2015年7月 2日 (木)

【速報】被災者の想いに耳を傾けて

こなごなになったレンガの瓦礫(がれき)の山の間を歩いていると、2人の姉妹が木陰で無言のまま座っていました。

プラティバさんが2人に声をかけると、もうすぐ20歳になる、というお姉さんが淡々と被災の時の様子を語ってくれました。プラティバさんは、JENのパートナー団体として協働で今回の支援活動を行うNGOの代表の女性です。

* * *

目の前の瓦礫の山は、かつては彼女の家でした。
17歳で結婚した彼女は、地震当時結婚3年目でした。最愛の夫を地震で亡くしてしまいました。

私はその時、彼女の夫の命を奪ったレンガの瓦礫の上に立っていました。はっとして、「ごめんなさい」と謝りました。被災の現場に外からやって来て、無意識に第三者的な気持ちでいたかもしれない、と自分を戒めた時でもありました。

支援活動を進める中で、多くの被災者の方から家族を失った辛く悲しい体験や、被災からの復興に向けた想いなど、いろんなお話をうかがうことになります。支援のプロとして、寄り添う気持ちを第一に、そして毎日の現地の人たちとのふれあい、一合一会を大切に、人びとの復興と自立に向けた活動を進めてゆきます。

皆様の、ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

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*この活動は、支援者の皆さまおよび、ジャパン・プラットフォームの協力により実施しています。

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ネパール地震 緊急支援募金を受付けています:
より迅速な支援を届けるために皆さまのご支援が必要です。

クレジットカードでのご寄付は、ホームページへ
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*「ネパール」を選んでください*

郵便振替口座は、こちら
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nepal

7月 2, 2015 ネパール, 緊急支援 |

水管理委員会紹介 ―ジャンティ地域編―

 今回はグランゴアーブ地区ジャンティ地域の水管理委員会を紹介します。
 
 村を歩いていると、給水施設が壊れてそのまま放置されている状況が、しばしば見受けられます。JENハイチは給水施設の建設に加え、水管理委員会の育成・強化に取り組んでいます。水の使用を管理する習慣がなかった現地コミュニティで、住民自身の手で水供給施設の維持管理を行えるように能力強化を支援しています。

【キオスク型給水施設を管理しているキオスク管理人】
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 ジャンティ地区では、2年前から支援を続けてきた結果、水管理委員会自身で給水施設の維持管理を行えるようになっています。今年の1月~3月にキオスク型給水施設で徴収された利用料は3,985グルド(約1万円)でした。

 また、水管理委員会は、私用水道も管理していて、その月毎の徴収率は67%を超えています。私用水道を持つ家庭では水量測定器が活用されていて、水の消費量をもとに、月ごとに使用料を支払います。これらの利用料は、給水施設の維持管理に使われています。 

【家庭内にある私用水道】
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【給水施設の水質検査をする水管理委員会のメンバー(真ん中)とJENスタッフ】
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【JENでは、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。
ご寄付は、こちらから受け付けております】

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7月 2, 2015 ハイチ, 水管理委員会, 水衛生改善 |

2015年6月25日 (木)

【速報】ネパール駐在スタッフ(日本出身)よりメッセージが届きました

「ナマステー!」 駐在員からのメッセージ

 4月25日の震災からすでに2ヶ月がたちました。いまだに多くの被災民の方たちが住まい、食糧や生活するための必要品がなく、不便な生活を強いられています。山岳地では雨による地崩れがとても心配されており、復興に向けた支援が中長期にわたり必要とされています。

 本日6月25日に、首都カトマンズで国際会合が開催されました。日本政府は学校、住宅、病院などの再建に向け、2億6千万ドル(約320億円)を支援するとの方針を示しました。

 JENもネパールの団体と協力して、ネパール被災者の方たちの復興に向けた活動に取り組みます。遠隔地に居住し支援が十分に届いてない方たちに、食糧や生活に必要な物資を配布する予定です。

 村での支援物資の配布の際には、安全な食糧の備蓄の方法、衛生的な行動、余震や雨季による二次災害から身を守る方法など、被災者の方たちの生活に必要な知識も伝えていきます。

***

 日本からのスタッフもカトマンズに到着し、本格的にネパールの活動地域の行政や協働団体との調整を始めました。駐在員の原口珠代は「ナマステ―」とネパール語で明るく挨拶するほど現地になじんでいます。

 
 今後も随時情報を発信していきます。皆様の温かいご支援・ご協力に感謝申し上げます。

*この活動は、支援者の皆さまおよび、ジャパン・プラットフォームの協力により実施しています。

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6月 25, 2015 ネパール, 事務所・スタッフ, 緊急支援 |

