本人スタッフが道路の大混雑する中、水を求めて路上にでたものです。水かけ祭りなのに事務所は水不足という珍事件が起きました。そのため、ジェンスタッフは知人の家の井戸水で水浴びをさせてもらい、1年の汚れを洗い落としました。水のありがたさと隣人のやさしさをしみじみと感じました。090423_my_water_festivalapril2009_3

4月 23, 2009 ミャンマー |

2009年4月 9日 (木)

水祭りとサイクロン

090409_dsc00108s_low  昨年5月2日にミャンマーを襲った巨大サイクロン「ナルギス」の悲劇からもうすぐ1年。被災者たちは、サイクロン被害から生活を立て直すための厳しい毎日を繰り返しています。生活用具や仮設住宅など、最低限の支援は満たされつつありますが、元の職業である農業が、サイクロンの運んだ海水による塩害によってうまくいかず、多くの人が仕事を失ったままです。支援物資と少しの魚やカニ取りだけで生活している状態が続いています。

 4月11日からミャンマーの正月を迎えるための水祭りがやってきます。水祭りでは、鮮やかな伝統衣装に身を包んだ女性たちが伝統舞踊を披露したり、通りでは人々は水鉄砲やバケツで通行人や車に水をかけて大騒ぎします。1年の汚れを洗い落とす大切な宗教行事ですが、被災地の村人たちは例年のように心から楽しむことはできないようです。それは、生活の厳しさだけではなく、再び起こるかもしれないサイクロンへの不安があるからです。

090409_dsc09640s_low  ジェンは今、高波が再び押し寄せた際に人々が避難できるシェルター型学校の建設を計画しています。また、巨大サイクロンに備えて防災訓練も行う予定です。被災者たちが、再び安心して水祭りを楽しめるようになるよう、ジェンは支援を続けていきます。

4月 9, 2009 ミャンマー |