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2008年7月31日 (木)

ラプタでのシェルター配布

Dscn0650s_low  サイクロンが直撃した地域の中でも、特に被害が大きかったラプタでシェルターの配布を開始しました。

 現在、ジェンが支援するラプタの村々では、サイクロンによって家屋の全てが崩壊しました。その後、流されてきた廃材で仮の掘っ立て小屋を建てたり、それができない人は、親戚や他人の小屋に居候している状況です。Dscn0732s_low

 家族以外の人と狭い家に同居することは、被災のショックに加え心的なストレスの原因にもつながります。たとえば、本来5、6人で住む家に、15人で住んでいる小屋もあるのです。「家族だけの元の生活に戻りたい。家さえあれば何とかなる」と人々は口をそろえて言います。

Dscn0827s_low  ジェンは、過剰な支援は行いません。被災者が元の生活を取り戻すために、本当に必要な支援のみを行います。人々の自立を促すために必要な支援とは何かを考え活動する中で、シェルターを配布している村々では、ようやく人々に笑顔が戻り始めました。

JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

郵便振替口座番号:00170−2−538657  口座名義:JEN
※通信欄に「ミャンマー」とご明記ください。

7月 31, 2008 ミャンマー, 支援物資配布, 緊急支援 |

2008年7月24日 (木)

日本から、トタンが到着

24th_july_cgi  ジェンは、シェルター・キットの配布に加え、イオングループ様ご提供によるトタンの配布事業を実施しています。

 サイクロンによって多くの建物の屋根が吹き飛ばされた結果、家の資材となるトタンの需要が高くなっています。しかし、物資が現地で調達できないため、緊急支援物資として日本で調達、現地へ輸送し配布することになりました。

 写真にある約1万枚のトタンは、被害にあった公共施設などの建物の屋根を修復するために使用されます。24th_julycgi 

 7月1日、トタンを載せた輸送船は横浜港を出発、22日に無事ヤンゴン港に到着しました。現在、ヤンゴン事務所では、ミャンマー商工会議所連盟とともに屋根修復が必要な場所の選定を急いでいます。特に支援が届き難い地域での配布を予定しています。

JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

郵便振替口座番号:00170−2−538657  口座名義:JEN
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7月 24, 2008 ミャンマー, 企業の皆さまからのご支援, 支援物資配布 |

2008年7月17日 (木)

さあ、家を作るぞ

15th_july_low  7月11日、いよいよシェルター・キットの配布をデダエのレイチョン村で開始しました。配布当日は、村人たちが総出で私たちを出迎えてくれました。これまで親戚の家や流れてきた材料で建てた仮の小屋に住んでいた人びとが、ようやく家を作れる段階まで来たのです。

 ジェンの配布するシェルター・キットは、家一軒分の資材からなります。資材配布後に、建設会社の指導のもと、住民みずから家を建てます。

 写真は、建設の様子です。7、8人なら一日で完成します。このシェルターは、2、3年はそのまま使えます。メンテナンスをすれば、さらに長く住み続けることができます。ジェンは、現地の風土に合わせたキットを配布するため、建設会社と相談の上、サイズや材料を決めました。「大変馴染みのある材料で、安心して住める」と村びとから喜びの声が聞こえてきます。

 他の地域や村でも、資材の調達が進み、配布にむけて準備が進んでいます。

JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

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7月 17, 2008 ミャンマー, 支援物資配布, 緊急支援 |

2008年7月10日 (木)

守れなかった赤ちゃん

写真の木に乗せてあるゆりかごは、ラプタで妻子を失い、独り残された村人のものです。
サイクロンの時、なんとか愛する子どもを守ろうと、ゆりかごに寝せて木の上に置きました。
しかし結局、赤ちゃんも奥さんもサイクロンで流されて亡くなってしまいました。
この男性は、ひどく落ち込んでいて、「今は、このゆりかごを木から下ろす気にはなれない。このままにしておきたい」と語ります。
彼のように、被害の大きい村には家族の中で一人だけ生き残った人が大勢います。
精神状態が不安定ななか、彼らは私たちに悲しみを打ち明けずにはいられないのでしょう。

10_july_08 

今回調査した、海に近くて大規模な被害に見舞われた村では、3分の2にも上る村人がサイクロンで命を失いました。
ジェンは、このような村々でシェルターキットを配布します。
ミャンマーの地方では、今なお村人同士が協力して家を建てます。
JENが配布するシェルターキットは、村人が協力してシェルターを建てることを意図しています。
このように、被災後に住民同士が共同作業に携わることは、お互いを励まし合うためにも大変重要です。

シェルターを一緒に作るだけでは、心の傷をすべて癒やすことができるわけではありませんが、同じつらさを経験した人たちが協力する機会を通じて、少しでも心のケアに役立てれば、とジェンは考えています。

JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

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7月 10, 2008 ミャンマー |

2008年7月 3日 (木)

まだまだ必要なシェルター・キット

080701_low  住宅の被害の大きかったデダエおよびボーガレにおいてニーズ調査を実施しました。そして、デダエの約380世帯、ボーガレの約460世帯にシェルター・キットを配布することを決定しました。

 家を失った人びとは、仮の小屋を作ったり、被害を免れた家に数家族が共同で住んだりしている状態です。仮の小屋は雨風に弱く、村人は「早く安心して住める家に住みたい」と言います。また、他の家に身を寄せている人も、「家族だけの生活をしたい。家主にあまり迷惑をかけたくない」と、シェルター・キットの配布を心待ちにしています。

 ラプタでは、配布が決定した約千世帯に加え、引き続きニーズ調査を行っています。海岸近くの村は特に被害が大きく、調査をすればするほど、シェルター・キットに対する必要性が見出せます。

 さらにラプタでは、シェルター・キットの資材の調達が進んでいます。支援先の村は、サイクロンによって竹も木もヤシも全て流されてしまったため、調達が困難になっています。ジェンとミャンマー商工会議所は、被害の少なかった地域から資材を集めて支援先の村に搬送し、村人にシェルター・キットとして配布する予定です。

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7月 3, 2008 ミャンマー, 支援物資配布, 緊急支援 |