2015年6月19日 (金)

【速報】 ネパール地震緊急支援、事業責任者(ネパール出身)よりメッセージが届きました

ダディン郡、ヌワコット郡などネパール中部の事業地域で、現地政府や現地パートナー団体との調整が遂に本格化。 JENのネパール地震緊急支援で活動を統括する事業責任者、ネパール出身スタッフのラジーブ・カナルからのメッセージをご紹介します。

「皆さん、私は1994年~2005年まで、JENで働いていました。旧ユーゴスラビアスリランカインドなどで様々な緊急支援の場に立ち会い、JENのチームを率いていました。今回、祖国ネパールで大きな地震が発生しました。すぐさま、被災した自分の国の人たちの復興を支援したいと強く願い、JENの仲間と共に支援活動開始にむけた準備をおこなってきました。

活動を行う地域の様子や現地の人たちの声を、これから毎週皆さまにご報告していきます。被災したネパールの人たちの心の復興のために、皆さまの温かいご協力が必要です。ご支援を、どうぞよろしくお願い申し上げます」

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ラジーブが行った数々の支援活動、この機会にぜひ知ってください。

■旧ユーゴスラビア民族紛争で発生した難民への支援活動

詳しくは、こちら

■インド洋津波被災者緊急支援(スリランカ)

詳しくは、こちら

■インド・グジャラート州で発生した大地震への緊急支援

詳しくは、こちら

Jen

【写真:ラジーブがインド洋津波支援でスリランカ事業を立ち上げたとき(右から2番目)】

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6月 19, 2015 ネパール, 事務所・スタッフ, 緊急支援 |

2015年6月18日 (木)

【速報】 ネパール地震緊急支援、進捗報告

被災者の生活復興に向けた支援

 4月25日ネパール中部で発生したマグニチュード7.8の地震では800万人以上が被災し8,600名以上が亡くなりました。

 発災以来、JENでは現地の状況を調査してきました。ネパールの被災地では平時の生活環境とその地理的条件のため、多くの支援活動が極めて困難な環境のもと届けられています。そして6月に入りました。震災から2か月近くが経ちましたが、余震による被災や、未だにテントなどで寝泊まりし、限られた食糧を少しずつ食べて凌いでいる被災民の方たちが多くいます。

 ネパールの「遠隔地」とは、日本に暮らす我々が想像できないほどの険しい山岳地帯です。これらの地域は平時から車でのアクセスが難しく、住民は徒歩で行き来しています。被災地の多くは、このような遠隔地にあり、支援団体が1~2日歩いて支援(物資)を運ばなければならず、未だに支援が不足しています。

 アクセス困難という物理的な障がいに加え、社会的な障がいも懸念しています。ヒンドゥ教をはじめカースト(階級制度)の低い民族、いわゆるマイノリティと呼ばれる先住民族、女性が世帯主となり家族を養っているコミュニティなどは、支援物資の配布の際に不当な差別をうけたという報告があります。子どもたちは特に苦しい状態にあり、地震の記憶と恐怖、家族や家屋を失ったショックによりトラウマ状態に陥り、心細い日々をおくっています。

 JENはこのような環境のもと、被災した人びとの中でも特に支援から取り残されている地域や人びとを対象に、物資配布などの緊急ニーズに応えます。また、人びとの復興と自立への道を支えるため、食糧・生活必需品・生業である農業を再スタートするための農器具を提供する計画です。子どもたちへは、文房具やスポーツ用品も配布します。こうして、大人は被災のショックから立ち直り、子どもは楽しみを思い出し、安全、安心な生活を取り戻し、再び学びたい、と思える環境に戻るよう促していきます。

 支援者の皆様には、ぜひJENの活動へご支援をよろしくお願いいたします。

 次の支援速報では、事業責任者ラジーブ・カナルからのメッセージをご紹介します。ラジーブは、JEN設立の1994年から11年間、旧ユーゴスラビアでの数百を超える難民支援、スリランカで実施したインド洋津波被災者緊急支援インドでの地震緊急支援などでチームを率いた人道支援のエキスパートです。

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6月 18, 2015 ネパール, 緊急支援 |

水源の修復工事の様子を紹介します

 本事業地グランゴアーブ地区Bas Gerard(バジェラー)にて、現地での調査を踏まえたDINEPA(ハイチ水衛生管理局)との合意のもと、5月から水源の修復工事を始めました。

 水源はコンクリートで覆われていますが、損傷した箇所から汚染水が逆流し、水源を汚染する可能性がありました。バジェラーの住民はこの水源からキオスク型給水施設や私用水道を通して水を得るため、安全な水を供給するには、水源の修復工事が必要でした。

