まだまだ必要なシェルター・キット
住宅の被害の大きかったデダエおよびボーガレにおいてニーズ調査を実施しました。そして、デダエの約380世帯、ボーガレの約460世帯にシェルター・キットを配布することを決定しました。
家を失った人びとは、仮の小屋を作ったり、被害を免れた家に数家族が共同で住んだりしている状態です。仮の小屋は雨風に弱く、村人は「早く安心して住める家に住みたい」と言います。また、他の家に身を寄せている人も、「家族だけの生活をしたい。家主にあまり迷惑をかけたくない」と、シェルター・キットの配布を心待ちにしています。
ラプタでは、配布が決定した約千世帯に加え、引き続きニーズ調査を行っています。海岸近くの村は特に被害が大きく、調査をすればするほど、シェルター・キットに対する必要性が見出せます。
さらにラプタでは、シェルター・キットの資材の調達が進んでいます。支援先の村は、サイクロンによって竹も木もヤシも全て流されてしまったため、調達が困難になっています。ジェンとミャンマー商工会議所は、被害の少なかった地域から資材を集めて支援先の村に搬送し、村人にシェルター・キットとして配布する予定です。
JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。
郵便振替口座番号:00170−2−538657 口座名義:JEN
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