 今回の工事により、汚染水の進入を防ぐだけでなく、水の量もこれまで以上に確保される予定です。

【水源のコンクリート隙間から水が流れている様子】
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【水源の修復工事をしている様子】
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 また、訪問時、収穫期を迎えたマンゴーをたくさん見ることができました。マンゴーの木は村のいたる所にあるので、住民にとっては珍しいものではなく、とても身近な果物です。バジェラーの住民数に対し、マンゴーの数は明らかに多く、収穫期を迎えても、木の下にそのまま放置されているマンゴーもあります。

【収穫時期を迎えたマンゴー】
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【木から落ち、放置されているマンゴー】
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【JENでは、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。
ご寄付は、こちらから受け付けております】

haiti

6月 18, 2015 ハイチ, 水衛生改善, 給水施設修復・建設 |

2015年6月 4日 (木)

給水施設の建設が完了!

 JENハイチ事務所は、レオガン地区Haut Gerard(ウジェラー)にて既存蛇口式給水施設6棟からキオスク型給水施設6棟へ改設。グランゴアーブ地区Bas Gerard(バジェラー)では、既存蛇口式給水施設3棟からキオスク型給水施設4棟へと改設しました。

 これらの給水施設は今後、建設物の検証を行い、水管理委員会へと引き継ぎます。毎月利用料を徴収するシステム導入など、地域の人びとが給水施設を維持管理していけるように研修を行う予定です。

 キオスク型給水施設の特徴は、利用料の徴収がより確実に行えるシステムであるため、水管理委員会が主導して長期的な維持管理ができることです。また、水の供給がコントロールできるため、水の無駄遣いも防げ、給水所が管理されるので水因性感染症の予防にもつながります。

【キオスク2号棟、Haut Gerardにて】
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【キオスク5号棟、Haut Gerardにて】
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【キオスク3号棟、Bas Gerardにて】
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【水管理委員会Bas Gerard代表(左側)とJENスタッフ(右側)】
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 この給水施設は、日本の外務省及びハイチの人々を支えてくださっている支援者の皆さまのご支援により建設することができました。Haut GerardやBas Gerardの人々に安全な水を届けるためになくてはならない設備となっています。



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6月 4, 2015 ハイチ, 水管理委員会, 給水施設修復・建設 |

2015年5月28日 (木)

ネパール地震:写真が届きました

JENでは、東北部の8県の、特に支援が行き届いていない地域にフォーカスし、細かい調査を行っています。

ようやく届いた写真です。

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現地からの情報入手次第、支援速報、SNS、メールマガジンで
支援活動の進捗をご報告いたします。

この機会に、是非ご登録ください。

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nepal

5月 28, 2015 ネパール, 緊急支援 |

2015年5月22日 (金)

【速報】 ネパール地震緊急支援、出動します。

2015年4月25日にネパールで発生した大地震の被災者緊急支援に出動いたします。


現在、緊急支援物資配布、その後の支援活動開始に向け、
準備を行っています。

これより、現地からの情報入手次第、支援速報、SNS、メールマガジンで
支援活動の進捗をご報告いたします。

この機会に、是非ご登録ください。

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5月 22, 2015 ネパール, 緊急支援 |

2015年5月21日 (木)

事業地紹介 ―バジェラー編―

 今回は、本事業地であるグランゴアーブ地区バジェラー地域を紹介します。

 バジェラーは以前紹介したもう一つの本事業地であるレオガン地区ウジェラーから車で5分ほど行ったところにあり、160世帯が住んでいます。
住民は主に農産物、家畜、炭の販売を通して、現金収入を得ています。バジェラーは山間に位置しているので、耕すのに十分な土地がありません。そのため、住民にとって炭は貴重な収入源で、木を切り倒し、焼き、近くの市場にて販売しています。

 JENはこのコミュニティでキオスク型給水施設4棟の改設、貯水槽1棟の修復、水管理委員会の育成、衛生促進活動を行っています。

【建設中のキオスク型給水施設(右側)】
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【修復中の貯水槽】
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 3月23日には「世界水の日」に因み、衛生的に正しい水のくみ方、水の保護の仕方、浄化剤を使った水の処理の仕方などの衛生活動を行いました。

 今後は、給水設備を建設、修復することにより、地域住民が安定かつ平等に安全な水にアクセスできるようになること。公衆衛生に関する主要な危険(コレラ感染含む)を認識し、衛生状態の悪化を防ぐための手段を取れるようにすること、をめざし、継続して衛生促進活動を行っていきます。

【炭を作っている住民】
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haiti

5月 21, 2015 ハイチ, 水衛生改善, 給水施設修復・建設, 衛生教育 |